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第一部

7歳の頃

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片方の髪の毛を耳にかけた黒い肌に対称的な白い髪と澄んだ碧い眼をした彼はそう言った

「いったいなぁ、それ僕の物なんだけど」

殴られた箇所をわざとらしく擦りながらジェイは言う

「俺の久々の休暇に久々の睡眠を妨げたのはお前だろう?」

「そんなの俺に関係ないから」

「そうか、じゃあコイツは貰ってくぞ。」

「行かせるわけねぇだろ」

そう言って殴りかかろうとしたが、黒い男は楽々と止め

「テン、ケイト、阿呆をボスのもとへ連れてけ。度重なる器物破損、そしてボスのお気に入りの物の破壊、そう伝えて持ってけ。必要なら気絶させるが」

飄々と言い放つ

「えっ?ボスのお気にあったの?やっば、ごめーんリオちょっと俺逃げるおしおきまた今度ね~~」

「ちょ、バカ兄貴!!!」
「おい!!!!!!」

逃がさないとばかりに2人はジェイを追いかけて言ったので僕と黒い人だけが残った

「お前、たしか、リオだったな。俺はエルディストだ」

「エルディふっ、と、」

舌を噛んで痛い、、、しかも名前が言えなかった

「エルでいい」

とスタスタと僕を抱えて歩き出した

何処に向かうか聞けなかった。

そう遠くはなくてある部屋に入り扉を閉めて僕をベットに寝かせた

痛い事されるのかな、逃げたいけど怖くて逃げれない。本能がそう言っている

頭抱える僕を他所にエルは上の服を脱いでラフなパンツのみと言う格好になった

「お前、触り心地か?抱き心地がいいな。直ぐに眠れそうだ」

抱き寄せられてビックリしたが厚い胸板に抱かれてとくん、とくんと、動く心臓の音で僕さ瞬く間に眠ってしまった
























「その手のヤツには需要が高いな」





















ぽつりと呟いた
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