吸血鬼が始めるダンジョン経営 ~アトラクション化で効率的に魂採取~ 【累計9.6万pt】

近衛 愛

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第10章 物の怪の新たな人材と朝活デビュー

【086】営業6日目 小咲さんのスカウトその3

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「小咲さん、以上でだいたいの説明は終わりですね。これからは、仕事を覚えてもらうために、半日は下で、受付業務、半日はここで事務仕事してもらいます。質問はありますか?」

「大丈夫ですよー。いい人、いや、いい物の怪ばかりなので、問題ないです。」

「それは、よかったです。今日は、夜に小咲さんの歓迎会を行いますので、夜は空けておいて下さいね。」

「はーいって、今日入って、今日歓迎会ですか!いくらなんでも早すぎません?私は空いてるからドンと来いって感じですけど、他の人、天魔さんや雪那さん、それに人のこの時渡さんたちは大丈夫なんですか?無理に参加しなくてもいいんですよ。」

「いや。確認はしてないですけど、多分大丈夫ですよ。天魔さんと雪那さんとは、ここ数日はずっと仕事終わってからも一緒だし、確認はこれからですがきっと問題はありません。

 時渡さん達は、高校生ですから、基本的に参加は出来ませんよ。なにせ、ここが終わるのが22時30分ですし、彼らはその前にバイト終わってますからね。

 彼女らとの交流の方法は追々考えていくつもりですが、現状は、ないですから。」

「そうなんですね。なら、今日はそれを楽しみにお仕事させてもらいますね。」

「ええっ、楽しみにしてて下さい。それと小咲さんには、先程説明したもの以外にもやってほしいことがあります。」

「はい、なんでしょう?」

「もう、一人ないし二人物の怪のスタッフを増やしたいと思ってます。心あたりはないですかね?今後もスタッフ増員の際には、小咲さんに力を貸して欲しいと思ってますよ」

「私が入っても、まだ足りてないんですか⁉️その採用担当も情報を扱っている私が適任ということなんですね。分かりました。心当たりに当たってみます。人間の人ならすぐに集まるのでは?」

「そうなんですけどね。あっ、いい忘れてましたけど、天魔さんは、大阪支店からのあくまで応援ですので、今月が終わったら帰ることになってるんですよ。

で、後は、ですね。とある人たちの予測からこれから一ヶ月以内に新規登録者が倍増するらしいので、現状のスタッフでは、対応出来そうにないんですよ。

人のスタッフは、日勤が少し欲しいですが、まーその前に物の怪の社員で固めておかないと有事の際に対応が出来まさんので。」

「あんなに、仕事がテキパキ出来て、判断も的確に出来る人が応援だったんですか!それは、確かに人員が不足してますね。

 私が入っても、あの人の一人分にはまだまだ遠く及ばないでしょうし。現状でなんとか回っている状態からの新規登録者倍増は、確かに人数が全く足りてないですね。

 それにしてもなぜ、冒険者の数が増えると予想されたのですか?」

情報を扱う人の性(さが)なのか、身を乗り出して聞いてくる。やっぱりこういう、情報を組み立てて、何かを予測するとか動向を読むとかが好きなのかもしれないな。

なんにせよ、僕では、予測の精度は経験不足も相まってかなり落ちる。データを、扱うのは得意でもそのデータをもとに情報を組み立てるのは、そこまで得意でもないし、玉藻姉さんもいないからな。

 小咲さんがその分を賄ってもらえると非常に助かる。人数の動員予測を間違えた場合、また、行列が延々と、続いてうち意外の近隣のお店に迷惑がかかるからね。

「それはですね。うちのダンジョンマートが他の店舗のダンジョンマートと異なり、女性をターゲットにしているからですね。小咲さんは、まだダンジョンには入られてないですよね。せっかくなので、入ってみましょうか。」

「ええ、お願いします!!」

「ミリィ監視業務は、頼んだよ。それとついでに2Fの雪山にも入ってくるから、そっちの監視も後でお願いね。」

「了解だにゃ~、ご主人。行ってくるにゃー!」


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「ここがダンジョンですか、想像していたよりもずっと現実世界に近いですね。砂漠で暑いかと思いきや、意外と冷んやりして、過ごしやすいですね。」

「ええっ、そこら辺は初心者用のダンジョンなので、考慮して、動きやすいように設定してあります。そのかわり、少し薄暗いですがね。服が汚れるとまずいですから、初期装備にしておいて下さいね。」

「はい、分かりました!ウィーンさんの服はダンジョン用なんですか?」

「ええっ、こうやってテストプレイすることがあるので、着るようにしてますね。あっ、従業員用のものが確かSHOPに売ってましたね。ちょっと待ってくださいね。。。。。はい、送りましたので確認して下さいね。」

「ありがとうございます。これですね。ポチッと」

「なるほど、装備はこういう風にして切り替わるんですか。」


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