上 下
3 / 25

第3話:同級生

しおりを挟む

     偽妹(ぎもうと)
―憎い男に身体を開かれていく―



■第3話:同級生





(・・・急にこんなことになるなんて・・・)




フミはクラスメイトのソウタという男子と放課後、
一緒に買い物に付き合うことになった。




彼は初めてちょっと仲良くなった男子だった。



何がきっかけだったかは覚えていないが、
彼の方から話しかけてきた気がする。


さわやかで人当たりの良い話しぶりだった。
すぐに他の男子とは違うことに気付いた。


立ち居振る舞いがどこかスマートで、
自分には無い軽やかさが感じられた。

女子と何気ない話をするのにも慣れていて、
フミは彼と話をするのが楽しくなった。


何度か話しているうちに、
スゥッと心に存在感が生まれた。



買い物に誘われて、フミは抵抗無くOKした。


授業が終わるまで、彼女は最近のことを思い返していた。




隣りに暮らす年上のサトシ・・・。



クラスメイトのソウタ・・・。



どちらも詳しくは知らない。

それなのに、彼女のなかでウエートを占めている。


サトシと話をしていると対等に話せなくてもどかしい。
何かと感情を揺さぶられている気がして面白くなかった。

一方のソウタは爽やかで優しくて、フミは自然な感じで話ができる。



ふたりの異性が目の前に現れてからというもの、
ちょっと前の自分を幼く感じるようになっていた。


男子とは関わりたくないと思っていた。
それが高●生になると環境がガラリと変わった。

周囲でも彼氏彼女の仲になる者が増えてきた。


男子との関わりを決定的に変えたのは、
サトシの存在だったことはまぎれもない。



フミはそのことを認めたくなかった。
なるべく彼のことは考えないようにした。


それよりも、もう少しソウタと仲良くなりたかった。




フミにはもうひとつ悩みができていた。

それはクラスのなかでの女子同士の付き合いだった。


最初は気にならなかったのだが、
最近とくに窮屈きゅうくつに感じるようになってきた。



クラスの女子たちは気の合う者2~3人でグループを作り、
グループ同士それぞれがゆるやかに関わっている。

フミはミカと仲が良く、休憩時間にはお互いの机を行き来している。
そこに時折、何となく気の合うグループの子が来て話をする。

話題は授業のこと、誰かのうわさ話、ネットのニュースなどだった。
いつもの話、いつもの様子をただグループでチェックし合う。
どれも取留めのないものばかりだった。


フミは女子同士のルーティーンな会話もそれなりに好きだった。
それが今では心の奥底に息苦しさを感じるようになった。

いつもの女子たちと話す自分が、いつのまにか彼女たちの間で
定まってしまった「フミ役」を演じているように思えた。


彼女の窮屈さは日を追うごとに増していった。


それを助長したのは男子との関わりだった。

クラスという同じ空間で長く過ごしていると、
他の男子とも少し話をするようになる。


それには注意が必要だった。
女子たちの目があるからだった。


何となく異性と仲良くなりたい雰囲気があるのに、
誰かが目立ったことをすると、すぐにねたまれる。


フミにはそれがわずらわしかったが、
振り払う勇気は無かった。




サトシとソウタという異性の存在・・・。


窮屈な女子同士の関係・・・。



フミはどうすれば気が楽になるか、
皆目見当がつかなかった。









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




――ソウタとの買い物




クラスの目敏い女子たちの目を盗んで、
一緒に買い物をする約束をした。


廊下を歩いていたとき、ふたりきりになった
瞬間を見計らって、不意に誘われた。


ソウタのそうした気遣きづかいに、フミは胸が高まってしまった。



一緒に学校を出れば、後々面倒な関心を引かれかねない。
待ち合わせ場所だけ先に決めておいて、ふたりは別々に学校を出た。


待ち合わせ場所は、大通りの噴水の脇だった。
そこは街中でも人通りが多いところだった。


そこに向かって歩いていると、
内心ひとりでフワフワした気分になっていた。



(・・・これってちょっとイケナイ感じ・・・)



