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第85話 テニス・タイラント
しおりを挟む空気を殴りつけるような轟音が、夜の闇に響く。その振動で、先を進むピックアップトラックに乗った聖たちも、異変に気付いた。後続するバンがスピードを上げながら、左右に蛇行する。何が起きたのか分からず視線を向けると、バンの後方で何かが光った。次の瞬間、焼けたナイフでバターを切るかのように、走行中のバンの屋根が真っ直ぐに裂けた。
「え、えぇっ!?」
思わず目を疑う聖。見間違いなどではない。
裂けた屋根の断面がオレンジに変色し、やがて黒く染まった。
「うそ、なに!?」
あまりに常識離れした光景を目の当たりにし、声をあげるミヤビ。よく見れば、バンは屋根だけでなく、車体右側にも同じような裂け目ができている。そして裂けた隙間から、乾いた連続音と、小さな光の明滅が覗いた。
「銃声? なにを撃ってるの?!」
「ミヤビさん、立つのは危ないっ」
荷台の上で立ち上がろうとするミヤビの腕を、聖がとっさに掴む。
「オイ、後ろで何が起きてる!」
運転席と荷台の間にあるスライドウインドウ越しに、エディが怒鳴った。
「分からない! リッゾ達が何かを撃ってる! バンの屋根がいきなり裂けたんだ!」
「裂けたぁ? どういう……マジかよ」
バックミラーに映ったバンの惨状を目にしたエディが、言葉を失う。バンが更に加速し、聖たちの乗るトラックの左側に並んだ。裂けた損傷部がよくみえ、トラックに乗ったメンバーがその異様さに息を飲む。
「先に行け! アレはこっちで食い止めるッ!」
リッゾが叫び、こちらの返事を待たずに減速してトラックと距離をとる。何も言えずバンを目で追い続ける聖。するとバンの後方に、妙な動きをする白い人影の存在が、聖の目に映った。
「なに……あれ」
姿形は、間違いなく人間だ。だが、その動きは常軌を逸している。時速80㎞近いバンを、スピードスケートのような動きで追走しながら、不規則に向けられた銃弾をいとも簡単に避けている。長身痩躯で、身にまとう全てが真っ白だ。夜の闇では目立ちそうなものだが、不思議なことに油断するとすぐに見失いそうなほど、自然と闇に溶けている。
「……!」
その真っ白な人物が、トラックの荷台にいる聖とミヤビの視線に気付く。すると地を這うように姿勢を低くしたと思ったら、突如として急加速し、一瞬でバンを追い抜いた。そのままトラックの側面を通り過ぎ、すれ違いざま、聖たちに一瞥を向ける。瞬間、聖はそれと目が合った。
ニヤリと歪めた口元からは、血色の無い紫色の舌がチラリと覗く。衣服はおろか、髪も肌も異常なまでに白い。瞳は赤黒く、濁っている。パッと見は雪原にいるウサギのようだが、生命としての暖かみというものが、まるで感じられない。白という色の持つ、純粋で清廉なイメージとはかけ離れた、病的で死を連想させる薄気味の悪さ。雑菌を厭い、皮も肉も刮げるほど洗い落とし、露出した骨さえ消毒液に浸けたような。そんな、目的と手段が逆転するほどの狂気を思わせる漂白された白骨色。人間というより、ヒト型をした別のナニカ。そういう異常さを、聖は感じた。
<はン、あそこまで行くと叡知の成れ果てだな>
アドが意味の分からないことを言うが、聖はとても構っていられない。白い人物は2台の車の前に躍り出たと思ったら、今度は高く飛び上がり、一瞬でバンの後方へ着地する。その行動は意味があるように思えず、ただ悪戯にこちらを嘲笑い、からかっているだけのように見えた。
「あの浮いてるの、なに?」
ミヤビが白い人物の周りに浮いている円柱状のものを指さす。挙動があまりに常識離れしすぎていて気付かなかったが、白い人物の周りには5つ円柱状の何かが浮遊していた。一体なんだと思い聖が目をこらすと同時に、それが小さな光を放った。直後、リッゾたちが乗るバンの屋根が、再び溶けるように裂けた。
<オォ、スゲェ~! ファンネルかよ!>
はしゃぐように歓声をあげるアド。こんな状況で何を呑気に、と思う聖だが、そういえば日本のロボットアニメで似たような兵器があったことを思い出す。まるで魔法のように敵を攻撃するその兵器は格好良くみえるが、それはあくまでアニメの話。明らかな敵意を持って自分たちに向けられているとなれば、話は変わってくる。
(アド、あれはなんだよ!?)
