Head or Tail ~Akashic Tennis Players~

志々尾美里

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第132話 蠢動する影

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 夕食の後、聖はホテルのラウンジでタブレット端末を眺めていた。

『――そして、渡久地選手はモザンビークで同郷の若槻選手に破れたのち、バーレーンのチャレンジャーズ大会へ参加。順当に決勝へ勝ち進んだ。しかしその決勝前夜、世界ドーピング防止機構、WADAワーダの職員が訪れ、抜き打ちのドーピング検査を実施。その後、その検査で禁止物質の陽性反応が検出された。この検査結果を受け、男子プロテニス協会ATPはバーレーンで渡久地選手が獲得した賞金とポイントを没収し、三年間の大会出場禁止を仮処分として発表。しかし、今回検出された禁止物質は、渡久地選手がこれまで日常的に服用していたアトピーの薬にも含まれているもので、今年三月に更新された禁止物質リストへ新たに追加されたものだ。申請を怠った渡久地選手のミスではあるものの、情状酌量の余地はあると思われ、渡久地選手およびWADA、そしてATPはこれについて協議の意向を示し、場合によっては減免も――』

 翻訳されたニュースを黙読しながら、聖は顔をしかめる。
 試合後で疲れているのもあってか、どうも固い文章が頭に染み込まない。

<高校サボってテニスばっかしてっからバカになンだよ>
 ケケケ、とアドが小馬鹿にする。聖はこれでも一応、練習と試合と移動の合間に、どうにか時間を見つけては、高校の課題をこなしている。もっとも、出来の良し悪しについては、正直なところ自信はないのだが。

(えぇっと、つまりこの話ってどういう事なんだ?)
<髭オジがミスったってハナシだろ。分かれよ中卒>
 プロになって以降、満足に高校へ行けていない聖としては、割とそのことを気にしている。親との約束で、高校だけは卒業するよういわれている手前、聖なりに勉強もやっているのだ。ただどうしても優先度が低くなり、テニスと反比例して学業は芳しくない。そんな聖にとって、アドの言葉は結構な、いや、割とかなりイラっと来るものだ。いつもの軽口であることは承知していたが、つい、聖は噛みつき返してしまう。

(あのさ、アドこそ学校行ったことあるわけ?)
<あァ~? ンだテメェ、生意気に言い返しやがってよォ>
虚空のアカシック・記憶レコードだかなんだか知らないけど、呑気に遊び惚けながら人の悪口ばっかり言うのは、あまり関心しないなぁ)
<はァ~? ンだテメェ、コラ。誰が呑気に遊び惚けてるってェ~?>
 傍からは見えないやりとりを繰り広げていると、不意に背後から声をかけられた。

「若槻、ここにいたのか」
「どわっ!」
 声に驚いた聖の膝が、テーブルに当たる。グラスが倒れて水がこぼれ、隣の席に座っていたスーツ姿の女性の足元まで水が広がっていく。テーブルを転がったグラスが落下し、床で砕ける間際、やけに長い足がすっと伸びてくる。リフティングの要領で器用につま先で衝撃を殺し、グラスは割れずに済んだ。聖が足から視線を見上げていくと、見知った顔がそこにあった。

「ジオ!」
 長身でやたら上品そうな、まるで貴族みたいな雰囲気をまとうジオ・ヴラン・ルーノが、ほっとした様子で立っていた。ジオはすぐにホテルのスタッフを呼びつけ、濡らしてしまった床を拭いてもらい、隣にいた女性に丁寧な謝罪をしていた。

「お騒がせして、すみません」
 ノートパソコンを開いて作業していたスーツ姿の女性は、大丈夫だから気にしないでと、優しく応対してくれた。聖もジオに続いて謝罪を口にしたが、その時になって初めて、相手が日本人であることに気付いた。何か挨拶でもしようかと思ったが、女性がすぐに作業を再開したので、迷惑にならないよう、それは控えた。

「驚かせてすまなかった。探したよ、若槻」
「ジオ、久しぶりだね」
 落ち着いてから改めて、二人は挨拶を交わす。大会のトーナメント表にジオの名前を見つけたときは、聖も驚いた。お互い連絡先は知っているが、最初にジオから「傍受を防ぐため、必要に迫られていないやり取りは控えよう」と言われていた為、聖は自分からジオに連絡を取らずにいた。もっとも、ジオの方から何か話が来ることもなく、結局マイアミで別れてから、顔を合わせるのも言葉を交わすのもこれが初めてだった。