人混みは苦手だったが、今回ばかりは気にならなかった。






(・・・あ・・・)



待ち合わせ場所に着くと、ソウタが待っていてくれた。
フミを見つけると笑顔で応じ、ふたり並んで歩き始めた。



「ちょっと待たせちゃったかな」


「うぅん」


お決まりのような挨拶あいさつだったが、
フミは少し赤くなってしまった。

クラスメイトなのに、街中で会うと、
ちょっと彼が大人びて見える。



フミはそうした心の動きを隠すように、
今日一日のことをあれこれ話しながら歩いた。



街路樹に木漏れ日が差していた。
雑踏ざっとうも騒音も全く気にならなかった。




「君のこと、男子でちょっとした噂になってるんだけど・・・」


ソウタの切り出しにドキリとした。



「最近、可愛くなったって・・・」


フミは思わず目を見開いた。
思いがけない評価だった。



「そ、そうかな・・・そんなことないと思うけど・・・」


お世辞で返しながら、フミは男子たちの目の存在を
初めて意識することになった。



男子たちがどうしてそんなことを言い出したのか、
内心ヒヤヒヤが止まらない。




「何だか、話しやすくなったし、
印象が柔らかになったというか・・・」


フミは自身の印象が変わったことに全く気付けなかった。



ソウタから思いがけないことを聞いて、
思い当たるふしがあった。




(・・・・・・・・・)



脳裏にふとサトシが浮かんできた。
最近、身の上での変化はサトシとの関係だった。


思い返してみると、彼とはけっこう話をするようになっていた。
フミにしてみれば不本意だったし、抵抗もあった。



(・・・何も分からないようにしてたはずなのに・・・)


心身の変化は自分でも気付けないこともあるらしい。


フミは毎日、鏡に映る顔を見ている。
何も変わっていないはずだった。




今は脳裏に浮かんでくるサトシを振り払いたかった。
ソウタとの楽しい買い物に浸っていたかった。




大通りから駅前の商店街、駅ビルをめぐった。

ファッションショップの華やかなディスプレイ、
ほろ苦い香ばしさ漂うカフェ、フラワーショップの花の優しい香り、

そうした店々を通り過ぎるだけでも楽しかった。


ソウタは駅ビルの文具店でノートやペンを買い、
カジュアルショップにも行った。


フミは普段見ることのない男物の服をめずらしそうに眺めた。
女物と違って、男物は色が落ち着いたものしか並んでいない。


デザインもひらひらした可愛い装飾は一切無かった。


無骨ぶこつなメタルがむき出しになっているのが目に付いた。
チェーンやプレートなど、男らしいといえばそうなのかもしれないが、
フミにとってはそうしたものの意味が分からなかった。


シャツにプリントされたデザインもそうだった。
スカルマークなどはロック調で女物にもあるが、
フミに着こなせるものではなかった。


ソウタと見て回りながら、男物の服を目で物色していった。



「服見ないの?」



「そうだね・・・」


そう言われて、女物のコーナーに行ってみる。


フミは学校以外では買い物に出掛けるぐらいであまり外出しなかった。
部屋のクローゼットには季節ごとの服はそろえてはいた。

基本的にスカート、トップスには好きな色を揃え、
季節に応じて羽織はおるものを替えるようにしていた。

とはいえ、服にはお金がかかる。
なかなか服に自由に使えるお金はなかった。



所々にコーディネートされたものがディスプレイされている。
それを眺めながら、自分には合わないだろうなと思ったり、
買ってみたいスカートがあったりする。



「あー見ると買いたくなっちゃうな・・・」


「ふふっ」


ソウタも一緒に女物のコーナーに来ていたが、
彼から見るフミはあれやこれやと服を物色している姿が微笑ほほえましかった。



「あーうー・・・やっぱりやめておくよ・・・」



「そんなふうに困った顔するんだw」


ソウタに指摘されて、思わず顔が真っ赤になった。



その後、彼は半袖の夏物シャツと下着を手に取った。

彼はどちらかというと、落ち着いていてシンプルで
こざっぱりしたものが好みのようだった。

それが彼の性格に合っているようで、フミも納得した。


レジで支払いを済ませるのを脇から見ていると、
彼の下着がボクサータイプのものであることに気付いた。



(・・・ブリーフじゃないんだ・・・)



まるで、男子の隠れたオシャレを垣間見るようであった。




(・・・サトシもボクサーパンツだったな・・・)


彼女はあのバスルームで見た光景を思い出していた。







――駅近くのカフェ




買い物が終わって、ふたりは少し休みたくなった。


ソウタはどうか知らないが、
フミには初めてのことだった。


内心少しドキドキしていたが、
それでも自然に振る舞っていた。



フミはスパークリングレモンティー、
ソウタはカフェオレにドーナツ。



「ボクってけっこう甘いもの好きなんだよね」


「わたしも好きだよ」


ソウタがかぶりつくドーナツに思わず目がいった。
うれしそうに食べる彼が微笑ましかった。


「わたしもちょっと買ってこようかな・・・」


「よかったら半分食べない?」


「え?いいの?」


そう言って振り返ってみると、
すでに半分に割られたドーナツが差し出されていた。


「ありがと・・・」

はにかみながら受け取る。


それを隠すように、すぐドーナツにかじりついた。

口のなかに広がる、ほろ苦さと優しい甘味に
しっかりした小麦の香り。


「おいひ・・・」


「君が食べてるところって、何かいいね」


気付くとソウタはニコニコしながら、フミのことを見ていた。



「・・・そ、そうかな・・・」


男子と買い物してお茶をするのも悪くないと思った。




独り暮らしをしていると、学校とアパートとを
往復することがほとんどであった。


スーパーで買い物をすることも多いのだが、
それはもう独り暮らしの範疇はんちゅうだった。


男子とこうした非日常を過すのは気分が全く違っていた。





ソウタとの会話は楽しかった。


フミは彼と一緒にいてウキウキした気分になっていた。



「じゃ、また学校で」


「うん、またね」


買い物からお茶まであっという間だった。




フミはソウタを見送って、独り家路にいた。




「・・・・・・・・・」





(どうしてサトシの顔なんか出てくるのよ・・・)




何度も浮かんでくる彼を打ち消そうとした。





胸の奥でチリチリとした感覚を感じていた。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





――夜、サトシがやって来た。



ソウタと買い物に行ったことは、
何となく言いたくなくて、彼のことを省いて一日の出来事を話した。



胸の奥がチリチリした。


(・・・あの感覚だ・・・)




いつものようにサトシがPCを操作して、
壁を利用したスクリーンに映像が映し出される。


始まったのは海外ドラマだった。



ストーリーは、とあるカップルが別れた元彼氏に
襲われるというホラーものだった。



フミはホラーものが苦手だった。
怖いシーンになると、ビクッとしながら観ていた。

画面が大きいだけに怖さもひとしおだった。



「へぇ、こういうの好きなんだ?」



「苦手なんですけど・・・」


テーブルに頬杖ほおづえをついたまま、目を合わせずに答えた。




(分かってるクセに・・・)




すると、彼はフミのすぐ後ろに座った。




そばに来ないでください・・・」


そう言ったものの、サトシは背後から抱きすくめられた。
彼はたくみにフミをもたれさせると、そのままスクリーンに目を移した。



「・・・・・・・・・」


フミは溜息ためいきをつきながら、抵抗しなかった。

彼の温もりが伝わってくる。
それが抵抗する気をいでしまった。



ホラーものが苦手なこともあって、
サトシのことばかり気になった。



背中がほんわり温かくなる。


スクリーンに映るドラマのストーリーが
全く頭に入ってこなかった。



サトシはそれを知ってか知らずか、
時折、色んなところを触ってくる。



「・・・んっ・・・」


どうしても声がれてしまう。


フミは受け入れていないつもりだったが、
身体は彼の手癖てぐせに反応している。


幾分いくぶん、慣れてはきているが、
恥ずかしい感覚を誘ってしまう。


手の平の温もり・・・

指の動き・・・



よく知らない異性に触れられる。
初めて触れられたとき、困惑してしまった。

それでも、フミはきっぱりとは抵抗できなかった。




それが今ではどうだろう・・・


彼女は自分の気持ちを振り返ろうとはしなかった。
ただ、彼の手癖に彼女は身をよじらせるしかなかった。



そして、時に思わぬ声が漏れると、
サトシはフミの顔を覗きこんだ。



どんな顔をしているかなど知られたくなかった。
身体が反応していることをひたすら隠したかった。



サトシに背後から抱きすくめられている状態では、
フミがどのように身を捩っていようとも、
確実に鼓動の激しさは伝わってしまう。




「・・・・・・・・・」



ふと、フミはあることに気付いた。



(・・・や、やだ・・・これって・・・)


ふたりは背中を密着させて座っている。

フミは腰の下あたりに、
堅いものが当たっていることに気付いた。



(・・・興奮してるんだ・・・)


男には隠しようのない変化がある。


そう思うと、顔が熱くなるのを感じた。




男が高ぶっているのは外見的にすぐ分かる。

フミはそのことを男は損だと思った。
そう簡単に分かってしまうのは困るだろうと。




「イ、イヤっ・・・」


股間に手が伸びてきた。


サトシは下着の上から、陰部をなぞってきた。


・・・サワサワ・・・


「んっ・・・」


彼を振りほどこうとしても、無理だった。



「ぜんぜん力が入ってねぇぜ」


「何言ってるんですか・・・」


抵抗が弱いんだよと言われているも同然だった。



「あれ?もうぷっくりしてない?」


「えっ!そんな」


彼の指はまるで獲物を見つけたように、
陰部のかすかに突起したところをでに撫でた。


「・・・や、やめっ・・・っん」


下着があるといっても、
指の刺激は確実に伝わってしまう。


・・・サワサワ・・・



・・・ぎゅ・・・


思わず、太腿をきつく閉じる。



それでも、彼は触るのを全く止めてくれない。



・・・サワサワ・・・




「・・・んんっ・・・あ・・・」



彼の指使いに、次第に太腿ふとももは成すすべなく
開いていってしまう。





・・・不意に脳裏に昼間の光景がよみがえる。


楽しかったソウタとの買い物。





それなのに今は――



「はぁあっ・・・んんっ・・・」


ひときわ強い刺激が走る。



(・・・イヤっ・・・こんなときにソウタくん出て来ないで・・・)


罪悪感・・・。


どうして今そんな気がするのだろう。




陰部に感じるあらがいがたい刺激・・・


脳裏に過ぎるソウタの笑顔・・・



どちらからも逃れられず、
フミは身を捩るしかなかった。



・・・サワサワ・・・





「・・・っは!・・・」


ふと我に返るフミ。




・・・スルリ・・・



一瞬のことだった。

フミが大人しくなってきたのをいいことに、
サトシは下着を一気に脱がしてしまった。



「それは絶対っ・・・はぁっ!」


拒絶の言葉さえ間に合わなかった。



・・・ちゅぷ・・・ひちゅうぅっ・・・


陰部に熱くてよく動くものが吸い付いてきた。



「・・・はぁああっ!」


抵抗どころではなかった。


サトシが陰部に吸い付いて、
敏感になっているところを盛んに舌でめる・・・。

恥ずかしさとしびれるような感覚が全身を駆ける。



(ど、どうして・・・力が入らないっ・・・)


ようやく意識がまともになってくる。

それでも下半身は言うことを聞かなかった。
陰部がじんじん麻痺まひしていて、どうすることもできない。



(・・・こんなこと絶対イケナイのに!・・・)


心に堅く決めていたことがいとも容易たやすく破られてしまった。
その衝撃にフミは全く動揺してしまった。


サトシの愛撫あいぶ執拗しつようだった。

ぷっくり勃起しているクリト●スを集中的に責めてきたかと思えば、
小陰唇しょういんしんの間を押すように舐めながら、下へ向かっていく。

膣の入り口の周囲を何度もなぞる。
くちびるでびらびらを捕まえて、ぐいぐい引っ張る。

そして、舌を尖らせて膣に差し込んでくる。


・・・好き放題の愛撫だった。



「・・・んぷ・・・はぁ・・・フミはみつの多い女だな・・・」


そんな感想など聞きたくなかった。

彼の愛撫にすっかり反応してしまっているようで、
顔を振って彼の言葉を否定した。



「ち、ちがっ・・・それ、あなたのツバだからっ・・・ひっ!」


彼の所為せいにしようとしたのに、語尾に恥ずかしい声が混じってしまう。


感じていることなど、絶対に認めたくなかった。



(・・・こ、この男は私の弱みに付け込んできた悪い人なのに・・・)



そんな彼に乙女の大事なところを好き勝手にされる。
「味見」がここまでとは思いもしなかった。



(・・・映画とか観るだけだと思ってたのに・・・)


ちょっと触れられるぐらいなら許そうと思っていた。

部屋でゆっくり映画や動画を観ることが多くて、
それがフミを安心させていた矢先だった。


(・・・こんな恥ずかしいことされるなんて・・・)



・・・ちゅちゅっ・・・ちゅるるっ・・・


「んぁ!・・・っく・・・んん・・・」


単純に舐めてくるだけではなかった。


鼻と口の全体を使って、陰部に押し当ててきたり・・・

クリト●スに吸い付いて、引っ張り上げたり・・・

舌を大きく広げて、陰部全体をじゅるりと舐め上げたり・・・



・・・陰部は散々に蹂躙じゅうりんされていた。


未経験の感覚が駆け巡り、
彼をなじるどころではなくなってしまう。




・・・はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・



気付けば、荒い吐息だけになっていた。


どれぐらい彼の激しい愛撫が続いていたのだろう。


まだ意識がぼおっとしている。

大きく開いてしまった股は彼に閉じるのをはばまれている。
陰部は痺れたままだったが、彼は間近に顔を寄せている。



(・・・あぁ・・・何してるのよ・・・まだするつもり・・・)



「分かるか・・・フミ、お前の処女膜を見てるんだぜ・・・」



「・・・さ、最低・・・」


はっきりしない意識で彼を詰った。

乙女の秘事を悪い男にしっかり見られてしまっている・・・。




「・・・絶対あなたなんかに処女あげないから・・・」


その宣言に、彼はようやく顔を上げて、フミと目線を合わせた。





「そんなこと言っていいのか?んん?」




「何度でも言うわ・・・絶対処女はあげない・・・」



再度の宣言をも彼は戯言ざれごとと思ったのか、
少しだけニヤリとするだけだった。





(・・・本当にこの男・・・最低・・・)









・・・長いような短いような海外ドラマは
いつの間にか終わっていた。




「・・・楽しかったな」



サトシはそう感想を言ったが、
フミはそれがドラマの内容のことだとは思わなかった。




「・・・・・・・・・」



フミはサトシを見てムッとした。




「何だよ」




「何でもないから」












(つづく)
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

ショート朗読シリーズ

ライト文芸 / 連載中 24h.ポイント:113pt お気に入り:0

修羅と丹若 (アクションホラー)

キャラ文芸 / 連載中 24h.ポイント:149pt お気に入り:3

イヤちゃうよ?困ってるだけ…。

BL / 完結 24h.ポイント:28pt お気に入り:22

【完結】これはきっと運命の赤い糸

恋愛 / 完結 24h.ポイント:28pt お気に入り:18

成れの果て

BL / 完結 24h.ポイント:35pt お気に入り:166

【完結】疎まれ軍師は敵国の紅の獅子に愛されて死す

BL / 完結 24h.ポイント:85pt お気に入り:831

ドS天使に屈服♡生意気悪魔の敗北

BL / 完結 24h.ポイント:198pt お気に入り:107

幸介による短編恋愛小説集

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:156pt お気に入り:2

処理中です...