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17 犯人探し
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レオは毒林檎事件の犯人を密かに調べ始めた。
黒く変色した毒林檎を毒に詳しい宮廷医師に見せると、「南方に伝わる無味無臭の毒の可能性があります」と眉間に皺を寄せ答えた。
「一口でも口にすると体が痺れ即死するといいます。毒を含んだ物はしばらくすると真っ黒に変色すると。しかし薬市場でも見かけたことがありません。犯人はどうやって手に入れたのか…」
「なんと…」
本当に危なかったのだな。
レオはローザリアの霊感に感謝した。あの日の記憶をたどり林檎狩りに関わった人物をあぶりだしていった。
最初に林檎狩りを促したのはネイブ宰相だ。林檎が熟したと庭師が報告したと言っていた。姫林檎の木に同行したのはネイブ宰相と令嬢たち。
庭師かネイブ宰相が怪しいが…
ネイブは厄介な人物だ。銀髪銀眼の美麗な青年だが貴族達の間ではいい噂を聞いたことがない。母親がドット伯爵の愛妾だったおかげでネイブは特別にドット家の養子に迎えてもらったという。
先王がまだ存命の時、貴族たちの強い推薦により、まだ若きネイブが宰相となったのはある意味不自然だった。きっと推薦者となった貴族たちはネイブに何かしら弱みを握られていたのだろう。この先もネイブには警戒しておく必要がある。
「まずは庭師に話を聞いてみるか」
レオは庭師の仕事場へと足を向けた。
まず庭園で木々の剪定をしている庭師の長に声をかけた。
「先日、姫林檎が黒っぽく痛んでいたのだが、何か心当たりはあるか?」
「黒っぽく?おかしいですな。姫林檎はどれも虫もつかず、とても色よく熟していたはずですが。おい、お前達!」
長は他の庭師たちにレオの話を伝えたが誰もこれといって心当たりはないようだった。
「林檎は陛下の好物でらっしゃいますから、それは念入りに手入れしてきたんですよ」
長の態度に何かを隠しているような不自然さは感じ取れなかった。レオは「そうか。手を止めさせて悪かった」と手短に礼を言った。
黒く変色した毒林檎を毒に詳しい宮廷医師に見せると、「南方に伝わる無味無臭の毒の可能性があります」と眉間に皺を寄せ答えた。
「一口でも口にすると体が痺れ即死するといいます。毒を含んだ物はしばらくすると真っ黒に変色すると。しかし薬市場でも見かけたことがありません。犯人はどうやって手に入れたのか…」
「なんと…」
本当に危なかったのだな。
レオはローザリアの霊感に感謝した。あの日の記憶をたどり林檎狩りに関わった人物をあぶりだしていった。
最初に林檎狩りを促したのはネイブ宰相だ。林檎が熟したと庭師が報告したと言っていた。姫林檎の木に同行したのはネイブ宰相と令嬢たち。
庭師かネイブ宰相が怪しいが…
ネイブは厄介な人物だ。銀髪銀眼の美麗な青年だが貴族達の間ではいい噂を聞いたことがない。母親がドット伯爵の愛妾だったおかげでネイブは特別にドット家の養子に迎えてもらったという。
先王がまだ存命の時、貴族たちの強い推薦により、まだ若きネイブが宰相となったのはある意味不自然だった。きっと推薦者となった貴族たちはネイブに何かしら弱みを握られていたのだろう。この先もネイブには警戒しておく必要がある。
「まずは庭師に話を聞いてみるか」
レオは庭師の仕事場へと足を向けた。
まず庭園で木々の剪定をしている庭師の長に声をかけた。
「先日、姫林檎が黒っぽく痛んでいたのだが、何か心当たりはあるか?」
「黒っぽく?おかしいですな。姫林檎はどれも虫もつかず、とても色よく熟していたはずですが。おい、お前達!」
長は他の庭師たちにレオの話を伝えたが誰もこれといって心当たりはないようだった。
「林檎は陛下の好物でらっしゃいますから、それは念入りに手入れしてきたんですよ」
長の態度に何かを隠しているような不自然さは感じ取れなかった。レオは「そうか。手を止めさせて悪かった」と手短に礼を言った。
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