83 / 263
二章 無意味の象徴
79話 『相手』
しおりを挟む
富田は割れたメガネを外して投げ捨てながら走り続けていた
彼が探しているのは『勇者』と呼ばれる魔王に匹敵する力を持つ者、若しくは対となる『受肉者』だ。それを彼女に依頼された時のことを思い出し、富田は顔をしかめた
「ああ、くそっ……! 意味分かんねぇよ……!」
悪態をつこうとも事態は一向に進展しない。ならば走ってどちらかを見つけるしかない。という考えに行き着いた
あぁァァァァあぁあああぁァァァ……。
「ァ……?」
ふと、立ち止まった富田は辺りを見回したが別段変わった様子もなく、再び依頼をこなす為に走り出す
「ああ、ああ、ああ、ってさっきからうるせーよ……! どこにいんだよ!」
高速で動かしていた足を止めて勢いのまま少し滑りもしたが何事もないかのように屹立し、周囲に怒鳴り声をぶつける
──すると、空から足元にドス黒い物体が降り落ちてきた
「……はっ?」
コンクリートの地面に固く重たいものがぶつかるような鈍い音がしてすぐさま飛び離れ、その物体を再確認する
その黒い物体は人の骨格のような物が見え隠れし、金糸のようなものも同じようにちらほらと見え隠れしていた
それはどうにかして起き上がろうとしているようだがどうにもできそうになく崩れ落ちてしまう。それでも震える手足のような骨格は人のような形をしたその体を持ち上げようと震える手足を使ってもう一度挑戦し、またもや失敗。しばらく見詰めていた富田の目の前でそれを何度も繰り返していたのだった
「……なんだ?」
気持ち悪い。なんだこれは。嫌悪感しか覚えない……。動くな。やめろ、臭い。気持ち悪い。なんなんだよ、やめてくれ、やめてくれよ。マジで。動いても無駄なんだよ。無駄なこと、すんじゃねーよ。
「お、おお、おおお……!」
「あ……?」
ふと別の反応をし始めたドス黒い骨格に対し、富田は腰を落としていつでもすぐに離脱できるように足の向きを整える
「おぎぃいぁぁあああぁぁあんんんんんん……!!」
そう叫んで骨格は這いながら猛烈な勢いで富田へ迫って行く。見失った誰かへ募らせた恋慕を押しつけ差し迫るように。それを横に逸れて大仰に躱すと苦々しく舌打ちをして骨格に背中を取らせて木々の間を潜り抜ける
──流石はコカトリスやバジリスクから逃げおおせただけの力はあると言っていいだろう。足場の悪い山道の中、木々を削り取って富田へと迫る骨格は暗黒の疾風と化していた
「ああ……! くそっ……!」
悪態をつきながらも走るしかできない富田はすぐ背後まで迫り来る樹木をカッとナイフを突き立てるような音が近づいて来るのを肌で感じ、全力疾走している
しかし、その速度に悠々と追い着いては腕を振るって攻撃──否、富田の頭を掴もうとしている骨格は、それを失敗する度に地面に激突しては再び地面を蹴り疾走し、速度が付いてくると木々を蹴ってすぐに距離を詰めてしまうのだ
──それも、およそ全てが失敗に終わっていることが富田が生き永らえている理由だ
「──なんなんだよ……! この、バケモンが……っ!」
骨格はずっと絶叫し続けて富田の後を追いかけて捕まえようとしているが、そう安易に捕まえられる気はない富田は風を喰らい木々の隙間を駆け登る
そうして走り続けた富田の足が木の根に引っ張られ、あわや受け身を取ることすら能わずに鼻面から斜面を転がり落ちる。──それも、後ろに。宵闇の如し骨格のいる背後へと落ちて行く
やってきた絶好の機会をみすみす逃す手は無い。骨格は木を蹴る足を捻り、富田に向かって木を蹴る勢いで超加速する
だが、苦難に顔を歪ます富田はそれを見越したかのようにその場で左側を通った木を蹴り、位置を変えた事によって一命を取り留めた。その後すぐに別の木に体を受け止めてもらい、体勢を立て直すと再び斜面を駆け上がりつつ背後を確認する
すぐ後ろでは、先程まで富田がいた場所でドス黒い骨格が「おお、ぉ……ぢゃぁあぁぁあ……!」と少女のような声で叫び、何かを探すようにあちこちを見回していた
──そして、山を登り続けてそのドス黒い骨格が見えなくなり富田が安堵の息を吐いたのと少し向こうに木にもたれて座っている女が見えたのはほぼ同時のことだった。立ち止まると苦しげに咳き込んでその女を見詰める
富田の口元が歪んだ
※※※
深い山の中、道とも言えないような木々の隙間を通って二人は展望台を目指して歩きづらい斜面をおそるおそる下りたり登ったりしながら進んでいた
やがてその道は少し平坦になり、いくらか男の呼吸が軽くなった
彼女はずっとついて来る。
僕が止まると彼女も一緒に止まる。もう一度歩くとまたついて来る。走っても、隠れても、何をしてもずっと子供みたいについて来る。
