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第三章
第31話『合同戦』
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三日ぶりにローブを着た。
元々それに愛着があったわけじゃない。そもそも、この世界に来る前から持っていたものなのかすら定かではない。しかし、ずっとあったものだから、着ていると安心感がある。もはや身体の一部…っていうのは過言だけど、それぐらい馴染んでいる。なにより遮熱機能もあるから、今も暑い思いをしなくて済んでいる。
現在はヴェレンから南の方向へ歩き続けている。だけど今回は私一人ではない。
「いやー、まさかレインと一緒に依頼を請ける日がくるとはねー」
私の前を歩くアンナが、身体を軽く弾ませながら言った。溌溂な振る舞いは繁華街ギルドのトリッシュを彷彿とさせる。
今回はチーム雷神と一緒に依頼を達成しに来た。アンナの右隣にはポール、私の右側にはジェイシー、更にその右側にはデニスがいる。
アンナに続いてポールも口を開いた。
「本当に光栄だよ。でも、どうしてうちのチームと?」
「んー…なんとなく?」
名目としては私とジェイシーが魔法使いとしての実力を上げるため…だけど、ジェイシーがチームには話さずに私にだけ話したから、一応そこは伏せることにした。ちらと彼女の方を見ると少しだけ会釈された。
「まぁ、なにはともあれ、俺達も他の誰かと協力しての魔物討伐は初めてだからな。よろしくお願いするよ」
「うん。よろしくね」
今後もしかしたら雷神とか、その他の誰か、チームとかと協力して依頼を請けることもあるかもしれない。誰かと行動することが少ない私にとって、味方同士の連係というものに触れられるいい機会だった。
「と、いっても、レインの出番なんてあげないんだからね!」
毅然とした態度でアンナは声を上げた。
そこへデニスが横槍を入れる。
「やる気を出すのは結構だけど、空回りしてこっちの負担増やさないでくれよ?」
「へへっ、アンタの出る幕も無いんだから。安心しなさい」
自信満々のアンナに対して、デニスはやれやれと手を広げている。以前まではデニスが自由人でそれをアンナが抑止する、という印象で見ていたが、存外アンナは猪突猛進で、それに歯止めをかけているのがいつもデニスなような気がしている。持ちつ持たれつってやつなのかな。ちょっとニュアンスは違うけど。
「あの、本当によかったんですか…?」
すると隣にいるジェイシーから、周りに聴こえないように話しかけられた。恐らく今回の依頼のことを言っているのだろう。
「いいのいいの。あくまで私が勝手についてきたってだけだから」
今回の依頼は『ビッグベア討伐』である。討伐依頼ということで、ギルドに予め申し込めば私と雷神の二チームで請けることができた。しかし規約に依ると、その場合チーム単位で報酬金が分割される。つまり、達成したときの報酬金が私のほうが多くなってしまうのだ。そこで私は依頼を請けず、あくまで偶然そこに居合わせただけ、ということになった。
ちなみにそれに気付いたのは依頼書を受付に持っていった時だった。四人チームの雷神の方に報酬金を渡すべきだと考えた私は、依頼は雷神で請けてもらって、それに私が後ろから勝手に付いていくことにしようと提案した。初めポールやアンナは、気にしないで欲しい、と言っていたが、懐事情が苦しいのか、早めに折れてくれた。
チームだとその分割くリソースも多くなるだろうから仕方ない。比べて私は一人旅。自分の匙加減でいくらでも収入も出費も操作できる。本当に自分次第だけど。
「すみません…。ありがとうございます」
彼女は仲間に分からないように、また然りげ無く会釈をした。呼応するように私が微笑むと、彼女も笑顔になった。
雄大に広がる草原には人工物などはなく、緩やかな斜面を下ったり上がったりするばかりである。その中には鹿や牛といった野生動物の姿もあった。見渡す限り食草があるこの場所は、動物にとって天国のように思える。
するの前を歩いていた二人が立ち止まった。その先を見ると、複数の茶色い魔物がいた。六体のウルフギャングという魔物である。
例え食に困らなくても、食される危険があるのなら、天国とは言えないか。
【名称】ウルフギャング
【種族】魔物-獣
【体力】250/250
【魔力】1/1
【属性】地
【弱点】火
【スキル】跳躍Lv1
この魔物は一度別の採取依頼を請けたときに遭遇したことがある。個々は決して強くはないものの、複数体で行動しているため、なかなかに厄介だった。
