ゴッドクエスト

紅蓮の焔

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最終章 最終決戦!全てを賭けて勝利を掴め!

206話耐える闘い

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レインはオリジンの手の外で復活するとエノンを探して雲の下へ向かった
(どこだ!どこだ!)
レインがキョロキョロしていると背中に悪寒が走り、右に避けた

ドフンッ!

レインが避けると同時に雲を突き抜けてオリジンが拳を突き出して飛んできた
【逃げるなぁ!】
「マジかよ…(龍神化まで後何秒位だ?)」
【もうそろそろ……今じゃ!】
「龍神化!」
レインのどす黒い体が鱗状になるが、色はどす黒いままだ
(どこだ!エノン!お前が必要なんだ!)
レインが必死で探すと少し先にキラリと光る、落ちていく物を発見した
(あれは?)
【余所見をするな!】
オリジンがレインを殴ると同時にレインはオーラで身体を守るとなんとか耐えて吹っ飛んだ
(龍神化!これならなんとか…死なずに耐えられる…!)
レインは傷を治すと魔力爆発で光る物の方へ飛んでいった
「っ!よし!」
レインは目の前で落ちている空色の髪を持つ幼女を受け止めるとオリジンを見るために振り返った
【終わりだ!】

ドフンッ!

少し遠くでオリジンが拳を突き出し、その風圧でレインを潰そうとする
それは避けたがオリジンがもう一度拳を退いていた
レインは音が聞こえる前にエノンをオーラで包んで思いっきり逃げると下半身を吹っ飛ばされて回転しながら吹っ飛ぶ
「ぐっ!」
レインが痛みに顔を歪ませながらヨロヨロと飛んでいくと先程いた場所に風圧が飛んでいった
「エノン、話がある…」
「え?何?」
レインは本の内容をエノンに伝えた
「なるほど…でもレインくんは…?」
「なんとかする…さ、行くぞ」
「うん!」
レインは下へ思いっきり飛んでいくとエノンをオーラで包んで思いっきり投げ飛ばした
【死ねぇ!】
それと同時にレインの後ろでオリジンが手を振り上げていた
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

ボキャッ!

レインは斜め下に吹っ飛ばされて都市の家にぶつかるとレインはニヤリと笑った
「後もう少し…」
レインはオリジンが飛んで来そうになったので慌てて上空へ飛ぶと、オリジンはレインに付いて飛んで行った
【幼女を投げ飛ばしたと思いきや今度は逃げるのか!この弱虫が!】
レインを煽る声が聞こえるが無視して昇っていく
「ん?」
雲を昇っている途中で右胸に何かが突き刺さった
「ぐふっ!」
レインはそれを引き抜くと雲の上へ飛んで行きながら、それを確認した
「腕?」
それはどこかに吹っ飛ばされたと思っていたレインの腕だった
腕をくっ付けると雲をチラッと覗いた
【待てぇ!】
雲を引き裂いてオリジンが飛んで来る
レインとの距離は徐々に狭まっていき、レインは右往左往しながらオリジンから逃げていくがそれも長い事は続かない
レインは腕からオーラを伸ばしてオリジンの目を覆う
【無駄だぁ!】

ドフンッ!

オリジンは突風を巻き起こしてオーラを吹き飛ばすとレインはもう片方の腕から伸ばしていたオーラで下からオリジンの顎を叩く

バチンッ!

高い音が鳴り響き、オリジンは一瞬動きを止めたがすぐに動き出し、レインへ近付いた

ガシッ!

【捕まえた…】
レインの腕を掴んだオリジンはニタァとニヒルに口角を吊り上げる
「くそっ!」
【ここまで僕を苦労させたんだ、最後は簡単には死なせないよ?】
オリジンは今までの巨体から人の姿へ、カオスの姿へ変わった
「まず、爪を1枚ずつ…って、その体じゃ爪は無いのか…なら指から、小指から…だね…」
「止めろ!離せ!」
レインがオリジンを殴り付けるが全く怯ませる事すら出来ずにオリジンは指を掴んだ
「離せよ!」
オリジンは無言で口角を吊り上げながらレインの指を反対の方向に折り曲げて行く
それを抵抗するがオリジンの力に勝てず小指が折られる

ボキッ!

「ぐわあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあああぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁ!」
「これが今の君なんだ。君じゃ僕には勝てない、もう諦めなよ」
「はあ、はあ…いや、諦めない…」
オリジンは嘆息した
「それじゃあもっと痛め付けてあげるよ…」
オリジンは人差し指と中指を立ててレインの左目を突き刺した
「うぎゃあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあああぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあああぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁああぁ!」
「どう?諦める?諦めるならもう一思いに殺すけど?」

ドシュッ!

「誰が諦めるかよ」
レインは龍神化した爪でオリジンの指に突き刺し、手を吹っ飛ばした
「そ、なら良いよ…もっと痛め付けるだけだから…」
オリジンは手を再生させて再びレインの指へ手を伸ばす
レインは涙を溜めてそれに体を振って抵抗するが引き剥がせない
「はあ、無駄なんだって、諦めなよ…あ!もしかしてあの子が助けてくれるとでも思ってるの?無駄だよ、あんな普通の人間に僕の事を邪魔出来る筈無いじゃないか」
「それはどうかな?」
レインが鼻で笑うとオリジンは嘆息した
「もう良いよ、君は僕を楽しませてくれる…そう思ったのに…はあ…」
オリジンが嘆息すると手を振り上げた
「それじゃあ…死ね」
オリジンが手を降り下ろしてレインの頭に触れると同時にレイン達の下が光り始めた
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