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8話

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 ご飯を食べて、ぐれ子も連れて部屋に戻った。

 ご飯は、全粒粉パンに塩味スープに焼いた肉(塩味)だった。出汁がないし、香辛料もない。すぐに飽きる。料理人とかのスキル持ちが同級生に出る事を祈ろう。

 部屋の近くにいた、知らないメイドさんに姫さまに金貨を持って来てもらう様に頼んだ。お茶の時に出したものが手に入りますよと言付けて……。

 すぐ来た!4人で来た。仲良いな。まずはぐれ子を紹介しないといけない。

 指差して
「ぐれ!」

「「「「ぐれ!」」」」

 伝わった。あとは先生とぐれ子に任せる。色々補足しているのだろうか?何言ってるのかわからないけど、金貨をステータス画面に入れた。
 10万円とか聞こえたから金貨は10万円か。銀貨は1万円で銅貨は千円かな?

「ぐれ子、安いのでいいからチョコとかのお菓子とケーキ、羊羹とかの和菓子にポテチ。
 飲み物は緑茶、紅茶、フルーツジュースのソフトドリンク類に、ビール、日本酒、ワインのアルコールを一通り出して。」

「分かったけど、なんでだ?」

「もしかしたら、この世界にもあるかも知れないでしょ?なければ売れる。作り方が分かるものは作り方を教える!ポテチなんて極論、じゃが芋を薄切りにして揚げるだけだもん。」

 そんなわけで試食会が始まる。もの凄いスピードで無くなっていく。そこまでか……。

 楽しそうに話をしているし、まずまず良い関係を築けただろう。横目で見ながら飲んだものは酒だった。

 ごめん。おれもうむり…………。
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