204 / 242
13章 逃走!逃げた先は…?
180話見知らぬ森でサヨウナラ
しおりを挟む
「ねえねえ、リーナちゃん、一旦離れよ?」
レインがリーナの肩をツンツンするとリーナはレインを見上げた
「どうしたのレインくん?」
「マニエルちゃんを良く見てみて?」
レインに言われてリーナはマニエルを見た
「…服は?」
「にゃ?」
マニエルは自分の体を見てみると服を着ていない事に気付いた
「私は平気にゃ?お父さんとお母さんしかいにゃいし」
「それでも着るの!」
レインに言われてマニエルは渋々と言った感じでドレスを再び着た
「やっぱりこれ動き辛いにゃ」
マニエルが嫌そうな顔をしてリーナを見るとリーナはよだれを垂らしてうっとりした目でマニエルを見ていた
「はぁ~、マニエルちゃんのお姫様姿…凄く可愛い…」
「うぅ~…」
マニエルはリーナを不服そうに睨むとレインの方に向き直った
「可愛い?」
「え?うん、可愛いと思うけど?」
マニエルは両手を上げて笑顔でピョンピョンと跳び跳ねた
「私は私は!」
「リーナちゃんも可愛いよ」
「やった~!」
レインの目の前で2人の少女は跳び跳ねたり走り回ったりして喜びを表現していた
「ねえねえ、それよりもここがどこか知りたいんだけど…」
リーナはピクッと動きを止めて今思い出した様にギギギとレインの方へ首を動かした
「あ、ああ~、そう言えば…」
「僕はここで待ってるから2人は街を探しに行っておいで」
「レインくん独りで本当に大丈夫なの?」
「…多分」
「心配なんだけど?」
「大丈夫だよ!ほら!今は魔王の身体だし!何も心配ないって!」
レインが必死で自己弁護するがリーナはジーッとレインを暫く見詰めて、マニエルもそれに気付いたのかリーナの真似事をし出した
「だ、大丈夫だって!1人でいる時は危険な事には首を突っ込まないから!」
しかしそれでもリーナは疑わしそうにレインを見詰める
「私達がいないからって危険な事もそうだけど…女の子にも注意してね?」
「え?」
「だってそうじゃない!考えてみてよ!レインくんの周り、男の子よりも女の子の方が多いでしょ!?」
レインそう言われ今まで行動を共にした事がある男と女の数を数えてみた
「男の子が1、2、3……12人で、女の子が1、2、3……13人、本当だ、女の子の方が1人多い…」
「ほらね!だから言ったじゃない!」
リーナはなぜか自慢気に無い胸を張った
その後、暫く沈黙が続くとリーナは段々と元の体勢に戻り、次第に項垂れた
そしてリーナの視界に入った胸を見てキッと睨んだ
「胸!?胸なの!?」
「え?違うよ!なんで胸になるの!?」
「胸が小さいからって!後500年もすれば大きくなるんだもん!」
と、涙目になりながらもレインを睨んでいる
「なんか知らないけどごめん!」
「もう良いもん!」
リーナはプンスカ怒りながらマニエルを連れて森の中へ消えていった
「気を付けて!ばいばーい!」
レインが手を振るとマニエルは手を振り返してくれた
「どうしたんだろ?もう訳が分かんないよ」
レインはリーナを見送りながら伸びをした
「さて、枝でも拾って野営の準備をしようかな」
レインは近くの木を1本倒そうと押し始めた
数分後…
「はあっ、はあっ、中々倒れないな…」
レインはカオスとの戦いの事を思い出しながらどうすればこれを倒せるか考え始めていた
「そうだ!何かあの黒い奴!あれで傷を治せるなら引っ付けてそれを引っ張れば…!」
レインはそこまで考えるとある事に気付いた
「どうやって出すんだろ」
「お母さん、良いの?喧嘩しちゃって」
「良いの!レインくんが悪いんだから!」
リーナがそう言うとマニエルは思った
(あれってただの八つ当たりじゃにゃいかにゃ…)
突然リーナが振り返った
「今『八つ当たりじゃ…』とか思わなかった?」
リーナの言葉にビクッとした
「思ってない思ってないにゃ!」
「なら良いけど」
リーナが再び進み出すと胸を撫で下ろした
(良かった~…お母さんなんでか勘は鋭いからにゃ~…)
マニエルは青い空を見上げてニコッと笑った
(この光は気持ち良いにゃね~!足も疲れてきたし…お母さんの頭で寝るにゃ!)
