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第三章
二十六話
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「リオ、その遺跡はここから遠いの?」
「この国の端っこから馬で数日はかかるかもな。行くならしっかり準備していかねぇと」
「そうよね……」
何千年も前のこととはいえ、そんな危険な場所と分かっていて、人が近くに街を造るわけがないものね。
でもそんなに遠いなら、ドラゴンくんと一緒に行くという手段もあるけれど……。
「ソアさん、その点は安心してくれ。今回の調査にかかる資金や移動手段含め、全てアランドの王国側で用意してくださっている。我々はこのまま王直属の兵団がいる訓練場まで向かえば、遺跡の近くで先行して動いている調査兵の野営場所まで、馬車で連れていってくれるだろう。まぁ、馬車だと当然、馬よりは時間がかかってしまうがね。しかし、王国側が手配してくださった貴賓用の馬車ではあるから、乗り心地はそれほど悪くはなさそうだぞ」
ロバートさんはそう言うと、懐からダッタンガラム王からの手紙を取り出し、テーブルの上に置いた。
その手紙を受け取ったリオは、広げてさっと軽く目を通すと「なるほど」と一言だけ呟いたあと、王の手紙をロバートさんに返した。
「つまり俺らは、現地での調査のみに焦点当てときゃーいいんだな」
「そうだとも。それ以外の細かいことは、全部この国の人間に任せておきたまえ。我々は我々のやるべきことをやるだけなのさ、ははは」
ロバートさんはそう言って、自信満々に笑って見せた。
その顔はやはり、リオと実の兄弟なんだなぁと思わざるを得ない、少々不適な笑みであった。
「私の方でも、ロバート様からそう聞いておりますね。アランド国に着いたら、まずは王国の兵団を尋ねるようにと。まぁまさかその内容が、魔族発祥の地から出てきた遺跡の調査だとは思いもしませんでしたけど……」
涼しげな顔でそう静かに言葉を発するリュエルさん。
その声色は少しだけ怒っているような……気がしないでもない。
(そっか……リュエルさんは最初、私たちを案内するように、色々とロバートさんに託されていたんだっけ……)
それにしても……。
もう何千年も前の魔族発祥の地って、一体どんなところなんだろう。
こんな時、ナターリアに色々と聞くことができたら、少しは安心もできたのだろうが……。
ナターリアに係る重要な遺跡の発見なのに、このタイミングで彼女と連絡が取れなくなってしまったのはいささか出来過ぎのような気もする。
「遺跡にはなんでも強い封印が施されていて、アランド兵だけでは調査が難航しているそうなんだ。あとの詳しい話はアランド兵のいる訓練場に着いてから聞いてみてくれ」
ロバートさんはそう言うと、お店の厨房から出て来た食事を口に運んだ。
そして深く味わうように、時間をかけてゆっくりと噛み締める。
「うむ、美味い。どうかね、ソアさん。ここの料理は」
「はい、スパイスが効いてとても美味しいですね」
「うむ、俺も同感だ」
ロバートさんたら、いつの間に持ち込んだのか……。
ワインを片手に持ち、優雅に口の中へ……ってこの人、またお酒飲んでるの?!
◇ ◇ ◇
港のあった街から何日かかけてアランド王国の中心にある大きな街までやってきた私たちは、王国の兵士たちのいるの訓練場まで足を運んだ。
アランド王国兵とされる兵士たちの格好は、まるでアサシンのような勇ましい黒装束姿であるが、砂漠の中を素早く動き、夜目のきく野生動物との戦いにはうってつけの装備なのだとか。
「やぁ、俺は君たちの王に頼まれ、ダッタンガラムから来国した、ロバート・ダンシェケルト次期侯爵だ。兵士たちの諸君、色々と話を聞いているとは思うが、遺跡までの移動の間、どうかよろしく頼むよ」
ロバートさんの言葉を皮切りに、私やリオたちは各々挨拶をし、自己紹介を軽く済ませた。
しかし、この場に集まっていた兵士たちの反応は薄い。
アランド兵の兵長とは会話らしい会話ができたものの、黒く焼けた肌に意志の強そうな黒目を持つ彼らはとにかく寡黙で、鋭い視線だけがこちらへと常に注がれていた。
そう、つまり今は、アランド兵たちとの間で、かなり張り詰めた空気になっている。
「ん、アランド兵たちよ、どうした……」
ロバートさんは返答を求めるように、不思議な顔をして周りをキョロキョロしていたが、それでもアランド兵からの反応はなかった。
「客人方、アランドの兵はみな無駄口を叩きません。厳しい刺客の訓練を受けている者が多い場所です。こちらの国から調査をお願いしている身ではございますが、そこは何卒ご理解いただきますよう……」
「う、うむ、そうか。こちらも現地まで馬車を二台貸してもらえさえすれば、特に何も言うことはないしな。まずは彼らの誇りを尊重しよう」
「お客人、お気遣い感謝いたします。王城からすでに馬車が手配されていますので、そちらへご案内いたします」
ロバートさんとアランドの兵長さんのやり取りを静かに見届けた私たちは、彼に案内された馬車へ、リオと二人で乗り込む。
ロバートさんとリュエルさんはもう一つ別の馬車だ。
この車体、見た目はかなりコンパクトで装飾もシンプル、非常に効率の良い姿をしているが、車内は思ったよりもずっと広く造られていて、ふわふわとした高級そうな絨毯も敷かれ、悪くない乗り心地だった。
私とリオの二人ならば、交代しながら普通に横になって寝ることができそうである。
「馬車の中か……激しそうだな」
「そうねぇ、かなり揺れそうね……」
「ソアが耐えれるかどうか……」
「え、今は私もナターリアの加護のおかげで全然酔わなくなったわよ?」
そう、この世界に転生したばかりの頃は、びっくりするくらい馬車酔いが酷くて(船内でも)中々大変だったのだ。
でも今は女神の加護で全然平気。
「車酔いじゃなくて、こっち……」
そう言ってリオは、私の下腹の辺りを指でなぞった。
私はその動作にびっくりして車内のイスから落ちそうになるが、リオが咄嗟に私の腰を掴むとそのまま抱き抱えられ、彼の膝の上に移動した。
「ソアのこの格好……すげーそそるんだよね」
「ちょ、リオ、急に変なところめくらないで……」
今の私はアラビアン衣装に似た格好をしているため、薄いレースを重ねたようなトップスとパンツが特徴のヘソ出しルックになっている。
試着した時は、かなり胸の辺りが強調された服だなとは思っていたけれど、その時はリオも何も言っていなかったから、こういうのは趣味じゃないのかなって勝手に思っていたんだけど……。
リオさん、ここにきてまさかのご乱心?
「この国の端っこから馬で数日はかかるかもな。行くならしっかり準備していかねぇと」
「そうよね……」
何千年も前のこととはいえ、そんな危険な場所と分かっていて、人が近くに街を造るわけがないものね。
でもそんなに遠いなら、ドラゴンくんと一緒に行くという手段もあるけれど……。
「ソアさん、その点は安心してくれ。今回の調査にかかる資金や移動手段含め、全てアランドの王国側で用意してくださっている。我々はこのまま王直属の兵団がいる訓練場まで向かえば、遺跡の近くで先行して動いている調査兵の野営場所まで、馬車で連れていってくれるだろう。まぁ、馬車だと当然、馬よりは時間がかかってしまうがね。しかし、王国側が手配してくださった貴賓用の馬車ではあるから、乗り心地はそれほど悪くはなさそうだぞ」
ロバートさんはそう言うと、懐からダッタンガラム王からの手紙を取り出し、テーブルの上に置いた。
その手紙を受け取ったリオは、広げてさっと軽く目を通すと「なるほど」と一言だけ呟いたあと、王の手紙をロバートさんに返した。
「つまり俺らは、現地での調査のみに焦点当てときゃーいいんだな」
「そうだとも。それ以外の細かいことは、全部この国の人間に任せておきたまえ。我々は我々のやるべきことをやるだけなのさ、ははは」
ロバートさんはそう言って、自信満々に笑って見せた。
その顔はやはり、リオと実の兄弟なんだなぁと思わざるを得ない、少々不適な笑みであった。
「私の方でも、ロバート様からそう聞いておりますね。アランド国に着いたら、まずは王国の兵団を尋ねるようにと。まぁまさかその内容が、魔族発祥の地から出てきた遺跡の調査だとは思いもしませんでしたけど……」
涼しげな顔でそう静かに言葉を発するリュエルさん。
その声色は少しだけ怒っているような……気がしないでもない。
(そっか……リュエルさんは最初、私たちを案内するように、色々とロバートさんに託されていたんだっけ……)
それにしても……。
もう何千年も前の魔族発祥の地って、一体どんなところなんだろう。
こんな時、ナターリアに色々と聞くことができたら、少しは安心もできたのだろうが……。
ナターリアに係る重要な遺跡の発見なのに、このタイミングで彼女と連絡が取れなくなってしまったのはいささか出来過ぎのような気もする。
「遺跡にはなんでも強い封印が施されていて、アランド兵だけでは調査が難航しているそうなんだ。あとの詳しい話はアランド兵のいる訓練場に着いてから聞いてみてくれ」
ロバートさんはそう言うと、お店の厨房から出て来た食事を口に運んだ。
そして深く味わうように、時間をかけてゆっくりと噛み締める。
「うむ、美味い。どうかね、ソアさん。ここの料理は」
「はい、スパイスが効いてとても美味しいですね」
「うむ、俺も同感だ」
ロバートさんたら、いつの間に持ち込んだのか……。
ワインを片手に持ち、優雅に口の中へ……ってこの人、またお酒飲んでるの?!
◇ ◇ ◇
港のあった街から何日かかけてアランド王国の中心にある大きな街までやってきた私たちは、王国の兵士たちのいるの訓練場まで足を運んだ。
アランド王国兵とされる兵士たちの格好は、まるでアサシンのような勇ましい黒装束姿であるが、砂漠の中を素早く動き、夜目のきく野生動物との戦いにはうってつけの装備なのだとか。
「やぁ、俺は君たちの王に頼まれ、ダッタンガラムから来国した、ロバート・ダンシェケルト次期侯爵だ。兵士たちの諸君、色々と話を聞いているとは思うが、遺跡までの移動の間、どうかよろしく頼むよ」
ロバートさんの言葉を皮切りに、私やリオたちは各々挨拶をし、自己紹介を軽く済ませた。
しかし、この場に集まっていた兵士たちの反応は薄い。
アランド兵の兵長とは会話らしい会話ができたものの、黒く焼けた肌に意志の強そうな黒目を持つ彼らはとにかく寡黙で、鋭い視線だけがこちらへと常に注がれていた。
そう、つまり今は、アランド兵たちとの間で、かなり張り詰めた空気になっている。
「ん、アランド兵たちよ、どうした……」
ロバートさんは返答を求めるように、不思議な顔をして周りをキョロキョロしていたが、それでもアランド兵からの反応はなかった。
「客人方、アランドの兵はみな無駄口を叩きません。厳しい刺客の訓練を受けている者が多い場所です。こちらの国から調査をお願いしている身ではございますが、そこは何卒ご理解いただきますよう……」
「う、うむ、そうか。こちらも現地まで馬車を二台貸してもらえさえすれば、特に何も言うことはないしな。まずは彼らの誇りを尊重しよう」
「お客人、お気遣い感謝いたします。王城からすでに馬車が手配されていますので、そちらへご案内いたします」
ロバートさんとアランドの兵長さんのやり取りを静かに見届けた私たちは、彼に案内された馬車へ、リオと二人で乗り込む。
ロバートさんとリュエルさんはもう一つ別の馬車だ。
この車体、見た目はかなりコンパクトで装飾もシンプル、非常に効率の良い姿をしているが、車内は思ったよりもずっと広く造られていて、ふわふわとした高級そうな絨毯も敷かれ、悪くない乗り心地だった。
私とリオの二人ならば、交代しながら普通に横になって寝ることができそうである。
「馬車の中か……激しそうだな」
「そうねぇ、かなり揺れそうね……」
「ソアが耐えれるかどうか……」
「え、今は私もナターリアの加護のおかげで全然酔わなくなったわよ?」
そう、この世界に転生したばかりの頃は、びっくりするくらい馬車酔いが酷くて(船内でも)中々大変だったのだ。
でも今は女神の加護で全然平気。
「車酔いじゃなくて、こっち……」
そう言ってリオは、私の下腹の辺りを指でなぞった。
私はその動作にびっくりして車内のイスから落ちそうになるが、リオが咄嗟に私の腰を掴むとそのまま抱き抱えられ、彼の膝の上に移動した。
「ソアのこの格好……すげーそそるんだよね」
「ちょ、リオ、急に変なところめくらないで……」
今の私はアラビアン衣装に似た格好をしているため、薄いレースを重ねたようなトップスとパンツが特徴のヘソ出しルックになっている。
試着した時は、かなり胸の辺りが強調された服だなとは思っていたけれど、その時はリオも何も言っていなかったから、こういうのは趣味じゃないのかなって勝手に思っていたんだけど……。
リオさん、ここにきてまさかのご乱心?
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