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2章 学園パートの始まり
第25話 悪役貴族の青春学園生活(万事解決?編)
しおりを挟むシャルの模擬戦が終了したあと、制服に着替えて教室へと戻る途中。
「えへへ」
隣には満面の笑みを浮かべ続けるシャルがいて、彼に顔を向けると恥ずかしそうに顔を赤らめてくる。
それはどういう意味だ? とは怖くて聞けなかった……。
万が一、万に一つ、シャルが男じゃなかった場合も考えて、彼の着替えシーンをガン見していたのだが。
こいつは運動用の服を脱ぐことはなく、その上に制服を着ちゃうタイプだった。
なんでだよ。今度部屋に突撃して確かめてやろうか。
『ねぇねぇ、聞いた?』
『あー、あの二人?』
……周囲からの視線が生暖かい。
特に女子生徒からの視線が。
「み、見られちゃってるね?」
シャルは恥ずかしそうに言うと、ちょこんと俺の服の裾を摘まんでくる。
その瞬間、後ろから「あらあら~!?」という女子生徒の声が聞こえてきた。
……無心!
外野の声はもう気にするな! 気にしないことにする!
俺にはリリたんという心に決めた女性がいて、これからもリリたんを中心に生きていくことには変わりないのだ!!
教室に辿り着くと、シャルは「またあとでね」と言って自分の席へ戻って行った。
俺も遅れて自身の席へ向かう。
戻る途中、既に着席していたリリたんの様子を恐る恐る窺ってみると……。
「…………」
真顔だった。
瞳のハイライトが消えているような、恐怖を覚えるほどの真顔で俺を見つめてくるではないか。
思わず足を止めそうになってしまったが、俺は意を決して席へと戻っていく。
「…………」
着席した後、とりあえずリリたんに顔を向けてニコリと笑ってみた。
今の俺は上手く笑えているのだろうか?
「…………」
しかし、リリたんの表情は変わらず!!
「あ、あの……」
「なんでしょう? 彼女ができたハーゲット君」
言葉にすら感情が無かった。
平坦な声音が怖すぎる。
「いや、違うからね? シャルは男だよ?」
……たぶん。
だが、彼女じゃないことは確かだ。
言葉でしっかり否定するも、リリたんの表情は変わらず。
どうすりゃいいんだ!?
「お、俺は金髪のポニーテールが好きなんだ」
苦し紛れに自身の性癖を披露してみると、リリたんの眉がぴくりと動いた。
おや?
「普段はポニーテールな子が髪を解いてロングヘアーになる瞬間が好き」
ピクピクしてる!
リリたん、ピクピクしてるよ!!
「体を動かすのが好きなので、運動が好きな子が好き」
「ふ、ふ~ん……」
戻りました! ハイライトが戻りました!
「貴族令嬢なのに堅実で倹約家だったり、積極的に話しかけてくれて人懐っこい笑顔を見せる子が好き」
遂にリリたんがモジモジし始めた。
あと一押しか!?
「甘い物が大好きでついついケーキを食べてしまって、食べたあとで少し後悔する子が好き」
「そ、それは余計だよぉ……」
そうは言うも、リリたんは恥ずかしそうに顔を赤くしながらこちらを見つめてくる。
良かった。いつものリリたんに戻った。
「今日の放課後、一緒に遊びに行かない?」
「レオ君がエスコートしてくれるの?」
「もちろん。お姫様をエスコートするみたいに完璧にね」
僕のお姫様は君だけだぜ☆ と言わんばかりにキメ顔。
どや!?
「じゃあ、楽しませてもらおうかな?」
いたずらっ子のように笑う君が好き。
こちらも楽しませて頂きましょう!
◇ ◇
放課後、宣言通りリリたんと共に王都へ繰り出した。
シャルから「放課後の予定は?」と問われて誘われるも、俺としてはリリたん優先。
彼女と過ごす旨を伝えると、シャルは「じゃあ、おうちで待ってるね」と言っていたが。
あの時見せた余裕の笑みは一体何なんだ……。
「まずは課外授業に使う物を揃えちゃう?」
今回の放課後デートについて話し合っている最中、翌週に控える課外授業で使う日用品も揃えようという流れになった。
というわけで、まずは雑貨屋へ向かうことに。
入店した雑貨屋はクラスの女子生徒から人気が高い店だ。
貴族向けの豪華で最高品質な素材を使ったアイテムを揃えている、というわけではないが、ヤングでナウな女子にウケる可愛いデザインの商品を多く取り揃える店である。
「あ、男性向けの商品もあるんだ」
入店した直後はピンクや白多めな女子ウケ商品が並べられていたものの、店の奥には男子向けと思われるシックな色の商品も。
「タオルは多めに揃えておいた方がいいかな?」
「そうだね。外で一夜明かすし、小さなタオルは多めに用意した方がいいかも」
王都へ向かう途中で経験した野宿の反省を活かし、タオルは多めに用意しておこう。
俺が棚からタオルを掴んで枚数を確保していると――ふわっとした感触が頬にあたる。
「このタオル、どう?」
「ふわふわで良い感じ」
女の子のデリケートな肌にぴったりでしょう。
そう考えていたのだが、リリたんは「レオ君は使いたいと思う?」と問われた。
「うん? うん」
別にタオルにこだわりはないからね。
板みたいに硬いタオルなら問題アリだが、普通のタオルなら何でもいいと思うけど……。
「なら、これにしようかな」
しかし、リリたんは俺の感想を聞いて購入を決めたようだ。
「なんで俺の感想を?」
「え~? だって……。汗を掻いたレオ君も使うだろうと思って」
リリたんは若干ながら頬を赤くして、モジモジしながら俺をチラリと見る。
……もしかして、実技授業の時に毎回差し出してくれるタオルの補充?
「お、俺のため?」
自意識過剰じゃないだろうか?
恐る恐る問うと、リリたんはタオルで口元を隠しながら頷いた。
「疲れた時に感触の良いタオルを使いたいでしょ?」
……なんて良い子なんだろう。
なんて献身的な子なのだろう!!
俺は今、猛烈に感動している!!
「あ、ありがとう」
「う、うん」
感動しつつも、嬉しすぎて上手く言葉に出せなかった。
もっと気の利いた言葉をかけられる男になりたい。
お互いにちょっとドギマギしながらも、落ち着きを取り戻して買い物を進める。
「野営に絶対必要なのは食料と水、あとは火だけど……」
食料は学園側が用意してくれるという話だ。
最悪、魔物でもぶっ殺して肉を確保すればいい。
次に水だが、課外授業を行う場所の近くには川が流れていると事前に説明されているので、こちらに関しても問題なし。
火に関しても燃料はそこらへんに落ちている枝を使えばよし。
他に必要となるのは――
「鍋だ」
経験上、鍋は必須。
鍋一つあるだけで野営の快適さが格段に上がる。
お湯を沸かすのにも使えるし、料理にだって使えるのだ。
このアイテムは間違いない。
俺はリリたんに鍋の購入を強く勧めた。
「リリって料理得意?」
「実家でお母様から習ったよ。花嫁修業の一環で」
貴族の家庭では本場の料理人を雇うことが当たり前――うちは違ったけど――なのだが、リリたんの実家は奥さんとメイドが食事を用意することが習慣となっているようだ。
「夫婦円満、普段から愛情を表現するためなんだって」
毎食、愛妻料理を食べることで夫婦愛を確かめる。
仕事で疲れた夫を支えるため、妻が愛情たっぷりの料理を振舞う。
毎日当たり前として続く家族との食事に重きを置き、家族としての団欒を感じることがアルガス家の決まりとなっているそうで。
「素晴らしいご家族だね」
「えへへ。だからね? 私も将来の旦那様にご飯を作ってあげられるよう特訓したんだぁ」
なるほどね?
将来の旦那様のためにね?
それって俺のためってことだよね。
まだリリたんとの結婚が決まったわけじゃないって? いいや、決まってるね。俺は絶対に彼女と結婚するのだから間違いないね!
「……課外授業の時、食べてみる?」
「食べる」
リリたんから上目遣いで問われると、俺は間髪入れずに頷いた。
そのスピードに彼女は驚いてしまったようだが、すぐに笑顔を浮かべてくれた。
「ふふ。楽しみにしててね?」
「やった!」
すまん、勝ったわ。
人生大勝利っすわ!
