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猫達の生活
初めてのパン作り
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キッチンでキジ猫のキナがパン作りに苦戦していると三毛猫のミタが現れた。
「キナ、何してるの?」
「パン作り」
「教えてあげようか」
「お願い」
「誰かにあげるの?」
作りながらミタが問いかけると照れながらキナが口を開いた。
「アキにあげようかなと思って」
「告白する気になったんだ」
「違うわよ、ただパンをあげるだけ」
「そういうことにしといてあげる」
「くだらない話しは良いから教えてよ」
「わかった、わかった」
返事後、ミタはキナに作り方を教えながらパン作りを開始した。
それから時間が過ぎやっとパンが出来あがったキナはアキの分のパンを袋に入れると口を開いた。
「ミタ、手伝ってくれてありがとう」
「喜んでもらえると良いわね」
「残りのパン、ミタ、食べて良いから」
そう言って袋を持って家を出ていくとキナは嬉しそうな顔でアキの家に向かった。
その頃、アキはソファーでコーヒーを飲みながら本を読んでいた。
30分後、アキの家に着いたキナはインターホンを鳴らす前に緊張を落ち着かせた。
「……良し…」
手を伸ばしインターホンを鳴らすとドアが開きアキが現れた。
「キナ」
「パン、作ったの食べてくれる?」
「良いよ、リビングで待ってて」
そう言ってアキがキッチンに向かうとキナは中に入りドアを閉めリビングに向かった。
そしてキナがソファーに座り待っているとコーヒーが入ったコップを持ってアキが現れた。
「はい」
キナの前にコップを置くとアキはキナの隣に座り口を開いた。
「キナが作ったのか」
「ミタに手伝ってもらった」
「食べて良いか」
「美味しいかどうかわからないけど」
「クロワッサンか」
袋からクロワッサン1個、掴むとアキはそのままクロワッサンを食べ始めた。
「どう?」
キナが問いかけるとアキが口を開いた。
「美味しいよ、キナも食べな」
「良かった」
「キナも食べな」
「頂きます」
袋からクロワッサンを1個、掴み食べると口を開いた。
「美味しい」
「美味しいよな」
口にしながら2個目のクロワッサンを食べるアキの姿をキナは嬉しそうな顔で見つめた。
「キナ、何してるの?」
「パン作り」
「教えてあげようか」
「お願い」
「誰かにあげるの?」
作りながらミタが問いかけると照れながらキナが口を開いた。
「アキにあげようかなと思って」
「告白する気になったんだ」
「違うわよ、ただパンをあげるだけ」
「そういうことにしといてあげる」
「くだらない話しは良いから教えてよ」
「わかった、わかった」
返事後、ミタはキナに作り方を教えながらパン作りを開始した。
それから時間が過ぎやっとパンが出来あがったキナはアキの分のパンを袋に入れると口を開いた。
「ミタ、手伝ってくれてありがとう」
「喜んでもらえると良いわね」
「残りのパン、ミタ、食べて良いから」
そう言って袋を持って家を出ていくとキナは嬉しそうな顔でアキの家に向かった。
その頃、アキはソファーでコーヒーを飲みながら本を読んでいた。
30分後、アキの家に着いたキナはインターホンを鳴らす前に緊張を落ち着かせた。
「……良し…」
手を伸ばしインターホンを鳴らすとドアが開きアキが現れた。
「キナ」
「パン、作ったの食べてくれる?」
「良いよ、リビングで待ってて」
そう言ってアキがキッチンに向かうとキナは中に入りドアを閉めリビングに向かった。
そしてキナがソファーに座り待っているとコーヒーが入ったコップを持ってアキが現れた。
「はい」
キナの前にコップを置くとアキはキナの隣に座り口を開いた。
「キナが作ったのか」
「ミタに手伝ってもらった」
「食べて良いか」
「美味しいかどうかわからないけど」
「クロワッサンか」
袋からクロワッサン1個、掴むとアキはそのままクロワッサンを食べ始めた。
「どう?」
キナが問いかけるとアキが口を開いた。
「美味しいよ、キナも食べな」
「良かった」
「キナも食べな」
「頂きます」
袋からクロワッサンを1個、掴み食べると口を開いた。
「美味しい」
「美味しいよな」
口にしながら2個目のクロワッサンを食べるアキの姿をキナは嬉しそうな顔で見つめた。
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