12 / 65
12 笑わば笑え
しおりを挟む
【鑑定】
名前 ビル
種族 人族
年齢 38歳
職業 ギルド職員
Lv 32
スキル 【剣】【槍】【格闘】【解体】【鑑定】【アイテムボックス】
魔法 【生活魔法】【火魔法(小)】
スキンヘッドのガチムチマッチョ……
ゴリゴリ戦えるじゃないか……
スキルもいっぱい付いてるし。
すげぇなギルド職員。
「すまん。買い取りを頼む」
「おぉ。癒やし草と痺れ草だな?」
「あぁ~……聞こえてたか?」
「まぁ、今時間は人も少ないからな。聞こえちまったな」
「まぁ、どうって事ない話だけどな……」
これ、変態行為とか働いてたら強制的に退場させられたヤツだな。
紙一重、危なかったかぁ。
とりあえず、オッサンズの前の台に【アイテムボックス】から直接出す。
「少しでも足しにしないとなぁ……」
「その様子じゃ、厄介事に巻き込またようだな?」
「厄介なんてもんじゃねぇよ……たくっ、何度死にかけたか……」
「痺れ草の手袋だけでも残って良かったじゃないか?」
タバサも手袋つけて取ってたな……ビルも手袋つけ始めたし。
手袋ないとヤバい草か。
『※その認識でOKです』
「それは、他のヤツからの御情けだよ……ありがたく頂いたさ……」
「そいつは……だな。俺でも森で全裸を見つけたら、大笑……手を貸すからなぁ」
「おい……本音が一瞬聞こえたぞ?もう少し優しくしてくれよ……」
「ふんっ……これも優しさだ」
「だな……笑われた方が気が楽だからな」
「だろ?俺って優しいなぁ~」
「へ~へ~。お優しいこって……買い取り、少し色付けてくれないか?」
「それはまた、別の話だな」
「だよなぁ~……」
ボロを出さない様な他愛無い話をしながら、ビルチェックを待つ。
結構厳重チェックしてるな。
1本ずつ見てるのな。
癒やし草が1本銅貨2枚、痺れ草が1本銅貨3枚ってタバサが言ってたなぁ。
タバサは、弓矢に痺れ草を使う事もあって、余れば売るとも言ってたな。
一応、普段より丁寧に取ったと言っても、どうなるやら……
「癒やし草が1本銅貨5枚、痺れ草が1本6枚で買い取れるな」
「ホントか?」
「ああ。丁寧に取られてるから、状態がすこぶるいいんだな」
「助かるよ……ありがとう……」
「いや、本当に良く取れてるんだよ。取ってすぐ【アイテムボックス】に入れたろ?鮮度が抜群なんだよ」
「まぁ、それが俺の生活に直結だからな」
「にしてもだ。ここに来る薬草の類いは殆どぐしゃぐしゃだぞ?それと比べると雲泥の差だ。錬金術師や薬師が専属で契約したがる位だぞ?」
「おっ、おぉ……なんか照れるな……まぁ、痺れ草は、同行者の手柄だけどな」
「しばらく採取中心だろ?コレ貸し出してやるから、またいいの頼むぞ?あと、予備の服、銅貨10枚でやるから着てこいよ」
キュン。
えっ?キュンと来るほど、いい奴じゃないかっ!!
「なんだ……?どうした?」
「いや、キュンとしたわ……」
「……すまん。俺には女房が」
「ないから。俺も好みは女だから……じゃなくて、俺、運が良かったみたいだな……ってな」
「そんな目に会ってもか?」
「あぁ。こんな目に会っても生きてたし。いい奴等に会えた……最強の運だろ?」
「……そうか。すまんが、俺には女房が」
「口説いてねぇからなっ?!……ったく、礼くらいいわせろよな……」
「ふっ……馬車馬の如く働けばいいさ」
「サラリとエゲツない事言いやがった……まぁ、ありがとう……な」
オッサンズの爽やかな友情劇のやり取りを終えて、着替えてくる。
ビルの古着だそうだが、デカいのでズボンの裾を折る事になった……早くブーツでも手に入れて、誤魔化したいな。
なんか、オッサンの少年風味って痛い。
目の毒的な組み合わせだ。
「おぅ、着替えたか……早く靴、買える様になれよ?」
「わざわざ言わんでも、自分が1番わかってるからな……?」
「まぁ、強く生きろとしか言えんな」
「わかったから……そろそろ本気で泣くぞ?」
「オッサンの本気泣きは……寒気がするな……」
「世のオッサンが悲しむぞ?……ってか、そっちもオッサンだからな?」
「だからだよ。キモいだろうが」
「「…………」」
「あ~……コレが今回の代金、銅貨85枚だ。服代10枚は引いといたぞ?」
「あ~……すまん。助かったよ」
「おぅ。また頼むわ。どうしても薬草系が足りなくなるからなぁ」
「だよなぁ……まっ、微力ながら貢献してくから、期待しとけ」
「おぅ」
ここで、お互い手を上げて別れた。
さて、金やマントの事もあるし、リック達でも探すか。
って、いないなぁ……帰ったのか?
いや、さっきのでタバサにボコボコにされてる事も考えられるのか?
とりあえず、誰かに聞いとくか。
あっ、受付のララにでも……って対応中だな。
キョロキョロしていると、階段からリック達が降りて来た。
そう言えば、調査依頼って言ってたな。
報告って事だな。
「おっ、ソブル。買い取り終わったのか」
「おう。お陰で、服も着れたぜ。2人には、感謝してるよ」
「おっ……ヨカッタナ……」
「言いたい事は、良くわかるが……目を見て言えよ?……タバサも?」
2人して仲良く吹き出しやがった……
「なんだよなんだよ……仲良しだなっ!ったく……」
「いや、悪い……ズ、ズボンがブフッ!」
「リック、男は誰しも心に少年がいるんだ。それが目に見える様になっただけだ」
「ぶはっ!!」
タバサが再度吹き出した。
「フッ、俺の中の少年が、若干オッサンだったって事よ……」
「やっ……やめてくれ……腹が……ぶふっ!」
どうやら2人共に笑い上戸らしいな。
笑いの沸点が低いぞ?
「あっ、そうだリック。しばらく金借りたままになるが、必ず返すからな?どこに返しに行けばいいか、教えておいてくれ。マントは、このまま返していいかな?」
「「ぶはっ!!」」
再び笑い始めたな……おいおい。
「この……このタイミングで……」
「酷いぞ……ソブル……」
「そっちが酷いぞ?……食らえ、キメ顔!!︵キリリッ︶」
「「ぶふぁっ!!」」
余りに笑い過ぎて、2人共に膝をついてしまったな……
こいつら真面目過ぎるからなぁ……
だから、この歳まで焦れったい関係だったんだろうな。
ん?
なんだ、ララと対応中だった冒険者も震えてるな?
被弾したか。
どうやら、ここの連中は笑いの沸点が低いらしいな。
……俺が酷すぎるだけなのか?
『※その認識でOKです』
……余裕で泣けそうだ。
2人が落ち着いた所で、さっきの話。
金は返せる時で構わないとの事。
その気持ちがあるだけ嬉しいとも言われた。
なんだよリック……いい奴過ぎるだろ。
お前、悪いヤツに騙されないか心配になるレベルだぞ?
と言えば、タバサがいるから大丈夫だと。
「へいへい。ごちそうさまですよ~」
「いや、そうだが、そうじゃなくてだな!」
2人で真っ赤になって慌てんなって。
俺が寂しさ噛み締めちゃうだろ?