<ボケ老人かテメェ。アレってのはどれだ。あの薄っ気味悪ィ白いのか? それともニュータイプが操るファンネルか? 仮に後者だとするなら、最近はあれ1つ1つに人間の魂が>
(オマエってホント嫌なやつだなぁ!)
アドの反応があまりにマイペースで、聖はかえって笑いそうになる。この緊急事態にあっても普段通りのアドの態度に、なんだか心強さを感じてしまう。だが、状況は決して笑っていられるようなものではない。
(誘拐の次はビーム兵器で襲撃されるなんて。もしあんなのが当たったら、タダじゃ済まない。虚空の記憶の役目があれば大丈夫だなんて楽観は間違いだ。なんとかしなくちゃ!)
聖は自分の周りを見渡すが、目ぼしいものは何もない。そもそも、どうやって状況を打開するかのアイデアすら浮かんでいないのだ。何か投げつけるものでも無いかと思うが、荷台にあるのは運転席と助手席にいるエディとリッカのリュックやダッフルバッグだけだ。自分たちを誘拐の黒幕へ届けたあと、彼らはそのままイタリアへ向かうらしい。その為、荷物は最低限にするよういわれていた。
<相変わらずイイコちゃんだな。連中は誘拐犯だぜ? どうなろうが関係ねェだろ>
(関係無いなんてことはないよ。もう関係しちゃってるんだから。確かに彼らは僕らを誘拐したけど、それについて僕は彼らを裁く立場じゃない。見殺しにする理由にもならない)
甲高いブレーキ音が一瞬響き、リッゾの運転するバンが激しく蛇行する。またどこかをあの妙な兵器で撃たれたのだろうか。距離が離れていて被害状況が分からない。状況の分かり辛さが、聖の焦燥感に拍車をかける。
「くそ、何か無いのか……!」
焦った聖は、適当に手元へ手繰り寄せたリュックサックを開く。
着替えやなにやらばかりで、目ぼしいものは何もない。
「聖くん、何してるの?」
なにやらガサゴソやり始めた聖に、ミヤビが声をかけた。
「なにか、あの白いヤツを邪魔できないかなって」
「じゃあ、これは?」
ミヤビが自分の近くにあったダッフルバッグを引き寄せ、チャックを開ける。中からテニスラケットと、封の空いていないボール缶を取り出した。
「ま、当たればだけどさ」
一瞬、良いアイデアに思えたが、すぐに理性で否定する。こんな安定しない走行中のトラックの荷台から、あちこち素早く動き回っている相手に向けてボールを打っても、かすりもしないだろう。それでは嫌がらせにさえならない。
「無理ですよね。そんな芸当、世界のトップ選手でもなければ不可能だ」
自分でつぶやいて、はたと手が止まる聖。
<おもしれェ! そういうの待ってたぜ!>
頭のなかで、アドが興奮気味に笑って叫ぶ。
だが、と聖は逡巡する。
あとのことを考えると、果たして今、この選択を採るのは正しい判断なのか?
