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十一話「婚約者問題を解決しよう」①
しおりを挟むあのあと公爵家で働いている人全員に頭を下げた。
高慢チキな娘が頭を下げたことに、皆一様に驚いた顔をしていた。
表面上は「お嬢様、お気になさらないでください」と言ってくれたが、恐らく本心ではないだろう。
使用人達の信用を勝ち得るには、これからの行動次第だ。
◇◆◆◆◇
「お父様、お母様、お話があります」
昨日はお父様もお母様も号泣してしまって、話ができなかった。
お父様とお母様はソファーで優雅にくつろいでいた。
「どうしたディアーナ?」
「今日はいったいどんなお話でわたくしたちを驚かしてくださるのかしら?」
お母様は私が突拍子もない話をする前提らしい。
「王室主催のお茶会のことなんですが……」
「あらディアーナの耳にも届いていたの」
「それなら昨日、出席すると返事を出したところだ」
ズーーン……!
遅かった!
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