マニエルは再び猫の姿になるとリーナの頭に飛び乗り、丸くなって寝息を立て始めた
しかしリーナはそんな事には気付かず普通に歩いていた
レインがリーナの肩をツンツンするとリーナはレインを見上げた
「どうしたのレインくん?」
「マニエルちゃんを良く見てみて?」
レインに言われてリーナはマニエルを見た
「…服は?」
「にゃ?」
マニエルは自分の体を見てみると服を着ていない事に気付いた
「私は平気にゃ?お父さんとお母さんしかいにゃいし」
「それでも着るの!」
レインに言われてマニエルは渋々と言った感じでドレスを再び着た
「やっぱりこれ動き辛いにゃ」
マニエルが嫌そうな顔をしてリーナを見るとリーナはよだれを垂らしてうっとりした目でマニエルを見ていた
「はぁ~、マニエルちゃんのお姫様姿…凄く可愛い…」
「うぅ~…」
マニエルはリーナを不服そうに睨むとレインの方に向き直った
「可愛い?」
「え?うん、可愛いと思うけど?」
マニエルは両手を上げて笑顔でピョンピョンと跳び跳ねた
「私は私は!」
「リーナちゃんも可愛いよ」
「やった~!」
レインの目の前で2人の少女は跳び跳ねたり走り回ったりして喜びを表現していた
「ねえねえ、それよりもここがどこか知りたいんだけど…」
リーナはピクッと動きを止めて今思い出した様にギギギとレインの方へ首を動かした
「あ、ああ~、そう言えば…」
「僕はここで待ってるから2人は街を探しに行っておいで」
「レインくん独りで本当に大丈夫なの?」
「…多分」
「心配なんだけど?」
「大丈夫だよ!ほら!今は魔王の身体だし!何も心配ないって!」
レインが必死で自己弁護するがリーナはジーッとレインを暫く見詰めて、マニエルもそれに気付いたのかリーナの真似事をし出した
「だ、大丈夫だって!1人でいる時は危険な事には首を突っ込まないから!」
しかしそれでもリーナは疑わしそうにレインを見詰める
「私達がいないからって危険な事もそうだけど…女の子にも注意してね?」
「え?」
「だってそうじゃない!考えてみてよ!レインくんの周り、男の子よりも女の子の方が多いでしょ!?」
レインそう言われ今まで行動を共にした事がある男と女の数を数えてみた
「男の子が1、2、3……12人で、女の子が1、2、3……13人、本当だ、女の子の方が1人多い…」
「ほらね!だから言ったじゃない!」
リーナはなぜか自慢気に無い胸を張った
その後、暫く沈黙が続くとリーナは段々と元の体勢に戻り、次第に項垂れた
そしてリーナの視界に入った胸を見てキッと睨んだ
「胸!?胸なの!?」
「え?違うよ!なんで胸になるの!?」
「胸が小さいからって!後500年もすれば大きくなるんだもん!」
と、涙目になりながらもレインを睨んでいる
「なんか知らないけどごめん!」
「もう良いもん!」
リーナはプンスカ怒りながらマニエルを連れて森の中へ消えていった
「気を付けて!ばいばーい!」
レインが手を振るとマニエルは手を振り返してくれた
「どうしたんだろ?もう訳が分かんないよ」
レインはリーナを見送りながら伸びをした
「さて、枝でも拾って野営の準備をしようかな」
レインは近くの木を1本倒そうと押し始めた
数分後…
「はあっ、はあっ、中々倒れないな…」
レインはカオスとの戦いの事を思い出しながらどうすればこれを倒せるか考え始めていた
「そうだ!何かあの黒い奴!あれで傷を治せるなら引っ付けてそれを引っ張れば…!」
レインはそこまで考えるとある事に気付いた
「どうやって出すんだろ」
「お母さん、良いの?喧嘩しちゃって」
「良いの!レインくんが悪いんだから!」
リーナがそう言うとマニエルは思った
(あれってただの八つ当たりじゃにゃいかにゃ…)
突然リーナが振り返った
「今『八つ当たりじゃ…』とか思わなかった?」
リーナの言葉にビクッとした
「思ってない思ってないにゃ!」
「なら良いけど」
リーナが再び進み出すと胸を撫で下ろした
(良かった~…お母さんなんでか勘は鋭いからにゃ~…)
マニエルは青い空を見上げてニコッと笑った
(この光は気持ち良いにゃね~!足も疲れてきたし…お母さんの頭で寝るにゃ!)
マニエルは再び猫の姿になるとリーナの頭に飛び乗り、丸くなって寝息を立て始めた
しかしリーナはそんな事には気付かず普通に歩いていた
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
最前線
TF
ファンタジー
人類の存亡を尊厳を守るために、各国から精鋭が集いし
最前線の街で繰り広げられる、ヒューマンドラマ
この街が陥落した時、世界は混沌と混乱の時代に突入するのだが、
それを理解しているのは、現場に居る人達だけである。
使命に燃えた一癖も二癖もある、人物達の人生を描いた物語。
優しい世界のシリウスさん
みなと劉
ファンタジー
ギルドで毎日仕事をコツコツとこなす青年シリウスは
今日も掲示板とにらめっこ。
大抵は薬草採取とか簡単なものをこなしていく。
今日も彼は彼なりに努力し掲示板にある依頼書の仕事をこなしていく
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
現代社会とダンジョンの共生~華の無いダンジョン生活
シン
ファンタジー
世界中に色々な歪みを引き起こした第二次世界大戦。
大日本帝国は敗戦国となり、国際的な制約を受けながらも復興に勤しんだ。
GHQの占領統治が終了した直後、高度経済成長に呼応するかのように全国にダンジョンが誕生した。
ダンジョンにはモンスターと呼ばれる魔物が生息しており危険な場所だが、貴重な鉱物やモンスター由来の素材や食材が入手出来る、夢の様な場所でもあった。
そのダンジョンからモンスターと戦い、資源を持ち帰る者を探索者と呼ばれ、当時は一攫千金を目論む卑しい職業と呼ばれていたが、現代では国と国民のお腹とサイフを支える立派な職業に昇華した。
探索者は極稀にダンジョン内で発見されるスキルオーブから特殊な能力を得る者が居たが、基本的には身一つの状態でダンジョン探索をするのが普通だ。
そんなダンジョンの探索や、たまにご飯、たまに揉め事などの、華の無いダンジョン探索者のお話しです。
たまに有り得ない方向に話が飛びます。
一話短めです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる