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第3話汚れた手
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①夢を見る際に私は・・いや僕は明るい夢を見る事は余程の事が無い限り見る事はほとんどない否違うな其の権利が無いと言われても仕方のない人生を送ってきたんだよな前世では
夢を見た際にたいていの夢は・・・いや夢と言っていいのだろうか僕が見ている夢は「前世の自分がしていた業」其れが僕を苛むものであり有る意味現世で贖罪をしなければ成らないと言う感情を忘れない為の戒めなのかも知れない
より正確的な言い方をするのであれば「今まで歩んできた全部の前世の世界線で自分がしてきた行為」を何度も繰り返し繰り返し現世で振り替えさせられ続ける
多分だが一年の内九割ほど前世での所業を神か其れとも閻魔大王的な存在から私の贖罪をし続ける為の罰を・・そう今日も見たのだ自分自身が犯してきた人殺しとしての所業を忘れさせない為に
前世の自分の人生では「兵隊」と言う業の深い仕事をしていた・・・そう自分の人生で少尉や少佐とか少将とかの様な俗世間的な言い方をすれば「職業軍人」でなく普通の少尉以下即ち曹長以下の存在に成るんだろう
そう自分自身の知る前世の世界線では職業軍人と言う御大層な職業に就く事は先ずできなかったなあ自分は
②さてお察しの通りだが私は人殺しと言われても文句を言う資格がない存在だ・・まあそう謂われても否定をする事も出来ない
そう自分の体が寄生をされて自身の意志で体を動かすことが出来ずに・・そして其れを抵抗も出来ずに人や獣を殺める事を涙を流しながら懺悔の気持ちに打ちひしがれる存在
・・そうだったらどれだけ良かったんだろうか そうお察しの通り私自身は「戦争で人を殺すことが誇り高い事」とまで行かないが「祖国の勝利をする為に敵国の兵隊を殺すことは仕方がない事」
だからこそ私の前世と言う存在は決して褒められるもんじゃなかった・・が世間の風潮と言うのは其れが正しい事象だと言う形無き圧力で満たされてたんだよ
故に「戦争は人を狂わす」と言う単語が有るが私個人としては「戦争は人を狂わすのでなく狂わなければ心が死ぬから仕方がなく狂い続けている」と言う方がシックリくるんだよね
私の前世では私は「ナチス・ドイツの一般兵」で有った私は第二次世界大戦を終結をし終えた後にソ連の収容所送り成り其の後は東ドイツ事「ドイツ社会共和国正式名称ドイツ民主共和国の模範的な住人」としての人生を歩んだんだよ
そう此の世界ではドイツ正確的に言えばナチス首脳部は首都のベルリンすらも放棄をしてザクセン等の南ドイツ地域にまで拠点を構えて徹底抗戦をした
だがソ連は此の世界線では第二次世界大戦時の大日本帝国の扱いに関しては何かと敵対的な選択肢を取らずに自身のソ連陣営に組み込むような画策をしていたんだよね
まあ其の結果として戦後世界では欧州の東側陣営の様相が現世での世界より加盟する国家の数が多かったんだよな
そう台湾も日本を構成をする国の一つとしてカウントされているしオーストリアも社会主義の国として存続をすると言う訳でなく
そうだな「ドナウ社会主義諸国連合」と言う形で「チェコ スロバキア ハンガリー オーストリア」から成る国で1950年代から存続をして居るんだよね
だからこそ欧州の資本主義陣営の最前線は西ドイツ←実質ラインラントと南イタリアとフランスに成るだろう
因みにだが戦後ソ連は「ユニオン」と言う物を宣言をして其の内容を分かり易く言えば「社会主義陣営のNATO」をしたのだ
因みに現世の世界線の冷戦期に存在をした「ワルシャワ条約機構」とは又違うのである・・そう武器や兵器全ても「ユニオン基準」という独自基準を設けていたのだ
私の前世の世界では東側陣営が力を持って居た何しろ太平洋上にはかつて世界三大海軍国として数えられていた大日本帝国の継承国が東側諸国に組み込まれていたのだから
私の前世での”赤い日本”と言う国は米軍基地と言う存在も無かった・・が其れに相当をする者は存在をした「在日本ユニオン基地」と言う感じのものだ
そうソ連を盟主にする先程述べた欧州の東側諸国そしてウラル山脈を越えて存在するアジア圏の社会主義国が加盟をする国家連合軍の軍事基地其れが先程述べた存在だ
因みにアジア側の東側諸国は日本が連合国統治期間を終えた後の状況下では「日本 高麗、モンゴル、インドシナ インドネシア」と成って居た
因みにインドシナとはフランス領インドシナであるベトナム、ラオス、カンボジアの三か国を指す地域で一応の事其々の国には王族が象徴として存在をして居て
そして政治に関しては其々の人民政府に為政業を委託すると言う形に成って居たんだよな故に私が前世で死んだ年代ではベトナムではベトナム戦争が起きて居なくて
そしてカンボジアでも「民主カンプチア・・・別名ポルポト政権下のカンボジア」で起きたあの事象は発生しなかったんだよな
まあ替わりとなる事案は第二次日中戦争と言う同じ社会主義のくに同士でドンパチをしたんだよね
③ナレーション「此処は異世界の何処かの大陸の話し此のイウロパ大陸のとある国の国王は国外追放の憂き目となった
其の国王が酒池肉林を敷いたり政敵を徹底的に無きものにする行為はしていなかったが此の様な憂き目となった
何故起きたのかは利権を侵害をするほどの国家の改造をしたからと成るのだろう」
④ナレーション「が彼の者は将来的に此の大陸内で大きな影響力をもて存在に成ろうとは此の時誰も知らなかったで有ろう」
夢を見た際にたいていの夢は・・・いや夢と言っていいのだろうか僕が見ている夢は「前世の自分がしていた業」其れが僕を苛むものであり有る意味現世で贖罪をしなければ成らないと言う感情を忘れない為の戒めなのかも知れない
より正確的な言い方をするのであれば「今まで歩んできた全部の前世の世界線で自分がしてきた行為」を何度も繰り返し繰り返し現世で振り替えさせられ続ける
多分だが一年の内九割ほど前世での所業を神か其れとも閻魔大王的な存在から私の贖罪をし続ける為の罰を・・そう今日も見たのだ自分自身が犯してきた人殺しとしての所業を忘れさせない為に
前世の自分の人生では「兵隊」と言う業の深い仕事をしていた・・・そう自分の人生で少尉や少佐とか少将とかの様な俗世間的な言い方をすれば「職業軍人」でなく普通の少尉以下即ち曹長以下の存在に成るんだろう
そう自分自身の知る前世の世界線では職業軍人と言う御大層な職業に就く事は先ずできなかったなあ自分は
②さてお察しの通りだが私は人殺しと言われても文句を言う資格がない存在だ・・まあそう謂われても否定をする事も出来ない
そう自分の体が寄生をされて自身の意志で体を動かすことが出来ずに・・そして其れを抵抗も出来ずに人や獣を殺める事を涙を流しながら懺悔の気持ちに打ちひしがれる存在
・・そうだったらどれだけ良かったんだろうか そうお察しの通り私自身は「戦争で人を殺すことが誇り高い事」とまで行かないが「祖国の勝利をする為に敵国の兵隊を殺すことは仕方がない事」
だからこそ私の前世と言う存在は決して褒められるもんじゃなかった・・が世間の風潮と言うのは其れが正しい事象だと言う形無き圧力で満たされてたんだよ
故に「戦争は人を狂わす」と言う単語が有るが私個人としては「戦争は人を狂わすのでなく狂わなければ心が死ぬから仕方がなく狂い続けている」と言う方がシックリくるんだよね
私の前世では私は「ナチス・ドイツの一般兵」で有った私は第二次世界大戦を終結をし終えた後にソ連の収容所送り成り其の後は東ドイツ事「ドイツ社会共和国正式名称ドイツ民主共和国の模範的な住人」としての人生を歩んだんだよ
そう此の世界ではドイツ正確的に言えばナチス首脳部は首都のベルリンすらも放棄をしてザクセン等の南ドイツ地域にまで拠点を構えて徹底抗戦をした
だがソ連は此の世界線では第二次世界大戦時の大日本帝国の扱いに関しては何かと敵対的な選択肢を取らずに自身のソ連陣営に組み込むような画策をしていたんだよね
まあ其の結果として戦後世界では欧州の東側陣営の様相が現世での世界より加盟する国家の数が多かったんだよな
そう台湾も日本を構成をする国の一つとしてカウントされているしオーストリアも社会主義の国として存続をすると言う訳でなく
そうだな「ドナウ社会主義諸国連合」と言う形で「チェコ スロバキア ハンガリー オーストリア」から成る国で1950年代から存続をして居るんだよね
だからこそ欧州の資本主義陣営の最前線は西ドイツ←実質ラインラントと南イタリアとフランスに成るだろう
因みにだが戦後ソ連は「ユニオン」と言う物を宣言をして其の内容を分かり易く言えば「社会主義陣営のNATO」をしたのだ
因みに現世の世界線の冷戦期に存在をした「ワルシャワ条約機構」とは又違うのである・・そう武器や兵器全ても「ユニオン基準」という独自基準を設けていたのだ
私の前世の世界では東側陣営が力を持って居た何しろ太平洋上にはかつて世界三大海軍国として数えられていた大日本帝国の継承国が東側諸国に組み込まれていたのだから
私の前世での”赤い日本”と言う国は米軍基地と言う存在も無かった・・が其れに相当をする者は存在をした「在日本ユニオン基地」と言う感じのものだ
そうソ連を盟主にする先程述べた欧州の東側諸国そしてウラル山脈を越えて存在するアジア圏の社会主義国が加盟をする国家連合軍の軍事基地其れが先程述べた存在だ
因みにアジア側の東側諸国は日本が連合国統治期間を終えた後の状況下では「日本 高麗、モンゴル、インドシナ インドネシア」と成って居た
因みにインドシナとはフランス領インドシナであるベトナム、ラオス、カンボジアの三か国を指す地域で一応の事其々の国には王族が象徴として存在をして居て
そして政治に関しては其々の人民政府に為政業を委託すると言う形に成って居たんだよな故に私が前世で死んだ年代ではベトナムではベトナム戦争が起きて居なくて
そしてカンボジアでも「民主カンプチア・・・別名ポルポト政権下のカンボジア」で起きたあの事象は発生しなかったんだよな
まあ替わりとなる事案は第二次日中戦争と言う同じ社会主義のくに同士でドンパチをしたんだよね
③ナレーション「此処は異世界の何処かの大陸の話し此のイウロパ大陸のとある国の国王は国外追放の憂き目となった
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何故起きたのかは利権を侵害をするほどの国家の改造をしたからと成るのだろう」
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