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1章 鬼界転生
1話 転生鬼人衆
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夢を観ていた。
暗い夜の夢だ。
漆黒の空の下、ある一点に妖しい光が見える。青白い光だ。
俺の意識はその一点へと吸い込まれて行った。
どこか見覚えのある巨大な石像を過ぎ、黒々とした森を超え、広い空き地へと出る。
そこに光の正体があった。それは青白い炎だった。これまで見た事がない不気味な炎だ。いくつもの薪が重ねられているのがわかる。
その不気味な炎は空き地の様相を照らし出していた。100人くらいの人間が地面にひれ伏している。彼らの視線は一様にして前方の青白い炎、その下の石の祭壇に向けられていた。
俺の意識はその石の祭壇へと近づいて行った。
そこには9名の若い男女が裸で横たわっていた。彼らの腹には見慣れぬ紋様が描きこまれている。
「諸君……」
青い炎の中から突如、一人の人間が現れた。
黒いローブを羽織っていて、頭にはフードを、顔には銀色らしい仮面を着けている。よく見れば、その仮面の左上だけは仮面になっていない。白い肌が覗いている。ただ、左眼には眼の形をした銀色細工が埋め込まれていた。義眼だ。
義眼の魔術師――
ふとそんな言葉が頭に浮かんだ。
「諸君、時は満ちた」
義眼の魔術師はその場にいる者たちに静かに語りかけた。
「今宵、この世界に9名の鬼人たちを転生させる」
その声は、老人のようでもあり、若い娘、壮年の男のようでもあった。聞いていると底知れぬ不安を感じる声だ。
「我が秘術《鬼界転生(きかいてんしょう)》の贄となる彼らは、永久の名誉を手にする事になろう」
義眼の魔術師は、祭壇に横たわった男女に手を向けた。
その手も顔同様に真っ白だ。
「さぁ、迎え入れよう。我らが英雄たちを」
そう言って祭壇に向き直ると、何やらよくわからない呪文を唱え始めた。それに合わせて他の者たちもブツブツと唱える。
青白い炎がさらに輝きを増す。そして、
「あぁ、あああぁ、あああああああぁ!」
祭壇に横たわる者たちが一斉に身悶え始めた。苦痛に顔を歪め、この世のモノとは思えない絶叫を上げている。
その地獄の様相はしばらく続いた。
変化が起きたのは、またしてもあの青い炎だ。輝きを増し続けていた炎が突然、血のような赤い炎に変わった。
普通の炎とは違う、禍々しき地獄の業火だ。
「ああああああああああっ――」
絶叫を上げ続けていた男女の声がピタッと止んだ。
彼らの方を見ると、その口の中から異様なピンク色の肉塊が這い出して来ていた。
まるでナメクジのようにウネっている。その肉塊が口から這い出す毎に、男女の体は干からびていく。肉塊に血肉を吸い取られているように見える。
やがて肉塊は完全に口の外へと這い出して来た。その大きさは大型犬くらいの大きさだ。肉塊の横には枯れ枝のように干からびてミイラと化した男女の遺体が転がっている。
肉塊は、血のような炎を背にしてその姿を変形し始めた。
体積が増し、手足が生え始める。
いくつかの肉塊は筋肉質な体幹を、別のいくつかは丸みを帯びた体付きに豊かな乳房が形作られて行く。
頭部が生え、口や鼻、目が形成され、髪が生えてくる。
あっという間に9体の肉塊は、9人の男女へと変身した。
彼らは裸身のまま、その場に人形のように立ち尽くしている。
彼らの体は背後の炎に照らされている。その顔形は贄となった男女とは明らかに違っていた。
2メートルを超える大男もいれば、彫刻のような肉体の持ち主もいる。壮年の強面な男や初老らしき男もいた。
美しい2人の娘の内、1人は艶やかな黒髪に真っ白な肌、そしてもう1人は豊かな金色の髪に引き締まった体つきだ。
みな、地獄の業火を背景に堂々とした佇まいだ。
「見よ! ここに9の鬼人たちが転生を果たしたッ!」
義眼の魔術師が鬼人たちを振り仰ぐ。
「スパルタカス! 源為朝!」
次々と名前を呼び鬼人たちを指し示す。
「風魔小太郎! パラケルスス!」
なんだ?
なんで俺は……
「ジャンヌ・ダルク! 小野小町!」
なぜ、俺は彼らの名前に聞き覚えがある?
「宮本武蔵! 項羽! そして――」
今まで聞いた事もない名前のはずなのに……
「アキレス!!」
俺は……俺は、誰だ?
「彼ら転生鬼人衆(てんしょうきじんしゅう)の力をもって積年の恨みを晴らそう! アルタイア王国に血の鉄槌を!」
地面平伏していた者たちが歓声を上げた。転生鬼人衆は気に留めずに佇んでいるだけだ。
俺も気に留めていなかった。それよりも先ほどの義眼の魔術師の言葉が気になる。
アルタイア王国……
そう、
そうだ。
思い出した!
俺は、そのアルタイア王国の第三王子アルセル・アルタイア。
それが俺の名だ。なのに……
なんだ、違和感がある。
なぜ俺は、彼ら転生鬼人衆たちの名に聞き憶えがあるのだ?
実際には会った事はないはず。ただ、知識として彼らを知っていたのだ。
「始めよう、我らが聖戦を、アルタイア王国を滅ぼす為に!」
義眼の魔術師はそう締め括った。
そこで俺の意識は広場からだんだん遠ざかって行く。
頭の中で転生鬼人衆の名が繰り返される。
アキレス……ジャンヌ・ダルク……小野小町……歴史上の人物たち?
歴史? どこの? アルタイア王国の?
いや、地球の?
地球ってどこだ?
鐘の音が頭に響く。
これは、そう、学校のチャイムだ。
机、図書館、書籍、ページを捲れば、英雄たちの偉業が記されている……
そうだ、俺は……僕は――!
僕は史遠凛也(しおんりんや)、日本の大学生だった。
そうだ思い出したぞ。俺はかつて、そう、前世は史遠凛也だった。でも今の僕は、アルタイア王国第三王子、アルセル・アルタイアだ。
僕は、俺は……
そこで目が覚めた。
暗い夜の夢だ。
漆黒の空の下、ある一点に妖しい光が見える。青白い光だ。
俺の意識はその一点へと吸い込まれて行った。
どこか見覚えのある巨大な石像を過ぎ、黒々とした森を超え、広い空き地へと出る。
そこに光の正体があった。それは青白い炎だった。これまで見た事がない不気味な炎だ。いくつもの薪が重ねられているのがわかる。
その不気味な炎は空き地の様相を照らし出していた。100人くらいの人間が地面にひれ伏している。彼らの視線は一様にして前方の青白い炎、その下の石の祭壇に向けられていた。
俺の意識はその石の祭壇へと近づいて行った。
そこには9名の若い男女が裸で横たわっていた。彼らの腹には見慣れぬ紋様が描きこまれている。
「諸君……」
青い炎の中から突如、一人の人間が現れた。
黒いローブを羽織っていて、頭にはフードを、顔には銀色らしい仮面を着けている。よく見れば、その仮面の左上だけは仮面になっていない。白い肌が覗いている。ただ、左眼には眼の形をした銀色細工が埋め込まれていた。義眼だ。
義眼の魔術師――
ふとそんな言葉が頭に浮かんだ。
「諸君、時は満ちた」
義眼の魔術師はその場にいる者たちに静かに語りかけた。
「今宵、この世界に9名の鬼人たちを転生させる」
その声は、老人のようでもあり、若い娘、壮年の男のようでもあった。聞いていると底知れぬ不安を感じる声だ。
「我が秘術《鬼界転生(きかいてんしょう)》の贄となる彼らは、永久の名誉を手にする事になろう」
義眼の魔術師は、祭壇に横たわった男女に手を向けた。
その手も顔同様に真っ白だ。
「さぁ、迎え入れよう。我らが英雄たちを」
そう言って祭壇に向き直ると、何やらよくわからない呪文を唱え始めた。それに合わせて他の者たちもブツブツと唱える。
青白い炎がさらに輝きを増す。そして、
「あぁ、あああぁ、あああああああぁ!」
祭壇に横たわる者たちが一斉に身悶え始めた。苦痛に顔を歪め、この世のモノとは思えない絶叫を上げている。
