男に好かれすぎて困ってます!!!

暁千星U・x・U

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「なんっで…見つかんねんだよっ…!!」
俺は、煙管キセルを吹きながら、遊びに来ていた菊助に愚痴を零していた。
「喜介の事か…?」と胡座をかいて日向にあたっている菊助が尋ねた。
「そうだよ!!!…斬り刻んでやる!」と俺は怒りを露にした。ここ数日、稽古場や四季に足を運んだが見当たらず、俺はそろそろ限界だった。
菊助は「おぉ、物騒だねー」と他人事のように言った。
「元は菊助、お前がまいた種だろ…。」と菊助を睨む。
「ははは。」と軽く笑いで受け流された後、菊助はどうだった?と聞いてきた。
「…何が?」俺は、煙管を口から離し菊助に尋ねた。
「最後までしたのか…??」
「したって何をだ…?」
「宗助…。もしかして鈍感なのか…?」
「うるせぇ。…で、何をしたんだよ?」
だよ…!」と俺の耳元で聞いてきた菊助に俺は、顔を真っ赤にした。
「は…はぁぁぁぁぁ!?!?ななな…なんて事聞いてんだ!!/////」俺は後ずさった。
「してないのか?」
「っ……。記憶に…ない……。」
「…………え……?」
「朝起きたら、裸姿で喜介が寝ていた。」
「………。」菊助はジロジロと俺を見てきた。
「な…なんだよ。」
「……いや、体に異変は起きなかったか?」
「体に…?…腰が痛かった。」
「してるなー!」と菊助に断定された。

「………。」俺は顔を真っ赤にし、菊助から視線を逸らした。
「気持ち良かったか…?」と何の恥じらいも見ませず堂々と菊助は尋ねてきた。
「っ…覚えてねーよ!!」俺は菊助に強く返した。
「ははは、悪い悪い。…でも、なんで宗助は喜介を探してるんだ?」
「………え…?」
「逃げられたんなら、普通は相手に嫌でも会いたくないだろ?俺だったら、腹が立っていても忘れようとするがなー…。」
「……一発殴るだけの為に、探してる。」
「嫌いじゃないのか…?」
「なんで、喜介を嫌うんだよ?」
「だって…やられたんだろ?」
「やられたが、喜介と一緒にいるのは悪くない…。」と俺は菊助に本心を告げた。
「……。…好きなのか…?」菊助は聞いてきた。
「…嫌い」と俺は速攻で返した。
菊助は苦笑いをし、何かを考え始めた。
そして、考えが浮かんだのか菊助は俺に言ってきた。
「なぁ!宗助!!一緒に喜介を探そう!!」
「え……?……いいのか?」
「あぁ!勿論だ!!」と菊助は微笑み俺に言ってきた。
俺は、思わず喜んでしまった。
「ありがとう!!」と菊助に抱きつき感謝した。
菊助は俺の頭をポンポンと優しく撫でながら「親友だもんな!」とこたえた。
 そして、菊助が帰った後俺は、何故喜介を探すのに喜んでいたのか全くわからなかった。
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