「なにを読んでいたんだい?」
「え、あぁ、その、渡久地さんの件で」
 隣へ座るジオに、タブレット端末の画面を向ける。
 見出しを読んだらしいジオは、あぁ、と納得した様子で頷いた。

「それか。不運、といえば不運だったね」
「うん、まぁ、そうだね」
 渡久地のドーピング発覚は、意図的なものではなく、手続き上の不備が原因でありそうなことは分かった。アドは渡久地のミスだと批難したが、どちらかといえば不運な行き違いで発生したものだというのが聖の印象である。ジオが自分と似た感想を持っているようで、聖は少し頼もしく思えた。

「ただ、不運にしても、タチは悪そうだ」
 声を落とし、ジオがぽつりとつぶやく。
「え、どういうこと?」
 眉をひそめ、つられて小さい声で尋ねる聖。

「まだ確証はないが、ことによると、渡久地は罠に嵌められた可能性がある」
「罠?」
「君が読んだのとは別の記事では、渡久地にコメントを求めた記者がいるんだが、取材に対して渡久地は、ノーコメントを貫いたらしい。僕には、その反応が全てを物語っているように思えてならない」
「えぇ、っと?」
<察しが悪いねェ、この中卒はァ!>
 アドの煽りを聞き流し、聖はジオに説明を求める。
 ノーコメントを貫いているから罠の可能性がある、というのはどういうことか。

「難しい話じゃないさ。まず、今回検出されたのはメルドニウムだ。これは主にホルモン調節薬および代謝調節薬に分類され、体液性免疫の活性化や心臓保護の効果がある。そして持久力の向上や疲労回復の促進があるともされているが、これに医学的根拠はない。現に、つい最近まで禁止リストには載らない物質だった。そういう効果を期待して飲んだところで、プラシーボほども効かないだろうね」
 まるでオンライン辞書を読み上げるような滑らかさで、ジオは説明する。

「だからもし仮に、渡久地が意図的にドーピングするのだとしても、効果の期待できないメルドニウムは意味が無い。彼はアトピーの薬として同じ成分が含まれる薬をこれまでも常用していたそうだから、メルドニウムが彼の身体から出たのは十中八九そのせいだろう。重要なのは、それが問題になってしまったタイミングの方だ」
「タイミング……?」
<あ、コイツ既についてこれてねェな>
 聖の表情から、ジオも察したのか、少し喋る速度を落とす。

「効果の薄い薬物を、わざわざ飲む意味はない。そして元々、渡久地はその薬を服用する申請をこれまでずっとしていた。つまり渡久地からすれば、これまで問題とされていなかった薬物の成分が、いきなり禁止物質扱いになったことになる。しかも、リストの更新がされたのは、ドーピング違反として検出されるたった1ヵ月前。彼からすれば、突然梯子を外されたような気分だろう。そういう状況なら、誰だって自分の無実をアピールするために、何かしらメディアにコメントを託すのが自然だ。もし君が渡久地の立場なら、どう思う?」

 水を向けられ、聖はふむ、といって思案する。聖は特に薬を常用していないが、仮にそれが好きなスポーツドリンクだったと仮定して考えてみた。つまり、昨日まで愛飲していたドリンクが、急に飲用禁止の対象になるようなもの。そしてそれが理由で、違反者として摘発されるのだ。正直、たまったものではない。

 通例として、そういった仕様変更は登録してある連絡先へと事前に通知される。ただ、聖もそれを常にチェックしているわけではない。そもそも、そうした連絡は不定期で、滅多に来るものではないからだ。潤沢な資金があり、スタッフを雇ってチームを組めるようなランキング上位選手でも無い限り、そうした連絡事項を常時把握するのは難しい。

「確かに、文句のひとつでも言いたくなるのが普通、かな」
 ジオは小さく頷く。
「勿論、メディアに向けてコメントするかどうかは、人による。特に日本人は、自分の考えや主張をアピールすることが苦手な傾向にあるからね。だが僕が調べた限り、渡久地は既に選手としてベテランだ。そんな彼なら、自分がどういう振る舞いをするのが適切なのかは、充分に知り尽くしている。彼の価値観は多文化的マルチカルチュラルだろうから、こういうとき、黙っていたら損だというのは理解しているはずだ。権力に従順な態度は推奨されるものだが、それはイコール大事に扱ってもらえることが保証されるわけではない。下手に黙れば、全面的に決定を受け入れる姿勢と見做されてしまう。にも関わらず、彼はコメントせず沈黙を選択した。ここに意味がないというのは、どうも考えにくい」
<沈黙はァ、容認と同意ですゥ! ってなモンよ>

