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「みっくん、おはよー!」
朝イチ、駅のホームで電車を待っていたら、今一番顔を合わせたくないヤツに会ってしまった。
「お、おはよう、ひより」
うぅ……、ひよりの顔を直視できない……。
視線を逸らした瞬間、中条との昨日のキスが鮮明に思い出されて、全身の血が勢いを増して体中を巡りだす。
わー! ばかばか、思い出すな!
「みっくん、顔赤いけど、まだ風邪治ってないんじゃないの?」
覗きこむ美少女から顔を背けて、俺は「治った治った」と言う。
というか、なんで俺が風邪で休んだって知ってるんだ?
疑問に思い聞けば、どうやら中条から聞いたとのこと。俺抜きで一体二人はどんな話をしたのか、なんだか無性に気になった。
「本当はお見舞いに行こうと思ったけど部活あって遅くなっちゃったから行けなくてごめんね」
と、顔の前で両手を合わせて謝るひよりに、俺は「いや、見舞いなんかいらないって」と返した。
中学から続けている美術部に入ったひよりは、毎日放課後せっせと部活に出ている。そのおかげで、俺は一緒に帰ろうと誘われることがなくなって一安心していた。
それよりも、今はひよりに申し訳なくて、気まずい。
非常に気まずい。
なんだか、すごく悪いことをしているみたいな気持ちになった。
「……ねぇ、もしかして、イケメン先輩お見舞いに来た?」
「えっ」
思わず動揺してしまった俺を見て、「あー! 来たんだ! ずるい!」と鼻息荒くするひより。
やっぱり、中条が俺と会ってるのも気に入らないんだろう、自分も行けばよかったとひよりは地団太を踏み、学校に着くまでぶーぶー文句を言っていた。どうやら昨日も中条から塩対応を受けたらしく、それについての不満をつらつらと話すのを、俺は隣でうんうんと聞いていた。
仕方ないんだよひより。中条は、好きな子にはツンツンしちゃうみたいだから。
俺みたいなどうでもいい奴にはガンガン攻めてくるのにな……。その勢いをひより相手に少しでも出せればいいのに。
まぁ、俺から中条の気持ちを伝えるわけにはいかないので、そこは心の中だけに留めておく。
「みっくんも、嫌なことは嫌って言っていいんだからね! 優しすぎるんだよ、みっくんは」
「う、うん、ごめん……」
「って、みっくんが謝ることじゃないっつーの! 悪いのはみっくんに付きまとうイケメン先輩なんだから!」
「――俺がなんだって?」
「うわっ」
「ぎゃぁっ!」
昇降口の辺りで、突然声が降ってきて、俺とひよりは肩をビクつかせる。振り向くと、すぐ後ろに中条が立っていた。明るい茶髪は、朝陽を浴びてもはやミルクティーブラウンに輝いていて目に眩しい。
なんでこう、タイミング悪く会いたくない人に会うんだろうか。
目が合ったものの、俺は恥ずかしさに俯いて視線から逃れる。でも、恥ずかしがってることを中条に知られることも恥ずかしい。
「ちょっと、イケメン先輩! 風邪っぴきのみっくんの家に押しかけて抜け駆けするなんて卑怯者!」
ん……?
抜け駆け? 卑怯者?
それって、俺の事じゃなくて?
どういうことだ? 言い間違えか? と考えていれば、中条はそんなひよりをスルーして俺の肩に腕を回してきた。いつものあのいい匂いがして、どくんと胸が鳴る。
「尊、昨日は夕飯ごちそうさま。すっげー楽しかったぁ」
「うぇっ、ば、ばかっ」
なんで、わざわざ言うんだよ、そんなこと!
ひよりにヤキモチ焼いてもらいたいのか?
「はぁ? 夕飯まで食べていったの⁉ 病人の家に押しかけて⁉ なんて図々しい!」
「何とでも言え、イノシシ女。お前の出る幕はないんだよ」
いやいや、中条も、いくら好きな子には意地悪しちゃう質だからって、そんな言い方はないんじゃないか?
「ひどい、私だっておばさんの手料理食べたいのにぃ……」
「ひ、ひより、そんな落ち込まなくても……。あ、じゃぁ、来週のどっかで来れば? 母さんもひよりに会いたがってたから喜ぶんじゃないかな」
ひよりへの罪悪感から、とっさに誘ってしまっていた。
「行く! 絶対行く! やったぁ~!」
ど、どうしよう……。中条からしたらあり得ない、よな……。
恐る恐る隣を見れば、やっぱりぶすっとした顔で俺を睨みつけていて、心臓が冷え上がった俺は、
「あっ、そうだ! ね、姉ちゃんが、中条に試着してほしいとかなんとかって言ってたような……でも、忙しいなら無理にとは……」
と口から出まかせが出ていた。
「ぜってー行くし。尊とこいつ、二人っきりにさせてたまるか」
「それ、こっちのセリフだから!」
はぁ、めんどくさ、小学生か。
俺にはもう、こいつらの思考回路が理解できない。
疲れた俺は、二人きりにさせてあげようと、中条の腕を解いて一人で先を行く。
「あ、待ってよ尊。一緒に行こうぜ」
なのに、すぐに中条が追いついてきた。ひよりは、クラスメイトと挨拶を交わしていて、付いてくることはなかった。
上履きに履き替えて、それとなく並んで教室へと向かう。
中条は、隣で「あー今日化学あんじゃん、だりー」とぶつぶつ言っている。
俺は、その隣で胸がドキドキして、居心地が悪いったらない。
さっきから俺の頭には、中条とのキスがずっとエンドレスにリピート再生されてしまっているんだ。もっと言えば、昨日中条と別れたあとからずっとで、おかげで眠た気がしない。
映像だけじゃない、あの時の、中条の唇と舌の柔らかさ、湿った吐息、触れられたうなじの感覚、抱きしめられた腕の逞しさと熱を帯びた視線。
まるで、たった今、中条に抱きしめられてキスされているような錯覚に陥りそうになるほど、あの時のすべてが俺を離してくれない。
体がじんじんと熱く疼く。ともすれば反応してしまいそうになるくらいに。
頭がおかしくなりそうだった。
「ホントに熱下がったのか?」
声と一緒に、なにかが前髪をかき分けておでこに当てがわれ、それが中条の手だと気づいた瞬間、びくっと体が過剰反応してしまった。
みぞおちの辺りから、ぶわっと放出されたなにかに体が支配されたように足がすくんで体が動かない。
「尊……? どうした、大丈夫か? やっぱり熱あるんじゃ……」
硬直する俺を不思議に思った中条が、顔を覗き込んできた。
おでこにあった手は頬に触れてから、するりと首に移動する。
その肌をなぞる感覚に、体がぞくりと震えた。
「みこ……と……?」
どうしよう。
顔が、体が、熱い。
真っ赤な顔を見て変に思われたに違いない。
今すぐこいつのそばから逃げ出したいのに、体が言うことをきかない。
「わっ」
唐突に手首を引っ張られて、そのままどこかに連れていかれた。ガチャリ、とドアを開ける音がしたと思えば眩しい日差しに晒され、外階段に来たのだと頭がぼんやりと理解する。
そして、
「なか――」
声を発した次の瞬間には、中条の腕の中にいた。
驚きのあまり力の抜けた腕から通学鞄が落ちて、どさり、と音を立てる。
「はぁ……」
中条のため息が俺の耳に触れる。
「……んっ」
回された腕に、腰とうなじをなぞるように包まれて、声が出てしまった。
うわ、はっず……。
一人赤くなって身を固くしていると、腕が緩んで中条の体が離れた。けれど、腕は解かれることなく、距離は近いままで俺は恥ずかしくて顔をあげられない。
「もうさぁー……なんなのお前、ちょっと触られたくらいで、ビクついて顔真っ赤にするとか……」
いや、ホント……、俺も自分で自分をどうにもできないんだよ。
一人でドキドキして、過剰に反応して、発情期のオス猫か、俺は。
「可愛すぎなんだけど」
「は?」
朝イチ、駅のホームで電車を待っていたら、今一番顔を合わせたくないヤツに会ってしまった。
「お、おはよう、ひより」
うぅ……、ひよりの顔を直視できない……。
視線を逸らした瞬間、中条との昨日のキスが鮮明に思い出されて、全身の血が勢いを増して体中を巡りだす。
わー! ばかばか、思い出すな!