視界の端で光が明滅する。見れば、バンの屋根が既に無くなっている。車体右側面も先ほどより損傷が拡がって、乗っている人間が丸見えになっていた。あのままでは、誰かが振り落とされるか、あるいは相手がトドメを刺しにくるかは時間の問題だ。
聖はラケットを握り、意を決して小さく唱える。
「マクトゥーブ」
唱えると同時に、聖の意識は虚空の彼方と繋がった。
★
虚空で叡智が立ち並ぶなか、聖は1冊の本をその手に取った。
記された名前を指先でなぞり、そこに刻まれた魂の記憶に触れる。
すると、聖の脳に、魂に、その人物の全てが流れ込んできた。
弱冠17歳にして英国の輝く芝の舞台を制覇したドイツの天才
最高時速250㎞を越えるそのサーブ、ついた異名は大砲の爆撃音
栄光の四舞台で男女同時優勝を成し、ドイツテニス界の黄金時代を築いた男
史上最も美しい前衛速攻型に対抗した、史上最も獰猛な前衛速攻型
サーブ、ストローク、ボレー、その全てが攻撃極振り特化型
繁栄も凋落も、他人とはスケールの違いをみせつけた、庭球界の暴君
彼の名前は
Boris Franz Becker
テニスに愛され、そして、嫌われた男だ
★
今やオープンカーもかくやといった惨状の大型バンのなか、乗車しているメンバーは必死の抵抗を続けていた。ビアンコは威嚇射撃を続けているが、残弾に不安があるため徐々にその手数は減っていく。アルマージの手りゅう弾はまだあるが、無闇に投げたところで当たらないうえ、敵の挙動を考えると投げ返される恐れがある。自前のハンドガンでビアンコのリロードに合わせて援護し、あわよくば一撃を狙うが、当たる気配は無い。
「クソがッ! 車停めて真っ向勝負した方がよくねェか!?」
「ダメだ。今は時間を稼いで、別班の到着まで粘る」
「粘るったって、ジリ貧だぜ! 弾もそろそろやべェぞ!」
運転しながら、状況が悪化していくのをひしひしと感じるリッゾ。ジオ達の護衛についている別班には召集をかけたが、到着には時間がかかる。それまでどうにか粘りたいが、戦力差があまりに大きい。数はこちらが多いが、装備している兵器の性能がケタ違いだ。恐らくまだ軍事用にすら配備されていないような、最新技術を駆使した兵装だろう。
(狙ってるのは日本人二人のはず。こんなヤツを投入してきたってことは、誘拐のガキ共やオレ等は始末するつもりだな。自分の手で人質を奪還し、その足でロシアの連中から取引材料である機密情報も奪い返す算段か。クソ、向こうの車にビアンコを乗せておけば、日本人を盾にできただろうに)
リッゾは運転に集中しながら歯噛みする。ミラーに視線を配り、相手の攻撃に先んじて車を左右に動かす。直線の攻撃しか出来ないレーザーに対し、せめてもの抵抗だ。無論、殆ど意味を成していないのは明白だったが。
(せめて、あの鬱陶しいレーザーだけでもどうにかできないか)
思考を巡らせるが、妙案は無い。ここがアメリカでなければ、もう少しまともな装備を調達できただろう。だが生憎と現地調達できたのは、金額の割りに粗悪な小火器ばかり。もっとも、スポーツ選手の護衛にそんな大層な装備は必要ないのだが、敵にしている相手が相手だ。今回のようなことが起こるケースも想定はしていた。ただ、敵の戦力がここまで極端だというのはさすがに想定外だった。
「チ、何をモタついてやがる。先に行けと……ん?」
襲撃者の狙いが日本人二人である以上、先行しているトラックにはさっさと先に行ってもらいたい。だが、トラックは未だリッゾたちの前方を走行している。もっとも、さきほど見せられた襲撃者の最高速度をもってすれば、ゆうに追いついてしまうだろう。単純に、聖たちが近くにいると嫌でも気にしなければならないのが、鬱陶しいだけだった。苛立ちが募るリッゾの目に、先行するトラックの荷台の上で立ち上がる人影が映った。
「なんだ? なにしてやがる?」
怪訝に思ったリッゾの表情が驚愕に変わったのは、次の瞬間だった。
★
<非撹拌事象の為、全ての能力は肉体強度に応じ、最適調整されます>
頭のなかで、書記の抑揚のない、しかし理知的で涼やかな声が響く。
<なつけ~。そういやいたなオマエ。もうちょい存在アピールしろよ>
アドがからかうように言う。お前のアピールが強過ぎるんだよ、と密かに思う聖。
