賢者の幼馴染との中を引き裂かれた無職の少年、真の力をひた隠し、スローライフ? を楽しみます!

織侍紗(@'ω'@)ん?

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第七十七話 レオナの理解力

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 御主神様アインスさまは肩を震わせながら、部屋から出ていってしまったのですわ。そして御主神様アインスさまを追ってリアの出ていったのだけれども、同じように肩を震わせていましたわ。二人とも何故かしらね。なんで肩など震わせていたのでしょう。
 ワタクシはそんなことを考えていたのですけれども、レオナちゃんは違うことを考えていたみたい。

「特にご主人様には用などなかったはずですけど?」

 と、レオナちゃんが不思議そうな顔をしているのですわ。確かに御主神様アインスさまのスケジュール管理はレオナちゃんの仕事。レオナちゃんが知らない事は無いはずだから、レオナちゃんが不思議に思うのも仕方がないことですわね。それにしても、レオナちゃんが知らない御主神様アインスさまの用って何かしら。後で聞いてみましょうかしら。

「ふみゅう……ちゅうようか……ちょれならちかた無いでちゅね……」

「校長、申し訳ありません。わたしがご主人様にお伝え致しますので……」

「まぁいいでちょう……ちゃちゃりなちゅわんのまひょうの腕はアマンダちぇんちぇいからきいていまちゅ。そきょでがっきょうちゃいいきょうのちゃいかいに向けて、ちょれにちぇんねんするちゅみをちゅくろうと言ったちだいでちゅ」

「年末の学校対抗の大会に向けて、このわたし達、三人だけ、別の組を作るという事ですか?」

 ワタクシには校長先生が何を言ってるのか皆目検討も付かないのですけれども、レオナちゃんは分かるみたい。これはレオナちゃんにお任せするしか無いですわね。正直、レオナちゃんが聞き返してくれなければワタクシも全く理解できないですもの。
 ワタクシはそう考えて、レオナちゃんを見守ることにしたのですわ。

 でも、この校長。頷くのは何とかならないのかしら? 頷くたびに眩しくて目が眩みますのですわ。レオナちゃんも眩しそうにしているし、可哀想……しかもこの様子では、校長先生本人は、気がついていないみたいですわ……

「ちょうでちゅ。きゅわちきゅはアマンダちぇんちぇいにきいてきゅだちゃい。チィミィちゃちちゅたりは勉強もできゅるときゅいてもおりまちゅ。ちょちらもちゅぎの学年いぎょうの勉強をちゅる為のちょちでちゅ」

「勉強も一年だけでなく、三年までの物を早急に行う。という事ですか?」

 さ、さすがレオナちゃん。レオナちゃんがこの場に居なかったら、と思うとぞっとしてしまいますわ。でもこの校長先生。眩しさも増してきているような……それに、何を話しているか分からないその言葉遣いも分からなさが増してきているような……気、気の所為だと良いのですけれども……

「ちょれであってまちゅ。ちゃちょえきょとしがみゅりであったとちても、きょとしべんちょうをおわらちぇてちぃまえばそのびゅん、のきょりのとちぃはちぇんねんできまちゅから」

「なるほど……わたしたちの勉強も今年で終わらせてしまえば、残り二年はより対抗戦に専念出来るという訳ですね……」

 レオナちゃんが真剣な表情でそう呟きましたの。するとそのレオナちゃんの呟きに応えるかのように、校長先生はその頭頂部で何度もそう、何度も、そしてゆっくりとワタクシたちに目くらましをしてくるのですわ。

「ちゃちぃきゃに、ほうきょくぢょおりきゃしきょいみょのちゃちでちゅね」

「それほどでもないと思いますが、賢いというお褒めのお言葉、ありがとうございます」

 そう校長にお礼を述べて、レオナちゃんはぺこりと頭を下げましたの。するとその直後にアマンダ先生がワタクシたちの前へ、一歩出たのですわ。

「後は自分から説明致します。それではガラハゲ校長、失礼します」

 それでアマンダ先生は部屋を出ていってしまいましたの。ワタクシたちもガラハゲ校長の眩しさが限界を突破しておりましたので、急いでその後を付いて部屋から出ていったのですわ。
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