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そして迎えた初体験
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読書を始めてから、約1時間後。
結婚してから初めての発情期がやってきた。
スマートフォンで時刻を確認したところ、総治郎が帰ってくるには、少なくともあと30分くらい待たねばならない。
──早く帰ってきて……総治郎さん!
「帰ったぞ」
約30分後、玄関ドアが開く音と、待ち侘びた声が聞こえた。
──お出迎えをしないと…
「…直生?」
総治郎が自分の名前を呼んだ。
いつもより出迎えが遅いことを疑問に思ったらしい。
直生はベッドから起き上がると、ふらつく足をなんとか動かして、自室のドアを開けた。
「総治郎さん……」
ドアをくぐって廊下に出ると、総治郎の姿がそこにあった。
「おい、体調が悪いのか?」
総治郎が心配そうな顔をした。
できるだけ平静を装ってはみたのだが、発情期で上手く動かない体を誤魔化すのは、やはり無理があったようだ。
──総治郎さん、やさしい…
総治郎の心配をよそに、直生はのん気にそんなことを考えていた。
「休んでなさい、無理して出迎えることないだろう」
総治郎が直生の両肩を掴む。
「はい…」
その優しさにすっかり安心した直生は、総治郎の広くてたくましい胸に寄りかかった。
途端、昼ごろ総治郎の部屋で散々嗅ぎ取った彼の体臭が、鼻から脳の奥深くまで突き抜けてくる。
総治郎は直生を引きずるようにして、自室に戻してくれた。
──総治郎さんの部屋でシたかったな…
あの臭いに包まれて抱かれたら、きっとものすごく幸せな気持ちになれるだろうに。
少し残念がっているうち、総治郎が自分の体をベッドに寝かせてくれた。
「大丈夫か?」
総治郎が節くれだった大きな手を、直生の額に当てた。
熱でもあるのかと確認しているのだろう。
その瞬間に、総治郎の手が、体全体が、びくりとかすかに跳ねて、息が上がりはじめた。
直生のフェロモンに反応したのだ。
それに驚いたらしい総治郎は、フェロモンにあてられないように鼻と口を手で塞ぐと、直生から離れていった。
「総治郎さん…」
直生は離れていく総治郎を止めようと、上半身を起こした。
「直生、寝てなさい!抑制剤はどこだ⁈どこに置いてあるんだ?」
総治郎が部屋のドアノブに手をかけて、出て行こうとする。
──行かないで!
なんとか阻止しなければ。
直生はもぞもぞ動いて、なんとか自力でガウンの紐をほどくことができた。
ほどけたガウンの合わせから入り込んだ外気が、直生の白い肌を優しく撫でる。
「直生?」
総治郎の戸惑う声が聞こえてきた。
「……総治郎さん、わたしのこと、オンナにしてください」
直生は、唖然としている総治郎に向かって脚を開いた。
きっと、Tバックが尻の合わいに食い込んでいるところが丸見えになっているだろうし、濡れた局部も見られている。
発情期でなければ絶対にしないような、恥ずかしい格好。
自分なりに考えてアプローチをしたつもりではいるけれど、総治郎はどう思うのか。
次の瞬間、そんなことを考える間も与えないくらいに素早い動きで、総治郎がベッドに乗り上げてきた。
同時に、ベビードールもTバックも引き千切らんばかりにして剥ぎ取られ、直生は生まれたままの姿になった。
今度は足首を掴まれて、半ば無理矢理に引き寄せられる。
「あっ…総治郎さん!」
結婚してから初めての発情期がやってきた。
スマートフォンで時刻を確認したところ、総治郎が帰ってくるには、少なくともあと30分くらい待たねばならない。
──早く帰ってきて……総治郎さん!
「帰ったぞ」
約30分後、玄関ドアが開く音と、待ち侘びた声が聞こえた。
──お出迎えをしないと…
「…直生?」
総治郎が自分の名前を呼んだ。
いつもより出迎えが遅いことを疑問に思ったらしい。
直生はベッドから起き上がると、ふらつく足をなんとか動かして、自室のドアを開けた。
「総治郎さん……」
ドアをくぐって廊下に出ると、総治郎の姿がそこにあった。
「おい、体調が悪いのか?」
総治郎が心配そうな顔をした。
できるだけ平静を装ってはみたのだが、発情期で上手く動かない体を誤魔化すのは、やはり無理があったようだ。
──総治郎さん、やさしい…
総治郎の心配をよそに、直生はのん気にそんなことを考えていた。
「休んでなさい、無理して出迎えることないだろう」
総治郎が直生の両肩を掴む。
「はい…」
その優しさにすっかり安心した直生は、総治郎の広くてたくましい胸に寄りかかった。
途端、昼ごろ総治郎の部屋で散々嗅ぎ取った彼の体臭が、鼻から脳の奥深くまで突き抜けてくる。
総治郎は直生を引きずるようにして、自室に戻してくれた。
──総治郎さんの部屋でシたかったな…
あの臭いに包まれて抱かれたら、きっとものすごく幸せな気持ちになれるだろうに。
少し残念がっているうち、総治郎が自分の体をベッドに寝かせてくれた。
「大丈夫か?」
総治郎が節くれだった大きな手を、直生の額に当てた。
熱でもあるのかと確認しているのだろう。
その瞬間に、総治郎の手が、体全体が、びくりとかすかに跳ねて、息が上がりはじめた。
直生のフェロモンに反応したのだ。
それに驚いたらしい総治郎は、フェロモンにあてられないように鼻と口を手で塞ぐと、直生から離れていった。
「総治郎さん…」
直生は離れていく総治郎を止めようと、上半身を起こした。
「直生、寝てなさい!抑制剤はどこだ⁈どこに置いてあるんだ?」
総治郎が部屋のドアノブに手をかけて、出て行こうとする。
──行かないで!
なんとか阻止しなければ。
直生はもぞもぞ動いて、なんとか自力でガウンの紐をほどくことができた。
ほどけたガウンの合わせから入り込んだ外気が、直生の白い肌を優しく撫でる。
「直生?」
総治郎の戸惑う声が聞こえてきた。
「……総治郎さん、わたしのこと、オンナにしてください」
直生は、唖然としている総治郎に向かって脚を開いた。
きっと、Tバックが尻の合わいに食い込んでいるところが丸見えになっているだろうし、濡れた局部も見られている。
発情期でなければ絶対にしないような、恥ずかしい格好。
自分なりに考えてアプローチをしたつもりではいるけれど、総治郎はどう思うのか。
次の瞬間、そんなことを考える間も与えないくらいに素早い動きで、総治郎がベッドに乗り上げてきた。
同時に、ベビードールもTバックも引き千切らんばかりにして剥ぎ取られ、直生は生まれたままの姿になった。
今度は足首を掴まれて、半ば無理矢理に引き寄せられる。
「あっ…総治郎さん!」
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