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22話 ※指

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「お、奥に……?……っ!」
「そう、奥にだよ……。 諒ちゃんだって、こういう事をシてるんだから気持ち良くなりたいだろ? それなら、素直に話聞いた方がいいと思うよ……」

 今日は諒馬からしてみたら、女装をしているからなのか、こう人間って変装をすると脳内がそういうモードになるというのか、なりきるからであろうか、今日の諒馬は本当に女性になりきっているようにも思える。

「これを、奥に入れればいいのね?」
「そうだよ……。 奥に入れる事出来るかな?」

 そう優しく相変わらず諒馬の耳側で囁くように言う京平。

「それとも、私が特別に入れて上げようか? 自分で入れるより他人に入れて貰った方が気持ちいいと思うからね」

 確かにそれはあるのかもしれない。 こう自分の体を誰かに触れて貰ったり、マッサージして貰う方が実際気持ちいいのだから。 そういう行為だって自分でするよりかは人にしてもらった方が断然気持ちいいだろう。

「んじゃあ……京平さん……宜しくお願いします……」

 そう色っぽくお願いする諒馬。

「んじゃあ、仰向けになってくれるかな?」
「え? あ……」

 そう諒馬が言ってる間に、諒馬はいつの間にか天井に視線を向けていたらしい。 という事は、京平に少し体を押された事によって、いつの間にか仰向けの状態にさせられていたのであろう。

 それでも諒馬は後ろ手に足を開かされたままの状態なのだから、もっともっと京平には後ろの蕾が丸見えの状態になったのかもしれない。

「ふふ……諒ちゃんもホント何だか凄く期待しているみたいだね。 ココがヒクヒクしてるしね」

 京平はそう言いながら、諒馬の後ろの蕾の周りを細い方の玩具を使って振動だけさせ、中に入れずにその周辺だけをぐるぐると回るのだ。

 流石にそれだけでは焦ったいのか、諒馬は腰をくねらせながら、後ろの蕾をヒクヒクとさせ、本当にこれ以上の事を体中で求めているようにも思える。

「ふぅん……ぁ……」

 声だって、そんなに気持ち良くはなさそうに思える。 いや、何かが足りないからこそ、そういった声しか出ないのであろう。

「どうしたのかな? 諒ちゃん? 腰くねらせて……たまにビクンっ! って体を跳ねらせているようにも思えるんだけど……声は何かこう足りなさそうな声なんだけどな。 諒ちゃん的に刺激が足りないとか?」

 京平はもうこういう行為はやり慣れているからなのか、やはり声だけで本当に気持ちいいのかとか、まだ足りていないだとかというのが分かるのであろう。 だから諒馬にそう聞いているのだから。
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