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合流——戦線の再編
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北嶺からの帰路は、行きの半分の時間で済んだ。
カイルと負傷者を冒険者ギルドの救援隊に引き渡した後、レイド・ガレス・ミラの三人は馬を飛ばして南下した。レイドの胸の紋様が断続的に脈動し、ヴェルディアの衰弱が加速していることを伝えている。
宿場町に着いたのは夕刻だった。秋の日が短くなり、空は既に橙色から紫に変わりつつある。
宿屋の部屋に入った瞬間、窓枠に鴉が止まっているのが見えた。脚に筒が括りつけてある。二羽。
「伝書が二通だ」ミラが素早く筒を外した。「一通はジークから。もう一通は——リーシャ」
レイドがジークからの伝書を開いた。
『聖教会が動いた。マルティウスが異端審問の準備を開始。対象はお前だ。さらに、セレナ聖女に召喚命令が出ている。三日の猶予は教会が潰しにかかっている。——ジーク』
レイドの手が止まった。
異端審問。聖教会がレイドを正式に「異端者」として裁こうとしている。そしてセレナの召喚——三日間の調査結果を教会が封じようとしている。
「リーダー。顔色悪いよ」ミラが覗き込んだ。
「読め」
ミラが伝書を読み、猫目が鋭くなった。
「異端審問……マジかよ。あたしたち、聖教会に追われるの?」
「可能性はある。——リーシャの伝書は」
ミラがもう一通を開いた。レイドが横から読む。
『レイドへ。守り手の覚醒条件について重要な発見がありました。覚醒には柱の力の断片を体内に取り込む必要があります。五大聖堂の地下に柱の残滓が残っている可能性があります。詳細は合流時に。急いで王都に戻ってください。——リーシャ』
レイドは二通の伝書を机に並べ、椅子に座った。情報を整理する。
一つ。聖教会がレイドを排除しようとしている。
二つ。セレナの調査結果が封じられようとしている。
三つ。リーシャが守り手の覚醒の鍵を発見した。五大聖堂の地下。
——全ての線が、王都に集まっている。
レイドは椅子から立ち上がり、窓際に歩いた。宿場町の通りでは、人々が夕暮れの市場を片付けている。荷車を引く商人。水汲みに行く子供。世界が終わりかけていることを、誰も知らない。
「状況を整理する」
レイドが振り返り、ガレスとミラに向き直った。
「俺たちの目的は三つある。一つ——ヴェルディアの衰弱を止めること。リーシャの守り手の力が覚醒すれば、柱の負荷を減らせる。二つ——アルヴィンの侵攻を止めること。セレナの調査結果がアルヴィンの判断を変える可能性がある。三つ——マルティウスの暗躍を阻止すること。聖教会が真実を隠蔽し続ければ、全てが台無しになる」
「三つ全部、王都に繋がってるな」ガレスが太い腕を組んだ。
「ああ。だから王都に戻る。明日の朝一番で」
「異端審問の連中がいるところに飛び込むのか?」ガレスが眉を寄せた。「それは策なのか、無謀なのか」
「どっちもだ」
窓の外を見る。宿場町の屋根の向こうに、王都の方角がある。聖教会の大聖堂が建つ街。かつて柱があった場所。
「リーシャが見つけた手がかりは、王都の大聖堂の地下にある。だが聖教会はそれを守っている。異端審問が始まれば、俺は王都に入ることすらできなくなる」
「つまり——先に入る。審問の前に」ミラが目を光らせた。
「ああ。時間との勝負だ」
ガレスが大剣を肩に担ぎ上げた。
「なあリーダー。俺は剣しか振れねえ。だが、お前が行くなら——どこだって行く」
「あたしも。っていうか、面白くなってきたし」
ミラが笑った。危険に向かって笑える仲間がいる。その事実が、レイドの胸に温かいものを灯した。
一周目では——独りだった。全てを一人で背負い、一人で判断し、一人で失敗した。仲間はいたが、真実を知らなかった。だから最後の瞬間、レイドの横には誰もいなかった。
今は違う。
リーシャが真実を知っている。ガレスとミラが背中を守っている。ジークが情報を送ってくる。カイルが恩義を感じている。ヴェルディアが待っている。
一人では無理でも——
「よし。作戦を考えよう」
レイドが机に地図を広げた。ミラが椅子を引き寄せ、ガレスが壁にもたれて聞く態勢を取った。
「ミラ。王都に入る時、聖教会の監視を避けるルートを知ってるか」
「東門は教会の見張りがいる。西門は傭兵ギルドの管轄。——南の水門なら、あたしの知り合いがいるよ。夜間なら素通りできる」
「それを使う。王都に着いたら、まずリーシャと合流する。合流地点は——」
「学院の裏門がいい。あそこは教会の管轄外だし」
レイドは頷いた。地図にミラが指で線を引いていく。侵入経路。合流地点。退避ルート。
三人の夜は、長くなりそうだった。
◇
同じ夜。王都。
リーシャは学院の自室で、机に向かっていた。
燭台の灯りが揺れ、壁に彼女の影を映している。机の上には大量の書き込みがされた羊皮紙が散乱していた。覚醒条件の理論。五大聖堂の建設記録。地脈の分布図。
レイドへの伝書は送った。あとは合流を待つだけだ。だが——待っている間にも、できることがある。
リーシャは王都の地図を広げた。大聖堂の位置に印をつける。王都の中心に聳える聖教会の総本山。その地下に何があるのか——公式の記録には何も書かれていない。だが建設記録の中に、一つだけ不自然な記述があった。
『大聖堂の基礎は、既存の地下構造物の上に建設された』
既存の地下構造物。千年前に柱が存在した場所。その上に大聖堂を建てた。——柱の残滓を封じるためか、それとも利用するためか。
リーシャの碧眼が光った。
「大聖堂の地下に入る方法を見つけなければ」
だがそれは、聖教会の最も深い秘密に触れることを意味する。異端審問の対象になりかねない。
リーシャは椅子の背にもたれ、天井を見上げた。学院の石天井に、燭台の光が揺れている。
怖くないと言えば嘘になる。聖教会の力は絶大だ。異端の烙印を押されれば、学院の地位も、魔法使いとしての資格も失う。最悪の場合——命すら。
だがレイドは、もっと重いものを背負っている。世界の崩壊を知りながら、一人で戦ってきた。嘘をつき、策を弄し、仲間を守りながら。
私にできることは、知識で道を切り開くこと。
——レイドが帰ってくるまでに、準備を整える。
リーシャはペンを手に取り、大聖堂の地下への侵入経路を書き出し始めた。学院の古い地下水道が、大聖堂の地下と繋がっている可能性。三百年前の王都建設時の排水路図面。地脈の流れが集中する地点。
図面を重ね合わせると、一本の線が浮かび上がった。学院の地下書庫から北西に延びる古い排水溝。途中で王都の本下水路と合流し、大聖堂の基礎の下を通過している。
「ここだ」
リーシャが地図に赤い印をつけた。大聖堂の地下への最短経路。教会の正面を通らずに、地下から接近できるルート。
徹夜になるだろう。だが構わない。
レイドが戻ってくる。そして二人で——世界を救う鍵を探しに行く。
リーシャの唇に、微かな笑みが浮かんだ。学者の興奮と、仲間への信頼が混ざった笑み。
窓の外で、王都の夜が深まっていく。大聖堂の尖塔が、月光に白く浮かんでいた。あの下に——全ての答えがあるかもしれない。
リーシャは机に向かい続けた。朝が来るまで。
カイルと負傷者を冒険者ギルドの救援隊に引き渡した後、レイド・ガレス・ミラの三人は馬を飛ばして南下した。レイドの胸の紋様が断続的に脈動し、ヴェルディアの衰弱が加速していることを伝えている。
宿場町に着いたのは夕刻だった。秋の日が短くなり、空は既に橙色から紫に変わりつつある。
宿屋の部屋に入った瞬間、窓枠に鴉が止まっているのが見えた。脚に筒が括りつけてある。二羽。
「伝書が二通だ」ミラが素早く筒を外した。「一通はジークから。もう一通は——リーシャ」
レイドがジークからの伝書を開いた。
『聖教会が動いた。マルティウスが異端審問の準備を開始。対象はお前だ。さらに、セレナ聖女に召喚命令が出ている。三日の猶予は教会が潰しにかかっている。——ジーク』
レイドの手が止まった。
異端審問。聖教会がレイドを正式に「異端者」として裁こうとしている。そしてセレナの召喚——三日間の調査結果を教会が封じようとしている。
「リーダー。顔色悪いよ」ミラが覗き込んだ。
「読め」
ミラが伝書を読み、猫目が鋭くなった。
「異端審問……マジかよ。あたしたち、聖教会に追われるの?」
「可能性はある。——リーシャの伝書は」
ミラがもう一通を開いた。レイドが横から読む。
『レイドへ。守り手の覚醒条件について重要な発見がありました。覚醒には柱の力の断片を体内に取り込む必要があります。五大聖堂の地下に柱の残滓が残っている可能性があります。詳細は合流時に。急いで王都に戻ってください。——リーシャ』
レイドは二通の伝書を机に並べ、椅子に座った。情報を整理する。
一つ。聖教会がレイドを排除しようとしている。
二つ。セレナの調査結果が封じられようとしている。
三つ。リーシャが守り手の覚醒の鍵を発見した。五大聖堂の地下。
——全ての線が、王都に集まっている。
レイドは椅子から立ち上がり、窓際に歩いた。宿場町の通りでは、人々が夕暮れの市場を片付けている。荷車を引く商人。水汲みに行く子供。世界が終わりかけていることを、誰も知らない。
「状況を整理する」
レイドが振り返り、ガレスとミラに向き直った。
「俺たちの目的は三つある。一つ——ヴェルディアの衰弱を止めること。リーシャの守り手の力が覚醒すれば、柱の負荷を減らせる。二つ——アルヴィンの侵攻を止めること。セレナの調査結果がアルヴィンの判断を変える可能性がある。三つ——マルティウスの暗躍を阻止すること。聖教会が真実を隠蔽し続ければ、全てが台無しになる」
「三つ全部、王都に繋がってるな」ガレスが太い腕を組んだ。
「ああ。だから王都に戻る。明日の朝一番で」
「異端審問の連中がいるところに飛び込むのか?」ガレスが眉を寄せた。「それは策なのか、無謀なのか」
「どっちもだ」
窓の外を見る。宿場町の屋根の向こうに、王都の方角がある。聖教会の大聖堂が建つ街。かつて柱があった場所。
「リーシャが見つけた手がかりは、王都の大聖堂の地下にある。だが聖教会はそれを守っている。異端審問が始まれば、俺は王都に入ることすらできなくなる」
「つまり——先に入る。審問の前に」ミラが目を光らせた。
「ああ。時間との勝負だ」
ガレスが大剣を肩に担ぎ上げた。
「なあリーダー。俺は剣しか振れねえ。だが、お前が行くなら——どこだって行く」
「あたしも。っていうか、面白くなってきたし」
ミラが笑った。危険に向かって笑える仲間がいる。その事実が、レイドの胸に温かいものを灯した。
一周目では——独りだった。全てを一人で背負い、一人で判断し、一人で失敗した。仲間はいたが、真実を知らなかった。だから最後の瞬間、レイドの横には誰もいなかった。
今は違う。
リーシャが真実を知っている。ガレスとミラが背中を守っている。ジークが情報を送ってくる。カイルが恩義を感じている。ヴェルディアが待っている。
一人では無理でも——
「よし。作戦を考えよう」
レイドが机に地図を広げた。ミラが椅子を引き寄せ、ガレスが壁にもたれて聞く態勢を取った。
「ミラ。王都に入る時、聖教会の監視を避けるルートを知ってるか」
「東門は教会の見張りがいる。西門は傭兵ギルドの管轄。——南の水門なら、あたしの知り合いがいるよ。夜間なら素通りできる」
「それを使う。王都に着いたら、まずリーシャと合流する。合流地点は——」
「学院の裏門がいい。あそこは教会の管轄外だし」
レイドは頷いた。地図にミラが指で線を引いていく。侵入経路。合流地点。退避ルート。
三人の夜は、長くなりそうだった。
◇
同じ夜。王都。
リーシャは学院の自室で、机に向かっていた。
燭台の灯りが揺れ、壁に彼女の影を映している。机の上には大量の書き込みがされた羊皮紙が散乱していた。覚醒条件の理論。五大聖堂の建設記録。地脈の分布図。
レイドへの伝書は送った。あとは合流を待つだけだ。だが——待っている間にも、できることがある。
リーシャは王都の地図を広げた。大聖堂の位置に印をつける。王都の中心に聳える聖教会の総本山。その地下に何があるのか——公式の記録には何も書かれていない。だが建設記録の中に、一つだけ不自然な記述があった。
『大聖堂の基礎は、既存の地下構造物の上に建設された』
既存の地下構造物。千年前に柱が存在した場所。その上に大聖堂を建てた。——柱の残滓を封じるためか、それとも利用するためか。
リーシャの碧眼が光った。
「大聖堂の地下に入る方法を見つけなければ」
だがそれは、聖教会の最も深い秘密に触れることを意味する。異端審問の対象になりかねない。
リーシャは椅子の背にもたれ、天井を見上げた。学院の石天井に、燭台の光が揺れている。
怖くないと言えば嘘になる。聖教会の力は絶大だ。異端の烙印を押されれば、学院の地位も、魔法使いとしての資格も失う。最悪の場合——命すら。
だがレイドは、もっと重いものを背負っている。世界の崩壊を知りながら、一人で戦ってきた。嘘をつき、策を弄し、仲間を守りながら。
私にできることは、知識で道を切り開くこと。
——レイドが帰ってくるまでに、準備を整える。
リーシャはペンを手に取り、大聖堂の地下への侵入経路を書き出し始めた。学院の古い地下水道が、大聖堂の地下と繋がっている可能性。三百年前の王都建設時の排水路図面。地脈の流れが集中する地点。
図面を重ね合わせると、一本の線が浮かび上がった。学院の地下書庫から北西に延びる古い排水溝。途中で王都の本下水路と合流し、大聖堂の基礎の下を通過している。
「ここだ」
リーシャが地図に赤い印をつけた。大聖堂の地下への最短経路。教会の正面を通らずに、地下から接近できるルート。
徹夜になるだろう。だが構わない。
レイドが戻ってくる。そして二人で——世界を救う鍵を探しに行く。
リーシャの唇に、微かな笑みが浮かんだ。学者の興奮と、仲間への信頼が混ざった笑み。
窓の外で、王都の夜が深まっていく。大聖堂の尖塔が、月光に白く浮かんでいた。あの下に——全ての答えがあるかもしれない。
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