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第二章
たけまると最強
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四ノ宮家は、かつては五家と呼ばれる祓人の大家のうちのひとつであった。
苗字に数字を戴く五家は、当時まだ誰も制御する事が出来ず荒れ狂っていた源力を操る術を編みだした。
妖怪、鬼、悪霊──当時まだ〝曲魂〟という名で統合されていなかったそれらを退治し、治安を守る。
そうして退治した者たちの溢れる源力は五霊殿と名のついた宮に封じ、後の災害を防いだと、後世に伝えられている。
しかしその五家も今や一条と四ノ宮を残すだけとなり、当主の座についたのも20代半ばの若者2人。
どちらも、正しく五家の術式を受け継いでいると発覚するやいなや家族とは引き離され、五霊殿へと隠された。
ただでさえ弱っていく祓人の中で、異質な程に強い力を持つ者の存在は、大きな波となってざわめきを呼んだのだ。
結果、四ノ宮司は生まれた時にすら、母の腕に抱かれた覚えはない。
母どころか、誰かに抱き締められた事など、同じ境遇の一条章親以外にあったかどうか。
わずか3歳。己の指先に小さな源力の塊を作れるようになったばかりに、四ノ宮はその幼さで祓人としての修行に送り込まれた。
源力がなんなのかも、大人たちの指導もハッキリとわからぬほどに幼い頃だ。
幼い四ノ宮はただただ大人が怖くて、〝曲魂〟の満ちる修練場が怖くて、泣いてばかりいた。
悲惨だったのは、そんな幼さでも四ノ宮には〝曲魂〟を祓う力があったという事だ。
泣いて泣いて、喉が枯れるほどに叫んだ四ノ宮の声に、彼を守る十二天将たちは応じてしまった。
ただ幼い主を守ろうとしたがために、「上」の連中は幼い「最強」の誕生を手を叩いて喜んだのだ。
それ以降、四ノ宮が源力を使わなかった事はない。
源力を増幅させるという薬を飲まされ、毎日〝曲魂〟を捕獲して満たされた修練場に落とされ、気を失うまで十二天将と共に戦う。
ほんのわずかでも自らの意思で十二天将を使役出来る頃になれば、修練場は外の世界へと変わった。
小学校に入る前の、大人の半分の身長もない幼い子供。
しかしすでに当時から祓人の中で最も強い存在と呼ばれていた四ノ宮司は、容赦なく任務地へと送られる。
怪我をしても、源力を使い果たしても、子供らしい心配なんかはろくにされたこともない。
四ノ宮本人としても物心ついたときからそんな生活だったせいで、日常というものは「理解できないもの」でしかなかった。
己をぎゅうと抱きしめる腕の温かさがこんなにも頼もしいということも、どれだけ安心出来るのかということも。
今日この瞬間に、初めて知ったのだ。
「……目が覚めたか」
「……たけまる?」
「はぁ、3日も寝こけやがって」
温かな布団に、温かな腕。
自分を包み込むそれらが一瞬信じられなくて、ぼんやりと開いた目に見慣れた赤い髪が映ってようやく、己が目覚めたことを理解した。
ゆっくり目を閉じて、ノロノロとまぶたを開く。
何度繰り返しても消えない赤に、鼻の奥がツンと痛んだ。
「あったかくて……あったかいの、たけまるだったんだ……」
「まだ寝惚けているのか」
「わかんない……なに……?」
「……いい。そのままでいろ」
寝惚ける、という日本語は知っているはずなのに理解が出来なくて、タイゴクの胸に抱き寄せられるままに身体の力を抜いた。
四ノ宮は寝起きはいい方だ。
寝惚けるだなんて、そんな普通の人がするようなこと、出来るわけがない。
なのに意識は眠りと覚醒の間をふわふわしていて、時折タイゴクが四ノ宮の髪に指を通す感触で少しだけ目が覚める。
こんなにもゆっくりと布団に包まれているだなんて、信じられない。
もぞもぞとタイゴクに身体を寄せて、額を彼の首元にグリグリと押し付けた。
タイゴクは、拒まない。
四ノ宮の背に手を当てて支えながら、「どうした」と、その低くて心地良い声で言うだけだ。
あぁこんなに気持ちがいい朝なんて、初めてだ。
3日も眠りこけていたとタイゴクが言っていたが、身体が微妙に重だるいのはそのせいだろうか。
そうか、3日か。
3日──
「みっか!?」
「おぅ、起きたか」
「え、なに僕3日も寝てたの!? 起こしてよ!!」
「お前な、瀕死で昏睡状態だったんだぞ。起こせるものかよ」
「瀕死? 誰が?」
「お前以外に誰が居る?」
ようやく脳に染みてきた「3日も寝こけていた」という言葉に、思わず飛び起きようと腕に力を入れる。
しかし、両腕で四ノ宮の背と腰を抑えつけているタイゴクはそれを許さず、身体に力を入れようにもほんのわずかしか動けなかった。
何より、全身が痛い。
力を入れた途端にビキビキと全ての筋肉が引き裂けるような痛みに、思わずうめきながらタイゴクの胸を叩いていた。
筋肉痛、だろうか。わからないが、怪我はないのに身体の内側がひねられたように痛かった。
「瀬戸際だったと、一条が言っていたぞ」
「一条? ここ、五霊殿?」
「そうだ。お前が意識を失ってから俺がここに連れてきた」
「嘘でしょ。結界とかどうしたの」
「ぶち抜いた」
嘘じゃん、と呆れながら見上げれば、タイゴクは四ノ宮の背に回していた手で後頭部を撫でながら、僅かに口角を上げた。
感情を表に出さない鬼の、ほんの小さな笑みだ。
無理に作ったような不器用なソレに、四ノ宮は何も言えなくなって思わず口をひん曲げてしまう。
五霊殿を囲んでいる結界は、ぶち抜こうと思って抜けられるものではないはずだ。
四ノ宮がやろうとしても簡単には済まないだろうし、鬼であるタイゴクであれば触れるだけでも皮膚が焼けるほどの痛みであるはず。
だというのに、どうやったんだろう、この馬鹿は。
それがもし、意識を失った自分を助けるためだったのだとしたら、どう報いればいいのだろうか。
四ノ宮は、再びタイゴクの胸に額を押し付けながらムズがる。
意識を失う直前の記憶は、酷く曖昧だ。
視界いっぱいに襲い来る濁流と、それを止めるために喚んだ四体の十二天将の源力──それから、最期に四ノ宮に力を与えようと差し出された自然たちからの弱々しい源力と、雨粒。
気を失う一瞬前まで見ていたのはそれらだけで、酷く寒くて痛くて、タイゴクを探す余裕なんかはまったく無かった。
まさか、タイゴクが自分をここに運んでくれるだなんて、そんなこと予想もしていなかったのだ。
「……山崩れは?」
「お前が消した。土や木々も消し飛んだが、やがて自然が埋めるだろう」
「タイゴクは、怪我してない?」
「お前より重篤な者は誰も居ない」
「……やっぱ結界でどっか焼かれたんでしょ。馬鹿だね」
四ノ宮よりも重篤な者は居ない──つまりは、多少の怪我人は居る、ということだ。
あの山崩れの場に居たのは四ノ宮とタイゴクだけだから、その怪我人はタイゴクということになる。
結界をぶち抜くだなんて、四ノ宮を連れていなかったら即刻祓人たちをけしかけられても仕方がない暴挙だ。
もしかしたら、消耗しているタイゴクを遙や一条が攻撃していた可能性も、ないわけじゃない。
何しろここは、祓人たちの本拠地だ。
タイゴクほどのレベルの鬼神ともなれば、近付くのすら嫌がってもおかしくないのに。
死にゆこうとする四ノ宮を放置しておけば、勝手に契約だって切れたはず、なのに。
なんで助けたんだ。
放置したほうが、ずっとずっと君のためだったのに。
「ばかだね……たけまる」
「貴様ほどではないが」
「うぅん。ばかだよ」
たけまる。
たけまる。
鬼神・大嶽丸と契約を交じわす際に与えた「タイゴク」の名の前に四ノ宮が戯れに呼んでいた、仮の名前。
タイゴクは四ノ宮がそう呼ぶたびに「お前の呼び方はまるで童を呼んでいるようだ」と嫌がったが、四ノ宮はこの音の響きが嫌いではなかった。
たけまる。
彼の本来の名に近いそれを呼べば、タイゴクはやけに優しい声で「応」と言う。
タイゴクと四ノ宮だけが知る名前を何度も呼べばそのたびに返ってくる声に、また鼻の奥がツンと痛んだ。
苗字に数字を戴く五家は、当時まだ誰も制御する事が出来ず荒れ狂っていた源力を操る術を編みだした。
妖怪、鬼、悪霊──当時まだ〝曲魂〟という名で統合されていなかったそれらを退治し、治安を守る。
そうして退治した者たちの溢れる源力は五霊殿と名のついた宮に封じ、後の災害を防いだと、後世に伝えられている。
しかしその五家も今や一条と四ノ宮を残すだけとなり、当主の座についたのも20代半ばの若者2人。
どちらも、正しく五家の術式を受け継いでいると発覚するやいなや家族とは引き離され、五霊殿へと隠された。
ただでさえ弱っていく祓人の中で、異質な程に強い力を持つ者の存在は、大きな波となってざわめきを呼んだのだ。
結果、四ノ宮司は生まれた時にすら、母の腕に抱かれた覚えはない。
母どころか、誰かに抱き締められた事など、同じ境遇の一条章親以外にあったかどうか。
わずか3歳。己の指先に小さな源力の塊を作れるようになったばかりに、四ノ宮はその幼さで祓人としての修行に送り込まれた。
源力がなんなのかも、大人たちの指導もハッキリとわからぬほどに幼い頃だ。
幼い四ノ宮はただただ大人が怖くて、〝曲魂〟の満ちる修練場が怖くて、泣いてばかりいた。
悲惨だったのは、そんな幼さでも四ノ宮には〝曲魂〟を祓う力があったという事だ。
泣いて泣いて、喉が枯れるほどに叫んだ四ノ宮の声に、彼を守る十二天将たちは応じてしまった。
ただ幼い主を守ろうとしたがために、「上」の連中は幼い「最強」の誕生を手を叩いて喜んだのだ。
それ以降、四ノ宮が源力を使わなかった事はない。
源力を増幅させるという薬を飲まされ、毎日〝曲魂〟を捕獲して満たされた修練場に落とされ、気を失うまで十二天将と共に戦う。
ほんのわずかでも自らの意思で十二天将を使役出来る頃になれば、修練場は外の世界へと変わった。
小学校に入る前の、大人の半分の身長もない幼い子供。
しかしすでに当時から祓人の中で最も強い存在と呼ばれていた四ノ宮司は、容赦なく任務地へと送られる。
怪我をしても、源力を使い果たしても、子供らしい心配なんかはろくにされたこともない。
四ノ宮本人としても物心ついたときからそんな生活だったせいで、日常というものは「理解できないもの」でしかなかった。
己をぎゅうと抱きしめる腕の温かさがこんなにも頼もしいということも、どれだけ安心出来るのかということも。
今日この瞬間に、初めて知ったのだ。
「……目が覚めたか」
「……たけまる?」
「はぁ、3日も寝こけやがって」
温かな布団に、温かな腕。
自分を包み込むそれらが一瞬信じられなくて、ぼんやりと開いた目に見慣れた赤い髪が映ってようやく、己が目覚めたことを理解した。
ゆっくり目を閉じて、ノロノロとまぶたを開く。
何度繰り返しても消えない赤に、鼻の奥がツンと痛んだ。
「あったかくて……あったかいの、たけまるだったんだ……」
「まだ寝惚けているのか」
「わかんない……なに……?」
「……いい。そのままでいろ」
寝惚ける、という日本語は知っているはずなのに理解が出来なくて、タイゴクの胸に抱き寄せられるままに身体の力を抜いた。
四ノ宮は寝起きはいい方だ。
寝惚けるだなんて、そんな普通の人がするようなこと、出来るわけがない。
なのに意識は眠りと覚醒の間をふわふわしていて、時折タイゴクが四ノ宮の髪に指を通す感触で少しだけ目が覚める。
こんなにもゆっくりと布団に包まれているだなんて、信じられない。
もぞもぞとタイゴクに身体を寄せて、額を彼の首元にグリグリと押し付けた。
タイゴクは、拒まない。
四ノ宮の背に手を当てて支えながら、「どうした」と、その低くて心地良い声で言うだけだ。
あぁこんなに気持ちがいい朝なんて、初めてだ。
3日も眠りこけていたとタイゴクが言っていたが、身体が微妙に重だるいのはそのせいだろうか。
