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獣狼族の森
話を聞きました
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「ルカは誇り高い獣狼族。森の平和を守る戦士」
人型に戻ったルカ、手足の自由を得て股を葉っぱ一枚で隠すホイム、必要以上にホイムにくっついて睨みを効かせ続けるアカネ。
三人で半壊したルカの寝床を話し合いの場としていた。
「森の魔物強い。でも獣狼族もっと強い」
ルカは得意げに胸を張る。ちなみに人型のときであってもレオタードのような銀毛で体の恥部は隠せるようなので、アカネの猛烈な早口の説得に負ける形でルカはそうしている。
「どうやら森の治安を維持する役割を担っているようですね」
「うん。けれど森に入った冒険者が命を奪われたりしてるのは残念だね」
「仕方ない。森広い。ルカたち森の奥いる。森の端まで見るの大変」
森に侵入したばかりの冒険者が犠牲になるのは、彼女たちの目が届かないからだろう。
「しかしこの場所は森の中心から大分離れている。貴様は何故ここにいる」
確かにアカネの言う通り、ここは森の端に近い地点である。この森を抜けて北に出るのに十日かかるとすれば、ここはまだ二日程の場所である。
そこを突かれたところで、ルカの表情がシュンと曇り、ハキハキしていた声のトーンも下がってしまった。
「問題起きた」
その様子にようやくアカネも耳を傾ける気になったようで、ホイムに胸を押しつけ寄り添いながら話を聞く。
「族長。ルカの父。亡くなった」
簡潔な説明はすんなりと頭に入ってきたが、親しい者の死を経験したことをすぐ受け入れていいものかと考えあぐねる。
「だからルカは仇を討ちたい」
しかし彼女の瞳には悲嘆ではなく強い意志が漲っていた。
が、すぐにまたシュンとした。
「でもルカだけじゃな勝てない……」
「ならば一族総出で仇とやらを討ちにいけばよかろう。ホイム様を巻き込むな!」
ツンケンと怒るアカネはホイムを両腕で抱きしめてルカから守ろうとする。その顔に胸が当たるので股間の葉っぱがぴょこんと跳ねた。
「他の者まだ悲しい。次の族長どうするか悩む」
仇討ちよりトップを喪って混乱しているであろう一団をまとめることを優先しているようである。
しかしながらそれならば余計に彼女が一人で動いても勝算などないはずである。
族長の父ともなれば相当な腕利きであろうが、そのような者でさえ倒されているのだから。
「だったら……」
「そこでルカは見た!」
口出ししようとしたホイムを遮るルカがずずいっと顔を寄せてくるので、アカネは腕を振ってホイムを引き離した。しかしルカは引き下がらない。
「見てわかった! お前強い! だから夫にする!」
ルカに鑑定スキルがないことは判明しているので見ただけで強さが分かるとは思えないとホイムは考えた。
これは野生スキルか、はたまた彼女自身が備えた直感のようなものでホイムの潜在能力を見抜いたのかもしれない。
「夫は妻のため戦う! 一緒に仇討つ!」
「駄目だ駄目だ! ホイム様は私と旅をするのだ! お前のような痴れ者に付き合わせるわけにはいかん!」
アカネは真っ向からルカを拒否した。
「あの、付き合うかどうかは僕が決め……」
ギロリ。
「あっはいすみません……」
あんまりにも血走ったアカネの視線に主であるはずのホイムが折れていた。
忠誠心よりも嫉妬心が勝っているのかもしれない。もしそれで彼女の心が傷ついているのなら申し訳ないと胸がチクリと痛むホイムであった。
「……」
黙るホイムと怒るアカネを観察していたルカだったが、またまたシュンとしてしまった。
「ルカは反省した」
「ムッ……どうしたというのでしょう」
「さあ……」
悪戯を咎められた飼い犬のような反応に、アカネも訝しんでホイムに囁く。
「人のもの盗ってはいけない。父の教えの一つ」
亡くなったという父の言葉を思い出しているようであった。
「ルカ必死だった。だからホイムとアカネが夫婦と気付かなかった」
ルカの言葉にホイムは慌てた。これ以上妙な勘違いやすれ違いで話がややこしくなるのは面倒だし、変なことを言われたらアカネがどう思うかと心配したからだ。
「……ナニィ?」
当のアカネは失礼な事を言われたと思ったのか、低い声色で唸っていた。
「二人お似合い。とてもお似合い。ルカの入る隙間ない」
しかしルカは諦めなかった。今度はホイムとアカネの手を取り、満面の笑顔である。
「だからルカは二番でいい! 一番アカネ! 二番ルカ! 二人がルカを助けてくれると嬉しい!」
「また勝手なことを……」
一夫多妻という発想がなかったホイムはその言葉に苦笑いしかなかったが、ハッとしてまたアカネを見た。
「……ホイム様」
ルカの口にした妙なことでまた虫の居所が悪くなっている。……その考えは間違えだった。
「ルカ殿を助けましょう!」
「えぇ!?」
一転して瞳をキラキラさせてルカと一緒にホイムの手を取ってくるのだった。
「こんなにいい娘の嘆願を無下にするなど私は心苦しいのです……是非お救いしましょう」
「アカネ! いい人! 一番!」
「いいのです……気にしないでください」
突然手の平を返したアカネに抱きついたルカが頭を撫でられている。大柄なルカがまるで駄犬のようにホイムには見えた。
「いや……あれ……? さっきまで本気で戦ってたのに……」
事態の変化にホイムは脳の処理が追いつかない様子であった。
「どうやら私はルカ殿を誤解しておりました。これほど素晴らしく他人を気遣える心優しき獣族の少女を私は知りません」
「めちゃくちゃ肩持ちますね!?」
これほど心を入れ替えられると逆に清々しくすらあった。
「アカネ感謝! ホイム感謝!」
なんかもう既に助けることが確定の雰囲気になっていることにホイムは小さく溜め息を吐いた。
「……僕としては何故こんなことをしたのか詳しく話してもらってから色々と決めたかったんだけどな」
既にアカネとホイムは一致団結して答えは決まっていて、そこにホイムの意見は必要ないと言わんばかりであった。
「分かったよ。ルカの仇討ち……手伝えばいいんだね?」
ホイムは苦笑しながら二人に告げると、まるで姉妹か母娘のように手を取り合って喜んでいる。
もういいやとホイムも諦めて心を決めた。
「それで、詳細をもっと教えてもらうけれど……つまるところ僕らはお父上の仇として誰を討つのを手伝うんです?」
「ドラゴン!」
ホイムとアカネの表情が凍りついた。
人型に戻ったルカ、手足の自由を得て股を葉っぱ一枚で隠すホイム、必要以上にホイムにくっついて睨みを効かせ続けるアカネ。
三人で半壊したルカの寝床を話し合いの場としていた。
「森の魔物強い。でも獣狼族もっと強い」
ルカは得意げに胸を張る。ちなみに人型のときであってもレオタードのような銀毛で体の恥部は隠せるようなので、アカネの猛烈な早口の説得に負ける形でルカはそうしている。
「どうやら森の治安を維持する役割を担っているようですね」
「うん。けれど森に入った冒険者が命を奪われたりしてるのは残念だね」
「仕方ない。森広い。ルカたち森の奥いる。森の端まで見るの大変」
森に侵入したばかりの冒険者が犠牲になるのは、彼女たちの目が届かないからだろう。
「しかしこの場所は森の中心から大分離れている。貴様は何故ここにいる」
確かにアカネの言う通り、ここは森の端に近い地点である。この森を抜けて北に出るのに十日かかるとすれば、ここはまだ二日程の場所である。
そこを突かれたところで、ルカの表情がシュンと曇り、ハキハキしていた声のトーンも下がってしまった。
「問題起きた」
その様子にようやくアカネも耳を傾ける気になったようで、ホイムに胸を押しつけ寄り添いながら話を聞く。
「族長。ルカの父。亡くなった」
簡潔な説明はすんなりと頭に入ってきたが、親しい者の死を経験したことをすぐ受け入れていいものかと考えあぐねる。
「だからルカは仇を討ちたい」
しかし彼女の瞳には悲嘆ではなく強い意志が漲っていた。
が、すぐにまたシュンとした。
「でもルカだけじゃな勝てない……」
「ならば一族総出で仇とやらを討ちにいけばよかろう。ホイム様を巻き込むな!」
ツンケンと怒るアカネはホイムを両腕で抱きしめてルカから守ろうとする。その顔に胸が当たるので股間の葉っぱがぴょこんと跳ねた。
「他の者まだ悲しい。次の族長どうするか悩む」
仇討ちよりトップを喪って混乱しているであろう一団をまとめることを優先しているようである。
しかしながらそれならば余計に彼女が一人で動いても勝算などないはずである。
族長の父ともなれば相当な腕利きであろうが、そのような者でさえ倒されているのだから。
「だったら……」
「そこでルカは見た!」
口出ししようとしたホイムを遮るルカがずずいっと顔を寄せてくるので、アカネは腕を振ってホイムを引き離した。しかしルカは引き下がらない。
「見てわかった! お前強い! だから夫にする!」
ルカに鑑定スキルがないことは判明しているので見ただけで強さが分かるとは思えないとホイムは考えた。
これは野生スキルか、はたまた彼女自身が備えた直感のようなものでホイムの潜在能力を見抜いたのかもしれない。
「夫は妻のため戦う! 一緒に仇討つ!」
「駄目だ駄目だ! ホイム様は私と旅をするのだ! お前のような痴れ者に付き合わせるわけにはいかん!」
アカネは真っ向からルカを拒否した。
「あの、付き合うかどうかは僕が決め……」
ギロリ。
「あっはいすみません……」
あんまりにも血走ったアカネの視線に主であるはずのホイムが折れていた。
忠誠心よりも嫉妬心が勝っているのかもしれない。もしそれで彼女の心が傷ついているのなら申し訳ないと胸がチクリと痛むホイムであった。
「……」
黙るホイムと怒るアカネを観察していたルカだったが、またまたシュンとしてしまった。
「ルカは反省した」
「ムッ……どうしたというのでしょう」
「さあ……」
悪戯を咎められた飼い犬のような反応に、アカネも訝しんでホイムに囁く。
「人のもの盗ってはいけない。父の教えの一つ」
亡くなったという父の言葉を思い出しているようであった。
「ルカ必死だった。だからホイムとアカネが夫婦と気付かなかった」
ルカの言葉にホイムは慌てた。これ以上妙な勘違いやすれ違いで話がややこしくなるのは面倒だし、変なことを言われたらアカネがどう思うかと心配したからだ。
「……ナニィ?」
当のアカネは失礼な事を言われたと思ったのか、低い声色で唸っていた。
「二人お似合い。とてもお似合い。ルカの入る隙間ない」
しかしルカは諦めなかった。今度はホイムとアカネの手を取り、満面の笑顔である。
「だからルカは二番でいい! 一番アカネ! 二番ルカ! 二人がルカを助けてくれると嬉しい!」
「また勝手なことを……」
一夫多妻という発想がなかったホイムはその言葉に苦笑いしかなかったが、ハッとしてまたアカネを見た。
「……ホイム様」
ルカの口にした妙なことでまた虫の居所が悪くなっている。……その考えは間違えだった。
「ルカ殿を助けましょう!」
「えぇ!?」
一転して瞳をキラキラさせてルカと一緒にホイムの手を取ってくるのだった。
「こんなにいい娘の嘆願を無下にするなど私は心苦しいのです……是非お救いしましょう」
「アカネ! いい人! 一番!」
「いいのです……気にしないでください」
突然手の平を返したアカネに抱きついたルカが頭を撫でられている。大柄なルカがまるで駄犬のようにホイムには見えた。
「いや……あれ……? さっきまで本気で戦ってたのに……」
事態の変化にホイムは脳の処理が追いつかない様子であった。
「どうやら私はルカ殿を誤解しておりました。これほど素晴らしく他人を気遣える心優しき獣族の少女を私は知りません」
「めちゃくちゃ肩持ちますね!?」
これほど心を入れ替えられると逆に清々しくすらあった。
「アカネ感謝! ホイム感謝!」
なんかもう既に助けることが確定の雰囲気になっていることにホイムは小さく溜め息を吐いた。
「……僕としては何故こんなことをしたのか詳しく話してもらってから色々と決めたかったんだけどな」
既にアカネとホイムは一致団結して答えは決まっていて、そこにホイムの意見は必要ないと言わんばかりであった。
「分かったよ。ルカの仇討ち……手伝えばいいんだね?」
ホイムは苦笑しながら二人に告げると、まるで姉妹か母娘のように手を取り合って喜んでいる。
もういいやとホイムも諦めて心を決めた。
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