腐女子令嬢の私がパーティでイケメンと出会ったのでとりあえずくっつけさせる!!

リトルミリ

文字の大きさ
3 / 3

街で再会ってそれどんな商業BL展開??

しおりを挟む

「はぁ…オレネコ最新巻尊い……すき………アッ待ってあとがき読まなきゃ」

コンコン

「バラリーネ、失礼するよ」
「っお父様!どうなさいまして??」

ガバッと起き上がり背表紙を上にして本をおく。この間約3秒。
まぁ、お父様には「フツーの少女漫画」が好きな娘ってイメージでいてもらいたいし、多少はね?(震え声)

「すまないね、お取り込み中。実は今日ダーカセッロ街の市場でお母様が好きな野菜が売っているらしいんだ」
「まぁ、お母様が?それならぜひ買いに行きたいですわ」
「あぁ、ありがとう。バラリーネが小さい頃懐いていた人が売っているから、挨拶もしてきてほしいんだ」
「ええ、喜んで!そういうことなら、日が明るい内に挨拶に行った方がいいですわね。いって参りますわ!」
「行ってらっしゃい、不審者に気をつけて歩くんだよ」



。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°

「ここがダーカセッロ街かしら? …えーと、看板……あった!」

ふむふむ、どうやらここがダーカセッロ街らしいぞ…。
あれ?でも、周りには市場なんてない…よね?

「……ん? どうした、見ない顔だな。道でも間違えたのか?」
「へ? ……あ、えぇ。ここらへんで市場がやっていると聞いたのだけど、どこにも見当たりませんの…」

はぁ…はぁ…ハンサムだぁ……!!
紫髪のサラサラっとしてて、でも所々つんつんと立ってる髪の毛はほんの少し男を感じさせるものがあり、しかしながら水色の瞳は全てを見透かしているような不思議な雰囲気を持っていて………!!

「がくえーん……ハンサムぅぅ………」
「…?? どうしたんだ……?」
「こほん! いえ、何でもありませんわ…」
「あぁ、それよりお前は市場を探しているんだったか…良ければ案内するぞ?」
「えっ、良いんですか!?ありがた……あら、よろしいの?嬉しいですわ!」
「勿論だ、なんせ大切なお客様になるかもしれないんだからな」
「では、お願いいたします」



。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°

へぇ、このあたりってこんな地形なんだ…お、あそこの畑で育ててるのは大根かな?

「あなたのご実家はお野菜を育ててらっしゃるの?」
「そうだな。トマットメイトって野菜あるだろ?あれは俺の親父が開発したものなんだ」
「……? 初めて聞きましたわ」

そう言うと、紫髪の彼は立ち止まってこちらを振り返る

「……お前、やけに身なりが綺麗だと思っていたんだが…ひょっとして都市部の人間なのか?」
「え? えぇっと…あそこらへんにお家がありますけれど…」
「ッ!? まさかご令嬢とか、そういう…??」
「一応分類的には…?」
「そうだったのか…悪い、無礼な態度をとってしまったな」
「いえいえ! そんな…案内して頂けるのが有難いですわ!」
「そうか? なら良いんだが……そういえば前、あの1番大きい城でパーティがあったと聞いたんだがお前も参加したのか?」
「えぇ、とても楽しかったですわ」

そういうと彼はこちらをチラリと見て、口を開く。

「なぁ、そのパーティに……」
「あれ? …バラリーネ?」

突然名前を呼ばれ、驚きながら振り返ると……


「キドゥ!?」



(つづく)
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました

めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。 白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。 その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。 それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。 やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり―― 白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。 身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。

お父様、お母様、わたくしが妖精姫だとお忘れですか?

サイコちゃん
恋愛
リジューレ伯爵家のリリウムは養女を理由に家を追い出されることになった。姉リリウムの婚約者は妹ロサへ譲り、家督もロサが継ぐらしい。 「お父様も、お母様も、わたくしが妖精姫だとすっかりお忘れなのですね? 今まで莫大な幸運を与えてきたことに気づいていなかったのですね? それなら、もういいです。わたくしはわたくしで自由に生きますから」 リリウムは家を出て、新たな人生を歩む。一方、リジューレ伯爵家は幸運を失い、急速に傾いていった。

聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい

金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。 私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。 勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。 なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。 ※小説家になろうさんにも投稿しています。

婚約破棄された際もらった慰謝料で田舎の土地を買い農家になった元貴族令嬢、野菜を買いにきたベジタリアン第三王子に求婚される

さら
恋愛
婚約破棄された元伯爵令嬢クラリス。 慰謝料代わりに受け取った金で田舎の小さな土地を買い、農業を始めることに。泥にまみれて種を撒き、水をやり、必死に生きる日々。貴族の煌びやかな日々は失ったけれど、土と共に過ごす穏やかな時間が、彼女に新しい幸せをくれる――はずだった。 だがある日、畑に現れたのは野菜好きで有名な第三王子レオニール。 「この野菜は……他とは違う。僕は、あなたが欲しい」 そう言って真剣な瞳で求婚してきて!? 王妃も兄王子たちも立ちはだかる。 「身分違いの恋」なんて笑われても、二人の気持ちは揺るがない。荒れ地を畑に変えるように、愛もまた努力で実を結ぶのか――。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

「地味な婚約者を捨てて令嬢と結婚します」と言った騎士様が、3ヶ月で離婚されて路頭に迷っている

歩人
ファンタジー
薬師のナターリアは婚約者の騎士ルドガーに「地味なお前より伯爵令嬢が ふさわしい」と捨てられた。泣きはしなかった。ただ、明日から届ける薬が 一人分減るな、と思っただけ。 ルドガーは華やかな伯爵令嬢イレーネと結婚し、騎士団で出世する——はずだった。 しかしイレーネの実家は見栄だけの火の車。持参金は消え、借金取りが押し寄せ、 イレーネ本人にも「稼ぎが少ない」と三行半を突きつけられた。 3ヶ月で全てを失ったルドガーが街角で見たのは、王宮薬師に抜擢された ナターリアが、騎士団長と笑い合う姿だった。 「なあ、ナターリア……俺が間違っていた」 「ええ、知ってます。でも、もう関係のない話ですね」

双子の姉に聴覚を奪われました。

浅見
恋愛
『あなたが馬鹿なお人よしで本当によかった!』 双子の王女エリシアは、姉ディアナに騙されて聴覚を失い、塔に幽閉されてしまう。 さらに皇太子との婚約も破棄され、あらたな婚約者には姉が選ばれた――はずなのに。 三年後、エリシアを迎えに現れたのは、他ならぬ皇太子その人だった。

王宮に薬を届けに行ったなら

佐倉ミズキ
恋愛
王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。 カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。 この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに行ったラナだが仕事終わりに届け忘れがあったことに気が付いた。 慌ててカザヤの部屋へ行くと、そこで目にしたものは……。 弱々しく臥せっているカザヤがベッドから起き上がり、元気に動き回っていたのだ。 「俺の秘密を知ったのだから部屋から出すわけにはいかない」 驚くラナに、カザヤは不敵な笑みを浮かべた。 「今日、国王が崩御する。だからお前を部屋から出すわけにはいかない」 ※ベリーズカフェにも掲載中です。そちらではラナの設定が変わっています。(貴族→庶民)それにより、内容も少し変更しておりますのであわせてお楽しみください。

処理中です...