「みっくん、顔赤いけど、まだ風邪治ってないんじゃないの?」
覗きこむ美少女から顔を背けて、俺は「治った治った」と言う。
というか、なんで俺が風邪で休んだって知ってるんだ?
疑問に思い聞けば、どうやら中条から聞いたとのこと。俺抜きで一体二人はどんな話をしたのか、なんだか無性に気になった。
「本当はお見舞いに行こうと思ったけど部活あって遅くなっちゃったから行けなくてごめんね」
と、顔の前で両手を合わせて謝るひよりに、俺は「いや、見舞いなんかいらないって」と返した。
中学から続けている美術部に入ったひよりは、毎日放課後せっせと部活に出ている。そのおかげで、俺は一緒に帰ろうと誘われることがなくなって一安心していた。
それよりも、今はひよりに申し訳なくて、気まずい。
非常に気まずい。
なんだか、すごく悪いことをしているみたいな気持ちになった。
「……ねぇ、もしかして、イケメン先輩お見舞いに来た?」
「えっ」
思わず動揺してしまった俺を見て、「あー! 来たんだ! ずるい!」と鼻息荒くするひより。
やっぱり、中条が俺と会ってるのも気に入らないんだろう、自分も行けばよかったとひよりは地団太を踏み、学校に着くまでぶーぶー文句を言っていた。どうやら昨日も中条から塩対応を受けたらしく、それについての不満をつらつらと話すのを、俺は隣でうんうんと聞いていた。
仕方ないんだよひより。中条は、好きな子にはツンツンしちゃうみたいだから。
俺みたいなどうでもいい奴にはガンガン攻めてくるのにな……。その勢いをひより相手に少しでも出せればいいのに。
まぁ、俺から中条の気持ちを伝えるわけにはいかないので、そこは心の中だけに留めておく。
「みっくんも、嫌なことは嫌って言っていいんだからね! 優しすぎるんだよ、みっくんは」
「う、うん、ごめん……」
「って、みっくんが謝ることじゃないっつーの! 悪いのはみっくんに付きまとうイケメン先輩なんだから!」
「――俺がなんだって?」
「うわっ」
「ぎゃぁっ!」
昇降口の辺りで、突然声が降ってきて、俺とひよりは肩をビクつかせる。振り向くと、すぐ後ろに中条が立っていた。明るい茶髪は、朝陽を浴びてもはやミルクティーブラウンに輝いていて目に眩しい。
なんでこう、タイミング悪く会いたくない人に会うんだろうか。
目が合ったものの、俺は恥ずかしさに俯いて視線から逃れる。でも、恥ずかしがってることを中条に知られることも恥ずかしい。
「ちょっと、イケメン先輩! 風邪っぴきのみっくんの家に押しかけて抜け駆けするなんて卑怯者!」
ん……?
抜け駆け? 卑怯者?
それって、俺の事じゃなくて?
どういうことだ? 言い間違えか? と考えていれば、中条はそんなひよりをスルーして俺の肩に腕を回してきた。いつものあのいい匂いがして、どくんと胸が鳴る。
「尊、昨日は夕飯ごちそうさま。すっげー楽しかったぁ」
「うぇっ、ば、ばかっ」
なんで、わざわざ言うんだよ、そんなこと!
ひよりにヤキモチ焼いてもらいたいのか?
「はぁ? 夕飯まで食べていったの⁉ 病人の家に押しかけて⁉ なんて図々しい!」
「何とでも言え、イノシシ女。お前の出る幕はないんだよ」
いやいや、中条も、いくら好きな子には意地悪しちゃう質だからって、そんな言い方はないんじゃないか?
「ひどい、私だっておばさんの手料理食べたいのにぃ……」
「ひ、ひより、そんな落ち込まなくても……。あ、じゃぁ、来週のどっかで来れば? 母さんもひよりに会いたがってたから喜ぶんじゃないかな」
ひよりへの罪悪感から、とっさに誘ってしまっていた。
「行く! 絶対行く! やったぁ~!」
ど、どうしよう……。中条からしたらあり得ない、よな……。
恐る恐る隣を見れば、やっぱりぶすっとした顔で俺を睨みつけていて、心臓が冷え上がった俺は、
「あっ、そうだ! ね、姉ちゃんが、中条に試着してほしいとかなんとかって言ってたような……でも、忙しいなら無理にとは……」
と口から出まかせが出ていた。
「ぜってー行くし。尊とこいつ、二人っきりにさせてたまるか」
「それ、こっちのセリフだから!」
はぁ、めんどくさ、小学生か。
俺にはもう、こいつらの思考回路が理解できない。
疲れた俺は、二人きりにさせてあげようと、中条の腕を解いて一人で先を行く。
「あ、待ってよ尊。一緒に行こうぜ」
なのに、すぐに中条が追いついてきた。ひよりは、クラスメイトと挨拶を交わしていて、付いてくることはなかった。
上履きに履き替えて、それとなく並んで教室へと向かう。
中条は、隣で「あー今日化学あんじゃん、だりー」とぶつぶつ言っている。
俺は、その隣で胸がドキドキして、居心地が悪いったらない。
さっきから俺の頭には、中条とのキスがずっとエンドレスにリピート再生されてしまっているんだ。もっと言えば、昨日中条と別れたあとからずっとで、おかげで眠た気がしない。
映像だけじゃない、あの時の、中条の唇と舌の柔らかさ、湿った吐息、触れられたうなじの感覚、抱きしめられた腕の逞しさと熱を帯びた視線。
まるで、たった今、中条に抱きしめられてキスされているような錯覚に陥りそうになるほど、あの時のすべてが俺を離してくれない。
体がじんじんと熱く疼く。ともすれば反応してしまいそうになるくらいに。
頭がおかしくなりそうだった。
「ホントに熱下がったのか?」
声と一緒に、なにかが前髪をかき分けておでこに当てがわれ、それが中条の手だと気づいた瞬間、びくっと体が過剰反応してしまった。
みぞおちの辺りから、ぶわっと放出されたなにかに体が支配されたように足がすくんで体が動かない。
「尊……? どうした、大丈夫か? やっぱり熱あるんじゃ……」
硬直する俺を不思議に思った中条が、顔を覗き込んできた。
おでこにあった手は頬に触れてから、するりと首に移動する。
その肌をなぞる感覚に、体がぞくりと震えた。
「みこ……と……?」
どうしよう。
顔が、体が、熱い。
真っ赤な顔を見て変に思われたに違いない。
今すぐこいつのそばから逃げ出したいのに、体が言うことをきかない。
「わっ」
唐突に手首を引っ張られて、そのままどこかに連れていかれた。ガチャリ、とドアを開ける音がしたと思えば眩しい日差しに晒され、外階段に来たのだと頭がぼんやりと理解する。
そして、
「なか――」
声を発した次の瞬間には、中条の腕の中にいた。
驚きのあまり力の抜けた腕から通学鞄が落ちて、どさり、と音を立てる。
「はぁ……」
中条のため息が俺の耳に触れる。
「……んっ」
回された腕に、腰とうなじをなぞるように包まれて、声が出てしまった。
うわ、はっず……。
一人赤くなって身を固くしていると、腕が緩んで中条の体が離れた。けれど、腕は解かれることなく、距離は近いままで俺は恥ずかしくて顔をあげられない。
「もうさぁー……なんなのお前、ちょっと触られたくらいで、ビクついて顔真っ赤にするとか……」
いや、ホント……、俺も自分で自分をどうにもできないんだよ。
一人でドキドキして、過剰に反応して、発情期のオス猫か、俺は。
「可愛すぎなんだけど」
「は?」
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