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4章 トゥルクス山と土の精霊王
24話トゥルクス山
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レイン達は今テルシアの町で休息を取っていた
一週間が経ちレインが目を覚ました
「ん?ここは何処だ?」
そう言い起き上がり辺りを見回すそこはよく知っている光景だった
そう、ここはテルシアの宿の中だった
(そうか、俺はあのまま気絶して…)
ベッドから降りようとしたが魔力で足を作るのを忘れていて倒れてしまった
「あぁ、そうだったな」
そう言い足に魔力を通し色をつけた
そしてドアを開けるとドアの前には椅子に座り寝ているミル達の姿があった
二人の頭を撫でてから1階に降りた
「おぉ気がついたのかい!」
「ありがとう、ママン」
お礼を言うとママンがミル達の方を見てこう答える
「礼ならあの子達に言いなあの子達はあんたの為に必死で金を稼いで払っていたんだから、それからギルドがあんたに話があるって言ってたから行っておいで」
それを聞きミル達にお礼をする為+ギルドの呼び出しを食らったついでにモンスターの素材を売りにギルドへ向かった
「もう夜か」
星空を見ながら呟いた
ギルドへ行くとギルドはしまっていたが普通に開ける事が出来た
ギィと音を立ててゆっくりと開けていく
中に入るととても暗かったそしていつもルーシーがいる奥が明るかったのでそこへ進んでいった
光っている方向へ向かっているとこの前に来たギルドマスターの部屋へたどり着いた
ドアをノックすると入ってくれという言葉が聞こえたのでそのままドアを開き入っていった
そこにはこの町のギルドマスターと色んな人が椅子に座り話していたらしい
ルーシーに席を用意してもらい椅子に座る
「何故俺を呼んだのですか?」
「それはお前があの魔王軍と一人で戦った人間だからだ」
ギルドマスターの隣にいる男がレインの方を見てそう答える
男の耳は尖っていて金色の髪をしているエルフだった
「はい?」
「だから、お前が魔王軍と一人で戦った人間だから情報を聞き出したい」
「一人じゃありませんよ」
レインが否定すると男は反論する
「しかしお前の仲間がお前一人で戦っていたと言っていたぞ」
「誰なんだ?そいつは?」
「そいつは銀髪でワンピースを着ていたな」
多分この男が言っているのはミルの事だろう、カグヤの事を隠したいのだろうか
「…分かった、で何を聞きたいんだ?」
「敵はどれだけいたんだ?」
「数えてないが物凄く沢山いたのは覚えている」
男はレインの言葉を聞き少しがっかりした様に溜め息を着く
「じゃあ次はこっちの質問に答えて貰おうか」
レインがそう言うとギルドマスターは頷き了承した
「なら、このテルシア以外に魔王軍に襲われた町や村はあるのか?」
「あぁ、今確認している中では全ての町や村が襲われている」
男は俯き拳を硬く握り絞め言う
「じゃあこれで…」
レインがそう言うと男の横にいた老人が口を開いた
「ちょっと待ってくれ!魔王を倒すために力を貸してくれないか?」
老人に頼まれたがレインは元々魔王を討伐するために旅をしていたので速く討伐したかったが戦力も欲しかったので残る事にした
「俺も元々魔王を倒すために旅に出たんだ戦力が少しでも欲しいからな」
そう言い椅子にまた座る
「おぉ、では話を始めよう!」
老人は元気を取り戻し話し始めた
どうやらこの世の中には4つの世界がありその世界の名は
人間界 ルディア
獣人界 レオハルト
妖精界 ポワン
魔界 ハデス
と言う
そのハデスに掛けた封印が溶け今まで出ていなかったモンスターが出るようになりモンスターの強さも上がったので至急対処をしている所らしい
話が終わった
内容は
1つはモンスターの危険度を1つ上げ、護衛を増やすこと
2つ目は定期的に高ランクの冒険者を募集し森などでモンスター狩りをすること
3つ目は町の人達に身を守るための武器を配ること
「そしてその狩りにレインさんに是非とも参加して欲しいのですが」
老人がレインの顔を見て聞く
「それは断る、俺達は俺達で独自に動きたい」
「お願いしますぅ」
と隣にいた女の人が胸をレインの腕にくっ付け艶かしい声で言うが胸が気持ち悪くなるほど大きく引いてしまう
「止めろ気持ち悪い」
レインは女を軽蔑の目で見ながら言うと女はガーンと落ち込み黙り込む
「はぁ仕方ないのぉ」
老人はそう言い話を終わらせた
その後レインは質屋に行きモンスターの素材を少しだけ売り純金貨を2枚手に入れた
そのお金でアクセサリー店へ行き
火事場の護石が付いたペンダントを2つ買った。値段は2つで純金貨1枚だった
ベル宿亭へ戻りドアを開けたその瞬間
「兄さーん!」
「レインくーん!」
と、二人の女性がレインに飛び付いていった
「ありがとうな二人とも」
「えへへへ」
「えへへ」
と、二人とも顔を赤らめて照れている
「そうそう、ミル達にお礼の品があるんだ」
そう言いレインは二人に護石を渡す
「「これは?」」
二人とも首を傾げて聞いてくる
「これは火事場の護石って言って自分が死ぬほどのダメージを受けると一度だけ自分の身を守ってくれてしかも3分間だけ自分のステータスが5倍になるんだ」
「へぇ」
そう言いペンダントを着ける
「これってきれいねー」
とミルが言うとシルフが
「だねー!」
と同意する
「じゃあ明日戻ろうか」
ミル達にそう言うと笑顔で頷いた
「「うん!」」
そして次の日、朝御飯を食べ終わり北門へ向かって歩き出す
「う~ん今日でこの町ともお別れかー」
と名残惜しそうに言うミル
「美味しいものが沢山有ったのになー」
「そこかよ!」
とレインが思わず突っ込んでしまった
「あはははは!」
と二人のやり取りを見て笑ってしまうシルフ
そして北門が見えてきた
ギルドカードを門番に見せそのままミルを抱えて飛翔で飛んでいった
一方、メル達はレイン達が帰ってくるまで村の復旧作業を手伝っていた
そしてレイン達がテルシアを出た頃
「お兄ちゃん達まだ帰って来ないね」
と俯き言う
「多分もうすぐ帰って来るさ」
「僕もそう思いますよメル姉!」
とメイトとグランはメルを励ましていたそこへカルネロが来て
「ありがとうございます、もう流石にこれ以上働かれてはこちらが悪いですよ」
カルネロが働かないように願うが
「これは私たちが暇潰しでやってるんだから気にしないで」
メルがそう言うがとても気にしている様子だ
「分かったよ、じゃあ俺たちは旅に出るよレイン達が来たらトゥルクス山に向かったと伝えてくれ」
「ちょっ、メイ…」
そこまで言うとグランに口を塞がれた
メイトがカルネロに言うとカルネロは承知しましたと言いメル達を送ってくれた
「ちょっとメイト!何でお兄ちゃん達を待たないのよ!」
メルは怒りメイトを睨む
「レイン達を待ってるより先に神様の力を借りる方が時間の短縮になると思ったからだよ」
メイトがメルに説明するとメルも渋々了承した
そしてメル達がトゥルクス山に着いた頃にレイン達はモロリス村に着いた
「メイト達は?」
レインがそう聞くとカルネロが答えた
「トゥルクス山か…分かったありがとう」
レインはカルネロにお礼を言うとミルを抱えトゥルクス山に向かって飛んでいった
トゥルクス山の場所はドルバギオに聞き分かった
トゥルクス山に着くと黄色い霧が立ち込めていた
一週間が経ちレインが目を覚ました
「ん?ここは何処だ?」
そう言い起き上がり辺りを見回すそこはよく知っている光景だった
そう、ここはテルシアの宿の中だった
(そうか、俺はあのまま気絶して…)
ベッドから降りようとしたが魔力で足を作るのを忘れていて倒れてしまった
「あぁ、そうだったな」
そう言い足に魔力を通し色をつけた
そしてドアを開けるとドアの前には椅子に座り寝ているミル達の姿があった
二人の頭を撫でてから1階に降りた
「おぉ気がついたのかい!」
「ありがとう、ママン」
お礼を言うとママンがミル達の方を見てこう答える
「礼ならあの子達に言いなあの子達はあんたの為に必死で金を稼いで払っていたんだから、それからギルドがあんたに話があるって言ってたから行っておいで」
それを聞きミル達にお礼をする為+ギルドの呼び出しを食らったついでにモンスターの素材を売りにギルドへ向かった
「もう夜か」
星空を見ながら呟いた
ギルドへ行くとギルドはしまっていたが普通に開ける事が出来た
ギィと音を立ててゆっくりと開けていく
中に入るととても暗かったそしていつもルーシーがいる奥が明るかったのでそこへ進んでいった
光っている方向へ向かっているとこの前に来たギルドマスターの部屋へたどり着いた
ドアをノックすると入ってくれという言葉が聞こえたのでそのままドアを開き入っていった
そこにはこの町のギルドマスターと色んな人が椅子に座り話していたらしい
ルーシーに席を用意してもらい椅子に座る
「何故俺を呼んだのですか?」
「それはお前があの魔王軍と一人で戦った人間だからだ」
ギルドマスターの隣にいる男がレインの方を見てそう答える
男の耳は尖っていて金色の髪をしているエルフだった
「はい?」
「だから、お前が魔王軍と一人で戦った人間だから情報を聞き出したい」
「一人じゃありませんよ」
レインが否定すると男は反論する
「しかしお前の仲間がお前一人で戦っていたと言っていたぞ」
「誰なんだ?そいつは?」
「そいつは銀髪でワンピースを着ていたな」
多分この男が言っているのはミルの事だろう、カグヤの事を隠したいのだろうか
「…分かった、で何を聞きたいんだ?」
「敵はどれだけいたんだ?」
「数えてないが物凄く沢山いたのは覚えている」
男はレインの言葉を聞き少しがっかりした様に溜め息を着く
「じゃあ次はこっちの質問に答えて貰おうか」
レインがそう言うとギルドマスターは頷き了承した
「なら、このテルシア以外に魔王軍に襲われた町や村はあるのか?」
「あぁ、今確認している中では全ての町や村が襲われている」
男は俯き拳を硬く握り絞め言う
「じゃあこれで…」
レインがそう言うと男の横にいた老人が口を開いた
「ちょっと待ってくれ!魔王を倒すために力を貸してくれないか?」
老人に頼まれたがレインは元々魔王を討伐するために旅をしていたので速く討伐したかったが戦力も欲しかったので残る事にした
「俺も元々魔王を倒すために旅に出たんだ戦力が少しでも欲しいからな」
そう言い椅子にまた座る
「おぉ、では話を始めよう!」
老人は元気を取り戻し話し始めた
どうやらこの世の中には4つの世界がありその世界の名は
人間界 ルディア
獣人界 レオハルト
妖精界 ポワン
魔界 ハデス
と言う
そのハデスに掛けた封印が溶け今まで出ていなかったモンスターが出るようになりモンスターの強さも上がったので至急対処をしている所らしい
話が終わった
内容は
1つはモンスターの危険度を1つ上げ、護衛を増やすこと
2つ目は定期的に高ランクの冒険者を募集し森などでモンスター狩りをすること
3つ目は町の人達に身を守るための武器を配ること
「そしてその狩りにレインさんに是非とも参加して欲しいのですが」
老人がレインの顔を見て聞く
「それは断る、俺達は俺達で独自に動きたい」
「お願いしますぅ」
と隣にいた女の人が胸をレインの腕にくっ付け艶かしい声で言うが胸が気持ち悪くなるほど大きく引いてしまう
「止めろ気持ち悪い」
レインは女を軽蔑の目で見ながら言うと女はガーンと落ち込み黙り込む
「はぁ仕方ないのぉ」
老人はそう言い話を終わらせた
その後レインは質屋に行きモンスターの素材を少しだけ売り純金貨を2枚手に入れた
そのお金でアクセサリー店へ行き
火事場の護石が付いたペンダントを2つ買った。値段は2つで純金貨1枚だった
ベル宿亭へ戻りドアを開けたその瞬間
「兄さーん!」
「レインくーん!」
と、二人の女性がレインに飛び付いていった
「ありがとうな二人とも」
「えへへへ」
「えへへ」
と、二人とも顔を赤らめて照れている
「そうそう、ミル達にお礼の品があるんだ」
そう言いレインは二人に護石を渡す
「「これは?」」
二人とも首を傾げて聞いてくる
「これは火事場の護石って言って自分が死ぬほどのダメージを受けると一度だけ自分の身を守ってくれてしかも3分間だけ自分のステータスが5倍になるんだ」
「へぇ」
そう言いペンダントを着ける
「これってきれいねー」
とミルが言うとシルフが
「だねー!」
と同意する
「じゃあ明日戻ろうか」
ミル達にそう言うと笑顔で頷いた
「「うん!」」
そして次の日、朝御飯を食べ終わり北門へ向かって歩き出す
「う~ん今日でこの町ともお別れかー」
と名残惜しそうに言うミル
「美味しいものが沢山有ったのになー」
「そこかよ!」
とレインが思わず突っ込んでしまった
「あはははは!」
と二人のやり取りを見て笑ってしまうシルフ
そして北門が見えてきた
ギルドカードを門番に見せそのままミルを抱えて飛翔で飛んでいった
一方、メル達はレイン達が帰ってくるまで村の復旧作業を手伝っていた
そしてレイン達がテルシアを出た頃
「お兄ちゃん達まだ帰って来ないね」
と俯き言う
「多分もうすぐ帰って来るさ」
「僕もそう思いますよメル姉!」
とメイトとグランはメルを励ましていたそこへカルネロが来て
「ありがとうございます、もう流石にこれ以上働かれてはこちらが悪いですよ」
カルネロが働かないように願うが
「これは私たちが暇潰しでやってるんだから気にしないで」
メルがそう言うがとても気にしている様子だ
「分かったよ、じゃあ俺たちは旅に出るよレイン達が来たらトゥルクス山に向かったと伝えてくれ」
「ちょっ、メイ…」
そこまで言うとグランに口を塞がれた
メイトがカルネロに言うとカルネロは承知しましたと言いメル達を送ってくれた
「ちょっとメイト!何でお兄ちゃん達を待たないのよ!」
メルは怒りメイトを睨む
「レイン達を待ってるより先に神様の力を借りる方が時間の短縮になると思ったからだよ」
メイトがメルに説明するとメルも渋々了承した
そしてメル達がトゥルクス山に着いた頃にレイン達はモロリス村に着いた
「メイト達は?」
レインがそう聞くとカルネロが答えた
「トゥルクス山か…分かったありがとう」
レインはカルネロにお礼を言うとミルを抱えトゥルクス山に向かって飛んでいった
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