【R18】炎

小泉洸

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優奈が初めて経験したのは、中学三年の夏休みだった。
相手は同じクラスのサッカー部員、もう名前も覚えていない。
付き合って二ヶ月くらいだったか。
荒い息を弾ませながら、優奈の中に無理矢理入り込んで腰を振る相手に、
優奈は何も感じなかった。
やがて呻き声を上げて優奈の中で果てた男子を、優奈は心の中で軽蔑した。
男って、こんなものなの?バカみたい。私をもっと気持ちよくさせてよ。

でも今は違う。

男が入ってくる感触に優奈は、身体全体で快感を感じる。
後ろから突かれるたびに、脳の中で熱い火花が飛ぶ。膝が震え立っていられない。

それは千景先輩が見ているから。
マジックミラーの向こうで、嫉妬に狂いながら先輩が私の行為を凝視しているから。
千景先輩、私を見て。私が男に何度も何度も犯されている姿をよく見て。
男を口に含み、腰を振り、愛液で内ももを濡らす私を見て。
何度も男の精を中に放たれ、私は数え切れないほど頂点に達した。

男がシャワーを浴びて帰る。私もシャワーを浴びる。これからが本番だ。

全裸で椅子にくくりつけられ、後ろ手に縛られて肩を上下させる千景先輩を私は見下ろす。千景先輩の怒りと燃えるような嫉妬を感じて、優奈は快感で震えが止まらない。

千景先輩にはめた猿ぐつわを外す。
唾液が猿ぐつわにしていたハンカチに滲む。
手足の自由を奪っていた縄を解かれた千景先輩は、ゆっくりと私の前で立ち上がる。
千景先輩に平手打ちをされて、私は床に倒れ込む。

「あなたは雌犬みたいだったわ」千景先輩の声が震える。
「許せない。あんな汚らしい姿を私に見せるのは許せない」
髪を掴まれ、ベッドまで引きずっていかれる。
また平手打ち。もう一度。痛い、痛いと私は泣くが許してもらえない。

「さあ、私を舐めなさい、その汚い舌で舐めなさい」

私は髪の毛を掴まれたまま千景先輩の蜜芯を舐め清める。舌を千景先輩の中に入れる。
千景先輩の愛液を啜る。千景先輩が呻き、白い貌を仰け反らせる。
千景先輩が昇りつめるのを私は感じる。
私も自分の指で自分を慰めながら一緒に果てる。

しばらく抱き合って舌を絡め、二人で余韻を愉しんだ後、千景先輩は言う。

「今度は私の番よ」

千景先輩が私の叢に顔をうずめる。
今までとは比べものにならない強い快感が私を襲う。

もう死んでもいい、私は思う。このまま千景先輩と一緒に墜ちて死のう。
快楽の海に溺れながら優奈は思う。

身体の位置を変え、優奈も千景を再び攻める。
二人の長い夜は、まだ始まったばかりだ。
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