──展望台。あそこに行けば何かが分かるんじゃないのか。ずっとそう思っている。ただ、一向に近づけない。あの黒い渦みたいなものを迂回しているからだけなのか。それとも、何か別に理由があるのか。
ともあれ、このままはどこか気まずいので声をかける。
「ねえ、君はどうしてついて来るの?」
……やはり彼女は話してくれない。どうやって展望台に行こうかな。
「こんな所じゃ、やっぱり人なんていない……よね……」
おっと、項垂れてしまった。どうしようか。誰かに聞ければすぐに辿り着けるのに。たぶん。そのはず。あんまり自信は無いけど。
「あ……そういえば、何のために展望台まで行こうとしてるんだったっけ……?」
立ち止まって首を傾げると腕を組んで思考の海に沈んでいく。深く深く沈んでいく感覚に溺れながら目を閉じる
「う~ん……?」
なんでだっけ? 何のために……。ていうか彼女はいつまでついて来るんだろう。
この疑問達をどこかに放り投げて逃げたくなるような心情を背負いながらもう一度、足を進めて振り向きながら「それじゃあ、ボクはこのまま行くよ。そこで理由も、思い出すかもしれない」と少女に言う「──でも、君をここに置いて行くのは気が引けるから、ついて来て。お願い」
それに少女は返答を返さなかった。ただ、無関心な面持ちで顔を見上げるくらいの反応は見せてくれたのだから良しとして再び展望台への道のりを歩き始めた
展望台への道はまだまだ遠く、未だその姿は木々に潜んで現す気配はなかった
彼が探しているのは『勇者』と呼ばれる魔王に匹敵する力を持つ者、若しくは対となる『受肉者』だ。それを彼女に依頼された時のことを思い出し、富田は顔をしかめた
「ああ、くそっ……! 意味分かんねぇよ……!」
悪態をつこうとも事態は一向に進展しない。ならば走ってどちらかを見つけるしかない。という考えに行き着いた
あぁァァァァあぁあああぁァァァ……。
「ァ……?」
ふと、立ち止まった富田は辺りを見回したが別段変わった様子もなく、再び依頼をこなす為に走り出す
「ああ、ああ、ああ、ってさっきからうるせーよ……! どこにいんだよ!」
高速で動かしていた足を止めて勢いのまま少し滑りもしたが何事もないかのように屹立し、周囲に怒鳴り声をぶつける
──すると、空から足元にドス黒い物体が降り落ちてきた
「……はっ?」
コンクリートの地面に固く重たいものがぶつかるような鈍い音がしてすぐさま飛び離れ、その物体を再確認する
その黒い物体は人の骨格のような物が見え隠れし、金糸のようなものも同じようにちらほらと見え隠れしていた
それはどうにかして起き上がろうとしているようだがどうにもできそうになく崩れ落ちてしまう。それでも震える手足のような骨格は人のような形をしたその体を持ち上げようと震える手足を使ってもう一度挑戦し、またもや失敗。しばらく見詰めていた富田の目の前でそれを何度も繰り返していたのだった
「……なんだ?」
気持ち悪い。なんだこれは。嫌悪感しか覚えない……。動くな。やめろ、臭い。気持ち悪い。なんなんだよ、やめてくれ、やめてくれよ。マジで。動いても無駄なんだよ。無駄なこと、すんじゃねーよ。
「お、おお、おおお……!」
「あ……?」
ふと別の反応をし始めたドス黒い骨格に対し、富田は腰を落としていつでもすぐに離脱できるように足の向きを整える
「おぎぃいぁぁあああぁぁあんんんんんん……!!」
そう叫んで骨格は這いながら猛烈な勢いで富田へ迫って行く。見失った誰かへ募らせた恋慕を押しつけ差し迫るように。それを横に逸れて大仰に躱すと苦々しく舌打ちをして骨格に背中を取らせて木々の間を潜り抜ける
──流石はコカトリスやバジリスクから逃げおおせただけの力はあると言っていいだろう。足場の悪い山道の中、木々を削り取って富田へと迫る骨格は暗黒の疾風と化していた
「ああ……! くそっ……!」
悪態をつきながらも走るしかできない富田はすぐ背後まで迫り来る樹木をカッとナイフを突き立てるような音が近づいて来るのを肌で感じ、全力疾走している
しかし、その速度に悠々と追い着いては腕を振るって攻撃──否、富田の頭を掴もうとしている骨格は、それを失敗する度に地面に激突しては再び地面を蹴り疾走し、速度が付いてくると木々を蹴ってすぐに距離を詰めてしまうのだ
──それも、およそ全てが失敗に終わっていることが富田が生き永らえている理由だ
「──なんなんだよ……! この、バケモンが……っ!」
骨格はずっと絶叫し続けて富田の後を追いかけて捕まえようとしているが、そう安易に捕まえられる気はない富田は風を喰らい木々の隙間を駆け登る
そうして走り続けた富田の足が木の根に引っ張られ、あわや受け身を取ることすら能わずに鼻面から斜面を転がり落ちる。──それも、後ろに。宵闇の如し骨格のいる背後へと落ちて行く
やってきた絶好の機会をみすみす逃す手は無い。骨格は木を蹴る足を捻り、富田に向かって木を蹴る勢いで超加速する
だが、苦難に顔を歪ます富田はそれを見越したかのようにその場で左側を通った木を蹴り、位置を変えた事によって一命を取り留めた。その後すぐに別の木に体を受け止めてもらい、体勢を立て直すと再び斜面を駆け上がりつつ背後を確認する
すぐ後ろでは、先程まで富田がいた場所でドス黒い骨格が「おお、ぉ……ぢゃぁあぁぁあ……!」と少女のような声で叫び、何かを探すようにあちこちを見回していた
──そして、山を登り続けてそのドス黒い骨格が見えなくなり富田が安堵の息を吐いたのと少し向こうに木にもたれて座っている女が見えたのはほぼ同時のことだった。立ち止まると苦しげに咳き込んでその女を見詰める
富田の口元が歪んだ
※※※
深い山の中、道とも言えないような木々の隙間を通って二人は展望台を目指して歩きづらい斜面をおそるおそる下りたり登ったりしながら進んでいた
やがてその道は少し平坦になり、いくらか男の呼吸が軽くなった
彼女はずっとついて来る。
僕が止まると彼女も一緒に止まる。もう一度歩くとまたついて来る。走っても、隠れても、何をしてもずっと子供みたいについて来る。
──展望台。あそこに行けば何かが分かるんじゃないのか。ずっとそう思っている。ただ、一向に近づけない。あの黒い渦みたいなものを迂回しているからだけなのか。それとも、何か別に理由があるのか。
ともあれ、このままはどこか気まずいので声をかける。
「ねえ、君はどうしてついて来るの?」
……やはり彼女は話してくれない。どうやって展望台に行こうかな。
「こんな所じゃ、やっぱり人なんていない……よね……」
おっと、項垂れてしまった。どうしようか。誰かに聞ければすぐに辿り着けるのに。たぶん。そのはず。あんまり自信は無いけど。
「あ……そういえば、何のために展望台まで行こうとしてるんだったっけ……?」
立ち止まって首を傾げると腕を組んで思考の海に沈んでいく。深く深く沈んでいく感覚に溺れながら目を閉じる
「う~ん……?」
なんでだっけ? 何のために……。ていうか彼女はいつまでついて来るんだろう。
この疑問達をどこかに放り投げて逃げたくなるような心情を背負いながらもう一度、足を進めて振り向きながら「それじゃあ、ボクはこのまま行くよ。そこで理由も、思い出すかもしれない」と少女に言う「──でも、君をここに置いて行くのは気が引けるから、ついて来て。お願い」
それに少女は返答を返さなかった。ただ、無関心な面持ちで顔を見上げるくらいの反応は見せてくれたのだから良しとして再び展望台への道のりを歩き始めた
展望台への道はまだまだ遠く、未だその姿は木々に潜んで現す気配はなかった
0
あなたにおすすめの小説
三歩先行くサンタさん ~トレジャーハンターは幼女にごまをする~
杵築しゅん
ファンタジー
戦争で父を亡くしたサンタナリア2歳は、母や兄と一緒に父の家から追い出され、母の実家であるファイト子爵家に身を寄せる。でも、そこも安住の地ではなかった。
3歳の職業選別で【過去】という奇怪な職業を授かったサンタナリアは、失われた超古代高度文明紀に生きた守護霊である魔法使いの能力を受け継ぐ。
家族には内緒で魔法の練習をし、古代遺跡でトレジャーハンターとして活躍することを夢見る。
そして、新たな家門を興し母と兄を養うと決心し奮闘する。
こっそり古代遺跡に潜っては、ピンチになったトレジャーハンターを助けるサンタさん。
身分差も授かった能力の偏見も投げ飛ばし、今日も元気に三歩先を行く。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
金の羊亭へようこそ! 〝元〟聖女様の宿屋経営物語
紗々置 遼嘉
ファンタジー
アルシャインは真面目な聖女だった。
しかし、神聖力が枯渇して〝偽聖女〟と罵られて国を追い出された。
郊外に館を貰ったアルシャインは、護衛騎士を付けられた。
そして、そこが酒場兼宿屋だと分かると、復活させようと決意した。
そこには戦争孤児もいて、アルシャインはその子達を養うと決める。
アルシャインの食事処兼、宿屋経営の夢がどんどん形になっていく。
そして、孤児達の成長と日常、たまに恋愛がある物語である。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる