中島と暮らした10日間

だんご

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7 中島1日目。男の料理かな

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 帰宅して部屋に踏み込む前に確認すべき事。

 「……いるな?中島」

 『……ガサッ……』

 中島がケースにいる事を確認する事。
 ホッと一息。カーテンをし、電気をつける。
 間違っても、暗闇の中突き進んではいけない。
 もし、中島が脱走していた場合……
 もし、足元にいた場合……
 間違いなく、自分は死ねる。

 だって中島、目茶苦茶ムチムチしてるんだもんっ!!
 【はら○こあおむし】に出てくる、『もう あおむしは はらぺ○ではありません』辺りの形態なんだよ?
 それをもし、ふっ、ふんっ、踏んじゃ……

 ギィャーーーーーッッ!!

 「無理無理無理無理無理無理無理っ!!」

 『(ビクッ)』
 
 「マジで無理だからっ!!」

 『…………』

 「…………」

 「…………すまん、中島」

 『…………』

 とりあえず、夕飯にするか。
 今日はどうするか……
 冷蔵庫。
 ……補充してなかった。ほぼ空っぽだ。
 ソーセージと卵1個……ふむ。
 冷凍庫。
 おっ!みじん切りの玉ねぎ、人参、椎茸があるな。
 準備していて良かった……
 
 自分は、半端な野菜が出ると、とりあえずみじん切りにして、ラップに包み冷凍している。
 玉ねぎ半分とか、人参半分、椎茸、ピーマン、ほうれん草等々。
 そのまま鍋に入れても良いし、レンジで2分も加熱すると時短になるから、結構楽なのだ。
 それに椎茸の場合、冷凍する事で、若干味も上がる……ような気がする。
 1人暮らしで料理すると半端野菜が出やすいし、不意の外食で食材を無駄にしない、自分なりの知恵というヤツだ。
 合ってるかどうかは、わからんけどね。
 まぁいっか位で続けている。

 とりあえず野菜陣はレンジで……あっ、ご飯も解凍するか。
 ご飯も余ったら、即冷凍。
 その際、チョロっと日本酒を入れとくと解凍した時に美味しい。
 冷凍臭さを感じなくなるからかな?
 まぁ美味しい。

 レンジの合間にソーセージを切る。
 次に電気ポットで湯を沸かす。

 さて、始めますか。

 フライパンでレンチンした野菜達を炒め、軽く塩・胡椒をフリ、ソーセージを入れる。
 ちょいちょい混ぜたら、そのまま半分スペースまで寄せて、空いた所に油を滴し、軽く馴染ませる。
 そこに溶き卵を入れ、かき混ぜ、少し固まったら、ご飯を投入。
 ご飯と卵が混ざったら、野菜達も巻き込んで混ぜ合わせ、味付け。
 はい、チャーハン完成。

 1人暮らしだからね。
 誰に食べさせる訳でもないから、適当に作ってるよ。
 食べれる物が出来てるからね。
 炒める順番なんて関係ないね。レンチンしてるし。
 即完成。

 器に盛って、お椀に中華の素と胡椒を適当に入れて、湯を注ぐ。
 中華スープ完成。
 楽でいいね。
 ん……気持ち乾燥ワカメを入れておこう。

 さてさて、食卓に並べて……

 『…………』

 「…………あっ」

 ……ソフト葉っぱの減りがいい。
 柔らかいのが好みか。

 「……ちょっと待ってて」

 


 「……中島には、柔らか葉っぱな。そのまま入れるぞ?」

 バサバサと3枚入れる。

 『(ぷいぷいっ)』

 「ぶつけて、すまん……」

 適当に入れた葉っぱが、中島に直撃していたので、中島が頭を振って……怒った?

 「いや、マジでゴメンって……」

 『…………ガサッ……シャクシャクシャクシャク』

 「はぁ……ったく、中島のご機嫌まで伺わなきゃならんのか……やれやれ……」

 自分も夕食を開始した。



 後片付けを終えて、テレビタイム。
 地味に1番好きな時間だ。
 おっ!
 今日、警察密着番組やってるじゃん!
 結構好きなんだよね~……あ~22時からコンビニの裏側な特集もある……迷うなぁ。
 まぁ、時間になったら考えよぅ。

 『……ガサッ……ガサガサッ』

 

 『ガサガサッ…………』



 『…………シャクシャクシャクシャク』



 ……地味に存在感あるなぁ、中島。
 ちょっと、ボッタクリバー摘発の内容入って来ないんだけど?
 コレ、自分がボッタクリにあったら、どうすればいいか、わからんでしょ?
 しかも、札幌のお話だってよ。
 引っ掛かったらどうすんの?
 いや、そんなあんまりな、お店には行かんけども?
 いや、本当に。
 咲ちゃんに、殴られる所には行かんよ?
 いや、マジで。
 マジで。マジマジ。
 自分、誰に言い訳してるんだよ……

 「ホント、マジで行かないからっ」

 『……シャクシャクシャクシャク』

 ……何言ってんの、自分……
 もぅ、何か、全然内容入って来なくなったわぁ……寝よ。

 『…………シャクシャクシャクシャク』

 ……マイウェイだな……中島……




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