貴方の思い描く、異世界とは違う物語が存在します。格好の良い勇者も魔王もいない世界の物語を綴った本棚にお越しください。

南悠

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ある冒険者の話 4

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最初の出だしは同じですが、
内容が、途中で変わっております。


ダンジョンは異世界にとっても不思議な存在である。
ダンジョン自体が魔物とか、別次元に繋がっているとか・・・。
誠しなやかに冒険者の間では、語られている。

これは、ある冒険者の不思議な体験である。

彼らはA級ライセンスを持ち、数々のダンジョンを踏破した経験を持つベテランで有る。

今回も、ある小さなダンジョンを踏破した時、最下層の部屋の片隅に、小さな鍵穴が有る事を見つけた。
もしや、秘密の小部屋かと期待が仲間達の間に高まる。しかし、鍵穴に入るカギが無い。

扉をハンマーで叩き付けるが壊れない。
魔法使いか、色々な魔法をぶつけるが駄目だ。
盗賊が、カギ開けキッドを使うが、開く気配すら無い。
その後の数日間は、あの手この手を使うが無理であった。

名残惜しが手持ちの食糧が尽き欠け、リーダーの撤退宣言で町に帰る事となった。
帰り間際に剣士が、ふとした行動に出た。

ー ここから内容が変わります。ー

昔からの呪文 [ 開け~ゴマ! ] を唱えると
ゴゴゴゴ~ォ 音と共に開く扉。

恐る恐ると中を覗き込むリーダー。
「いらっしゃいませ。」と元気な声が響く。
にこやかなオークが一匹。
警戒を深める仲間達にオークは、「店内での暴力は禁止です。狼藉者は排除します。」と流暢な言葉で応じる。
「大丈夫なのか。」恐る恐ると聞き返すリーダー。
「あなた方が紳士的なら、大丈夫ですよ。」と返すオーク。
「この中は店なのか?何を売っているのか?」とリーダーに
「アイテムの買い取りと販売です。販売内容は、[ スキルの巻物 ] [ 神級薬品 ] [ 神級の武器防具 ] となります。ほかでは手に入りませんよ。」

彼らは恐れながら店内に入ると、見たことの無い数々の品揃え。
「代金は、金貨で良いのか?」
「大丈夫ですよ。但し、条件かひとつ有ります。その条件を飲んで頂ければ、お売り致します。」
「条件て?」
「後ほど、会計の際にお話しします。楽しんでお買い物を。」

強力な武器や防具。
魅力的なスキルの数々。
失った過去の薬品
全てが王都でも入手不可能な品々
しかも価格は、十分に手の届く範囲内となれば、欲しくなるのが世の常喜びを隠し切れない仲間たち。

買い物が終了した。会計の際に提示された条件は、[ 誰かひとりが残ること ] 黙り込み辺りを見渡す仲間達。
沈黙が店内に漂う。

「俺が残ろう。」とリーダーの声。
驚きと安堵のため息。
「俺には、家族もいない。また待ってくれる人もいない。お前らは帰りを待っている人たちがいる。残るのは、俺が適任さ。副リーダー、後はお前に任せる。必ずや強くなってくれ。」
リーダーはオークに残る事を告げる。オークは頷き、冒険者たちを店内から追い出した。
突如の事に、我に帰った冒険者。
無情にも扉は閉まい、跡形も無なくなった。

突然の事でリーダーを失った冒険者たちは、急いでギルドへ。
事情と出来事を全てマスターに話て、急遽編成された救助隊と共にダンジョンに向かう冒険者・・・。


やがて時は立ち、手にした購入品の数々を持ち、リーダーと誓った冒険者は世界一と呼ばれる事となった。

冒険者の間で、今でもしんみりとして語り伝えられた話題のひとつで有る。
貴方ならどうしますか。


何時かまた、少し内容を替えて投稿します。
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