<オメェが何考えてるかは分かるンだよボケ。さァて? お手並み拝見だぜ>
聖の意識が現実世界に復帰する。虚空の記憶から授かった能力が、以前よりもハッキリと強く感じられる。テニスを再開してから8か月以上経過し、少しは選手としての肉体に近付いているのかもしれない。とはいえ、実感としては撹拌事象のときの5割から6割といった感覚だ。
「オイ、エディ。コイツ借りるぜ」
自分の物言いに内心で驚きつつも、しかし身体の内側には獰猛な何かが猛っている。檻の中から外へ飛び出ようとする猛獣が、聖のなかに宿っているような感覚。缶を開けてボールを取り出し、聖は荷台の上に立ち上がった。
「聖くん、危ないって」
ミヤビがとっさに聖を支えようと手を伸ばすが、聖はそれを拒絶する。
「ワリィ、ちょいと離れてろ」
言いながら、聖は構える。
「ちょっと! まさか本気!?」
「オレに出来ないとでも?」
ピックアップトラックの荷台で、堂々と仁王立ちする聖。
「あれか」
バンの後方に、八の字を描くような軌道で動き回る白い人影。規則的に動いているようにも見えるが、バンからの銃撃を避けるためかよく見ればそこに法則性は無い。ランダムに動き続ける的を、聖はしっかりとその目に焼き付けた。
「いくぜ」
トラックはかなりの速度で走行しているため、聖は背中に強く風を感じる。だが、それを全く意に介することなく、聖は開脚の構えで構えた。そしてこともなげにトスを上げる。大きく膝を曲げ、上半身を反らし、渾身の力を込めて、一気に振り抜いた。
乾いた衝撃音が、風と共に闇へとけていく。一直線に飛んでいったボールが、白い人影の周りにあった電子制御型追尾兵器の一つに直撃する。装甲が脆いのか、いとも簡単にひしゃげて、ドローンは道路へ墜落して転げて行った。
「Geschafft!」
拳を握り、勇ましく咆える聖。
「うっそぉ!?」
<ヒューッ! やるねェ! 大したモンだぜ!>
目を丸くするミヤビ、囃し立てるアド。サーブによる狙撃の効果は充分あったらしく、ドローンを撃墜された白い人物が、バンから一気に距離を取ったのが見えた。原因不明の攻撃を受け、さすがに驚いたのだろう。
<いやァ~、コイツはおもしれェ! ベッカーが活躍したのは1980年代から90年代。その時代はまだ、ラケットの進化が追いついてなかった。それにも関わらず、21世紀以降の現代テニスに引けを取らない速度のサーブを、ベッカーは打ってやがった。そのベッカーがもし、全盛期のまま最新型のラケットを使ったらどうなるか? スポーツじゃ時々話のネタになる類の『もしも話』だな。もしも往年の名選手が現代に蘇り、現代テニスを覚え最新のギアを用いたら、最強は誰か? つってな>
アドが嬉しそうにいう。空想でしか見ることのできない『もしも話』。これまで聖が宿してきた選手のなかで、ベッカーはもっとも世代が古い。往年の選手が持つ卓越した技術と、新世代が使う最新技術の奇跡的なマッチング。それを最も近い場所で目の当たりにできたことに、いつも以上に満足しているようだった。
(リサイズされてて、これか!)
ベッカーの豪快奔放な性格が混じるせいで興奮気味だが、内心では聖も驚きを隠せない。最適調整されてなおその威力は健在で、なおかつコントロールの精度も高い。こんなサーブをこんな精度で打ち続けられる人物が、本当に実在したのかと信じられないという気持ちでいっぱいになる。だが、聖の触れたボリス・ベッカーの記憶、その存在は、紛うことなき事実として存在する。
<ま、爆発力だけは本物だったからな。反面ムラっけの激しいヤツで、プレーの派手さに反して勝率はそこまで良くねェ。とはいえ、ツボにハマったときのヤバさは折り紙付きだ>
まるで、ベッカーを直接知っているかのような口ぶりで話すアド。そしてその言葉を聞いて、自分の事ではないのに、聖はなぜか頷きたくなる。聖のなかに宿っているベッカーが、もっと自分を称賛しろと言っているみたいだと思った。
<どら、せっかく明日の試合を代償に覚悟を決めたンだ。ぶちかましてやれやッ!>
夜闇を駆けるトラックの荷台で、テニス界最強の大砲が、その爆撃音を轟かせた。
続く
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