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依頼受諾
しおりを挟む三メートルくらいの雪の壁を照明で溶かして進み、昼頃になってやっと迷宮に着いた。
見覚えのある人の口の形をした門が見える。
ここは一昨日入った迷宮『始まりの祠』だ。
前、迷宮内で荒れていたのを思い出す。
迷宮の人に憶えられてたら最悪だな。
前回とは違い迷宮前の広場は雪かきしてあり、綺麗に整地されていた。
「今日は帰還片を投げて、モンスターをダンジョンから追い出せるか調べましょう」
「行くぞ、てめーら!」
作戦会議の声、発破をかける声が聞こえる。
前は人っ子一人いなかったというのに今日は、活気にあふれている。
人の群れ。ここにいる人間の多さはそう表して差し支えないだろう。
どうしてこんなに人がごった返しているのか?
「おーい!シェーン!こっちだ。こっちに来てくれ」
どこかで聞いたような大声が人ごみの中から聞こえる。
声にこたえて、シェーンは人ごみの中に飛び込んでいく。
俺はコンマ1秒遅れて、奴を追いかける。
シェーンはスピードを落とさず、綺麗に人を避けていくが、俺は人に何度もぶつかり、謝りながらついていく。
シェーンと俺との身のこなしの乖離が如実にわかる。
どうやったら、あんな動きができるのかまったくわからない。
遅れないようにしようとするがそれは無理な話。
こちらは、ちらちら見える背中を頼りに追いかけるしかない。
やっと人垣を越えると、仁王立ちしている上司と壁にもたれて立つ羊がいった。
前迷宮に来た時に図らずも蹴り飛ばした羊だ。
「おう、お前はあの時のイキリトカゲじゃねえか」
低いダンディーな声が耳を打つ。可愛らしい見た目のおかげで違和感が半端ない。
本当にこの肉体からこの声が出ているのだろうか……。
「その節はどうも」
一応返事をしたがなんか無愛想な感じになった。
蹴り心地が最高でしたとか言った方がよかったかもしれない。
こっちの心配をよそに羊は特に気にしてなさそうに話しかけてくる。
「気にするな。俺もここでの日が長い、あんたみたいに荒れた奴ら何ぞ腐るほど接してきた」
渋い。
この羊……。ただものではない感じがプンプンする。
魔王の娘を呼び捨てにしているから確度は高い。
「ブレント、依頼の方が先だ。世間話は後にしてくれ」
シェーンは少しいら立って、催促した。
ブレントというのはこの羊の名前だろう。
「俺に口出しなんざ、おまえもでかくなったもんだ。俺の毛にしがみついていたガキが」
そう言うと、ブレントは地面にめり込んだ。
うちの上司が癇癪を起して叩いたのだろうことはわかったが、俺の目はそれを捉えられていなかった。
つくづくハイスペックな上司だ。
「ク、本当にお前も成長したな」
少し悲しそうな声でブレントがつぶやく。
口から血をこぼしながら、めり込んだ地面から脱出する。
この羊、半死半生みたいな見てくれになっているのに、いやに所作は軽やかだ。
「そうだな。依頼の内容を送ってなかったな。少し慌ててな。すまん。
依頼は、昇降機の故障の修理と、中に残されてた客の救出だ」
「いつのことだ?」
「3日前だな」
「微妙だな。もし後処理がいる場合はこちらに任せてくれればいい。年寄りに鞭打つのも忍びないからな」
「あんなに小さかったおまえが立派になったもんだ」
「いつの話をしている」
ブレントは感慨深そうに目頭を押さえ、シェーンはうとおしそうな顔をしている。
よくドラマにある不良が更生したシーンみたいだ。
シェーンは不良ではないが。
しかし、嫌な予感がする。
俺がヤケを起こして行ったのもちょうど三日前。しかもその時エレベーターに魔力を通して加速させている。
俺が原因という可能性も考えられないこともない。
だが、魔力を通しただけで壊れるのはおかしいだろう。
たとえ俺のせいだとしても、冒険者は非常食を持ち歩いている。
たかだか閉じ込められて三日程度。
大事には至ってないだろう。
そう結論でづけることで、そのことについては考えないようにした。
気にして、仕事に支障を出した挙句、シェーンからどやされるのは勘弁願いたいからだ。
そうやって自分の中で区切りをつけると、シェーンはもう用はないといった感じで踵を返していた。
「お前ら、迷宮の奴らはまだ交代したばっかで、ブーストかけたばっかだ。油断すると足元すくわれるから気をつけろよ」
背後からブレントの心配そうな声が聞こえてくる。
どうやら奴はシェーンの兄貴分みたいなポジションらしい。
冒険者に混じって、迷宮内に入っていく。
モンスターが出てきた。
様子が変だ。
身体から赤い燐光が生じさせ、目が血走っている。
常時と明らかに様子が異なる。
ブーストがかかっているとはこういう事なのだろう。
初めて見る状態だ。
これで迷宮に入るのは3回目だが、今までに当たらなくてラッキーだったな。
こちらの警戒をよそに、上司はそのモンスターの群れのド真ん中を歩いていく。
モンスターたちは、いきり立って突撃していくが、逆に跳ね返されてしまっている。
跳ね返されたモンスターは、壁に激突し、淡い光となって消えていた。
歩いていた当初は警戒しろと言われたのに何やってんだと思ったが、これなら警戒の必要はないなと納得させられてしまう。
この人、核攻撃されても、素面で煙の中から出てきそうだな……。
「しゃああ!」
そんなことを考えていると蛇のモンスターが横あいから攻撃してきた。
さすがに俺も修羅場をくぐっている。そんな攻撃は食らわない。
奴のがら空きボディにパンチを入れる。
蛇は微動だにしない。
逆に反撃に尻尾で攻撃された。
めちゃくちゃ痛い……。
もうだめだ。これは。
土魔法で奴の下の地面を陥没させる。
蛇は穴の中に落ちていた。
これで危険は去った。
「貴様!迷宮を勝手に改造するな!死にたいのか!」
危機が去ったと思ったら、もっと大きな危機が前方から迫って来る。
シェーンは俺がへこませた地面を隆起させ、中にいた蛇は天井に激突した。
天井に張り付けにされて、光に変わる様は哀れを禁じ得ない。
俺は奴の光を見送ると生じた疑問を尋ねるために口を開く。
「え、迷宮で土魔法使うのてダメなんですか」
「私たちが無制限に使っていいことにすると、迷宮の仕様が大きく変わる可能性もあるからな、極力使うなという暗黙の了解がある。迷宮の所持者が実力者だった場合、機嫌を損ねて、死ぬか、死ぬより恐ろしい目に合うからな。私の許可がない限りは使うな」
めちゃくちゃだな。
ちょっとくらいいいと思うけどな。
こっちが使わなくても他の冒険者が使うだろうし。
まあ依頼人がいじってほしくないなら他の魔法で代替するしかないのだが……。
俺は土魔法以外の魔法は最低ランクの三級しか使えない。
三級など使いものにならないレベルの魔法だ。
今回はシェーンがいるから何とかなるが。
これから仕事でこれだけでやってけといわれたら、どうにもならない。
これが終わったら、土以外の魔法を修行する羽目になりそうだ。
その時、この仕事を続けているかはわからないが。
モンスターが出てくるエリアは越えて、エレベーター前にたどり着いた。
閑散としており、故障中という看板がエレベーターの前に立てかけてある。
シェーンはおもむろに空中から、紙の巻物を取り出した。
そいつを広げ始める。
おそらく、スクロールか何かだろう。
よくよく思い出せば、こんな事態になっても良く迷宮を閉めずに稼働させているな。
事故が起きているのに、稼働させたとなれば日本ならバッシングは不可避だ。
「よくここ事故が起きてるのに稼働させてますよね」
「馬鹿なことを言うな。稼働させねば、魔力を冒険者から回収できずに迷宮が死ぬだろうに」
上司が何を言っているのかわからない。
認識に齟齬がある事だけはわかる。
なんだ稼働させないと迷宮が死ぬて……。
迷宮のシステムの事だろうか。
そうだとしたら部外秘の技術をなんでこの人が知ってるんだ。
迷宮構築師になった人間にしか、作り方は知らないはずだが。
昔、構築師だったのだろうか?
改築に執心しているようだし、そのようには見えないが。
「チッ!手遅れか……」
シェーンはエレベーターを見つめて、舌打ちをした。
嫌な言葉だった。まだ三日。
そんなことはないはずなのに不安をあおるようなことを言わないでほしい。
こっちに振り返り、シェーンと俺の目があう。
奴の目に宿る光は良く研がれたカミソリから放たれるものと同じだった。
目を見たまま硬直すると、腹からせりあがって来るような恐怖がこみあげてくる。
「人の顔をじろじろ見るな。暇なら仕事をしろ。お前でもできるようなことだ」
不機嫌そうなシェーンは俺にスクロールを押し付けてくる。
ここからは俺の仕事らしい。
恐怖も手伝い急いでスクロールを受けとり、仕事にとりかかろうとする。
スクロールを渡されたということは壊れた魔方陣を交換するということだが、魔方陣の設置場所が分からなかった。
なんか機嫌悪いし、訊くのが億劫だし恐ろしいのだが、もたもたしていると機嫌がさらに悪くなりそうだからな……。
多少怒鳴られてもいいから、素直に訊くか。
後ろを振り向きシェーンに尋ねようとするが、後ろに上司はいない。
代わりに煙と子供の三人組がいた。
「ダウ二-、すげえよ!」
「あんな、強そうなモンスターを戦わずに退けたんだもんな」
「帰還片のおかげだよ」
二人の取り巻きのような少年が身なりのいい少年をほめたたえる。
どうやら、うちの上司はガキどもにモンスターと勘違いされて、帰還片で強制送還させられたらしい。
「あとはアイツだけだよ。ダウニー、帰還片かしてくれ。俺がやる」
「ほら、外さないでくださいよ」
「わかってるて」
どうやら俺までモンスターと勘違いされているらしい。
今から説得しようとしても、投げてくるのが眼に見えている。
少年はこちらに狙いを定めて、帰還片を大きく振り被った。
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