私達の七日間

成田亮成

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   静止した刻 (続き)

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 また重苦しい空気が続いた。

  「ねぇ」

  「まだ何かあるの?」

   
    彼女は僕に尋ねた。
  
    僕は表情を一切変える事なく、頷いた。


     彼女は呆れた顔をしてこう言う。


      「じゃあさ、結論から話してよ」

        
        そう言って無理難題を押し付けてきた。 

 それでも僕は表情を変えずただ彼女の話を聞くだけだった。
 
 「もういい」

 「進展が無いんだったら知らない!」


   彼女は声を荒げた。


    「分かった、分かった」


     僕は渋々謝ると、彼女は更にヒートアップし、 「何その態度、信じられない」 と続けて言い放った。

 このままいくと関係が更に悪化するとは分かっていたが、彼女の真意を探るまでは態度を変えてはいけないと思って内心に秘めている思いを口にしなかった。

 (私達もうお終いにしよう)
   
   彼女はそう呟いた。 


    僕はその言葉にドキリとした。

     (そこまでいっちゃうのかぁ)

       と思いながら頭の中でシュミュレーションをして、その上で (こう言われたらこうする)
 という解決策を紙に書き出した。

  なんとしてでも 「別れ」 という選択は避けたかった。
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