そうか、3日か。
3日──
「みっか!?」
「おぅ、起きたか」
「え、なに僕3日も寝てたの!? 起こしてよ!!」
「お前な、瀕死で昏睡状態だったんだぞ。起こせるものかよ」
「瀕死? 誰が?」
「お前以外に誰が居る?」
ようやく脳に染みてきた「3日も寝こけていた」という言葉に、思わず飛び起きようと腕に力を入れる。
しかし、両腕で四ノ宮の背と腰を抑えつけているタイゴクはそれを許さず、身体に力を入れようにもほんのわずかしか動けなかった。
何より、全身が痛い。
力を入れた途端にビキビキと全ての筋肉が引き裂けるような痛みに、思わずうめきながらタイゴクの胸を叩いていた。
筋肉痛、だろうか。わからないが、怪我はないのに身体の内側がひねられたように痛かった。
「瀬戸際だったと、一条が言っていたぞ」
「一条? ここ、五霊殿?」
「そうだ。お前が意識を失ってから俺がここに連れてきた」
「嘘でしょ。結界とかどうしたの」
「ぶち抜いた」
嘘じゃん、と呆れながら見上げれば、タイゴクは四ノ宮の背に回していた手で後頭部を撫でながら、僅かに口角を上げた。
感情を表に出さない鬼の、ほんの小さな笑みだ。
無理に作ったような不器用なソレに、四ノ宮は何も言えなくなって思わず口をひん曲げてしまう。
五霊殿を囲んでいる結界は、ぶち抜こうと思って抜けられるものではないはずだ。
四ノ宮がやろうとしても簡単には済まないだろうし、鬼であるタイゴクであれば触れるだけでも皮膚が焼けるほどの痛みであるはず。
だというのに、どうやったんだろう、この馬鹿は。
それがもし、意識を失った自分を助けるためだったのだとしたら、どう報いればいいのだろうか。
四ノ宮は、再びタイゴクの胸に額を押し付けながらムズがる。
意識を失う直前の記憶は、酷く曖昧だ。
視界いっぱいに襲い来る濁流と、それを止めるために喚んだ四体の十二天将の源力──それから、最期に四ノ宮に力を与えようと差し出された自然たちからの弱々しい源力と、雨粒。
気を失う一瞬前まで見ていたのはそれらだけで、酷く寒くて痛くて、タイゴクを探す余裕なんかはまったく無かった。
まさか、タイゴクが自分をここに運んでくれるだなんて、そんなこと予想もしていなかったのだ。
「……山崩れは?」
「お前が消した。土や木々も消し飛んだが、やがて自然が埋めるだろう」
「タイゴクは、怪我してない?」
「お前より重篤な者は誰も居ない」
「……やっぱ結界でどっか焼かれたんでしょ。馬鹿だね」
四ノ宮よりも重篤な者は居ない──つまりは、多少の怪我人は居る、ということだ。
あの山崩れの場に居たのは四ノ宮とタイゴクだけだから、その怪我人はタイゴクということになる。
結界をぶち抜くだなんて、四ノ宮を連れていなかったら即刻祓人たちをけしかけられても仕方がない暴挙だ。
もしかしたら、消耗しているタイゴクを遙や一条が攻撃していた可能性も、ないわけじゃない。
何しろここは、祓人たちの本拠地だ。
タイゴクほどのレベルの鬼神ともなれば、近付くのすら嫌がってもおかしくないのに。
死にゆこうとする四ノ宮を放置しておけば、勝手に契約だって切れたはず、なのに。
なんで助けたんだ。
放置したほうが、ずっとずっと君のためだったのに。
「ばかだね……たけまる」
「貴様ほどではないが」
「うぅん。ばかだよ」
たけまる。
たけまる。
鬼神・大嶽丸と契約を交じわす際に与えた「タイゴク」の名の前に四ノ宮が戯れに呼んでいた、仮の名前。
タイゴクは四ノ宮がそう呼ぶたびに「お前の呼び方はまるで童を呼んでいるようだ」と嫌がったが、四ノ宮はこの音の響きが嫌いではなかった。
たけまる。
彼の本来の名に近いそれを呼べば、タイゴクはやけに優しい声で「応」と言う。
タイゴクと四ノ宮だけが知る名前を何度も呼べばそのたびに返ってくる声に、また鼻の奥がツンと痛んだ。
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