25 / 48
ほだされる心※
しおりを挟む
「国彦、手をここに置いてくれ。」
貞は国彦の手首を掴むと、自分の股まで導いた。
「えっと、何するの?」
他人のそこに触れるのは初めてなので、国彦の顔は真っ赤に染まった。
「手を使って、しごいてくれ。」
貞はズボンの前をくつろげて、男根を取り出した。
「ほら、握ってみてくれ。」
「………うん。」
他人の男の象徴は何度も見たことがある。
高校の修学旅行では誰が一番大きいかとふざけ合ったし、同居している冬也は脱ぎ癖があるから、彼のモノはもう見慣れてしまっている。
でも、他人のモノに触れるのは初めてだ。
黒々と密生した陰毛といい、黒ずんだ皮膚といい、自分の持つモノとはまるで違う貞の象徴に、国彦は息を呑んだ。
「優しく握って、ときどきちょっと離すんだ。」
国彦の柔らかい手がゆっくりゆっくり、上下に動く。
はじめは目を逸らしていたが、貞のモノが手から大幅にはみ出すほどに大きくなると、その様子に好奇心を覚えた。
貞の言う通りに、自分がするときと同じように、優しく優しくしごいていく。
「あまり強く握らないようにな…そう、いいぞ、気持ちいい。」
貞は国彦の肩に手を置いた。
息がどんどん荒くなっていき、ひっきりなしに「気持ちいい」と繰り返している。
「おじちゃん、痛くない?」
「ああ…いいぞ、その調子だ。」
小さな柔らかい手に男根を握らせていると、まるで幼児に手淫させているような背徳感で、貞は体が昂った。
目の前がチカチカする。
わずかな痛みが入り混じった強い快感が体中を駆け巡っていく。
「ああ…もう、出すぞ。」
貞がウッと呻くと同時に、放った精液が国彦の顔や手にかかって、驚いた国彦は身を引いた。
貞はそばにあったティッシュを引き寄せて、国彦の手を顔を拭いてやった。
「ありがとう国彦。すごく良かったよ。」
貞に褒められた国彦は照れ臭そうな顔をした。
風呂に入った後、一緒に布団に入ると、貞は国彦の顔をジッと見つめた。
拐ってきたときに男だとわかったときは心底がっかりしたものだが、なかなかどうして、悪くはない相手だと感じるようになった。
顔はその辺の女の子より整っているし、柔らかい体つきは何とも抱き心地がいい。
言うことをよく聞くし、家事労働も進んでやる。
今は性的行為さえ、何の躊躇いもなく聞き入れるようになった。
──今夜はもう少し、先に進んでみよう。
一緒にベッドに入ると、貞は国彦にある提案をしてみた。
「国彦、今度はお前のも出してみてくれ。」
「え…何するの?」
国彦が不安げに尋ねてくる。
「触り合うんだよ。大丈夫だ、優しくするし痛いことはしないよ。ほら、ここに寝て。」
白くて丸い頬を撫でてなだめると、国彦は言われた通りにベッドの真ん中に寝転がった。
小さな体に貞が覆いかぶさってきて、額や頬、唇に軽くキスしてくる。
「おじちゃん、くすぐったあい。」
さっきより少し落ち着いた国彦がクスクス笑った。
首筋に舌を這わせて吸い付くと、赤い跡ができ、国彦が「あっ」と声を漏らした。
「いい子だ、国彦。」
「んっ…おじちゃん、オレ、きもちいい…」
シャツをめくり上げて、乳首を舌先でなぞるように転がし、指先でも弄ってやると、国彦はもっともっととせがむように胸を逸らした。
腹や脇も同じように、撫でたり舐めたりを繰り返しているうち、国彦の男根は涎を垂らし始めていた。
──そろそろか…
「国彦、じっとしてろよ。」
貞はスウェットの前をくつろげて、自分の男根を取り出した。
国彦の痴態を眺め、嬌声を聞き、汗の匂いを嗅ぎ取っていたせいか、男根に血が集まって熱く滾っている。
これ以上、我慢するのは不可能だった。
国彦のボクサーパンツをずり下げて、涎を垂らす国彦の男根と、赤黒く張り詰めた自分の男根とをまとめて優しく握り、体を前後に揺らして擦り合わせた。
「ああっ⁈おじちゃッ…これ、なにっ、あっ、アアッ、はあっ!!」
国彦は餌をついばむ鯉のように口をパクパク動かし、目を見開いた。
女性と交わったことすらないと聞いているから、こんな感覚は初めてだったのだろう。
またたく間に射精し、貞の手を汚した。
──なんて可愛いんだろう…
国彦への愛着がより深まった貞は、射精してほーっと脱力している体を強く抱きしめた。
貞は国彦の手首を掴むと、自分の股まで導いた。
「えっと、何するの?」
他人のそこに触れるのは初めてなので、国彦の顔は真っ赤に染まった。
「手を使って、しごいてくれ。」
貞はズボンの前をくつろげて、男根を取り出した。
「ほら、握ってみてくれ。」
「………うん。」
他人の男の象徴は何度も見たことがある。
高校の修学旅行では誰が一番大きいかとふざけ合ったし、同居している冬也は脱ぎ癖があるから、彼のモノはもう見慣れてしまっている。
でも、他人のモノに触れるのは初めてだ。
黒々と密生した陰毛といい、黒ずんだ皮膚といい、自分の持つモノとはまるで違う貞の象徴に、国彦は息を呑んだ。
「優しく握って、ときどきちょっと離すんだ。」
国彦の柔らかい手がゆっくりゆっくり、上下に動く。
はじめは目を逸らしていたが、貞のモノが手から大幅にはみ出すほどに大きくなると、その様子に好奇心を覚えた。
貞の言う通りに、自分がするときと同じように、優しく優しくしごいていく。
「あまり強く握らないようにな…そう、いいぞ、気持ちいい。」
貞は国彦の肩に手を置いた。
息がどんどん荒くなっていき、ひっきりなしに「気持ちいい」と繰り返している。
「おじちゃん、痛くない?」
「ああ…いいぞ、その調子だ。」
小さな柔らかい手に男根を握らせていると、まるで幼児に手淫させているような背徳感で、貞は体が昂った。
目の前がチカチカする。
わずかな痛みが入り混じった強い快感が体中を駆け巡っていく。
「ああ…もう、出すぞ。」
貞がウッと呻くと同時に、放った精液が国彦の顔や手にかかって、驚いた国彦は身を引いた。
貞はそばにあったティッシュを引き寄せて、国彦の手を顔を拭いてやった。
「ありがとう国彦。すごく良かったよ。」
貞に褒められた国彦は照れ臭そうな顔をした。
風呂に入った後、一緒に布団に入ると、貞は国彦の顔をジッと見つめた。
拐ってきたときに男だとわかったときは心底がっかりしたものだが、なかなかどうして、悪くはない相手だと感じるようになった。
顔はその辺の女の子より整っているし、柔らかい体つきは何とも抱き心地がいい。
言うことをよく聞くし、家事労働も進んでやる。
今は性的行為さえ、何の躊躇いもなく聞き入れるようになった。
──今夜はもう少し、先に進んでみよう。
一緒にベッドに入ると、貞は国彦にある提案をしてみた。
「国彦、今度はお前のも出してみてくれ。」
「え…何するの?」
国彦が不安げに尋ねてくる。
「触り合うんだよ。大丈夫だ、優しくするし痛いことはしないよ。ほら、ここに寝て。」
白くて丸い頬を撫でてなだめると、国彦は言われた通りにベッドの真ん中に寝転がった。
小さな体に貞が覆いかぶさってきて、額や頬、唇に軽くキスしてくる。
「おじちゃん、くすぐったあい。」
さっきより少し落ち着いた国彦がクスクス笑った。
首筋に舌を這わせて吸い付くと、赤い跡ができ、国彦が「あっ」と声を漏らした。
「いい子だ、国彦。」
「んっ…おじちゃん、オレ、きもちいい…」
シャツをめくり上げて、乳首を舌先でなぞるように転がし、指先でも弄ってやると、国彦はもっともっととせがむように胸を逸らした。
腹や脇も同じように、撫でたり舐めたりを繰り返しているうち、国彦の男根は涎を垂らし始めていた。
──そろそろか…
「国彦、じっとしてろよ。」
貞はスウェットの前をくつろげて、自分の男根を取り出した。
国彦の痴態を眺め、嬌声を聞き、汗の匂いを嗅ぎ取っていたせいか、男根に血が集まって熱く滾っている。
これ以上、我慢するのは不可能だった。
国彦のボクサーパンツをずり下げて、涎を垂らす国彦の男根と、赤黒く張り詰めた自分の男根とをまとめて優しく握り、体を前後に揺らして擦り合わせた。
「ああっ⁈おじちゃッ…これ、なにっ、あっ、アアッ、はあっ!!」
国彦は餌をついばむ鯉のように口をパクパク動かし、目を見開いた。
女性と交わったことすらないと聞いているから、こんな感覚は初めてだったのだろう。
またたく間に射精し、貞の手を汚した。
──なんて可愛いんだろう…
国彦への愛着がより深まった貞は、射精してほーっと脱力している体を強く抱きしめた。
0
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる