27 / 127
二つの旗印
しおりを挟む
聖剣の金色の光が、荒野を昼のように照らしていた。
レイドの腕に浮かんだ紋様は消えたが、アルヴィンの碧眼に灯った疑念の炎は消えていなかった。聖剣を構えたまま、一歩も退かない。
「レイド・アシュフォード。最後に問う」
アルヴィンの声は冷えきっていた。前夜祭で「共に戦おう」と手を差し出した時の温かさは、一片も残っていない。
「お前は勇者か。それとも魔王の手先か」
「勇者だ。だが、お前の知る勇者とは違う」
「答えになっていない」
エドモンが一歩前に出た。鉄色の鎧が軋み、大剣の柄に手がかかっている。背後の兵士たちも、一斉に武器を構えた。
「アルヴィン。聞いてくれ。聖剣は柱を砕くために鍛えられた武器だ。お前がその剣で魔王を殺せば——」
「黙れ」
アルヴィンの声が、荒野を切り裂いた。聖剣の光が一際強まり、レイドの肌を焼くような熱が走る。
「魔王の言葉を信じ、勇者の使命を裏切るのか。——残念だ、レイド」
聖剣が振り下ろされた。
レイドは咄嗟に横に跳んだ。金色の光刃が地面を抉り、土煙が舞い上がる。一周目の戦闘経験が体を動かした。だがアルヴィンの剣速は、記憶より速い。
「抜け、レイド。剣を抜かぬ相手に聖剣を振るうのは、勇者の誇りに反する」
レイドは剣を抜かなかった。腰の鞘に手すら触れない。
アルヴィンの碧眼が、その姿を見つめている。かつて出発前夜に「共に魔王を討とう」と握手を交わした相手が、今は魔王の城を背にして立っている。アルヴィンの胸の奥で、怒りと——認めたくない悲しみが交差していた。
「俺は戦いに来たんじゃない。話しに来た」
「話は終わりだ」
二撃目。横薙ぎの光が迫る。レイドは身を伏せて躱し、地面を転がった。砂利が頬を削る。口の中に砂と血の味が広がった。
——十分の猶予。もう半分は過ぎた。
三撃目を躱した瞬間、エドモンが背後に回っていた。大剣が振り下ろされる。レイドは本能的に剣を抜き、エドモンの斬撃を受け止めた。
鋼と鋼がぶつかる音が、荒野に響いた。
「やはり、抜いたな」エドモンの冷たい声。
「——防御だ。攻撃じゃない」
「同じことだ」
エドモンの剣圧が重い。だがレイドは一周目でこの男の戦い方を知っている。重い一撃の後には必ず半拍の隙がある。その隙を利用して離脱し、間合いを取った。
アルヴィンが聖剣を構え直す。金色の光が渦を巻き、次の一撃に全力が込められようとしている。あの光を喰らえば、ヴェルディアの防護魔力でも防ぎきれない。
——ここで死ぬわけにはいかない。
その時、荒野の南東から声が響いた。
「おいおい、随分派手にやってるな」
ジーク・ヴァンガードが、尾根の上に立っていた。黒い眼帯に無精髭。腕を組み、片足を岩の上に乗せて見下ろしている。その背後にフェリクスと、十数人の傭兵たち。
アルヴィンの動きが止まった。聖剣の光が僅かに揺らぐ。
「ジーク。お前も来たのか」
「見物に来ただけだ。……と言いてえところだが」
ジークが岩から飛び降り、悠然と歩いてきた。アルヴィンとレイドの間に、割り込むように。
「レイド。お前の話、少しは裏が取れた」
レイドの心臓が跳ねた。
「フェリクスに調べさせた。地脈の乱れ、魔物の暴走パターン、農地の枯死の範囲。——全部、魔王領を中心に放射状に広がってる。お前の言う通りだ」
アルヴィンの碧眼が鋭くなった。聖剣を握る手の力が増し、刃が微かに震えている。正義の剣が、迷いを映して揺れていた。
「ジーク。何の話だ」
「この男が面白いことを言ってたのさ。『魔王を殺せば世界が滅ぶ』と。——俺は最初、馬鹿だと思った。だがデータを見ると、嘘じゃなさそうだ」
フェリクスが一歩前に出た。手には薄い紙束——調査報告書。
「勇者Aパーティーのアルヴィン殿。一点だけ確認させてください。——東回廊で、森の木々が枯死している区域をご覧になりましたか」
アルヴィンの表情が僅かに揺れた。見ている。認めたくないだけだ。
「あれは瘴気による汚染ではありません。地脈のエネルギーが欠乏したことによる自然死です。原因は——魔王の力の衰退です」
フェリクスの声は淡々としていたが、背後に緻密なデータの裏付けがある。
アルヴィンの聖剣の光が、微かに揺れた。
「……馬鹿な」
「信じろとは言わねえ」ジークが肩をすくめた。「だが俺は、金にならねえ戦争をする気はない。世界が滅ぶなら報酬も使えないからな」
ジークの視線がレイドに向いた。隻眼の奥に、計算と——ほんの僅かな好奇心。
「レイド。俺はまだお前を完全には信じちゃいねえ。だが——今日のところは、こいつを止める側に立ってやる」
ジークがアルヴィンの前に立った。傭兵の体が、聖剣と魔王城の間に割り込む。
「ジーク。退け」アルヴィンの声が低くなった。
「嫌だね。俺は自分の判断で動く。——少なくとも、状況を調べるまで攻撃は止めろ。それが俺の条件だ」
荒野に、三つの勇者が立っていた。金色の聖剣を構えるアルヴィン。腕を組んで動かないジーク。剣を鞘に戻したレイド。
風が吹いた。瘴気の残滓が三人の間を流れていく。
アルヴィンの碧眼が、長い時間をかけてレイドを見据え——そして聖剣を、ゆっくりと下ろした。
「……一日だ。一日で証拠を見せろ。できなければ——次は容赦しない」
アルヴィンが背を向けた。エドモンが即座に従い、兵士たちが後退を始める。
レイドの膝から力が抜けた。地面に手をつき、荒い息を吐く。砂と血の味が、まだ口の中に残っている。エドモンの斬撃を受けた右腕が痺れており、剣を握る指が震えていた。
空を見上げた。瘴気の向こうに、薄い月が昇り始めている。一周目では、この荒野で仲間たちと肩を並べて魔王城を攻めた。今は——魔王城を守るために、ここに立っている。
「おい、大丈夫か」ジークが見下ろした。
「……助かった」
「借りだぜ。高くつくからな」
ジークが薄く笑った。だがその隻眼の奥に、いつもの打算だけではない色がある。世界が滅ぶかもしれないという情報を前にして、傭兵の計算機が初めて答えを出せずにいる。
「ジーク。なぜ助けた」
「助けたんじゃねえ。投資だ。お前の話が本当なら、世界を救う側にいた方が後で稼げる」
嘘だった。その程度の打算なら、わざわざアルヴィンの前に立つ必要はない。だがレイドはそれを指摘しなかった。ジークの矜持を傷つける意味はない。
ジークが踵を返した。フェリクスが最後にレイドを一瞥し、報告書をパラパラとめくりながら去っていく。
一人残されたレイドは、荒野に座り込んだまま、魔王城の方角を見つめた。結界の青い光が、遠くで微かに揺れている。
一日。二十四時間。
その間に証拠を示し、アルヴィンを——せめて止めなければならない。
立ち上がった。膝が震えている。だが歩き始めた。結界へ向かって。仲間が待つ場所へ。
約束した。必ず帰ると。
歩きながら、アルヴィンの最後の表情を思い出した。聖剣を下ろした瞬間の碧い瞳。そこに見えたのは怒りでも軽蔑でもなく——困惑だった。
正義を信じる男が、初めて正義を疑い始めている。その亀裂は、まだ小さい。だが確実に、そこにある。
