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第一章
六話
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私は相乗りの馬車でシーファン家や王立学園があった反対側の区域へと移動する。
そこは平民や冒険者が多く集うエリアだからか、夕方にも関わらず街の中は賑やかでとても活気付いていた。
馬車を降りた私はさっそく服職人の店へと赴き、街娘の服に着替えた後、近くにあった宿屋の一室を借りてその日はそこで一泊する。
皮肉なことに、ここの硬いシングルサイズのベッドの方が、シーファン家のフカフカで柔らか~いキングサイズの天蓋付きベットよりも格段によく寝れた。
天気も良いし、かなり清々しい朝の目覚めである。
宿屋の食堂で朝食を食べ終えたら、私は冒険者が集うクラン同盟という建物を訪ねた。
この国では、クラン同盟に入ることで冒険者としての名を登録される。
クランのメンバーとして国に認定されれば、依頼人から受注されたクエストを自分の意思で請け負うことができるようになるのだ。
そして受けたクエストの達成条件を満たせば、その場ですぐに報酬が支払われる仕組みになっている。
私はクラン同盟の建物内に入り、少し奥まったところにあるカウンターへと向かった。
そしてそこに座っている女性に声をかける。
「初めまして、私はフォル・スノウという者です。初級冒険者としての登録をお願いしたい」
今名乗った偽名は、フォルティエナとスノウマンから部分的に拾い上げたものだ。
この見た目でスノウマンと名乗ったら、さすがに偽名が過ぎるかと思い、少々アレンジをした。
「初めまして、フォル・スノウ様ですね。登録には能力の検査とクエスト達成の試験がありますが、よろしいでしょうか?」
「それで登録できるなら構わないよ」
「……では、こちらの装置に手をかざしてください」
私は了承して、丸い水晶玉のような物に左手を近づけた。
すると丸い玉から光の文字が一直線に出てきて、カウンターの上に写し出される。
性別:女
レベル:7
特技、魔法:回復魔法/中級
パッシブスキル:高貴なる乙女
ユニークスキル:威圧魔法/上級
隠しステータス:■■されし者
「ふむ……こんなものか」
私はそう言って、納得したように『うん、うん』と首を縦に振った。
「フォ、フォルさん、ちょっと待ってください! なんかステータスが色々と特殊過ぎて……威圧魔法?! 隠しステータス??? って……初めて見るものがいっぱいなんですが?!」
カウンターにいる女性は驚いた顔で慌てながら、紙に記録を取っている。
「そうか……自分でもよく分からないんだ。威圧魔法は実践済みだが……高貴なる乙女っていうのは何なんだ?」
「高貴なる乙女というのは、身分の高い無垢な女性がランダムで付くスキルですね。運命の男性との出会いがアップするという幸運の……」
「それは別にいらんなぁ……」
運命の男とか、あまり興味がないもので。
まぁこれでこの体の大体のステータスが分かった。
レベルが7なのは低すぎる気がするが、これから徐々に上げていけば問題はないだろう。
(隠しステータスのところは、おそらく転生されし……という言葉が入るんだろうしな)
「い、いやぁ……あなた、もしかするとこれからすごい冒険者になれるかも……」
「成れれば良いがね。まぁ善処はするよ」
私はそう言って、受付の女性から受け取った依頼書に目を通した。
『クラン登録試験クエスト:薬草摘み』
(なんだ……簡単だな)
「試験対象の薬草は、この国でもよく使われている初級ポーションの材料です。国内ではこの薬草の消費量は凄まじく……いつも需要が高いので、登録試験以外にも多く受注されています。見習い冒険者の方でも達成しやすく、それなりの報酬が手に入るので、クランとしてもお勧めしてるクエストですよ」
「ほう、それはいいな」
私はさっそく依頼を達成してこようと、クラン内部の入り口の方へと向かう。
「おい……あんた、ちょっといいか?」
「?」
出口まで歩いている途中で、冒険者らしき男に手首を掴まれた。
