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「なるほど、それならば初心者講習という枠なら大丈夫かも知れませんね。一応たまにいるのですよ。そういう常識とかに疎い方が。うちのトップに確認してきますので少々お待ちください。」
俺は他の冒険者の邪魔にならないようにカウンターを開けてギルド内を見回る。まずは依頼板、いい仕事は先に取られているのかいくつか契約済みと書かれている。仕事の種類は護衛が3割 採取が2割 討伐が4割 残りがお使い系だな。
そして、カウンターと依頼板の間に買取場所みたいなところがあり、最近重要が高い素材などの名前が書かれている。
奥の方にはギルドでの簡易売店だ。軽食や携帯食料、キャンプセットや細かな武器などなんでも屋という感じがする。
ポーション類を鑑定してみると
ポーション 一般的なポーション 銀貨3枚
劣化ポーション 初心者用のポーション 銅貨150枚
魔力ポーション 一般的な魔力ポーション 銀貨10枚
劣化魔力ポーション 初心者用の魔力ポーション 銀貨5枚
となっている。ちなみに通貨は
銅貨100枚で銀貨1枚
銀貨100枚で金貨1枚
金貨100枚で大金貨1枚
大金貨10枚で白金貨1枚だ。
計算できない冒険者のために書いてあるようだ。ある程度見回っているとミィスさんが戻ってきているのを見かけたのでカウンターの方に向かう。
「お待たせしました。問題ないという事でしたので別室に移動してお話ししましょう。私の名前はミィスです。よろしくお願い申し上げます。」
「ご丁寧にありがとうございます。こちらこそご迷惑をおかけします。よろしくお願い申し上げます。」
そのまま案内に従ってギルドの二階へと向かう。ちらほらと見ていると図書館のような場所もあるようだ。
「こちらの部屋ならば大丈夫でしょう。ステータスを見て評価をして欲しいという事でしたが、まずは冒険者ギルドについての説明をさせていただきます。」
「冒険者ギルドではF~SSSまでの冒険者ランクが存在致します。ランクは皆がFから始めます。そして依頼をこなしてある程度の評価と実力の確認がなされた後にランクアップという形になります。
討伐系の依頼を受けるためにはDランク冒険者になってからとなります。EFは採取や街の人々を助けるような依頼しか受けられません。
ですが、依頼とは別に個人で採取や討伐してきたものの素材買取などはいつでも行なっておりますのでそちらもご利用下さい。一定以上の成果を残し続けたらそちらも評価に入ります。
また抜け道のような形としてDランク以上の冒険者グループに参加して一時的に暫定Dランク冒険者となり依頼を受けられますがそれなり以上の成果を求められるのでお気をつけください。」
なるほど、好き勝手に討伐して成果を見せてくれたら認めてあげるよ。けどわからないうちは依頼人への信頼なども関係するから討伐依頼として任せる事はできないよって所だな。
「なるほど、理解できます。」
「では、ギルドでのルールです。基本的に私闘や乱闘は禁止です。人々の迷惑にかかるような事はしないでください。ひどい場合は罰則があります。
冒険者同士のいざこざは基本的にはギルドは不干渉です。実力主義の世界ですので自分の力で跳ね除けて下さい。
一応こちらでも苦情を受け入れてはおります。あまりにも酷いようだと流石に介入しますが期待はしないでください。
あと、先ほどギルド内の施設は見回っていたようですので説明は省略させていただきます。2階の会議室と図書室は申し込みとお金を払えば誰でも利用可能です。
何か質問はございますか?」
「いえ、特にはありません。」
「では、ステータスを見せていただけますか?こちらでどのような依頼がおすすめや適正のようなものをお伝えさせていただきます。」
俺はカードをミィスさんに渡す。ミィスさんは失礼しますと言ってカードをみると驚いたように目を見開く
「す、すいません。ガズィさんはエルフとの混血…と言うわけではございませんよね?」
「は、はい純粋な人族だとカードにも書いてありますよね?」
「ですよね、すいません。少々動揺いたしました。基本的に魔法はエルフや一部の適性を持つ人族が使えると言う程度でこのように多種多様な魔法が使えるのは珍しいのです。エルフくらいなものですね。
それにこの空間魔法はエルフでも使えるものは少なく長老クラスが使えるものです。どこでこれを…?」
ミィスさんが疑わしい目でこちらを見てくる。
「世捨て人だったお爺ちゃんが教えてくれました。」
「なるほど…エルフでもたまに生活に嫌気がさして里を抜ける人は出ます。その一人だったのかもしれませんね。ではステータスについて説明させていただきます。」
「 基本的にステータスのランク付けは冒険者ランクと似通っていると言われています。実力相当と言うわけですね。ですが、冒険者のランクよりステータスが低い事は往々にしてございます。純粋な能力だけでなく、頭の回転や戦い方の創意工夫などによって成果を残すものはランクが上がっていきます。
それに、ガズィさんのスキルなどを見ていると錬金がございますので最初はポーションの作成などを進めて買取場に持っていけばランク評価の手助けになりますのでおすすめです。
実際ポーションをおろせる人物は個人で店を構えてギルドに下す事が少ないのでランク評価に大いに貢献すると思いますよ。
戦闘に関しては見たこともないのでなんとも言えませんが、パーティーを組み前衛を任せられる人物がいるなら安全に詠唱もできますし戦闘力に関しても問題はないかと。
それよりは空間魔法が便利ですので商人や悪質な冒険者に捕まらないように気をつけてください。一生荷物持ちとして使われるなんてことも聞きます。」
俺は他の冒険者の邪魔にならないようにカウンターを開けてギルド内を見回る。まずは依頼板、いい仕事は先に取られているのかいくつか契約済みと書かれている。仕事の種類は護衛が3割 採取が2割 討伐が4割 残りがお使い系だな。
そして、カウンターと依頼板の間に買取場所みたいなところがあり、最近重要が高い素材などの名前が書かれている。
奥の方にはギルドでの簡易売店だ。軽食や携帯食料、キャンプセットや細かな武器などなんでも屋という感じがする。
ポーション類を鑑定してみると
ポーション 一般的なポーション 銀貨3枚
劣化ポーション 初心者用のポーション 銅貨150枚
魔力ポーション 一般的な魔力ポーション 銀貨10枚
劣化魔力ポーション 初心者用の魔力ポーション 銀貨5枚
となっている。ちなみに通貨は
銅貨100枚で銀貨1枚
銀貨100枚で金貨1枚
金貨100枚で大金貨1枚
大金貨10枚で白金貨1枚だ。
計算できない冒険者のために書いてあるようだ。ある程度見回っているとミィスさんが戻ってきているのを見かけたのでカウンターの方に向かう。
「お待たせしました。問題ないという事でしたので別室に移動してお話ししましょう。私の名前はミィスです。よろしくお願い申し上げます。」
「ご丁寧にありがとうございます。こちらこそご迷惑をおかけします。よろしくお願い申し上げます。」
そのまま案内に従ってギルドの二階へと向かう。ちらほらと見ていると図書館のような場所もあるようだ。
「こちらの部屋ならば大丈夫でしょう。ステータスを見て評価をして欲しいという事でしたが、まずは冒険者ギルドについての説明をさせていただきます。」
「冒険者ギルドではF~SSSまでの冒険者ランクが存在致します。ランクは皆がFから始めます。そして依頼をこなしてある程度の評価と実力の確認がなされた後にランクアップという形になります。
討伐系の依頼を受けるためにはDランク冒険者になってからとなります。EFは採取や街の人々を助けるような依頼しか受けられません。
ですが、依頼とは別に個人で採取や討伐してきたものの素材買取などはいつでも行なっておりますのでそちらもご利用下さい。一定以上の成果を残し続けたらそちらも評価に入ります。
また抜け道のような形としてDランク以上の冒険者グループに参加して一時的に暫定Dランク冒険者となり依頼を受けられますがそれなり以上の成果を求められるのでお気をつけください。」
なるほど、好き勝手に討伐して成果を見せてくれたら認めてあげるよ。けどわからないうちは依頼人への信頼なども関係するから討伐依頼として任せる事はできないよって所だな。
「なるほど、理解できます。」
「では、ギルドでのルールです。基本的に私闘や乱闘は禁止です。人々の迷惑にかかるような事はしないでください。ひどい場合は罰則があります。
冒険者同士のいざこざは基本的にはギルドは不干渉です。実力主義の世界ですので自分の力で跳ね除けて下さい。
一応こちらでも苦情を受け入れてはおります。あまりにも酷いようだと流石に介入しますが期待はしないでください。
あと、先ほどギルド内の施設は見回っていたようですので説明は省略させていただきます。2階の会議室と図書室は申し込みとお金を払えば誰でも利用可能です。
何か質問はございますか?」
「いえ、特にはありません。」
「では、ステータスを見せていただけますか?こちらでどのような依頼がおすすめや適正のようなものをお伝えさせていただきます。」
俺はカードをミィスさんに渡す。ミィスさんは失礼しますと言ってカードをみると驚いたように目を見開く
「す、すいません。ガズィさんはエルフとの混血…と言うわけではございませんよね?」
「は、はい純粋な人族だとカードにも書いてありますよね?」
「ですよね、すいません。少々動揺いたしました。基本的に魔法はエルフや一部の適性を持つ人族が使えると言う程度でこのように多種多様な魔法が使えるのは珍しいのです。エルフくらいなものですね。
それにこの空間魔法はエルフでも使えるものは少なく長老クラスが使えるものです。どこでこれを…?」
ミィスさんが疑わしい目でこちらを見てくる。
「世捨て人だったお爺ちゃんが教えてくれました。」
「なるほど…エルフでもたまに生活に嫌気がさして里を抜ける人は出ます。その一人だったのかもしれませんね。ではステータスについて説明させていただきます。」
「 基本的にステータスのランク付けは冒険者ランクと似通っていると言われています。実力相当と言うわけですね。ですが、冒険者のランクよりステータスが低い事は往々にしてございます。純粋な能力だけでなく、頭の回転や戦い方の創意工夫などによって成果を残すものはランクが上がっていきます。
それに、ガズィさんのスキルなどを見ていると錬金がございますので最初はポーションの作成などを進めて買取場に持っていけばランク評価の手助けになりますのでおすすめです。
実際ポーションをおろせる人物は個人で店を構えてギルドに下す事が少ないのでランク評価に大いに貢献すると思いますよ。
戦闘に関しては見たこともないのでなんとも言えませんが、パーティーを組み前衛を任せられる人物がいるなら安全に詠唱もできますし戦闘力に関しても問題はないかと。
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