「あれか?ギルドに預けて置けばいいか?」
「それでもいいんだが……ソブル、これから俺の家に来ないか?」
「ん?タバサじゃなくて、俺か?」
「いや、タバサも来るが……お前、泊まる所ないだろ?」
「おいおい。俺が言う事じゃないが、今日会ったばっかの人間を泊めるの危ないぞ?リック、お前大丈夫か?」
「タバサも大丈夫だって言ってるしな。俺もソブルは放っておけなくてな?」
「リック……いい奴過ぎるぞ?けど、ありがたく泊まらせて頂くよ」
「おう!まっ、遠慮しろよ?」
「まかしとけ!夜は耳に詰め物しとくから、遠慮するなよ?」
「「ばっ?!」」
「……やっぱり邪魔か?」
「そんなわけないからっ!」
「そうだぞ、ソブル!むしろ助かるから!」
「そうそう!助かるから!」
あれか。距離感がわからなくなったパターンか。
『※その認識でOKです』
「いや、うん。何か、察した。お邪魔するぞ?」
「「喜んでっ!」」
どこの居酒屋だよ……
名前 ビル
種族 人族
年齢 38歳
職業 ギルド職員
Lv 32
スキル 【剣】【槍】【格闘】【解体】【鑑定】【アイテムボックス】
魔法 【生活魔法】【火魔法(小)】
スキンヘッドのガチムチマッチョ……
ゴリゴリ戦えるじゃないか……
スキルもいっぱい付いてるし。
すげぇなギルド職員。
「すまん。買い取りを頼む」
「おぉ。癒やし草と痺れ草だな?」
「あぁ~……聞こえてたか?」
「まぁ、今時間は人も少ないからな。聞こえちまったな」
「まぁ、どうって事ない話だけどな……」
これ、変態行為とか働いてたら強制的に退場させられたヤツだな。
紙一重、危なかったかぁ。
とりあえず、オッサンズの前の台に【アイテムボックス】から直接出す。
「少しでも足しにしないとなぁ……」
「その様子じゃ、厄介事に巻き込またようだな?」
「厄介なんてもんじゃねぇよ……たくっ、何度死にかけたか……」
「痺れ草の手袋だけでも残って良かったじゃないか?」
タバサも手袋つけて取ってたな……ビルも手袋つけ始めたし。
手袋ないとヤバい草か。
『※その認識でOKです』
「それは、他のヤツからの御情けだよ……ありがたく頂いたさ……」
「そいつは……だな。俺でも森で全裸を見つけたら、大笑……手を貸すからなぁ」
「おい……本音が一瞬聞こえたぞ?もう少し優しくしてくれよ……」
「ふんっ……これも優しさだ」
「だな……笑われた方が気が楽だからな」
「だろ?俺って優しいなぁ~」
「へ~へ~。お優しいこって……買い取り、少し色付けてくれないか?」
「それはまた、別の話だな」
「だよなぁ~……」
ボロを出さない様な他愛無い話をしながら、ビルチェックを待つ。
結構厳重チェックしてるな。
1本ずつ見てるのな。
癒やし草が1本銅貨2枚、痺れ草が1本銅貨3枚ってタバサが言ってたなぁ。
タバサは、弓矢に痺れ草を使う事もあって、余れば売るとも言ってたな。
一応、普段より丁寧に取ったと言っても、どうなるやら……
「癒やし草が1本銅貨5枚、痺れ草が1本6枚で買い取れるな」
「ホントか?」
「ああ。丁寧に取られてるから、状態がすこぶるいいんだな」
「助かるよ……ありがとう……」
「いや、本当に良く取れてるんだよ。取ってすぐ【アイテムボックス】に入れたろ?鮮度が抜群なんだよ」
「まぁ、それが俺の生活に直結だからな」
「にしてもだ。ここに来る薬草の類いは殆どぐしゃぐしゃだぞ?それと比べると雲泥の差だ。錬金術師や薬師が専属で契約したがる位だぞ?」
「おっ、おぉ……なんか照れるな……まぁ、痺れ草は、同行者の手柄だけどな」
「しばらく採取中心だろ?コレ貸し出してやるから、またいいの頼むぞ?あと、予備の服、銅貨10枚でやるから着てこいよ」
キュン。
えっ?キュンと来るほど、いい奴じゃないかっ!!
「なんだ……?どうした?」
「いや、キュンとしたわ……」
「……すまん。俺には女房が」
「ないから。俺も好みは女だから……じゃなくて、俺、運が良かったみたいだな……ってな」
「そんな目に会ってもか?」
「あぁ。こんな目に会っても生きてたし。いい奴等に会えた……最強の運だろ?」
「……そうか。すまんが、俺には女房が」
「口説いてねぇからなっ?!……ったく、礼くらいいわせろよな……」
「ふっ……馬車馬の如く働けばいいさ」
「サラリとエゲツない事言いやがった……まぁ、ありがとう……な」
オッサンズの爽やかな友情劇のやり取りを終えて、着替えてくる。
ビルの古着だそうだが、デカいのでズボンの裾を折る事になった……早くブーツでも手に入れて、誤魔化したいな。
なんか、オッサンの少年風味って痛い。
目の毒的な組み合わせだ。
「おぅ、着替えたか……早く靴、買える様になれよ?」
「わざわざ言わんでも、自分が1番わかってるからな……?」
「まぁ、強く生きろとしか言えんな」
「わかったから……そろそろ本気で泣くぞ?」
「オッサンの本気泣きは……寒気がするな……」
「世のオッサンが悲しむぞ?……ってか、そっちもオッサンだからな?」
「だからだよ。キモいだろうが」
「「…………」」
「あ~……コレが今回の代金、銅貨85枚だ。服代10枚は引いといたぞ?」
「あ~……すまん。助かったよ」
「おぅ。また頼むわ。どうしても薬草系が足りなくなるからなぁ」
「だよなぁ……まっ、微力ながら貢献してくから、期待しとけ」
「おぅ」
ここで、お互い手を上げて別れた。
さて、金やマントの事もあるし、リック達でも探すか。
って、いないなぁ……帰ったのか?
