Rainy Night

はくかえる

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不思議な女→姉ちゃん(2)

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『美奈』


女子1「なんなん?あの女」





美奈は家とは違って恥ずかしそうに教室を覗いていた。





『どうしたんだ?』


美奈「キョン....あのさ、」


楓月「? あんた、図書委員の先輩?」


美奈「へ?....うん」


楓月「やっぱりぃ!なんか見覚えあると思ったら、同じ委員か」


美奈「あ、もしかして....王司くん?」


楓月「あれぇ?なんで名前....」


美奈「よく、寝るなって怒られてるから....」






なんだか、今日の美奈....声ちっさいし、顔赤いし....
これってもしかして........人見知り??
にしても、楓月と話しすぎ

苛立って衝動的に後ろから美奈を引き寄せる





『おい』


美奈「きゃあっ! 何すんの!?キョン」



きゃーっ



楓月「キョン??」


『その呼び方はやめろって
んで? なんか用あって来たんじゃねーの?』


美奈「う....キョン、忘れ物....」





よく見ると美奈は手に筆箱を持っていた。





『さんきゅ、美奈』


楓月「って、ちょっと待って!
なんで恭也の忘れ物を美奈さんが持ってくるん?」







....ちょっと美奈のこと困らせよっと


ニヤニヤ





『そりゃあ、一緒に住んでるからな(ニコッ』


楓月「え、同棲?w」


美奈「へ!?///」


女子1「う、嘘っ!?」


美奈「ちが、うちらは」


『違う? 昨日も一緒にメシ食ったじゃん、美奈?』



きゃーっ!



楓月(こいつ....とんだサディストやん....w)


美奈「きょ、キョン!///」 


『....だから、恭也って呼べよ....美奈』


美奈「! ならアンタも呼んでよ....お姉ちゃんって!」


全「え??」


『ちっ、つまんねぇ』


美奈「うちであーそーぶーなっ!」


『さっきまで赤くなって可愛かったのになぁ....』


美奈「うっさいっ////」


『筆箱ありがとーな、チャイム鳴るぞ』


美奈「もー!!ばかっ」



 

強いやつかと思えたり、真っ赤になったり
ほんとに不思議な女だ。







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