レイドの腕に浮かんだ紋様は消えたが、アルヴィンの碧眼に灯った疑念の炎は消えていなかった。聖剣を構えたまま、一歩も退かない。
「レイド・アシュフォード。最後に問う」
アルヴィンの声は冷えきっていた。前夜祭で「共に戦おう」と手を差し出した時の温かさは、一片も残っていない。
「お前は勇者か。それとも魔王の手先か」
「勇者だ。だが、お前の知る勇者とは違う」
「答えになっていない」
エドモンが一歩前に出た。鉄色の鎧が軋み、大剣の柄に手がかかっている。背後の兵士たちも、一斉に武器を構えた。
「アルヴィン。聞いてくれ。聖剣は柱を砕くために鍛えられた武器だ。お前がその剣で魔王を殺せば——」
「黙れ」
アルヴィンの声が、荒野を切り裂いた。聖剣の光が一際強まり、レイドの肌を焼くような熱が走る。
「魔王の言葉を信じ、勇者の使命を裏切るのか。——残念だ、レイド」
聖剣が振り下ろされた。
レイドは咄嗟に横に跳んだ。金色の光刃が地面を抉り、土煙が舞い上がる。一周目の戦闘経験が体を動かした。だがアルヴィンの剣速は、記憶より速い。
「抜け、レイド。剣を抜かぬ相手に聖剣を振るうのは、勇者の誇りに反する」
レイドは剣を抜かなかった。腰の鞘に手すら触れない。
アルヴィンの碧眼が、その姿を見つめている。かつて出発前夜に「共に魔王を討とう」と握手を交わした相手が、今は魔王の城を背にして立っている。アルヴィンの胸の奥で、怒りと——認めたくない悲しみが交差していた。
「俺は戦いに来たんじゃない。話しに来た」
「話は終わりだ」
二撃目。横薙ぎの光が迫る。レイドは身を伏せて躱し、地面を転がった。砂利が頬を削る。口の中に砂と血の味が広がった。
——十分の猶予。もう半分は過ぎた。
三撃目を躱した瞬間、エドモンが背後に回っていた。大剣が振り下ろされる。レイドは本能的に剣を抜き、エドモンの斬撃を受け止めた。
鋼と鋼がぶつかる音が、荒野に響いた。
「やはり、抜いたな」エドモンの冷たい声。
「——防御だ。攻撃じゃない」
「同じことだ」
エドモンの剣圧が重い。だがレイドは一周目でこの男の戦い方を知っている。重い一撃の後には必ず半拍の隙がある。その隙を利用して離脱し、間合いを取った。
アルヴィンが聖剣を構え直す。金色の光が渦を巻き、次の一撃に全力が込められようとしている。あの光を喰らえば、ヴェルディアの防護魔力でも防ぎきれない。
——ここで死ぬわけにはいかない。
その時、荒野の南東から声が響いた。
「おいおい、随分派手にやってるな」
ジーク・ヴァンガードが、尾根の上に立っていた。黒い眼帯に無精髭。腕を組み、片足を岩の上に乗せて見下ろしている。その背後にフェリクスと、十数人の傭兵たち。
アルヴィンの動きが止まった。聖剣の光が僅かに揺らぐ。
「ジーク。お前も来たのか」
「見物に来ただけだ。……と言いてえところだが」
ジークが岩から飛び降り、悠然と歩いてきた。アルヴィンとレイドの間に、割り込むように。
「レイド。お前の話、少しは裏が取れた」
レイドの心臓が跳ねた。
「フェリクスに調べさせた。地脈の乱れ、魔物の暴走パターン、農地の枯死の範囲。——全部、魔王領を中心に放射状に広がってる。お前の言う通りだ」
アルヴィンの碧眼が鋭くなった。聖剣を握る手の力が増し、刃が微かに震えている。正義の剣が、迷いを映して揺れていた。
「ジーク。何の話だ」
「この男が面白いことを言ってたのさ。『魔王を殺せば世界が滅ぶ』と。——俺は最初、馬鹿だと思った。だがデータを見ると、嘘じゃなさそうだ」
フェリクスが一歩前に出た。手には薄い紙束——調査報告書。
「勇者Aパーティーのアルヴィン殿。一点だけ確認させてください。——東回廊で、森の木々が枯死している区域をご覧になりましたか」
アルヴィンの表情が僅かに揺れた。見ている。認めたくないだけだ。
「あれは瘴気による汚染ではありません。地脈のエネルギーが欠乏したことによる自然死です。原因は——魔王の力の衰退です」
フェリクスの声は淡々としていたが、背後に緻密なデータの裏付けがある。
アルヴィンの聖剣の光が、微かに揺れた。
「……馬鹿な」
「信じろとは言わねえ」ジークが肩をすくめた。「だが俺は、金にならねえ戦争をする気はない。世界が滅ぶなら報酬も使えないからな」
ジークの視線がレイドに向いた。隻眼の奥に、計算と——ほんの僅かな好奇心。
「レイド。俺はまだお前を完全には信じちゃいねえ。だが——今日のところは、こいつを止める側に立ってやる」
ジークがアルヴィンの前に立った。傭兵の体が、聖剣と魔王城の間に割り込む。
「ジーク。退け」アルヴィンの声が低くなった。
「嫌だね。俺は自分の判断で動く。——少なくとも、状況を調べるまで攻撃は止めろ。それが俺の条件だ」
荒野に、三つの勇者が立っていた。金色の聖剣を構えるアルヴィン。腕を組んで動かないジーク。剣を鞘に戻したレイド。
風が吹いた。瘴気の残滓が三人の間を流れていく。
アルヴィンの碧眼が、長い時間をかけてレイドを見据え——そして聖剣を、ゆっくりと下ろした。
「……一日だ。一日で証拠を見せろ。できなければ——次は容赦しない」
アルヴィンが背を向けた。エドモンが即座に従い、兵士たちが後退を始める。
レイドの膝から力が抜けた。地面に手をつき、荒い息を吐く。砂と血の味が、まだ口の中に残っている。エドモンの斬撃を受けた右腕が痺れており、剣を握る指が震えていた。
空を見上げた。瘴気の向こうに、薄い月が昇り始めている。一周目では、この荒野で仲間たちと肩を並べて魔王城を攻めた。今は——魔王城を守るために、ここに立っている。
「おい、大丈夫か」ジークが見下ろした。
「……助かった」
「借りだぜ。高くつくからな」
ジークが薄く笑った。だがその隻眼の奥に、いつもの打算だけではない色がある。世界が滅ぶかもしれないという情報を前にして、傭兵の計算機が初めて答えを出せずにいる。
「ジーク。なぜ助けた」
「助けたんじゃねえ。投資だ。お前の話が本当なら、世界を救う側にいた方が後で稼げる」
嘘だった。その程度の打算なら、わざわざアルヴィンの前に立つ必要はない。だがレイドはそれを指摘しなかった。ジークの矜持を傷つける意味はない。
ジークが踵を返した。フェリクスが最後にレイドを一瞥し、報告書をパラパラとめくりながら去っていく。
一人残されたレイドは、荒野に座り込んだまま、魔王城の方角を見つめた。結界の青い光が、遠くで微かに揺れている。
一日。二十四時間。
その間に証拠を示し、アルヴィンを——せめて止めなければならない。
立ち上がった。膝が震えている。だが歩き始めた。結界へ向かって。仲間が待つ場所へ。
約束した。必ず帰ると。
歩きながら、アルヴィンの最後の表情を思い出した。聖剣を下ろした瞬間の碧い瞳。そこに見えたのは怒りでも軽蔑でもなく——困惑だった。
正義を信じる男が、初めて正義を疑い始めている。その亀裂は、まだ小さい。だが確実に、そこにある。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる