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プロローグ
しおりを挟む僕――田中マサオはいつの間にか、真っ白な空間にいた。そして目の前には白衣をまとった中年の男がいる状態。男の名前は神様というのだとか。
「あなたは交通事故で死んでしまいました」
そう僕に言ったのは神様と名乗る人(?)だった。いやまあ、目の前に車が飛び出してきたのは覚えているけど、まさかあっさり僕が死んで、目の前に神様が現れるなんて思っていなかった。
「しかし、おめでとうございます。あなたは最高の人間として異世界で生活することが出来ます!」
神様はそういって光の玉を出してきた。……それって俗に言うチート野郎として異世界で生活出来るってこと?
「あっ……そうなんすか」
とはいえ、いきなり死んで、いきなり神様が現れ、いきなりチート野郎として異世界生活を送れるなんて言われたものだから、実感が湧かず、素直に喜ぶことが出来ないでいた。
「というわけでこれから異世界に転生するための準備をします」
「えっ、いきな――」
僕が喋り終わる前に、神様が光の玉を僕の身体に入れた。するとなんだかよく分からないけど、力が湧いてくるような気がした。
「さあ、これであなたは最高の人間になれました! こちらの方で光の玉の効力で身体能力などをあげておいたので、特に死ぬことはないと思います」
おお、それはありがたい。そんなことを思っていたその時――。
「う、うあああああああ!?」
「ど、どうかいたしましたか!?」
な、なんだか身体が恐ろしく熱く……!?
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
僕の、いや俺は今熱く燃えている! これなら異世界での生活にも困らなさそうだ!
「な、なんだかとんでもないことに……」
そう神様が言うと、程なく扉が出てきた! これが異世界への入り口か!
扉は開かれ、そして吸い込まれる!
「よっしゃあ! 異世界へレッツゴぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
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