154 / 316
呪いの迷路
しおりを挟む
魔王を破った勇者に呪いが発動した。
暗い闇が辺りを包み込む。
手足の自由が束縛された。
ただ、微かだか魔力が適用出来そうだ。
全身を魔力で包み、防御はOK
思考と視線に呪いは大丈夫だ。
やがて、脳に直接映像が送られて来た。
目に映るものは戦いの記憶らしい。
何の術も無く魔物に殺される兵士と人々。
各地の城壁が破壊され、魔物に蹂躙される街並み。
見たことの無い男が殺された。
王冠から王様らしい。
画面が替わり、のどかな一面の草原。
冒険者が魔物を狩っては、解体し魔石を取り出す映像が流れる。
何処かの魔物の集落が襲われ、小屋に火が放たれる。
燃え上がる小屋に幼い魔物が冒険者?
いや、勇者の様に殺された。
何時の時代の勇者なのか?
残忍な笑い顔に虫酸が走る。
幾多の場面が流された。
幼子を抱き締め殺された母子に涙が溢れる。
一転して狂喜に狂う魔物と人々の群れが映し出された。
怒りがそして、涙が流れ落ちる。
しかし、よく見ると人々の中に自分を見つけた。
魔物の中に魔王が映る。
狂った時代なのか?
狂ってたのが自分自身なのか?
判らなくなっている。
映像は流れ、懐かしい日本の風景が・・・無性に帰りたい。
その後には、かっての勇者が見ていた風景が、静かに流れて行く。
あの頃の自分には、今の自分はどう映るのだろうか?
気が付くと身体の束縛は解かれている。
今後、自分はどの様に生きて行けば良いのだろうか?・・・判らない。
勇者は、正しく呪いの迷路に嵌まってしまった様だ。
暗い闇が辺りを包み込む。
手足の自由が束縛された。
ただ、微かだか魔力が適用出来そうだ。
全身を魔力で包み、防御はOK
思考と視線に呪いは大丈夫だ。
やがて、脳に直接映像が送られて来た。
目に映るものは戦いの記憶らしい。
何の術も無く魔物に殺される兵士と人々。
各地の城壁が破壊され、魔物に蹂躙される街並み。
見たことの無い男が殺された。
王冠から王様らしい。
画面が替わり、のどかな一面の草原。
冒険者が魔物を狩っては、解体し魔石を取り出す映像が流れる。
何処かの魔物の集落が襲われ、小屋に火が放たれる。
燃え上がる小屋に幼い魔物が冒険者?
いや、勇者の様に殺された。
何時の時代の勇者なのか?
残忍な笑い顔に虫酸が走る。
幾多の場面が流された。
幼子を抱き締め殺された母子に涙が溢れる。
一転して狂喜に狂う魔物と人々の群れが映し出された。
怒りがそして、涙が流れ落ちる。
しかし、よく見ると人々の中に自分を見つけた。
魔物の中に魔王が映る。
狂った時代なのか?
狂ってたのが自分自身なのか?
判らなくなっている。
映像は流れ、懐かしい日本の風景が・・・無性に帰りたい。
その後には、かっての勇者が見ていた風景が、静かに流れて行く。
あの頃の自分には、今の自分はどう映るのだろうか?
気が付くと身体の束縛は解かれている。
今後、自分はどの様に生きて行けば良いのだろうか?・・・判らない。
勇者は、正しく呪いの迷路に嵌まってしまった様だ。
0
あなたにおすすめの小説
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
背徳のミラールージュ(母と子 それぞれが年の差恋愛にのめり込んでいく鏡写し)
MisakiNonagase
恋愛
24歳の市役所職員・中村洋平には、自慢の恋人がいた。2歳年上の小学校教師、夏海。誰もが羨む「正解」の幸せの中にいたはずだった。
しかし、50歳になる母・美鈴が21歳の青年・翔吾と恋に落ちたとき、歯車は狂い出す。
母の恋路を「不潔だ」と蔑んでいた洋平だったが、気づけば自分もまた、抗えない引力に引き寄せられていた。
その相手は、母の恋人の母親であり、二回りも年上の柳田悦子。
純愛か、背徳か。4年付き合った恋人を捨ててまで、なぜ僕は「彼女」を求めてしまうのか。
交差する二組の親子。歪な四角関係の果てに、彼らが見つける愛の形とは――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる