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第二部
第十話 十一番目の依頼人 プーのミゾグチ・モエと、11プラスn番目の依頼人たちと、カオリとのこと その五
しおりを挟む朝からうだるような、暑さの街路・・・。
スーツケースをゴロゴロ転がしながら、あたしは、なおも半信半疑で歩いていた。
別荘? しかも海辺? しかも電車賃まで出してくれるって?・・・
そういうハイソな場所は初めてではない。今までも、なんどもそうしたスケベなセレブの催しはあったからだ。
だが・・・。
相手高校生だよ? めっちゃ金持ちなのか、ヒロキは・・・。
待ち合わせの改札の前にはもう、あたしが手配した4人組とヒロキがいた。
このクッソ暑いのに、3日ぶりに会ったヒロキは「さわやか~」を絵に描いたような佇まい。
それに、いつもなら早朝の集合にブーブー文句垂れまくりのヤツラが、みんな闘志マンマンの面構えでヒロキを取り巻いているではないか!
しかも夏だから当たり前だが肌露出増量のカッコ。なにやらみんなすでにニヤニヤしているのがジミに、エロかったw これから待ってるエロの予感に期待してるんだろうなw
「おはよー! あ、あたしがビリかw! 」
「おはよ、モエ! じゃ、ちょっと早いですがホームに上がりますか。もう乗れると思いますんで」
ヒロキはちゃんと仕切ってた。しっかし、高校生のクセに落ち着いてるなー・・・。
まあ、4人組とのファーストコンタクトも上手くいったみたいでよかった。
なんか、あたしが一番舞い上がってるみたい!
「ヤッター! 汽車の旅! 」
「きしゃ、って。オマエ、いつの時代のヒト? 」
「いいからいいから! さ、行こ? というわけで、ヒロキ。よろしくね! 」
あたしはすでにワイワイ盛り上がってるみんなを促した。
08:00ちょうど発のピカピカの急行列車はもうホームに停まっていて乗車が始まっていた。
一人の男子高校生がイケイケな女の子計5名をゾロゾロ引きつれてホームを歩くのはさぞ人目を惹くことだろうと思ってたけど、やっぱそうだったw
ジロジロ。
振り向けばやや俯き加減でとぼとぼ歩いてるヒロキ。
なんか、カワイイ・・・。
「ね、ヒロキ! 何号車だっけ? 」
「さ、3号車、です・・・」
そんなこんなでやっと電車に乗り込んだあたしは、モロ、ビックラこいた!
なにこれ・・・。
「うっわ! スゲーっ! 」
「めっちゃセレブーっ! 」
あたしの感想を4人組が代弁してくれたわけだが、そこは6人用の個室。
窓は大きく、窓外を流れる景色をゆったりと眺めながら寛げる部屋になっていた。
洒落た車内アナウンスがあり、電車は定刻通りに発車した。
両側の窓際が手下どもにソッコーで占領され、あたしはなんとなく一番真ん中にヒロキと並んで座った。
カラダが沈んでしまいそうなほどやわらかなシートに座ったとたん、ヒロキに注がれる視線を感じた。
「・・・うふ♡」
「・・・へへ♡」
「・・・うん ♡」
「・・・ふん ♡」
みんな無言でニヤニヤ。ヒロキを見つめていた。( ̄ー ̄)ニヤリ
おい、おまえら♡ ちょっとサカりすぎ~! 最初っからそんなボルテージあげんでもw・・・。
いささか前説が大袈裟すぎたせいか、4人組の鼻息はすでに荒かった。
「ねえ、ふたり相手に一時間以上もへこたれないでエッチできる男の子いるんだけど、キョーミある? 」
「・・・それ、マジ?」
今日来た4人は、そんなあたしのエサに引っかかったヤツラなのだw
駅を出た電車がゆるやかにスピードを上げていき、あたしは仕切りに入った。
「じゃ、自己紹介から始めよっか! じゃあ、ジャンケンして! 」
ヒロキが「は? 」とあたしを見た。
ふふふ。
これからが、お楽しみだよ、ヒロキ♡・・・。
最初はグー! ・・・。
で、
「やったあ! あたし一番! 」
と勝ち名乗りを上げたのはボブで童顔の子だった。
当然にそのまま自己紹介するのかと思っていたら・・・。
「じゃあ、行こ? 」
ぼくの手を握って通路に出るドアを開けるではないか。
「へ? 」
「最初のヒトは10分。あとは5分ずつね♡ 」
と、モエが言った。
・・・なんのことだ?
