ただ守りたい…〜大事な人を守るには、金と権力と腕っ節…あと諦めない心が必要です〜

ドラると

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閑章1

第62話「勉強会・後半」

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中間テストに向けた、守里の家での勉強会。

守里達は、守里チーム(守里、美月、桜、柿谷、菊山、紗耶、蓮花)と、飛香チーム(飛香、春時、日向子、祐希)に分かれて、勉強を始めた。



美月: 守里、これどうやって解けばいいの?


守里: うん?あぁ、それは左辺を全部展開してみて、同じ次数のやつをくくって、右辺と見比べてみれば、解けるよ。


美月: こいつとこいつを括弧に入れるってこと?


守里: そうそう。


美月: で、この括弧の中のやつと、右の式のこのaが同じってことね。


守里: うん。そしたら、式が3つできるでしょ?


美月: うんうん、できた。


守里: それで、分からない文字も3つで、式も3つあるってことは?


美月: 連立させるのか!


守里 :そういうこと。


美月: ありがとう!!守里!!


守里: うん。そのページ解き終わったら、1回見せてね。


美月: はーい。



美月は、物分りも良くて素直だから、教えやすいな。


それに多分だけど、美月が勉強できなかったのは、家でも学校でも集中できる時間がなかったからかも…

それなら、これから伸びること間違いなしだ。

美月、地頭良いし。



菊山: かっきー、ここはどうすれば良いの?


桜: あ、さくもそこ分かんない。


柿谷: うん?これは、命題の対偶を考えて、証明すれば良いんだよ。


桜: 対偶?


菊山: ここに書いてあるよ。



菊山は教科書を桜に見せる。



桜: なるほど。


柿谷: それで、その対偶が真、つまり正しかったら、元の命題も真ってことなの。


菊山: うん。


桜: じゃあ、その対偶を証明すればいいのか。


柿谷: そういうこと。


菊山: ちなみにさ、その対偶を使うとかってどうやって、見分けるの?


柿谷: それは…勘…


菊山: え?


桜: じゃあさくには無理だ…


守里: 笑、そういう証明問題を解くには、やっぱり経験が必要になってくるかな。問題を解けば解くほど、こういう問題はこの解法でっていうのが分かるようになってくるから。


菊山: たくさん問題を解けば良いってことですね。


守里: うん。かっきーはもう、たくさん問題を解いてるから、直感で、これにはこの方法ってのが分かるようになったんだと思うよ。


桜: かっきーすごい!!


柿谷: 笑、さくちゃんも問題解いていけば大丈夫!


桜: うん!!


菊山: 証明する時は、このnを別の文字に置くんだよね。


柿谷: そう。


桜: なんでも良いの?


柿谷: うん。まぁでもkで置くことが多いかな。


桜: なんで?


柿谷: え?


桜: なんでkなの?


柿谷: そ、それは…



柿谷が守里に助けを求める視線を送る。



守里: 笑、桜。確かにどれでも良いんだけどさ、みんな同じ文字を使った方が良くない?


桜: え?


守里: みんなが同じだったらさ、こうやって教え合う時も分かりやすいじゃん。これって別の文字で置いてるんだって。


桜: あぁ!確かに。


柿谷: そんな理由が!!知らなかったです。



やべ、かっきーも信じちゃった。

適当に考えた、でっち上げなんだけどな…

あとから、ちゃんとかっきーに伝えとこ。



菊山: よし、あとは自分で解けると思う。ありがとう、かっきー!


柿谷: うん。


桜: さくはまだ解けないよ。


柿谷: 笑、じゃあ、nはどんな条件を持ってる?


桜: 3の倍数じゃない。


柿谷: そう。それなら、nはkを使ってどう表せる?


桜: う~ん…


柿谷: もし、nが3の倍数だったら?


桜: n=3k


柿谷: うん、ならそうじゃないってことは、足し算を使って…


桜: 3k+1?


柿谷: あと?


桜: 3k+2、3k+3…でも、ずっと続くよ。


柿谷: 3k+3は3の倍数じゃない?


桜: はっ!そうだ。ってことは、n=3k+1、3k+2ってことか!!


柿谷: うん。そしたら、あとはできるよね?


桜: うん!!!ありがとう、かっきー!!


柿谷: どういたしまして。



かっきー、やっぱ頭良いな。

教え方が上手だ。


さぁちゃんは、少しのヒントを貰えれば、すぐ解けるって感じだから、この調子で頑張れば、テストは問題なさそう。


桜も、演習を頑張っていけば、大丈夫だとは思うけど…

1つずつ丁寧に教えていかないとだな。


しかし、問題はこの2人か…


守里はテーブルの端に座る2人を見る。



紗耶: zzzzz


蓮花: カキカキ



紗耶ちゃん、寝てるな…

確か前に、ペンを持ってノートに向かうと眠くなってくるとか言ってた…

こりゃあ、早急に何とかしないとマズイ。


蓮花もなんか一生懸命書いてるけど、1回も教科書見てないし、怪しいな…


よし、こっそり後ろに行ってみるか。


守里はそっと立ち上がる。

そして、背伸びをするフリをしつつ、移動する。


うん、やっぱり…

紗耶ちゃん寝てるし、なんならヨダレ垂れてる。

寝顔可愛いけど、勉強会だから、しょうがない。


あと、蓮花はノートに落書きしてる。

これはなんの絵なんだ?

分からん…


まぁいいか…



守里: お2人さん。



守里は紗耶と蓮花の肩に手を置く。



紗耶: うん?…っ!!


蓮花: っ!!!


守里: 紗耶ちゃん、おはよう。蓮花、お絵描き楽しい?


紗耶: ご、ごごご、ごめんなさい!!


蓮花: お、お、お兄ちゃん!!


守里: 勉強、頑張ろうか。


紗耶: はい!!!


蓮花: うん!!!


守里: でも、そうだな…2人は僕の隣でやろう。


紗耶: え?///


蓮花: やった!!


美月: なに?!


桜: っ!!!


守里の言葉に紗耶と蓮花は喜び、守里の隣に座っていた美月と桜は、驚き落胆する。



守里: ごめん、2人とも席変わってくれない?


桜: …うん。


美月: しょうがないな。


守里: ありがとう。



そうして、守里の隣に紗耶と蓮花が移動する。



守里: 一緒に頑張ろ。


紗耶: ///はい!(近い!!)


蓮花: うん!!



様子を見つつ、守里は勉強を再開した。




少しして…



蓮花: …キョロキョロ…


紗耶: チラ…チラ…


守里: …



蓮花は集中力があんまりないのかな…

勉強して、他に意識が移って、を繰り返してる。

まぁでも、着実にやってるし、理解は早いみたいだから、大丈夫か。


あと、紗耶ちゃんは、なんかチラチラとこっちを見てるけど、分からないところでもあるのかな?



守里: 紗耶ちゃん、何か分からないとこある?


紗耶: っ!!い、いえ、大丈夫です///


守里: そう?ならいいけど、分からないことがあったら聞いてね。そのための勉強会で、僕がいるんだからさニコッ


紗耶: ////は、はい。(やっぱりカッコいい…)


蓮花: チラ…


美月: …


桜: ムー


蓮花: お兄ちゃん!!ここ分からない!!!


美月: 私も分からない!!!


桜: さくも!!!



蓮花達が、守里の目の前にノートを突き出す。



守里: 分かったから笑


柿谷: (守里先輩、大変だな~)


菊山: かっきー、これどうすればいいの?(守里先輩は我慢しよ…)


柿谷:これはね…(自分とさぁちゃんに集中…)



こうして守里チームの勉強会は進んで行った。


一方、飛香チームは…



祐希: え~っと、これは…ウトウト…zzz


飛香: 祐希、寝るな。


祐希: はい!!カキカキ


日向子: カキカキ…もう勉強あ…


飛香: 日向子、飽きるな。集中しろ。


日向子: はい!!カキカキ


祐希: カキカキ…う~ん…ウトウト…zz


飛香: 祐希、寝るなって。あと、そこは剰余の定理を使うんだ。


祐希: 剰余の定理?


飛香: これだ。



飛香は祐希に教科書を見せる。



飛香: もう1回ここを読んで、その問題が解けなかったら、また聞け。


祐希: はい!!


日向子: カキカキ……あ…


飛香: 日向子叫ぶな。分からないからといって叫ぶのは人間じゃないぞ。そこは、一旦問題を式にしてみるんだ。


日向子: 人間じゃないって…


飛香: いいから。


日向子: はい!!こうですか?!


飛香: うん。そしたら、あとは移項して割り算して解ける。


日向子: わっかりました!!!カキカキ


飛香: ふん…


春時: …(このモードの飛香、凄すぎ。その分、怖いけど…)



こんな感じで、各チームは勉強に励んだ。


◇◇◇


1時間後…



守里: よし、一旦終了!!お昼休憩に入るよ!!


紗耶: はい!


蓮花: やっと終わった~


柿谷: ふぅ…


菊山: 結構進んだね。


桜: 疲れた…


美月: 解放された~


飛香: 2人とも、中断だ。


日向子: 休憩だ!!!!!!!


祐希: zzzzzz


春時: 勉強が終わった途端にかよ笑


守里: じゃあ、僕はお昼ご飯作るから、その間みんなは、好きに過ごしてて良いよ。無理して勉強とかしなくていいからね。



そう言って、守里はキッチンへ。



飛香: …


春時: ほら飛香、行ってこいよ。


飛香: うん!



春時に背中を押され、飛香は守里のところへ。



柿谷: 私も守里先輩を手伝おうかな。


桜: なら、さくも。


柿谷: いや、さくちゃんはこっちにいた方が良いんじゃないかな?やんちゃんと、さぁちゃんがいるし。


桜: 確かに、そうだね。


柿谷: じゃあ行ってくる。


桜: うん。



柿谷もキッチンへ向かう。




キッチン



守里: よし、作るか。



守里は冷蔵庫を開け、使う予定の食材を取り出していく。



飛香: あの、守里。私も手伝うよ。


柿谷: 私も、手伝います。


守里: いや、いいよ。ゆっくりしてて。


飛香: 守里1人で全員分を用意するのは、大変でしょ。


柿谷: そうです!


守里: 笑、分かった。じゃあ頼んでもいい?


飛香: うん!!


柿谷: はい!



そうして、守里達は料理を開始したのだが…



守里: か、かっきー…


飛香: あなた…


柿谷: え?



柿谷が切っていた野菜は、見るも無惨な姿に変貌していた。 



守里: かっきー、やっぱり、リビングでゆっくりしてて。


飛香: うん、後輩にやらせるわけにはいかないよ。


柿谷: え、でも…


守里: その手伝ってくれようとする気持ちだけで、嬉しいからさ。


飛香: ほら、包丁置いて。


柿谷: え、は、はい…


守里: ほんと、ありがとうね。かっきーは、しっかり者だからさ、向こうの子達を見ててくれないかな?


飛香: みんなのこと頼んだよ。


柿谷: はい!!



柿谷は、守里と飛香に仕事を任されたことを嬉しく思いつつ、リビングに向かう。



守里: まさか、かっきーが料理できないとは…


飛香: なんでもできるから、料理も大丈夫だと思ってたんだけど…


守里: かっきーの弱点だな笑


飛香: うん笑


守里: あ、そういえばさ、今日、飛香がつけてるヘアピンって、前に僕がプレゼントしたやつだよね?


飛香: え?


守里: 違った?ならごめん…


飛香: い、いや、そうだよ!(気づいてくれた!)


守里: 笑、そっか。つけてくれてありがとうね。


飛香: あの、その、似合ってるかな?


守里: うん、めちゃくちゃ可愛いよ。


飛香: /////か、かわ……そう…なら良かった…


守里: よし、2人で頑張ろう!


飛香: …うん!



守里と飛香は料理を再開した。




リビング



日向子: 私、ゲームしたい!!


菊山: 私もやりたいです!!


蓮花: 一緒にやりましょう!!


日向子: うん!みんなもやろうよ!!


美月: なにやるの?


蓮花: う~ん、大人数でやるなら、あれだ!!スマ○ラ!!



そう言って、蓮花はすぐにゲームの用意をし、コントローラーを全て出す。

小さいコントローラーが4つに、大きめのコントローラーが4つ、テーブルに並べられる。



美月: 8個か…


蓮花: 8人乱闘にはちょうど良いね。


菊山: なんで、こんなにコントローラーが…


春時: 確かに…元々守里はこのゲーム持ってたけど、こんなにはなかったな。まぁ、守里がやってるとこ自体、あんまり見たことないが。


美月: 私達もこのゲームを持ってたんだよ。


菊山: なるほど、それでこんなに多く。


美月: うん。


日向子: じゃあ、やる人、これを取っていって!!


菊山: はーい!


紗耶: 紗耶もやる!!


柿谷: 私も!


桜: あれ?かっきー戻ってきたの?


柿谷: うん、先輩にこっちでみんなを見ててって言われてね。


桜: そっか。よし、さくもやる。


日向子: 春時はやる?


春時: ん?あぁ、俺もやるよ。


美月: 祐希はもう寝ちゃってるから、これでちょうど8人かな。



テーブルに置いてあったコントローラーが、全員の手に渡る。



蓮花: よし、じゃあ皆さん、キャラを選んでくださーい。



こうして、つかの間のゲーム大会が始まった。


そして、守里達は、昼ご飯を食べた後も、休憩を挟みつつ、勉強会を行い、空が夕日に焼かれ始めた頃、勉強会はお開きとなった。




to be continued

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