 確かにそうだな、と聖は頷く。渡久地との付き合いはそれほど長いわけではないが、それでも彼の性格を多少は知っている。ジオの話につられている感は否めないものの、それでもやはり、この状況で渡久地が自分の主張を口にしないのは、不自然に思える。

「でも、それだけで罠っていうのに、どう繋がるの?」
 渡久地が彼らしからぬ態度である、というのは分かった。
 そしてそれが、普通に考えれば彼にとって不利だということも。
 しかし、それを罠の根拠とするのは、やや飛躍が過ぎるのではないか。

「なぜ、渡久地は沈黙するのか。これを掘り下げてみると、おのずと背景が見えてくる。既に述べたように、反論しないことで彼は不利になりこそすれ、有利にはならない。順当に考えれば、これは反論しないのではなく、できないと考えるべきだ」
「反論、できない?」
 ジオは腕を組み、片手を顎に当てた。
 その仕草から、ジオが喋りながら考えを整理していることが窺える。

「ATPが発表した彼に対する処分は、バーレーンで獲得した賞金とポイントの没収と、三年間の大会出場禁止だ。ただしこれは仮処分で、本決定ではない。WADAとATPが調査を行い、その結果次第では大きく減免される可能性が高い。一見筋が通っているように思えるが、渡久地の沈黙と併せて考えると、一つのメッセージが見えてくる」
「メッセージ?」
 正直言って、聖はジオの考えについていけていない。
 だが、話の腰を折るわけにもいかず、先を促した。

「大人しくしていれば、悪いようにはしない」
 低い声でそうつぶやくジオの瞳には、いつの間にか暗い光が灯っている。
 その光はまるで、そのメッセージの主が彼であるかのように錯覚させた。

「えっと、それはつまり、ATPやWADAが、渡久地さんにそういう無言の圧力をかけているっていう、そういう話? なんでそうなるの?」
 渡久地の身体から禁止物質を検出したのがWADAで、それを受けて仮とはいえ処分を決定したのはATPだ。渡久地のキャリアの生殺与奪を、二つの大きな組織が握っている。だから渡久地は反論できない、そういうことなのだろうか。だが、その聖の問いに対して、ジオは首を横に振る。

「いや、ATPやWADA自体は、それぞれの職務を遂行しているだけに過ぎない。両団体とも問題を抱えていないわけではないが、この件についていえば組織的な関わりは無いとみて良い。あるとすれば、いずれかの組織に所属しているスタッフ個人が、限られた範囲で関わっているという程度だろう」
 ジオの口ぶりから察するに、彼は大っぴらには口に出せない何かしらの情報を掴んでおり、それを前提として話をしているように思える。どうにか話についていこうとした聖だったが、自分の知らない情報がかなり多そうだと思い、完全に理解するのは無理だと判断した。

「えと、ちょっと僕には分からないことや、言えないことが多いようだけど、ジオとしては、渡久地さんが何かのトラブルに巻き込まれてて、言うなれば脅されて身動きが取れなくなってる、そう考えてるってことでいい? で、僕を探してたのはそれを伝えるため?」
 困惑した表情を浮かべる聖を見たせいか、ジオの瞳から暗い光が消える。

「あぁ、すまない。察しの通り、軽々しく口に出せない事情があるのは確かだ。渡久地の件は今日、君と話をしたかったことと関係していたものだから、ついあれこれすっ飛ばして話を進めてしまった」
 申し訳なさそうにいうジオの表情は、自分と同年代のそれと変わらない。不思議なやつだなと、聖はそれを見て思う。容姿は貴族のように上品で、身長のせいもあって年上に感じる。かと思えばさっきのように、マフィアと深い関わりを持つ彼の出自を裏付けるような、見たこともない暗い雰囲気を放つ。表と裏を併せ持つジオに、聖は興味とも警戒ともいえぬ、曖昧な印象を抱かずにいられなかった。

「若槻、トーナメント表は頭に入ってるか?」
 突然聞かれ、聖は記憶を辿ってみる。
「えぇっと、知り合いの分は一応」
「では、僕が順当に勝ち進んだら誰と試合することになるか、分かるか?」
 バレンシアオープンのシングルスは全部で32ドロー。そのうち、聖が顔と名前を知っているのは、黒鉄徹磨、金俣剛毅、渡久地菊臣、そしてジオ・ヴラン・ルーノの四名。発表前は誰かしらと途中で当たるだろうと思っていたが、予想に反して聖はその四名と離れており、対戦の可能性があるとすれば準決勝だった。

「えっと、ジオは確か二回戦でガネさんと、それからもしそこで勝ったら……」
 思い出して、聖の言葉が止まる。聖の知っている四名は、比較的近い位置になっている。最初にトーナメント表を見たとき、徹磨からは散々ジオの弱点について喋らせられた。そしてもし、ジオが徹磨に勝った場合、その次に当たる可能性があるのは、

「渡久地さんと、金俣さんのどちらか、だったね」
 渡久地は既にこの大会の出場権を失っている。つまり、

「そうか、君が言いたいのは」
 その時、ジオの胸ポケットに入っている携帯が着信を報せる。失礼、と断ってからジオが電話に出ると、何やら部屋に戻らなければならないようなことを話し、通話を切った。

「検査だ」
「え?」
「ドーピングのね。抜き打ち検査をこれから行うそうだ。君も知っての通りATP250からは、大会期間中、選手はいつどこで何をしているのか、スケジュールを報告する義務がある。円滑に検査を実施する為に」
 ジオが席を立つ。

「すぐ終わるだろうが、待たせるのも忍びない。部屋に戻ってくれて構わない。それに、金俣誘拐あの件を把握していたというだけで、関わっていたわけではないのは分かっている。ただ、僕が彼を警戒するのは、彼はどうも、自分の情報を掴ませないことに長けているからだ。不明な点が実に多い。まぁ、期せずして試合をする機会を得たわけだから、何かしら掴めるだろう。それより若槻、もしATPやWADAのスタッフを名乗る人物が近付いてきたら、注意しておくんだ。渡久地の件がもし仮説の通りなら、君も危ないかもしれない」

 それだけ言うと、ジオは部屋へ戻って行く。
 姿が見えなくなると、聖は腕を組み、低い声で唸った。

(どう思う?)
<知るか、中卒>

 まだ言うか、と、先ほど中断したやりとりの第二ラウンドが、静かに始まった。

           ★

 ジオと分かれた聖も、ほどなくして部屋へと戻って行った。ラウンジにいたその他の人間も徐々に姿を消し、最後まで残っていたのは、聖の隣に座っていたスーツ姿の女性だけ。ノートパソコンで作業をしたり、時々かかってくる着信に出ては短い会話をし、淡々と自身のタスクをこなしている。

「お疲れ様です、桐生きりゅう主任検査官。検査が終わりました」
 二人組の黒人男性が連れ立って、彼女の元へやってきた。二人ともブルーのジャケットを着て、同色のキャップを被っている。腕には腕章をつけ、そこには『WADAワーダ』と表記されていた。

「ご苦労様。検体を受け取ります」
 主任検査官と呼ばれた女性が立ち上がり、二人からスーツケースを受け取る。ケースは厳重に施錠され、一度閉じるとWADAの上級職員でなければ開錠できない。検体採取係の二人は引き継ぎを済ませると、挨拶をしてラウンジを去る。時刻は既に夜十時を過ぎており、ラウンジから離れたエントランスにホテルの受付係がいるのみ。それでも、彼女は周囲をゆっくり歩き、ソファの物陰や柱の裏に誰もいないかを確認する。そしてようやく、携帯を取り出して電話をかけた。相手はすぐに応答する。

「終わったか?」
「はい」
「中身は」
「これから確認します」
 そういって、彼女はスーツケースを開く。中には抜き打ちのドーピング検査で採取した、選手たちの尿や血液といった検体の数々が並ぶ。容器にはその一つ一つにラベルが張られ、彼女はその一つに目を止める。

「ジオ・ヴラン・ルーノの検体を、確かに採取しました」
「よし、じゃあ保管を済ませたら部屋に来い。可愛がってやるよ、早苗」
「……はい」
 電話の向こうで、男が忍び笑いを漏らす。

「マフィアのお坊ちゃんがどんなツラになるか、今から楽しみだな」

                                 続く
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