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第4章 ― 4つのヒント ―
第8話 サクラサク
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話はふたりがいる、現在の埠頭に戻る・・・。
すっかり冷たくなってしまった手をつなぎながら、
埠頭から駅まで歩く帰り道、愛は心の中でこうつぶやいた。
「(土井くん、さっきは疑ってごめんなさい・・・。
そして・・・ありがとう!)」
― 「わかっていたの前から こうなることもずっと」
私の言葉 半分笑って聞いてるけど
証拠だってちゃんとあるよ 初めて手をつないでから
その後すぐに 私の右手 SUPERでSPECIALになったもの
やっぱりそうだ あなただったんだ
うれしい!たのしい!大好き!
何でもできる強いパワーが どんどん湧いてくるよ
「ホントはあなたも知ってたはず
最初から私を 好きだったくせに」
やっぱりそうだ 巡り合えたんだ ずっと探してた人に ―
『うれしい!たのしい!大好き!』
高校を卒業してから愛は地元の短大の経済学科へ。
治希は地元のデザインの専門学校へと互いに違う道に進んだ。
「治希は策士だよね」
「ん?何が?」
「告白されたあの日。ふたりきりのデートに誘うなんて、
わかりやすい人だなぁって思ってたんだけど、
『好きな人がいて・・・』って言われたあの瞬間は、ホントに
ショックだったんだからね」
「大学の受験勉強よりも、どうやって告白したら一番印象的かを
前の晩から埠頭に着くまでずっと考えてた。オレの実力では大学に
合格できないと思ってたし・・・。あっ!そうか!オレの受験勉強は
ちゃんと実ったんだ。愛が“合格通知”を出してくれたんだ!」
「うん。合格!」
愛は治希に抱きつくようにして言った。
晴天の埠頭。ふたりが座っているあの日と同じベンチには、
春の暖かい風が走り抜け、穏やかな青い海は太陽の光を反射し、
停泊中の白い船を浮かべている。
すっかり冷たくなってしまった手をつなぎながら、
埠頭から駅まで歩く帰り道、愛は心の中でこうつぶやいた。
「(土井くん、さっきは疑ってごめんなさい・・・。
そして・・・ありがとう!)」
― 「わかっていたの前から こうなることもずっと」
私の言葉 半分笑って聞いてるけど
証拠だってちゃんとあるよ 初めて手をつないでから
その後すぐに 私の右手 SUPERでSPECIALになったもの
やっぱりそうだ あなただったんだ
うれしい!たのしい!大好き!
何でもできる強いパワーが どんどん湧いてくるよ
「ホントはあなたも知ってたはず
最初から私を 好きだったくせに」
やっぱりそうだ 巡り合えたんだ ずっと探してた人に ―
『うれしい!たのしい!大好き!』
高校を卒業してから愛は地元の短大の経済学科へ。
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「治希は策士だよね」
「ん?何が?」
「告白されたあの日。ふたりきりのデートに誘うなんて、
わかりやすい人だなぁって思ってたんだけど、
『好きな人がいて・・・』って言われたあの瞬間は、ホントに
ショックだったんだからね」
「大学の受験勉強よりも、どうやって告白したら一番印象的かを
前の晩から埠頭に着くまでずっと考えてた。オレの実力では大学に
合格できないと思ってたし・・・。あっ!そうか!オレの受験勉強は
ちゃんと実ったんだ。愛が“合格通知”を出してくれたんだ!」
「うん。合格!」
愛は治希に抱きつくようにして言った。
晴天の埠頭。ふたりが座っているあの日と同じベンチには、
春の暖かい風が走り抜け、穏やかな青い海は太陽の光を反射し、
停泊中の白い船を浮かべている。
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