「ん、もうっ♡ わかってる! ヒロキ、行こ? 」
と童顔の子。
「は? 」
まったくもって理解不能に陥っているぼくに、モエが言った。
「ヒロキ。彼女と一緒にトイレに行って自己紹介してもらってきて♡」
「はあ? トイレ? 」
なんだかわけがわからないまま通路を通ってグリーン車専任の女性車掌さんとすれ違ったりしながらゴーカなトイレに押し込まれてそのまま便座に座らされた。
そしたら、童顔の子がいきなりぼくの膝の上に跨って抱き着いてきた。
ぷにぷにのカラダと、お尻・・・。
「あたし、ヒナタ。ねえん♡ キスしてっ♡ 」
そしてぶちゅうっ・・・。
やわらかなくちびるが押し付けられる。甘い吐息と熱い、くちびる・・・。
「むむっ! 」
んで、ぼくの手を取ってダブTの裾から中へ誘いこんで、いきなり、ムネに!
おっとお! ノーブラかよ!
おっぱいサイズは、・・・F! かな?
そんなことを想像していると、彼女、ヒナタの手がぼくのバミューダショーツのベルトをかちゃかちゃ外しジッパーを降ろしてブーメランのゴムをくぐって直、股間に!
おおっ!
冷たくてやわらかい手が、もぞもぞ。もぞもぞ。
5本の指でカリをさわさわ、シャフトをシコシコ・・・。
・・・めっちゃ、上手い~w
「うふふ♡ あ、・・・おっきくなってきた♡ 」
彼女の舌がぼくのくちびるを割って舌ベロちゅう♡
んでキスしながら、手はもぞもぞ続行!
当然だけど、そんなんされたらイヤでも勃起つw!
「うっわ! ・・・デッカっ! モエの言った通りだね♡ 」
なおもキスとペッティングを続行しようとしていると、
こんこん。
トイレのドアがノックされた。
「ヒナタ! タイムアップ! 」
と声がした。彼女のハデなコロンの香りがドア越しで香って来た。
ああ、あのセミロングの子かあ・・・。
「ん、もうっ! じゃね、ヒロキ。また後でね♡ 」
名残惜し気にマイサンをスリスリすると、ヒナタはぼくから降り、ドアのロックを外した。外にいたのは予想通り、セミロングにチビTのショーパン。
「時間は守れよな! 」
「わかったよ。ハイ 」
外にいた子にハイタッチしてヒナタが出てゆくと、入れ替わりに入ってきたセミロングは、
「あたし、ツグミ♡ よろしくね、ヒロキ! 」
二番目の子はツグミと名乗った。
セミロングはやっぱりぼくの膝に跨ってきて栗色の髪を掻き上げた。
そして、ヒナタとおんなじ、ぶちゅうっ・・・!
ああ、なるほど。
これが「自己紹介」なのね・・・。
個室に帰って来たヒナタをまず詰問したのがナギサだった。
「どうだった?! 」
「マジ! モエの言った通り! 最初は並み以下だったんだけど、あっという間にめっちゃデカくなった! スッごいよ♡ 」
鼻の穴を膨らませてコーフン気味に報告するヒナタに、あたしは言った。
「でしょ? あんたたち全然信じなかったけど、これで納得したでしょ?
女ふたり相手に一時間以上もヤリまくっても全然イカないちんこなんだよ!
今日明日で、しっかり堪能してねw♡ 」
いつもはクールなメガネのアマネがごっくん、と喉を上下させたのをあたしは見逃さなかった。
「すごいね、モエ! あんな子、どこで見つけてきたの?! 」
ガラにもなくカオを赤くしたヒナタが腰の辺りをモジモジしながら訊いてきた。
こいつ・・・。もよおしやがったなw
「うふふ♡ 」
こういう時は、多くを語らず、だ。
あたしは窓の外を流れる風景に目を逸らした。
第十話 十一番目の依頼人 プーのミゾグチ・モエと、11プラスn番目の依頼人たちと、カオリとのこと その六 に続く
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