ゴッドクエスト

紅蓮の焔

文字の大きさ
165 / 242
11章 激闘!魔界突入!

141話魔界へ転移

しおりを挟む
「おいシリ、終わったか?」
レイトが聞くとシリはレイトに飛び付いてきた
「終わりました~!これでわたくしと子供を「やるか」ぶほっ!」
シリは反撃に合いぶっ飛ばされた
「ああ、こんな事をするのも1つの愛情表現!はぁ~、わたくしは今レイト様に愛されて「ないからな」え~!良いじゃないですか~!」
シリが落ち込んで地面を弄りだすと空にまたスクリーンが浮かんだ
「終わったかな~?おおー!凄い凄い!」
魔王はパチパチと拍手をして煽ると本題へ話を変えた
「じゃあ話を戻すけど次は第2段階…僕のモンスターを倒した人達の中でトップ15の人達は魔王城の近くに招待しまーす!いえーい!やったね!」
魔王はそう言っているがレイトは舌打ちをした
(要するに戦力を削りたいだけだろ)
「じゃ!転移を開始するね!え~と…トップ15に見事輝いたのは…
1位!ジエルさん!
2位!メイトさん!
3位!レインさん!
4位!レイトさん!
5位!サツキさん!
6位!シリさん!
7位!ナタさん!
8位!リーラさん!と言ってもこの人は死んじゃったから次!
9位!メルさん!
10位!アモさん!
11位!キラさん!
12位!チルさん!
13位!ハルさん!
14位!カオリさん!
そして最後に~…グレッグさん!の合計14人!…凄い凄い!全員人間界からだ!じゃあ2分後に転移させるからね!」
そう言うとスクリーンは消え去った





ーーアートベットーー
「ん?ちょっと!間違ってるよ!レインくんじゃなくて私なのに!」
「体がレイン様なので間違えたのではないかと…」
「…それもそうか!」
リーナは納得して再び持ってきて貰った料理を頬張った
「お兄ちゃ~ん!私も選ばれたよ~!」
「今はレインくんじゃなくて私だから!」
「誰?」
メルは少し声に殺気を込めて言うとジエルが耳打ちした
「…なるほど、つまりお兄ちゃんと一体化したあの神様な訳?」
「うん、そうだよ~」
リーナは言葉を発す前に口に物を入れて、メルが何かを言い終わる直前に飲み込んでいた
「はあ、まあこれは仕方ないか、お兄ちゃんが一体化したのはお兄ちゃんの意思だし」
「それで…知らない名前も合ったんだけど誰なの?あのチル?とかグレッグ?って」
「存じません」
「わわ、私も知りません!」
と4人で話しているとスクリーンが再び現れた
「それじゃあ転移させるね!案内は特にないから頑張って見つけてね!」
「え?何が?」
リーナが驚きの声を出すと同時に光がリーナ達を包んだ
「最後の一口!」
リーナは最後の一口を摘まもうとした時、光が完全に包み込みリーナ達は転移してしまった





ーー魔界ハデスーー
「ここが…魔界…」
皆の目の前に広がっている風景は草原の中で、強い風が吹いていた
皆が驚いている中で唯一食べ物の事で怒っている人物がいた
「今から魔王の城に突入よ!準備は良い!?てか良くなくても行くわよ!」
リーナはスッと指を指した
「この方向から行けば一番安全に魔王の城に行けるのは知ってるのよ!行くわよ!」
リーナが進んで行くがある者はレインの変わりように、またある者はその変人を軽蔑の目で見ていた
(気持ち悪!)
そのある者とはアモ、ナタ、ハル、カオリそしてグレッグとチルの計6人だった
「なんであんな感じになったんだろ?」
「それにつきましては私が説明致します」
ジエルは6人にレインの事を説明した
「つまり、なんだ、そのリーナ?とか言う神がさっきの青髪の奴と入れ代わってるって事か?」
チルが確認するとジエルはコクりと頷いた
それに納得した者もいたが意味不明と首を傾げる者もいた
「とにかく、今は魔王を倒すことを優先しましょう。私達が魔王を討伐出来なければもう誰も不可能と思いますので…」
「その通りだな、よし!まずはあの青髪の奴を信じてついて行くぞ!」
「はい!」
3人はビシッと整列してリーナの後についていった

「魔王城、そっちで合ってたよな?」
「はい!何年も通っていたので知っています!」
シリに確認したレイトはよしと言うと宣言した
「俺は空を飛んで先に城に攻め込む!だからお前達はそこから見てろ!」
レイトが飛んで行こうとするとジエルが足を掴んで止めた
「ん?なんだ?」
「まだ相手にバレていない可能性があるので慎重に行動してください」
「だがバレている…と言う可能性もあるだろ?」
「その時はあなただけで行けば宜しいのでは?魔王はなぜか魔王城の近く…と言った
それは自分で転移場所をある程度は搾れる物のそれは所詮でしかない
私達を本当に呼びたいならすぐに魔王城へと転移させるはずです
つまりこのような見晴らしの良いところではすぐに敵を見つけることも出来ればその反対も然り、相手もこちらを見つけやすくなる。と言うことで、更にはその敵を倒しながら行けばこちらの戦力や協力戦法等、信頼も多少出来る上に仲間の強さも知ることが出来る、そして敵の強さの程度も知れる…違いますか?」
ジエルがそう言うとレイトはゆっくりと降りた
「そういう事にしてやろう」
レイトはそう言いリーナの後を追い掛けて行った
こうして全員でまずは砂漠を抜ける事にした
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

乙女ゲームの正しい進め方

みおな
恋愛
 乙女ゲームの世界に転生しました。 目の前には、ヒロインや攻略対象たちがいます。  私はこの乙女ゲームが大好きでした。 心優しいヒロイン。そのヒロインが出会う王子様たち攻略対象。  だから、彼らが今流行りのザマァされるラノベ展開にならないように、キッチリと指導してあげるつもりです。  彼らには幸せになってもらいたいですから。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

婚約破棄したら食べられました(物理)

かぜかおる
恋愛
人族のリサは竜種のアレンに出会った時からいい匂いがするから食べたいと言われ続けている。 婚約者もいるから無理と言い続けるも、アレンもしつこく食べたいと言ってくる。 そんな日々が日常と化していたある日 リサは婚約者から婚約破棄を突きつけられる グロは無し

処理中です...