声をかけてきたのは、20代くらいの背が高い男性だ。
「これから初クエストに行くんだろう? 俺も一緒について行ってやろうか? これでも剣の腕は立つぞ」
「ただの薬草摘みだ……別に護衛はいらないと思うが」
男はすぐに手を離してくれたが、掴まれたところに多少の違和感が否めない。
思わず反対の手で、掴まれた方の手首を無意識に摩る。
「まぁそうなんだが……見る限り武器も持ってねぇし、条件の薬草を摘む手伝いはできねぇが、森の中で邪魔が入んねぇよう見守ってやることはできる。新人を見ると、フォローしてやりたくなっちまう性なもんでね。見かけたらこうやっていつも声かけてんだ」
「それはまぁ、ありがたい申し出だが……」
私は目の前の男の風貌を改めてじっくりと観察した。
焦茶色で硬そうな髪は外側に跳ね、少し吊り上がった意志の強そうな瞳は黒く、鼻筋は通っているも男性らしい顔つき……格好は剣士だが、黒を基調とした服と青いマントがよく似合っている。
(ファンタジーによく出てくる主人公のような見た目の青年だな……)
「俺が初対面の男つーことで警戒してんなら、素性を明かしてやろう。この街で数人しかいないS級冒険者の一人、アレク・ソールドマンてえのは俺のことだ。こんなんでも女には特に困ってねーし、お前みたいな子どもをどうにかしようなんてえのは誓って全く思ってねーから。そこは安心してくれて良いぞ」
アレクと名乗った男性はそう言って、私に冒険者の証である金属でできたネームプレートを見せた。
「確かにS級冒険者なんだな……」
「冒険者にも階級があってな……見習いから始まってC、B、A、S、SSと……SS級ってのは今は不在だから、現時点ではS級が実質一番上だな」
アレクという男はそう言って、ニカッと気持ち良く笑って見せた。
この青年の言っていることに嘘くささは感じないし、なんとなく信頼できそうな気もする。
冒険者としての実績も申し分ないようだし。
「……分かった。私も実力不足で少々不安だったところだ。手伝ってくれるというならありがたいし、お願いしたい」
「そんなら話は早い。さっそく、森へ出発しようぜ。よろしくな……ええっと……」
「フォル……フォル・スノウだ……よろしくアレク」
私はそう言って、彼と力強く握手した。
そこは平民や冒険者が多く集うエリアだからか、夕方にも関わらず街の中は賑やかでとても活気付いていた。
馬車を降りた私はさっそく服職人の店へと赴き、街娘の服に着替えた後、近くにあった宿屋の一室を借りてその日はそこで一泊する。
皮肉なことに、ここの硬いシングルサイズのベッドの方が、シーファン家のフカフカで柔らか~いキングサイズの天蓋付きベットよりも格段によく寝れた。
天気も良いし、かなり清々しい朝の目覚めである。
宿屋の食堂で朝食を食べ終えたら、私は冒険者が集うクラン同盟という建物を訪ねた。
この国では、クラン同盟に入ることで冒険者としての名を登録される。
クランのメンバーとして国に認定されれば、依頼人から受注されたクエストを自分の意思で請け負うことができるようになるのだ。
そして受けたクエストの達成条件を満たせば、その場ですぐに報酬が支払われる仕組みになっている。
私はクラン同盟の建物内に入り、少し奥まったところにあるカウンターへと向かった。
そしてそこに座っている女性に声をかける。
「初めまして、私はフォル・スノウという者です。初級冒険者としての登録をお願いしたい」
今名乗った偽名は、フォルティエナとスノウマンから部分的に拾い上げたものだ。
この見た目でスノウマンと名乗ったら、さすがに偽名が過ぎるかと思い、少々アレンジをした。
「初めまして、フォル・スノウ様ですね。登録には能力の検査とクエスト達成の試験がありますが、よろしいでしょうか?」
「それで登録できるなら構わないよ」
「……では、こちらの装置に手をかざしてください」
私は了承して、丸い水晶玉のような物に左手を近づけた。
すると丸い玉から光の文字が一直線に出てきて、カウンターの上に写し出される。
性別:女
レベル:7
特技、魔法:回復魔法/中級
パッシブスキル:高貴なる乙女
ユニークスキル:威圧魔法/上級
隠しステータス:■■されし者
「ふむ……こんなものか」
私はそう言って、納得したように『うん、うん』と首を縦に振った。
「フォ、フォルさん、ちょっと待ってください! なんかステータスが色々と特殊過ぎて……威圧魔法?! 隠しステータス??? って……初めて見るものがいっぱいなんですが?!」
カウンターにいる女性は驚いた顔で慌てながら、紙に記録を取っている。
「そうか……自分でもよく分からないんだ。威圧魔法は実践済みだが……高貴なる乙女っていうのは何なんだ?」
「高貴なる乙女というのは、身分の高い無垢な女性がランダムで付くスキルですね。運命の男性との出会いがアップするという幸運の……」
「それは別にいらんなぁ……」
運命の男とか、あまり興味がないもので。
まぁこれでこの体の大体のステータスが分かった。
レベルが7なのは低すぎる気がするが、これから徐々に上げていけば問題はないだろう。
(隠しステータスのところは、おそらく転生されし……という言葉が入るんだろうしな)
「い、いやぁ……あなた、もしかするとこれからすごい冒険者になれるかも……」
「成れれば良いがね。まぁ善処はするよ」
私はそう言って、受付の女性から受け取った依頼書に目を通した。
『クラン登録試験クエスト:薬草摘み』
(なんだ……簡単だな)
「試験対象の薬草は、この国でもよく使われている初級ポーションの材料です。国内ではこの薬草の消費量は凄まじく……いつも需要が高いので、登録試験以外にも多く受注されています。見習い冒険者の方でも達成しやすく、それなりの報酬が手に入るので、クランとしてもお勧めしてるクエストですよ」
「ほう、それはいいな」
私はさっそく依頼を達成してこようと、クラン内部の入り口の方へと向かう。
「おい……あんた、ちょっといいか?」
「?」
出口まで歩いている途中で、冒険者らしき男に手首を掴まれた。
声をかけてきたのは、20代くらいの背が高い男性だ。
「これから初クエストに行くんだろう? 俺も一緒について行ってやろうか? これでも剣の腕は立つぞ」
「ただの薬草摘みだ……別に護衛はいらないと思うが」
男はすぐに手を離してくれたが、掴まれたところに多少の違和感が否めない。
思わず反対の手で、掴まれた方の手首を無意識に摩る。
「まぁそうなんだが……見る限り武器も持ってねぇし、条件の薬草を摘む手伝いはできねぇが、森の中で邪魔が入んねぇよう見守ってやることはできる。新人を見ると、フォローしてやりたくなっちまう性なもんでね。見かけたらこうやっていつも声かけてんだ」
「それはまぁ、ありがたい申し出だが……」
私は目の前の男の風貌を改めてじっくりと観察した。
焦茶色で硬そうな髪は外側に跳ね、少し吊り上がった意志の強そうな瞳は黒く、鼻筋は通っているも男性らしい顔つき……格好は剣士だが、黒を基調とした服と青いマントがよく似合っている。
(ファンタジーによく出てくる主人公のような見た目の青年だな……)
「俺が初対面の男つーことで警戒してんなら、素性を明かしてやろう。この街で数人しかいないS級冒険者の一人、アレク・ソールドマンてえのは俺のことだ。こんなんでも女には特に困ってねーし、お前みたいな子どもをどうにかしようなんてえのは誓って全く思ってねーから。そこは安心してくれて良いぞ」
アレクと名乗った男性はそう言って、私に冒険者の証である金属でできたネームプレートを見せた。
「確かにS級冒険者なんだな……」
「冒険者にも階級があってな……見習いから始まってC、B、A、S、SSと……SS級ってのは今は不在だから、現時点ではS級が実質一番上だな」
アレクという男はそう言って、ニカッと気持ち良く笑って見せた。
この青年の言っていることに嘘くささは感じないし、なんとなく信頼できそうな気もする。
冒険者としての実績も申し分ないようだし。
「……分かった。私も実力不足で少々不安だったところだ。手伝ってくれるというならありがたいし、お願いしたい」
「そんなら話は早い。さっそく、森へ出発しようぜ。よろしくな……ええっと……」
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