その地獄の様相はしばらく続いた。
変化が起きたのは、またしてもあの青い炎だ。輝きを増し続けていた炎が突然、血のような赤い炎に変わった。
普通の炎とは違う、禍々しき地獄の業火だ。
「ああああああああああっ――」
絶叫を上げ続けていた男女の声がピタッと止んだ。
彼らの方を見ると、その口の中から異様なピンク色の肉塊が這い出して来ていた。
まるでナメクジのようにウネっている。その肉塊が口から這い出す毎に、男女の体は干からびていく。肉塊に血肉を吸い取られているように見える。
やがて肉塊は完全に口の外へと這い出して来た。その大きさは大型犬くらいの大きさだ。肉塊の横には枯れ枝のように干からびてミイラと化した男女の遺体が転がっている。
肉塊は、血のような炎を背にしてその姿を変形し始めた。
体積が増し、手足が生え始める。
いくつかの肉塊は筋肉質な体幹を、別のいくつかは丸みを帯びた体付きに豊かな乳房が形作られて行く。
頭部が生え、口や鼻、目が形成され、髪が生えてくる。
あっという間に9体の肉塊は、9人の男女へと変身した。
彼らは裸身のまま、その場に人形のように立ち尽くしている。
彼らの体は背後の炎に照らされている。その顔形は贄となった男女とは明らかに違っていた。
2メートルを超える大男もいれば、彫刻のような肉体の持ち主もいる。壮年の強面な男や初老らしき男もいた。
美しい2人の娘の内、1人は艶やかな黒髪に真っ白な肌、そしてもう1人は豊かな金色の髪に引き締まった体つきだ。
みな、地獄の業火を背景に堂々とした佇まいだ。
「見よ! ここに9の鬼人たちが転生を果たしたッ!」
義眼の魔術師が鬼人たちを振り仰ぐ。
「スパルタカス! 源為朝!」
次々と名前を呼び鬼人たちを指し示す。
「風魔小太郎! パラケルスス!」
なんだ?
なんで俺は……
「ジャンヌ・ダルク! 小野小町!」
なぜ、俺は彼らの名前に聞き覚えがある?
「宮本武蔵! 項羽! そして――」
今まで聞いた事もない名前のはずなのに……
「アキレス!!」
俺は……俺は、誰だ?
「彼ら転生鬼人衆(てんしょうきじんしゅう)の力をもって積年の恨みを晴らそう! アルタイア王国に血の鉄槌を!」
地面平伏していた者たちが歓声を上げた。転生鬼人衆は気に留めずに佇んでいるだけだ。
俺も気に留めていなかった。それよりも先ほどの義眼の魔術師の言葉が気になる。
アルタイア王国……
そう、
そうだ。
思い出した!
俺は、そのアルタイア王国の第三王子アルセル・アルタイア。
それが俺の名だ。なのに……
なんだ、違和感がある。
なぜ俺は、彼ら転生鬼人衆たちの名に聞き憶えがあるのだ?
実際には会った事はないはず。ただ、知識として彼らを知っていたのだ。
「始めよう、我らが聖戦を、アルタイア王国を滅ぼす為に!」
義眼の魔術師はそう締め括った。
そこで俺の意識は広場からだんだん遠ざかって行く。
頭の中で転生鬼人衆の名が繰り返される。
アキレス……ジャンヌ・ダルク……小野小町……歴史上の人物たち?
歴史? どこの? アルタイア王国の?
いや、地球の?
地球ってどこだ?
鐘の音が頭に響く。
これは、そう、学校のチャイムだ。
机、図書館、書籍、ページを捲れば、英雄たちの偉業が記されている……
そうだ、俺は……僕は――!
僕は史遠凛也(しおんりんや)、日本の大学生だった。
そうだ思い出したぞ。俺はかつて、そう、前世は史遠凛也だった。でも今の僕は、アルタイア王国第三王子、アルセル・アルタイアだ。
僕は、俺は……
そこで目が覚めた。
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