能力が強すぎる主人公と彼女

ミネラル

文字の大きさ
1 / 2

第1話

しおりを挟む

 二三〇〇年、突如、世界は謎の力を授かった。

 授かった人々は能力者と呼ぶ。
 
 それと、同時にダンジョンと呼ばれるものが、出現した。

 その影響で、兵器と呼ばれるものが、使用不可になり、世界の戦争が、収束したかに思われたが、能力者が兵器の代わりとして活躍しだした。

 また、各国は能力者を使い、ダンジョンにモンスターがいることが、分かったため、ダンジョンの攻略に乗り出したが、どの国も攻略することが出来なかった。

 能力者はS、A、B、C、D、E、F、G、とランク付けされている。

 また、噂程度だが、Sランク以上も存在すると、言われている。

 この各国の攻略により、世界的にSランク十名、Aランク百名、Bランク千名、Cランク一万名、その他のランク五十万名が死亡した。

 世界的に見れば、少なく映るが、能力者を授かった人数からは、大きな損害となった。

 各国が、能力者(兵器)を失ったことにより、戦争規模は一時的に縮小し、小競り合い程度になっている。

 ここ日本でも、それは変わらず、公式にはSランクは15人となっており、比較的には多いが、先のダンジョン攻略で1名のSランクを亡くし、公式のSランクの人数は14人となっている。
 
 二三一〇年、第一次臨海体制が発令された。

 原因は、ダンジョンのモンスターが、外に出てくると、予言されたからだ。

 そして、それは現実に起こった。

 しかし、予言では、起こること以外は、不明だったため、想定以上の規模となり、世界各国の国をダンジョンからあふれ出たモンスターが、蹂躙した。

 人類もやられてばかりではなく、皆が力を合わせて応戦する中、特に活躍したのが、Sランクとなる。

 一人で、数千、数万のモンスターを撃退し、その存在感は神のごとくであった。

 ただ、モンスターにも、Sランクに匹敵する、または、それ以上の脅威となる存在がいる。

 そういった存在は、Sランクが複数名で対処することになる。

 そうやって、暫く対処をしていると、終わりが見えてきた。 

 皆が安堵する中、そいつは突如現れ、Sランクをゴミのように蹴散らしていった。

 後に、分かったことだが、そいつの名は《神獣ビェヒモス》といい、ビルより大きな身体に、傷一つ付かない頑丈な皮膚が特徴であった。

 各国にも《神獣レビュアタン》や《神獣ババムート》、《大罪の悪魔》、|《美徳の悪魔》もいたらしい。

 その場にいる、全てが諦めかけたその時、その人、のちに”最強”と呼ばれる人が現れ、《神獣ビェヒモス》を仲間と共に、倒してしまった。

 各国でも、そういった最強と言う名に、ふさわしい人達の出現で、第一次臨海体制は無事、終了し平穏を取り戻した。

「そして、二三二〇年の今年、第二次臨海体制が敷かれようとしている、昔より予言の精度が上がっているが、以前どれほどの規模になるか不明だ」

「先生! この学園の人たちは、どこに配置されるか、分かっているのでしょうか」

「いい質問だ、私たち教師はもちろん、君たち生徒も、複数のダンジョンに班ごとに配置されることになっている、そのため班を作り、班活動をしてきたのだ」

 そう、この世界、いや、日本にはダンジョンが複数存在し、どのダンジョンからモンスターが出てくるのか、実際に起きてみないと、分からないのだ。

「私からは以上だ、何かあるやつは? いないようだな、では解散」
 
 そう言って、教師は去っていく。

 あぁ、何故、俺はここにいるのか……――
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~

仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...