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見た目がいくら可愛くても
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両足を行道のカマにがっちりと捉えられた鳥怪人は、それから逃れようと必死に暴れた。だが、カマに棘が思い切り刺さってたし、力がそもそも違い過ぎる。
鳥怪人の方にしたって、十二や十三くれえのガキにしか見えねえとはいってもよ、空中で羽を広げてその姿勢を維持していられる程度にゃ筋力はあるだろ。人間ならトップアスリートでも敵わねえかもしれねえ。
それでも、行道相手にゃ話にならねえんだ。
で、行道としちゃ、それこそ普通に鳥でも振り回すみてえにして、鳥怪人を木の幹に叩きつけた。
「ギャアッッ!!」
ってえ悲鳴が上がる。何とか頭だけでも守ろうとしたんだろうけどよお、そうして頭を庇おうとした羽がへし折れたんだろうな。
ああ、これでもう逃げることも完全にできなくなったなあ……
人間だったら庇ってもやったけどな。相手もここで生きてる獣じゃあ、そういうわけにもいかねえ。たとえ、あの<エドナそっくりの部分を持ったクモの怪物>みてえな形でコーネリアス号の仲間が獣の姿で現れてそれが繁殖していって今のこいつらになったんだとしてもよ、もうこいつらは人間じゃねえだろ。
それは俺もかもしれねえけどな。
そうだな。それだきっと。こいつらは元々、コーネリアス号の仲間達が基になってんだ。ってのがピンときちまう。だから俺と蟷姫の間ででも子供ができたんだ。人間の遺伝子が基になってっから。
透明な俺の子供の麻沙美や行道が透明じゃなかったからな。最初は透明でもその子供は普通の姿なんだろ。
道理で人間そっくりだと思ったぜ。
だがそれでも、だな。人間は野生の獣にゃ戻れねえそうだ。たまに俺みてえな変わりもんもいるとは言っても、全部じゃねえ。なのにこいつらは間違いなく<野生の獣>だ。野生の獣として生きてんだよ。
なら、見た目がいくら可愛くても、捕食者からすりゃただの<餌>だ。行道にとってもこの鳥怪人は、
<鳥のコスプレをした女の子>
じゃねえ。だから容赦なんざ一ミリもしねえ。
頭を庇って羽が折れた鳥怪人を、行道はさらに振り回して木の幹に叩きつける。
「ギャッ! ギャヒッッ!! ギヒィッッ!!」
その度に悲鳴が上がる。血が飛び散る。そうしてもう元の姿もはっきりしねえくれえにぐちゃぐちゃになってビクビク痙攣してるのを持ち直して、行道は食った。首筋の肉を食いちぎった。瞬間、ひときわ大きくビクってえ感じで鳥怪人の体が跳ねたけどよ、もう抵抗もできねえ状態だったな。
意識自体、完全に飛んじまってたんだろ。『かろうじて死んでねえ』ってえだけの状態か。
鳥怪人の方にしたって、十二や十三くれえのガキにしか見えねえとはいってもよ、空中で羽を広げてその姿勢を維持していられる程度にゃ筋力はあるだろ。人間ならトップアスリートでも敵わねえかもしれねえ。
それでも、行道相手にゃ話にならねえんだ。
で、行道としちゃ、それこそ普通に鳥でも振り回すみてえにして、鳥怪人を木の幹に叩きつけた。
「ギャアッッ!!」
ってえ悲鳴が上がる。何とか頭だけでも守ろうとしたんだろうけどよお、そうして頭を庇おうとした羽がへし折れたんだろうな。
ああ、これでもう逃げることも完全にできなくなったなあ……
人間だったら庇ってもやったけどな。相手もここで生きてる獣じゃあ、そういうわけにもいかねえ。たとえ、あの<エドナそっくりの部分を持ったクモの怪物>みてえな形でコーネリアス号の仲間が獣の姿で現れてそれが繁殖していって今のこいつらになったんだとしてもよ、もうこいつらは人間じゃねえだろ。
それは俺もかもしれねえけどな。
そうだな。それだきっと。こいつらは元々、コーネリアス号の仲間達が基になってんだ。ってのがピンときちまう。だから俺と蟷姫の間ででも子供ができたんだ。人間の遺伝子が基になってっから。
透明な俺の子供の麻沙美や行道が透明じゃなかったからな。最初は透明でもその子供は普通の姿なんだろ。
道理で人間そっくりだと思ったぜ。
だがそれでも、だな。人間は野生の獣にゃ戻れねえそうだ。たまに俺みてえな変わりもんもいるとは言っても、全部じゃねえ。なのにこいつらは間違いなく<野生の獣>だ。野生の獣として生きてんだよ。
なら、見た目がいくら可愛くても、捕食者からすりゃただの<餌>だ。行道にとってもこの鳥怪人は、
<鳥のコスプレをした女の子>
じゃねえ。だから容赦なんざ一ミリもしねえ。
頭を庇って羽が折れた鳥怪人を、行道はさらに振り回して木の幹に叩きつける。
「ギャッ! ギャヒッッ!! ギヒィッッ!!」
その度に悲鳴が上がる。血が飛び散る。そうしてもう元の姿もはっきりしねえくれえにぐちゃぐちゃになってビクビク痙攣してるのを持ち直して、行道は食った。首筋の肉を食いちぎった。瞬間、ひときわ大きくビクってえ感じで鳥怪人の体が跳ねたけどよ、もう抵抗もできねえ状態だったな。
意識自体、完全に飛んじまってたんだろ。『かろうじて死んでねえ』ってえだけの状態か。
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