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10 中島3日目。朝です
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『ガガガガガガガガガガ!!』
「っなにごと?!」
寝てたら、突然の爆音で叩き起こされた。
時刻は午前5時半。
道路工事等々には、早すぎる時間だ。
『コッコッコッ……ガガガガガガガガガガ』
……しかも、かなり至近距離から聞こえるんだが?
えっ?強盗とかな感じなの?
えっ?ここ2階よ?2階の角部屋。
わざわざ2階にドリルな重機使って入って来るつもりなの?
それならマジでヤベェよ……
そんなクレイジーなヤツ、絶対お話程度じゃ引かないよっ?!
自分、穴だらけにされちゃうんじゃないのっ?!
『ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ』
ヤベェ……壁に穴が空くのも時間の問題だ……
とりあえず、姿だけでも確認して、通報せねば……
おそるおそるカーテンの隙間から、外を見る……が、クレイジーなピエロ的凶悪犯の姿どころか、人の姿は見えない。
『ガガガガガガガガガガ』
けれども音は続く……
コレ、違うベクトルのヤベェヤツじゃないの……?
主に心霊現象……的な……?
「(無理無理無理無理無理無理無理)」
心霊現象って、どうやって対処すればいいのさっ?!
お寺っ?! 神社っ?! 徐霊っ?! 徐霊っ!!
朝5時半にっ?!
超迷惑っ!!
非常識極まりないっ!!
徐霊師さんだって寝てるよっ?!
いや修行中っ?!
滝なのっ?! 滝だよねっ?!
どっちにしても連絡してすぐは無理でしょっ?!
落ち着けぇ……落ち着けぇ、自分……
事情説明するにも、情報は大事だぞぅ……
壁からドリル音だけしか情報はないぞぅ……
深呼吸だ……深呼吸……落ち着けぇ……
朝の5時半……明るいのが救いだぁ……
……?
朝だよ?
明るいよ?
…………とんだクレイジー幽霊じゃねぇかっ?!
待て待て自分っ!!
明るいんだっ!
おかしいんだっ!
よっぽど凶悪な幽霊さんじゃない限り、明るい時に活動はしないって、ひいばあちゃんが言ってたじゃないかっ!!
……言ってないな。
うん。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
大丈夫。うんうん。
よし。
もう1回、もう1回落ち着いて見てみようか?
大丈夫、大丈夫……
ソ~っと覗いて……
『コッコッコッコッ……(パチッ)』
あっ ……目が合った。
『…………ガガガガガガガガガガ』
再開するのかよぉぅ?!
てか、キツツキかよぅっ!!
その場に崩れ落ちてしまった……安堵と落胆。
その差の酷い事に、感情とかなんとか追い付いてこれないよ。
『ガガガガガガガガガガ』
……うん。活動開始しよう。
orz体勢からの復活。
まずは、中島チェックだな……
我が家の隣に、ちょっとした林があるせいか、野生の生き物との遭遇率が高い。
今まさに予想の斜め上な遭遇でもあるし。
どうやらこのキツツキ、屋根からの排水管を木と間違えて、つついてたみたいだ。
中に虫いたの?
巣を作るの?
いや、クチバシ大丈夫なの?
疑問は尽きないが、水漏れの可能性があるから止めて欲しい。
「中島、おはよ」
『…………』
「なんだ、まだ寝てるのか?いや、まさかキツツキに起こされるとは、思わなかったわぁ……」
『…………』
「排水管にエサなんてないのになぁ」
『…………』
「……まさか、家の中の中島を狙ってた……とか?」
『…………』
「まさかなぁ~……」
『…………』
……普通に中島に話かけている自分。
どうなんだろ?
「あ~……ごはん取ってくるからな?」
また話かけてしまった……
まぁ仕方ないよな?
「っなにごと?!」
寝てたら、突然の爆音で叩き起こされた。
時刻は午前5時半。
道路工事等々には、早すぎる時間だ。
『コッコッコッ……ガガガガガガガガガガ』
……しかも、かなり至近距離から聞こえるんだが?
えっ?強盗とかな感じなの?
えっ?ここ2階よ?2階の角部屋。
わざわざ2階にドリルな重機使って入って来るつもりなの?
それならマジでヤベェよ……
そんなクレイジーなヤツ、絶対お話程度じゃ引かないよっ?!
自分、穴だらけにされちゃうんじゃないのっ?!
『ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ』
ヤベェ……壁に穴が空くのも時間の問題だ……
とりあえず、姿だけでも確認して、通報せねば……
おそるおそるカーテンの隙間から、外を見る……が、クレイジーなピエロ的凶悪犯の姿どころか、人の姿は見えない。
『ガガガガガガガガガガ』
けれども音は続く……
コレ、違うベクトルのヤベェヤツじゃないの……?
主に心霊現象……的な……?
「(無理無理無理無理無理無理無理)」
心霊現象って、どうやって対処すればいいのさっ?!
お寺っ?! 神社っ?! 徐霊っ?! 徐霊っ!!
朝5時半にっ?!
超迷惑っ!!
非常識極まりないっ!!
徐霊師さんだって寝てるよっ?!
いや修行中っ?!
滝なのっ?! 滝だよねっ?!
どっちにしても連絡してすぐは無理でしょっ?!
落ち着けぇ……落ち着けぇ、自分……
事情説明するにも、情報は大事だぞぅ……
壁からドリル音だけしか情報はないぞぅ……
深呼吸だ……深呼吸……落ち着けぇ……
朝の5時半……明るいのが救いだぁ……
……?
朝だよ?
明るいよ?
…………とんだクレイジー幽霊じゃねぇかっ?!
待て待て自分っ!!
明るいんだっ!
おかしいんだっ!
よっぽど凶悪な幽霊さんじゃない限り、明るい時に活動はしないって、ひいばあちゃんが言ってたじゃないかっ!!
……言ってないな。
うん。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
大丈夫。うんうん。
よし。
もう1回、もう1回落ち着いて見てみようか?
大丈夫、大丈夫……
ソ~っと覗いて……
『コッコッコッコッ……(パチッ)』
あっ ……目が合った。
『…………ガガガガガガガガガガ』
再開するのかよぉぅ?!
てか、キツツキかよぅっ!!
その場に崩れ落ちてしまった……安堵と落胆。
その差の酷い事に、感情とかなんとか追い付いてこれないよ。
『ガガガガガガガガガガ』
……うん。活動開始しよう。
orz体勢からの復活。
まずは、中島チェックだな……
我が家の隣に、ちょっとした林があるせいか、野生の生き物との遭遇率が高い。
今まさに予想の斜め上な遭遇でもあるし。
どうやらこのキツツキ、屋根からの排水管を木と間違えて、つついてたみたいだ。
中に虫いたの?
巣を作るの?
いや、クチバシ大丈夫なの?
疑問は尽きないが、水漏れの可能性があるから止めて欲しい。
「中島、おはよ」
『…………』
「なんだ、まだ寝てるのか?いや、まさかキツツキに起こされるとは、思わなかったわぁ……」
『…………』
「排水管にエサなんてないのになぁ」
『…………』
「……まさか、家の中の中島を狙ってた……とか?」
『…………』
「まさかなぁ~……」
『…………』
……普通に中島に話かけている自分。
どうなんだろ?
「あ~……ごはん取ってくるからな?」
また話かけてしまった……
まぁ仕方ないよな?
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