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第6話 お父さんと私と・・・・
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「そうね。お父さんとお母さんは、トシ君と那奈実ちゃんと似たような関係かしら。昔からの腐れ縁で小学校、中学校、高校と全部一緒だったわね。高校の時に付き合ったんだったかしら?ねぇ、お父さんいつだったかしら。」
「あれはだね、付き合ったのは、高校2年の時の七夕だったね。あの頃までは、気のいい友達だったな。」
「そうでしたね。七夕の日だったわね。あら、やだ、じゃ~明後日が初めて付き合った日になるのね。感慨深いわね。」
「ちょっとお母さん。待って待って、それも聞きたいんだけど、私の話を聞いてよ。」
「あら、やだ。ごめんなさいね。七不思議が解決するかもしれないって所だったわね。」
「うん、それを確かめに明後日の7月7日はトシ君と一緒にSK俱楽部の活動を学校でするんだ。もしかしたら、不思議なことが起こるかもしれないよ。」
と私は上機嫌で話した。
「へ~不思議なことか~。昔の七不思議はなんだったかな~。父さんも一個だけ覚えてるぞ。確か虹の根元で何かが起こるって七不思議だ。」
「へ~そんなに昔からあったんだね。お父さんが高校生の時だから、24年も前の話だね。その時はどんな七不思議だったか教えて欲しいな~。」
「はははっ、残念ながら覚えてないな。それ一個だけロマンチックだから覚えてたんだよ。何かが起こるって何が起こるんだろうな。那奈美は何が起こると思っているんだ?」
「私はね~、7番目の七不思議と連動していて、神隠しに会うんじゃないかなって考えているんだ。で、その神隠しっていうのが、タイムスリップのことで、徳川の埋蔵金に関連のある時代だと思っているんだ。」
「はっははっ。神隠しかそれはいいな。科学の時代にそれが起きたら、解明してタイムマシーンが作れるぞ。」
「那奈美ちゃん。それは危ないわね。もしかしたら、侍さんがいるとこに飛んじゃうかも知れないんでしょ。危ないわよ。それに戻ってこれるかどうかわからないじゃない。」
「母さん大丈夫だよ。そんなこと起こった日にはノーベル賞クラスのものさ。起きるものじゃないんだ。安心していいよ。きっと可愛らしい不思議な体験になるんだよ。父さんの時には虹の根元には妖精の国があるって話だったしな。」
「お父さん。私は一生懸命に考えてこの結論を出したんだよ。笑わないでよ。」
「すまんすまん。科学の時代にそんな不可思議なことが起こる訳がないと思っているのは大人になったからだな。昔は僕も、そんなことが起きると信じていたし。
そうだな。タイムトラベルが出来るといいな。トシ君が一緒なら何が起こっても守ってくれるんだろう。」
「うん、彼は私のボディーガードだからね。」
「う~ん、那奈美ちゃん。心配だから、お母さんが大切に持っていたお守りを上げるわ。」
と胸元から、赤いお守りを取り出して私に渡してくれた。
「それはね。付き合うときにお父さんがくれた綺麗な丸い石が入っているの。別に宝石とかじゃないのよ。でもね。それをもってから、私の人生で辛いことはほとんどなかったわ。きっとその石が守ってくれていたの。だから、那奈美ちゃんそのお守りを持って行ってね。きっと那奈美ちゃんを守ってくれるわ。」
「そんな大切なものをくれるんだ。お母さんありがとう。」
私はお母さんが私が大切にしてくれているってわかって、感極まってお母さんに抱き着いた。
「あらあら」
と言って、お母さんは私を抱きしめてくれた。温かった。
少したって、離れてから
「ねぇ、お母さん中身見てもいい?」
「えぇ、いいわよ、それでご利益が減るものでもありませんし、元々は石だけでしたからね」
お守りの紐を緩め中身を出してみると、黒い小さな丸い石があった。
すごく丸い、まるで作られたかのようだ。ビー玉のように透き通っており、しかし、黒く高貴な輝きを伴っている。
「へ~すごい綺麗。本当に宝石でもなんでもないんだ。ガラスでもなさそうだもんね」
私は大切にその石をお守りの中にいれ、首から下げて、服の中に入れた。
明日は、明後日のために準備をしなきゃね。不思議現象が起こるから、写真を撮らないと。
スマホの充電をたっぷりしておいて、虹のでる装置と、江戸時代に飛ぶんだから、袴と、念のため、弓を持って行こうかしら。
「あれはだね、付き合ったのは、高校2年の時の七夕だったね。あの頃までは、気のいい友達だったな。」
「そうでしたね。七夕の日だったわね。あら、やだ、じゃ~明後日が初めて付き合った日になるのね。感慨深いわね。」
「ちょっとお母さん。待って待って、それも聞きたいんだけど、私の話を聞いてよ。」
「あら、やだ。ごめんなさいね。七不思議が解決するかもしれないって所だったわね。」
「うん、それを確かめに明後日の7月7日はトシ君と一緒にSK俱楽部の活動を学校でするんだ。もしかしたら、不思議なことが起こるかもしれないよ。」
と私は上機嫌で話した。
「へ~不思議なことか~。昔の七不思議はなんだったかな~。父さんも一個だけ覚えてるぞ。確か虹の根元で何かが起こるって七不思議だ。」
「へ~そんなに昔からあったんだね。お父さんが高校生の時だから、24年も前の話だね。その時はどんな七不思議だったか教えて欲しいな~。」
「はははっ、残念ながら覚えてないな。それ一個だけロマンチックだから覚えてたんだよ。何かが起こるって何が起こるんだろうな。那奈美は何が起こると思っているんだ?」
「私はね~、7番目の七不思議と連動していて、神隠しに会うんじゃないかなって考えているんだ。で、その神隠しっていうのが、タイムスリップのことで、徳川の埋蔵金に関連のある時代だと思っているんだ。」
「はっははっ。神隠しかそれはいいな。科学の時代にそれが起きたら、解明してタイムマシーンが作れるぞ。」
「那奈美ちゃん。それは危ないわね。もしかしたら、侍さんがいるとこに飛んじゃうかも知れないんでしょ。危ないわよ。それに戻ってこれるかどうかわからないじゃない。」
「母さん大丈夫だよ。そんなこと起こった日にはノーベル賞クラスのものさ。起きるものじゃないんだ。安心していいよ。きっと可愛らしい不思議な体験になるんだよ。父さんの時には虹の根元には妖精の国があるって話だったしな。」
「お父さん。私は一生懸命に考えてこの結論を出したんだよ。笑わないでよ。」
「すまんすまん。科学の時代にそんな不可思議なことが起こる訳がないと思っているのは大人になったからだな。昔は僕も、そんなことが起きると信じていたし。
そうだな。タイムトラベルが出来るといいな。トシ君が一緒なら何が起こっても守ってくれるんだろう。」
「うん、彼は私のボディーガードだからね。」
「う~ん、那奈美ちゃん。心配だから、お母さんが大切に持っていたお守りを上げるわ。」
と胸元から、赤いお守りを取り出して私に渡してくれた。
「それはね。付き合うときにお父さんがくれた綺麗な丸い石が入っているの。別に宝石とかじゃないのよ。でもね。それをもってから、私の人生で辛いことはほとんどなかったわ。きっとその石が守ってくれていたの。だから、那奈美ちゃんそのお守りを持って行ってね。きっと那奈美ちゃんを守ってくれるわ。」
「そんな大切なものをくれるんだ。お母さんありがとう。」
私はお母さんが私が大切にしてくれているってわかって、感極まってお母さんに抱き着いた。
「あらあら」
と言って、お母さんは私を抱きしめてくれた。温かった。
少したって、離れてから
「ねぇ、お母さん中身見てもいい?」
「えぇ、いいわよ、それでご利益が減るものでもありませんし、元々は石だけでしたからね」
お守りの紐を緩め中身を出してみると、黒い小さな丸い石があった。
すごく丸い、まるで作られたかのようだ。ビー玉のように透き通っており、しかし、黒く高貴な輝きを伴っている。
「へ~すごい綺麗。本当に宝石でもなんでもないんだ。ガラスでもなさそうだもんね」
私は大切にその石をお守りの中にいれ、首から下げて、服の中に入れた。
明日は、明後日のために準備をしなきゃね。不思議現象が起こるから、写真を撮らないと。
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