勝利を確信しながら雑貨屋での買い物を済ませ、遂に俺のエスコートが始まった。
「お姫様。本日はフルーツなどいかが?」
「あら、素敵」
カフェでケーキとお茶を楽しみながらお喋り――というのが、既に俺達の中では定番化しつつある。
しかし、今回は趣向を変えてフルーツを楽しむルートを提案してみた。
向かう先は南区にある市場だ。
市場の中にある青果露店でフルーツを買うのではなく、狙うのは市場の周りに展開する屋台の方。
普段から市場の周りには屋台が展開され、美味そうな料理の匂いを漂わせているのだが、学園が終わる頃になると更に屋台の数が増える傾向にある。
これは学園終わりの生徒を狙っているのだろう。
平民学生から買い食いしてもらえるよう、この時間を狙って営業を始める店主も多いのだと思う。
こういった屋台巡りに関して『貴族令嬢ですわ!』って感じの子は敬遠するかもしれないが、リリたんは楽しめると思う。
その証拠にフルーツを取り扱う屋台を前に目を輝かせているからね。
「好きなフルーツをひと切れずつ買えるんだ。色んな物をちょっとずつ楽しめるよ」
「わぁ! すごい!」
目を輝かせるリリたんは早速注文し始めた。
普段は接客しない貴族令嬢に店主のおじさんはガチガチだったけどね。
木皿に盛られていくフルーツの山に目を輝かせ、皿と二本のフォークを受け取った俺達は道の端っこに移動した。
「ここで立ち食いするよ」
貴族らしからぬ行為かもしれないが、これもまた楽しみの一つ。
俺はリリたんと一緒に一つの皿を共有しながらフルーツを味わっていく。
瑞々しく冷えたフルーツは大変美味しく、リリたんも満面の笑みを浮かべていた。
「どう? たまにはこういうのも悪くない?」
「うん、最高!」
良かった。
普段とは違う楽しみを味わってもらえたようだ。
その後も夕方になるまで一緒に過ごし、帰りは女子寮の近くまで彼女を送っていく。
その途中、リリたんが足を止めた。
「……あのね、今日はごめんね?」
「ん? 何のこと?」
「その、私……。面倒臭い女だっただろうなって」
「別にそんなことないよ」
リリたんは申し訳なさそうな表情で言うも、俺はすぐに首を振って否定する。
「あの、ね……。私、前にも言った通り独占欲が強くて……。その……」
リリたんは恥ずかしそうに自身の髪を指先で触れ、俺を窺うようにチラチラと視線を向けてきた。
「す、好きな人は特に独占したくなるというか……」
かなり小さな声だった。
たぶん、彼女は俺に聞こえていないと思っているに違いない。
だが、極限までに研ぎ澄まされた俺の耳は聞き逃さなかったのだ。
確かに聞こえた。
好きな人って。
好きな人って!!!!!!!!!
「う、と、とにかくね! 今日はすっごく楽しかった!」
リリたんは誤魔化すように笑い、話を区切る。
「お、俺も」
ここでも気の利いたセリフを言えない自分を殴りたい。
このまま愛を伝えたら成功するんじゃないか、と思いながらも、臆病になってしまう自分を殴り殺したい。
「また明日ね!」
「う、うん」
互いにぎこちない別れになってしまったが、俺は彼女の姿が見えなくなるまで見送り続けた。
「シャアアアアッ!!! シャシャシャのシャアアアアッ!!!」
百点満点とはいかなかったものの、大きな収穫は得られたのだ。
ガッツポーズしながら声を発した今の俺は空も飛べてしまいそう。
それくらい嬉しい気持ちを胸に抱き、ルンルン気分で男子寮に戻っていった。
スキップしながらエントランスを通り、二段抜かしで階段を上がって、自室のドアを開けようと鍵を差し込んだ瞬間――
「あ、おかえり」
隣の部屋からシャルが出てきた。
「ちょっとレオン君のお部屋にお邪魔してもいい?」
「おう」
ドアを開けてシャルと共に部屋へ入ると、シャルは「レオン君」と俺の名を口にしながら夕日の映る窓を背景に振り返る。
「あのね、ありがとう。君のおかげで僕は……。僕は勇気を出せたよ」
ニコリと笑うシャルの顔には、以前のような怯えた表情はない。
「俺は背中を押しただけだ。全部、シャル自身が決断してやり遂げたことだろう? だから感謝しなくてもいい」
「ううん。感謝するよ。背中を押してくれたんだもん」
そう言ったシャルは一歩、二歩、と俺に近付いてくる。
最後は服の裾を摘まむと、上目遣いで問うてくるのだ。
「これからも……。僕と友達でいてくれる?」
「そりゃ……。当たり前だろう?」
恋人になってくれる? なら問題かもしれないが、友達でいてくれる? だからな。
そりゃそうだ、と答えるのが当然だろう。
「そっか! よかった!」
シャルは嬉しそうに笑うと、今度は俺に抱き着いてきた。
「……僕ね、これからは勇気を出して生きていくよ」
「おお、そりゃいいことじゃねえか」
「……まずは、君に対してね」
「ん? なんて?」
極限まで研ぎ澄まされた耳? そりゃリリたん専用だからね。
上手く聞こえなかったので聞き返すも、シャルは「ううん」と首を振った。
「そろそろ夕飯の時間だよ。一緒に行こう?」
「ああ、そうだな」
ご機嫌なシャルに腕を引かれ、俺達は食堂へ向かった。
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