でも今回はそこまで苦労しなさそうだ。なぜならチーム雷神もいるからだ。既に皆一斉に武器を取り出して戦闘態勢に入っていた。
【名称】ポール・イェール
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20
【職業】戦士
【体力】1,800/1,800
【魔力】100/100
【属性】水
【弱点】火
【スキル】剣技Lv3・身体強化Lv2
【異常】-
【名称】アンナ・トンプソン
【種族】人間
【性別】女
【年齢】20
【職業】戦士
【体力】1,600/1,600
【魔力】130/130
【属性】火
【弱点】風
【スキル】剣技Lv1・槍技Lv3・身体強化Lv2
【異常】-
【名称】デニス・アティル
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20
【職業】治癒師
【体力】1,400/1,400
【魔力】1,000/1,000
【属性】地
【弱点】水
【スキル】剣技Lv1・光魔術Lv2・治癒術Lv3
【異常】-
ウルフギャングは低くガルルルと鳴き声を唸らせながら、そのうちの一体がこちらに向かって飛びかかってきた。
「っだぁ!」
それに対し、ポールが先陣を切って斬り掛かった。ウルフギャングが飛びかかった瞬間を狙い、その腹部に鋭い刃が走った。まず一体が倒れ動かなくなった。
周りのウルフギャングは一斉に遠吠えをし、倒れた仲間の仇を討たんとばかりに一斉に襲い掛かってきた。
「よっ!」
次にアンナが槍で突いた。胴体には当たらなかったが、前脚に傷をつけることができたようだ。動くの鈍くなったウルフギャングは、攻撃に転じることも、逃げることもできない。そこをアンナがトドメの一撃を食らわせた。
<<ブライトネス>>!!
デニスは光魔術を放ち、三つに分かれた光の玉が勢いよくウルフギャングに命中した。治癒師といえどもやっぱりというか、当然と言えば当然なのか、攻撃手段があるらしい。
<<ウインドボム>>!!
残った敵は三体で、そのうち固まって居た二体にジェイシーが魔法を放った。凝縮された空気が一体に命中し、煙のない爆発が起こった。当たった一体は言わずもがな、もう一体もその衝撃を間近で受けて吹き飛ばされていた。
さて、残った一体は…私が倒そうかな。
<<ファイアボール>>!!
一体相手に広範囲の魔法は必要ない。それでも弱点さえ突くことができれば、大きなダメージを与えることができる。
私が放った火の玉は間もなくウルフギャングに当たり、ハンマーに殴られたかのように飛んでいった。着地した敵の様子を見てもぴくりとも動かない。茶色の毛は黒く焦げて、ぷすぷすと小さな音をたてていた。
「よし、片付いたな」
ポールはそう言って周囲を見渡した。新手がいないかを警戒し、戦闘を終えたことを確認すると漸く武器を仕舞った。それに続いて皆も武器を仕舞い、緊張の糸が緩まった。
この程度で苦戦する私ではないが、チーム雷神も流石といったところか。何も言わずとも各々がしっかり動き、確実に敵の数を減らしていった。
中でもジェイシーは二体も倒している。他の三人、特に前衛二人にはない、範囲のある魔法を最大限に活かしていた。一方で、なら尚更どうして私に強くなりたいなんて言い出してきたんだろうとも感じた。ちらと見ると、彼女はある一点に釘付けになっていた。その視線を追っていった先は、私が倒した最後のウルフギャングだった。
「いやぁ、普段この四人だけで行動しているから、誰かと一緒に戦うなんて新鮮だね!」
アンナが楽しそうに言った。するとそこへまたデニスが加わってきた。
「そうだね。おかげで僕もいつもより気合が入っちゃうよ」
「あんたはただイイところ見せたいだけでしょ」
「なんだよ。悪いかい?こういうところじゃないと僕のかっこよさっていうのは伝わんないからね」
「そう言って攻撃ばっかして、アタシらへの回復を忘れてたらチョーカッコ悪いんだからね」
「いやいや、流石にちゃんとジェイシーとレインさんの怪我は治すよ」
「アタシの心配もしなさいよ!」
「アンナはそんだけ元気があるなら大丈夫だろ!」
また二人が言い合い始めてしまった。だが不思議なことに、妙な安心感がある。
「…仲いいね。あの二人」
「…お恥ずかしい」
頭を抱えて困った様子のポールに比べて、ジェイシーは小さく笑って楽しそうだった。
そこから時間を掛けて更に南下していくと、遠くに小さな黒い塊が見えてきた。私たちは少し屈んでその塊に近づいていくと、姿形がはっきりとわかってきた。
間違いない。アレが今回の討伐対象だ。
元々それに愛着があったわけじゃない。そもそも、この世界に来る前から持っていたものなのかすら定かではない。しかし、ずっとあったものだから、着ていると安心感がある。もはや身体の一部…っていうのは過言だけど、それぐらい馴染んでいる。なにより遮熱機能もあるから、今も暑い思いをしなくて済んでいる。
現在はヴェレンから南の方向へ歩き続けている。だけど今回は私一人ではない。
「いやー、まさかレインと一緒に依頼を請ける日がくるとはねー」
私の前を歩くアンナが、身体を軽く弾ませながら言った。溌溂な振る舞いは繁華街ギルドのトリッシュを彷彿とさせる。
今回はチーム雷神と一緒に依頼を達成しに来た。アンナの右隣にはポール、私の右側にはジェイシー、更にその右側にはデニスがいる。
アンナに続いてポールも口を開いた。
「本当に光栄だよ。でも、どうしてうちのチームと?」
「んー…なんとなく?」
名目としては私とジェイシーが魔法使いとしての実力を上げるため…だけど、ジェイシーがチームには話さずに私にだけ話したから、一応そこは伏せることにした。ちらと彼女の方を見ると少しだけ会釈された。
「まぁ、なにはともあれ、俺達も他の誰かと協力しての魔物討伐は初めてだからな。よろしくお願いするよ」
「うん。よろしくね」
今後もしかしたら雷神とか、その他の誰か、チームとかと協力して依頼を請けることもあるかもしれない。誰かと行動することが少ない私にとって、味方同士の連係というものに触れられるいい機会だった。
「と、いっても、レインの出番なんてあげないんだからね!」
毅然とした態度でアンナは声を上げた。
そこへデニスが横槍を入れる。
「やる気を出すのは結構だけど、空回りしてこっちの負担増やさないでくれよ?」
「へへっ、アンタの出る幕も無いんだから。安心しなさい」
自信満々のアンナに対して、デニスはやれやれと手を広げている。以前まではデニスが自由人でそれをアンナが抑止する、という印象で見ていたが、存外アンナは猪突猛進で、それに歯止めをかけているのがいつもデニスなような気がしている。持ちつ持たれつってやつなのかな。ちょっとニュアンスは違うけど。
「あの、本当によかったんですか…?」
すると隣にいるジェイシーから、周りに聴こえないように話しかけられた。恐らく今回の依頼のことを言っているのだろう。
「いいのいいの。あくまで私が勝手についてきたってだけだから」
今回の依頼は『ビッグベア討伐』である。討伐依頼ということで、ギルドに予め申し込めば私と雷神の二チームで請けることができた。しかし規約に依ると、その場合チーム単位で報酬金が分割される。つまり、達成したときの報酬金が私のほうが多くなってしまうのだ。そこで私は依頼を請けず、あくまで偶然そこに居合わせただけ、ということになった。
ちなみにそれに気付いたのは依頼書を受付に持っていった時だった。四人チームの雷神の方に報酬金を渡すべきだと考えた私は、依頼は雷神で請けてもらって、それに私が後ろから勝手に付いていくことにしようと提案した。初めポールやアンナは、気にしないで欲しい、と言っていたが、懐事情が苦しいのか、早めに折れてくれた。
チームだとその分割くリソースも多くなるだろうから仕方ない。比べて私は一人旅。自分の匙加減でいくらでも収入も出費も操作できる。本当に自分次第だけど。
「すみません…。ありがとうございます」
彼女は仲間に分からないように、また然りげ無く会釈をした。呼応するように私が微笑むと、彼女も笑顔になった。
雄大に広がる草原には人工物などはなく、緩やかな斜面を下ったり上がったりするばかりである。その中には鹿や牛といった野生動物の姿もあった。見渡す限り食草があるこの場所は、動物にとって天国のように思える。
するの前を歩いていた二人が立ち止まった。その先を見ると、複数の茶色い魔物がいた。六体のウルフギャングという魔物である。
例え食に困らなくても、食される危険があるのなら、天国とは言えないか。
【名称】ウルフギャング
【種族】魔物-獣
【体力】250/250
【魔力】1/1
【属性】地
【弱点】火
【スキル】跳躍Lv1
この魔物は一度別の採取依頼を請けたときに遭遇したことがある。個々は決して強くはないものの、複数体で行動しているため、なかなかに厄介だった。
でも今回はそこまで苦労しなさそうだ。なぜならチーム雷神もいるからだ。既に皆一斉に武器を取り出して戦闘態勢に入っていた。
【名称】ポール・イェール
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20
【職業】戦士
【体力】1,800/1,800
【魔力】100/100
【属性】水
【弱点】火
【スキル】剣技Lv3・身体強化Lv2
【異常】-
【名称】アンナ・トンプソン
【種族】人間
【性別】女
【年齢】20
【職業】戦士
【体力】1,600/1,600
【魔力】130/130
【属性】火
【弱点】風
【スキル】剣技Lv1・槍技Lv3・身体強化Lv2
【異常】-
【名称】デニス・アティル
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20
【職業】治癒師
【体力】1,400/1,400
【魔力】1,000/1,000
【属性】地
【弱点】水
【スキル】剣技Lv1・光魔術Lv2・治癒術Lv3
【異常】-
ウルフギャングは低くガルルルと鳴き声を唸らせながら、そのうちの一体がこちらに向かって飛びかかってきた。
「っだぁ!」
それに対し、ポールが先陣を切って斬り掛かった。ウルフギャングが飛びかかった瞬間を狙い、その腹部に鋭い刃が走った。まず一体が倒れ動かなくなった。
周りのウルフギャングは一斉に遠吠えをし、倒れた仲間の仇を討たんとばかりに一斉に襲い掛かってきた。
「よっ!」
次にアンナが槍で突いた。胴体には当たらなかったが、前脚に傷をつけることができたようだ。動くの鈍くなったウルフギャングは、攻撃に転じることも、逃げることもできない。そこをアンナがトドメの一撃を食らわせた。
<<ブライトネス>>!!
デニスは光魔術を放ち、三つに分かれた光の玉が勢いよくウルフギャングに命中した。治癒師といえどもやっぱりというか、当然と言えば当然なのか、攻撃手段があるらしい。
<<ウインドボム>>!!
残った敵は三体で、そのうち固まって居た二体にジェイシーが魔法を放った。凝縮された空気が一体に命中し、煙のない爆発が起こった。当たった一体は言わずもがな、もう一体もその衝撃を間近で受けて吹き飛ばされていた。
さて、残った一体は…私が倒そうかな。
<<ファイアボール>>!!
一体相手に広範囲の魔法は必要ない。それでも弱点さえ突くことができれば、大きなダメージを与えることができる。
私が放った火の玉は間もなくウルフギャングに当たり、ハンマーに殴られたかのように飛んでいった。着地した敵の様子を見てもぴくりとも動かない。茶色の毛は黒く焦げて、ぷすぷすと小さな音をたてていた。
「よし、片付いたな」
ポールはそう言って周囲を見渡した。新手がいないかを警戒し、戦闘を終えたことを確認すると漸く武器を仕舞った。それに続いて皆も武器を仕舞い、緊張の糸が緩まった。
この程度で苦戦する私ではないが、チーム雷神も流石といったところか。何も言わずとも各々がしっかり動き、確実に敵の数を減らしていった。
中でもジェイシーは二体も倒している。他の三人、特に前衛二人にはない、範囲のある魔法を最大限に活かしていた。一方で、なら尚更どうして私に強くなりたいなんて言い出してきたんだろうとも感じた。ちらと見ると、彼女はある一点に釘付けになっていた。その視線を追っていった先は、私が倒した最後のウルフギャングだった。
「いやぁ、普段この四人だけで行動しているから、誰かと一緒に戦うなんて新鮮だね!」
アンナが楽しそうに言った。するとそこへまたデニスが加わってきた。
「そうだね。おかげで僕もいつもより気合が入っちゃうよ」
「あんたはただイイところ見せたいだけでしょ」
「なんだよ。悪いかい?こういうところじゃないと僕のかっこよさっていうのは伝わんないからね」
「そう言って攻撃ばっかして、アタシらへの回復を忘れてたらチョーカッコ悪いんだからね」
「いやいや、流石にちゃんとジェイシーとレインさんの怪我は治すよ」
「アタシの心配もしなさいよ!」
「アンナはそんだけ元気があるなら大丈夫だろ!」
また二人が言い合い始めてしまった。だが不思議なことに、妙な安心感がある。
「…仲いいね。あの二人」
「…お恥ずかしい」
頭を抱えて困った様子のポールに比べて、ジェイシーは小さく笑って楽しそうだった。
そこから時間を掛けて更に南下していくと、遠くに小さな黒い塊が見えてきた。私たちは少し屈んでその塊に近づいていくと、姿形がはっきりとわかってきた。
間違いない。アレが今回の討伐対象だ。
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