いや、さっきのでタバサにボコボコにされてる事も考えられるのか?
とりあえず、誰かに聞いとくか。
あっ、受付のララにでも……って対応中だな。
キョロキョロしていると、階段からリック達が降りて来た。
そう言えば、調査依頼って言ってたな。
報告って事だな。
「おっ、ソブル。買い取り終わったのか」
「おう。お陰で、服も着れたぜ。2人には、感謝してるよ」
「おっ……ヨカッタナ……」
「言いたい事は、良くわかるが……目を見て言えよ?……タバサも?」
2人して仲良く吹き出しやがった……
「なんだよなんだよ……仲良しだなっ!ったく……」
「いや、悪い……ズ、ズボンがブフッ!」
「リック、男は誰しも心に少年がいるんだ。それが目に見える様になっただけだ」
「ぶはっ!!」
タバサが再度吹き出した。
「フッ、俺の中の少年が、若干オッサンだったって事よ……」
「やっ……やめてくれ……腹が……ぶふっ!」
どうやら2人共に笑い上戸らしいな。
笑いの沸点が低いぞ?
「あっ、そうだリック。しばらく金借りたままになるが、必ず返すからな?どこに返しに行けばいいか、教えておいてくれ。マントは、このまま返していいかな?」
「「ぶはっ!!」」
再び笑い始めたな……おいおい。
「この……このタイミングで……」
「酷いぞ……ソブル……」
「そっちが酷いぞ?……食らえ、キメ顔!!︵キリリッ︶」
「「ぶふぁっ!!」」
余りに笑い過ぎて、2人共に膝をついてしまったな……
こいつら真面目過ぎるからなぁ……
だから、この歳まで焦れったい関係だったんだろうな。
ん?
なんだ、ララと対応中だった冒険者も震えてるな?
被弾したか。
どうやら、ここの連中は笑いの沸点が低いらしいな。
……俺が酷すぎるだけなのか?
『※その認識でOKです』
……余裕で泣けそうだ。
2人が落ち着いた所で、さっきの話。
金は返せる時で構わないとの事。
その気持ちがあるだけ嬉しいとも言われた。
なんだよリック……いい奴過ぎるだろ。
お前、悪いヤツに騙されないか心配になるレベルだぞ?
と言えば、タバサがいるから大丈夫だと。
「へいへい。ごちそうさまですよ~」
「いや、そうだが、そうじゃなくてだな!」
2人で真っ赤になって慌てんなって。
俺が寂しさ噛み締めちゃうだろ?
「あれか?ギルドに預けて置けばいいか?」
「それでもいいんだが……ソブル、これから俺の家に来ないか?」
「ん?タバサじゃなくて、俺か?」
「いや、タバサも来るが……お前、泊まる所ないだろ?」
「おいおい。俺が言う事じゃないが、今日会ったばっかの人間を泊めるの危ないぞ?リック、お前大丈夫か?」
「タバサも大丈夫だって言ってるしな。俺もソブルは放っておけなくてな?」
「リック……いい奴過ぎるぞ?けど、ありがたく泊まらせて頂くよ」
「おう!まっ、遠慮しろよ?」
「まかしとけ!夜は耳に詰め物しとくから、遠慮するなよ?」
「「ばっ?!」」
「……やっぱり邪魔か?」
「そんなわけないからっ!」
「そうだぞ、ソブル!むしろ助かるから!」
「そうそう!助かるから!」
あれか。距離感がわからなくなったパターンか。
『※その認識でOKです』
「いや、うん。何か、察した。お邪魔するぞ?」
「「喜んでっ!」」
どこの居酒屋だよ……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる