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封印した痕跡
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「教授!これは大変な発見です。人類の歴史を変える大発見ですよ!!」
古代遺跡を調査する大学関係者は、興奮で沸き返っている。
「この遺跡の年代から言っても、二千年前には人類が栄えていたと考えられます。」
「新たに発見された古文書は、古代文字が使われており、・・・。読める範囲では、[ゆ○しゃとま○○の・・]欠損が激しくて、これ以上は判断不能です。」
「何らかの記録でしょうか。歴史書でしょうか。」
「しかし、我々人類の先祖が繁栄していた文明の遺産。誇らしい限りです。」
興奮が止まらない助手達に対して、教授は、しばらく考えた後、冷静に応えた。
「諸君。直ちに発掘は止めにしてくれ。この文物は有った所に埋め直して、何も無かった事にしてくれ。」
「教授何故ですか。一大発見では無いですか。何故無かった事にするのですか?」
「この一枚の絵を見てほしい。これらは、我々人類と違う進化をした文明の記録なんだ。」
「これを発表しれば、聖教会連中に全て没収され、この世から亡き物とされるだろう。」
「なにせ、連中から言わせると我々人類は、神に似せて生まれた唯一無二の存在だから、他の文明は存在してはならないんだ。」
「この発掘品は、今の狂った時代ではなく、後世の人々が正しく判断出来るまで残してほしい。皆の心中はよく判る。頼む耐えてくれ。」
調査団は、教授の意を汲み、静かに古代遺跡を埋め戻した。
「しかし、本当に古代には猿から進化した文明が存在していたのか・・。」
帰路、密かにトカゲ顔の教授は呟いた。
読んで下さりまして、ありがとうございます。
出来ましたら、☆と評価を頂けないでしょか。
よろしくお願いいたします。
古代遺跡を調査する大学関係者は、興奮で沸き返っている。
「この遺跡の年代から言っても、二千年前には人類が栄えていたと考えられます。」
「新たに発見された古文書は、古代文字が使われており、・・・。読める範囲では、[ゆ○しゃとま○○の・・]欠損が激しくて、これ以上は判断不能です。」
「何らかの記録でしょうか。歴史書でしょうか。」
「しかし、我々人類の先祖が繁栄していた文明の遺産。誇らしい限りです。」
興奮が止まらない助手達に対して、教授は、しばらく考えた後、冷静に応えた。
「諸君。直ちに発掘は止めにしてくれ。この文物は有った所に埋め直して、何も無かった事にしてくれ。」
「教授何故ですか。一大発見では無いですか。何故無かった事にするのですか?」
「この一枚の絵を見てほしい。これらは、我々人類と違う進化をした文明の記録なんだ。」
「これを発表しれば、聖教会連中に全て没収され、この世から亡き物とされるだろう。」
「なにせ、連中から言わせると我々人類は、神に似せて生まれた唯一無二の存在だから、他の文明は存在してはならないんだ。」
「この発掘品は、今の狂った時代ではなく、後世の人々が正しく判断出来るまで残してほしい。皆の心中はよく判る。頼む耐えてくれ。」
調査団は、教授の意を汲み、静かに古代遺跡を埋め戻した。
「しかし、本当に古代には猿から進化した文明が存在していたのか・・。」
帰路、密かにトカゲ顔の教授は呟いた。
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出来ましたら、☆と評価を頂けないでしょか。
よろしくお願いいたします。
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