52 / 88
1年生
第48話 ワガママ女王
しおりを挟む
鷹島さんのスマートフォンの着信音がなった。鷹島さんは相手を確認すると呆れた顔をしながら電話を切る。しかし、数秒後また電話が鳴る。鷹島さんはそれを5回繰り返した。
太陽「いい加減にしろよ…。」
悟「もしかして、またもも杏華ちゃん?」
太陽「あぁ…。」
悟「相変わらず太陽ことが大好きなんだね!」
太陽「早く他に乗り換えてくれないかな?」
倫子「彼女からですか?」
太陽「いや、違う。嫌いなヤツから。」
梨花「太陽さま~!」
太陽「…。早く行こう!」
倫子「何かありましたか?」
ドタバタドタバタ
鷹島さんは急に何事が起こったかのように猛スピードで走り出す。ボクたちも彼を追いかける。
ハアハアハアハア
倫子「鷹島さーん!急にどうしちゃったんですかー?てか鷹島さん速すぎ!」
悟「太陽は運動神経バツグンだからね!学校のリレーでも毎回アンカーを任されるほどだったよ。」
倫子「そうだったんですか!すご~い!」
A「そこまでだ!」
太陽「な!」
ボクたちが足の動きを止めると黒い格好をした連中がボクたちを囲い込む。
梨花「オーホホホホ!やりましたわ!」
黒ずくめの男たちの後ろからピンク色の髪の毛をした何人かよくわからないメイド服を着た女の子が登場した。
太陽「梨花!」
悟「もも杏華ちゃん!」
梨花「太陽さま!会いたかったですわ!太陽さまと半年もお会いできず寂しかったですわー!」
彼女は大泣きした。大泣きすると眼にはめていた青いカラコンが両目とも外れ、黒眼になった。
太陽「俺は会いたくなかったぜ。何しにワザワザアメリカまで来たんでちゅか?」
梨花「太陽さまに会いたかったからに決まっていますわ!それ以外に何かあります?」
太陽「…お前仕事は休みなのか?」
梨花「先程まで新曲のミュージックビデオの撮影をしていましたの。今はもう全部撮影終わりましたわ。だから会いに来たんですわ!」
太陽「お前、メンバーとは遊ばないのか?」
梨花「あの人たちはただの仕事仲間ですもの。私にとっては太陽さまの方が大事ですわ。」
太陽「…そうか。あのさ、俺らこれから学校行かなきゃいけねーんだ。通してくれないか?」
梨花「嫌ですわ!」
太陽「何だと?!」
梨花「あら?あなた太陽さまの彼女ですの?」
倫子「違います!友達です!」
梨花「そうでしたの~。」
ガッ
女の子が急に森野さんに近づき、彼女の足を突き飛ばし、森野さんは転んだ。
倫子「痛っ!何するんですか!」
高嗣「も、森野さん!だ、だ大丈夫ですか?」
ボクたちは森野さんを心配する。
梨花「別に何も~。」
太陽「だから俺はお前が嫌いなんだよ。どうせメンバーのこともいじめてるんだろ!」
梨花「別にいじめてませんよ~。皆仲良しですわ~!オーホホホホ!」
太陽「いい加減にしろよ…。」
悟「もしかして、またもも杏華ちゃん?」
太陽「あぁ…。」
悟「相変わらず太陽ことが大好きなんだね!」
太陽「早く他に乗り換えてくれないかな?」
倫子「彼女からですか?」
太陽「いや、違う。嫌いなヤツから。」
梨花「太陽さま~!」
太陽「…。早く行こう!」
倫子「何かありましたか?」
ドタバタドタバタ
鷹島さんは急に何事が起こったかのように猛スピードで走り出す。ボクたちも彼を追いかける。
ハアハアハアハア
倫子「鷹島さーん!急にどうしちゃったんですかー?てか鷹島さん速すぎ!」
悟「太陽は運動神経バツグンだからね!学校のリレーでも毎回アンカーを任されるほどだったよ。」
倫子「そうだったんですか!すご~い!」
A「そこまでだ!」
太陽「な!」
ボクたちが足の動きを止めると黒い格好をした連中がボクたちを囲い込む。
梨花「オーホホホホ!やりましたわ!」
黒ずくめの男たちの後ろからピンク色の髪の毛をした何人かよくわからないメイド服を着た女の子が登場した。
太陽「梨花!」
悟「もも杏華ちゃん!」
梨花「太陽さま!会いたかったですわ!太陽さまと半年もお会いできず寂しかったですわー!」
彼女は大泣きした。大泣きすると眼にはめていた青いカラコンが両目とも外れ、黒眼になった。
太陽「俺は会いたくなかったぜ。何しにワザワザアメリカまで来たんでちゅか?」
梨花「太陽さまに会いたかったからに決まっていますわ!それ以外に何かあります?」
太陽「…お前仕事は休みなのか?」
梨花「先程まで新曲のミュージックビデオの撮影をしていましたの。今はもう全部撮影終わりましたわ。だから会いに来たんですわ!」
太陽「お前、メンバーとは遊ばないのか?」
梨花「あの人たちはただの仕事仲間ですもの。私にとっては太陽さまの方が大事ですわ。」
太陽「…そうか。あのさ、俺らこれから学校行かなきゃいけねーんだ。通してくれないか?」
梨花「嫌ですわ!」
太陽「何だと?!」
梨花「あら?あなた太陽さまの彼女ですの?」
倫子「違います!友達です!」
梨花「そうでしたの~。」
ガッ
女の子が急に森野さんに近づき、彼女の足を突き飛ばし、森野さんは転んだ。
倫子「痛っ!何するんですか!」
高嗣「も、森野さん!だ、だ大丈夫ですか?」
ボクたちは森野さんを心配する。
梨花「別に何も~。」
太陽「だから俺はお前が嫌いなんだよ。どうせメンバーのこともいじめてるんだろ!」
梨花「別にいじめてませんよ~。皆仲良しですわ~!オーホホホホ!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる